『樹海村』:2021、日本

出口民綱は樹海を車でパトロールし、自殺しようとする人を保護する活動を続けていた。彼が助手席に乗せた中田亜子に「人間、いつどうなるか分かりやしない」と話していると、全身が泥だらけになった少女2人が道路に飛び出した。出口は車を停め、逃げようとする少女たちを捕まえた。
2020年7月17日。ユーチューバーのアキナは『アッキーナTV』のオカルト特集第2弾として、生配信をしながら富士山の青木ヶ原樹海を歩き始めた。男性の人影を目撃した彼女は、自殺志願者だと確信して駆け寄ろうとする。しかしアキナが呼び掛けても男性は無視し、そのまま姿を消した。先へ進んだ彼女は、木の枝が組まれたり石が並べられたりしている場所を発見した。生配信を見ていたタルピオットという視聴者は、「樹海村!」とコメントした。ジーニーという視聴者は、何度も「逃げて」とコメントした。
タルピオットからGPSを見るよう促されたアキナは、アプリの画面が正常に作動していないことに気付く。視聴者の昼顔に促されたアキナがコンパスを見ると、針は回転していた。視聴者のピル男やラジオヘッド、ド腐れゾンビが不安を抱く中、アキナは怯えて走り出す。命綱に使っていたビニールテープを引っ張った彼女は、その先が首を吊った男性の遺体に結ばれているのを見た。遺体が倒れて来てアキナは悲鳴を上げ、動かなくなった。何者かがカメラを持ち上げ、電源を切った。
生配信を見ていた天沢響は、母の琴音から注意された。響は姉の鳴、祖母の唯子と一緒に夕食を食べようとせず、スナック菓子を持って自室へ戻った。鳴は部屋に行き、「明日の引っ越し、アンタも来いって、テルが。2人の結婚祝いも兼ねてるんだからね」と伝えると、翌日、響と鳴は阿久津輝と恋人の片瀬美優が転居するアパートへ赴いた。しかし響が引っ越しの作業を全く手伝わないので、鳴は注意した。響がベランダの下を凝視し、それに気付いた阿久津が様子を見に行った。阿久津がベランダの下を調べると、風呂敷に包まれた物体があった。阿久津と結婚する片瀬美優が風呂敷を開けると、黒い箱が入っていた。
美優が箱に手を伸ばすと、響は怯えた様子で、「ダメ」と叫んだ。困惑した美優が「どうした?」と尋ねても響は何も言わなかった。妊娠している美優は吐き気を催し、家に駆け込んだ。鳴の恋人で現場に来ていた鷲尾真二郎は、枝を使って無雑作に箱を突いた。響は枝を奪い取り、「やめなよ」と止めた。鷲尾はスマホで検索し、「これじゃん」と阿久津たちに「呪いの箱」と呼ばれるコトリバコの情報を見せた。大家の小宅が来たので、阿久津は床の下から箱が出て来たことを教えた。すると小宅は処分しておくと告げ、箱を引き取った。小宅が車へ戻ろうとすると、響が後を追う。すると大型トラックが走って来て、小宅はひき殺された。
夜、帰宅した響がパソコンでコトリバコの都市伝説に関する動画を見ていると、また琴音に注意された。彼女は昼間に阿久津と話したことを思い出しながら、煙草を吸った。阿久津は父親になるのをきっかけに禁煙しようと決め、「これ、返すわ」とライターを響に渡していた。2人の刑事がアキナの配信について話を聞くため、天沢家を訪問した。応対した響は、モニターの端に映り込んでいるアキナに気付いて怯えた。同じように刑事の訪問を受けた視聴者の6名は、ボイスチャットで会話を交わす。タルピオット、ピル男、ラジオヘッド、ド腐れゾンビ、昼顔、ジーニーという面々だ。ジーニーの正体は響だったが、一言も喋ろうとしなかった。
タルピオットは「樹海の中には死に切れなかった人々が作った村がある」という都市伝説に言及し、その村をアキナが見たのではないかと告げた。その村を捜しに行こうという話が盛り上がる中、赤ん坊の泣き声が混入し、ジーニーのヘッドホンにはノイズが入った。全員のアイコンがアキナの写真に変化したため、響は驚いて「何これ?」と初めて声を発した。画面が乱れて樹海の写真が次々に表示されたため、響はパソコンを強制終了した。
赤ん坊の泣き声が耳に届き、響は部屋を飛び出した。彼女は鳴の元へ行き、「美優ちゃんが」と口にした。美優は怪我を負って病院に搬送され、流産していた。鷲尾は響&鳴&阿久津を連れて実家の寺に行き、父で住職の良道に相談する。良道は「気のせいです」と軽く告げ、「一晩掛けて箱と君たちを祓います」と述べた。鷲尾の母の弓子は、既に響たちの夕食も用意していた。響たちは箱を良道に預け、寺で一泊することにした。
夜中にトイレから戻って来た鷲尾は、鳴の布団に潜り込んで抱き付いた。2人の声を耳にした響は、部屋を出て行った。良道は箱に向かい、お祓いに集中していた。途中で経文が突風に飛ばされる怪奇現象が起きるが、怯えながらも彼はお祓いを続けた。その様子を見て本堂を後にした響は、大勢の幽霊を目撃して体を強張らせた。そこへ鳴が来て声を掛けると、幽霊は姿を消した。
翌日、配信番組の視聴者6名は樹海の入り口に集合し、アキナの捜索に向かった。落ちている木が腕を掴もうとしたので、響は慌てて逃げ出した。車道に出た彼女は出口と遭遇し、その場から走り去った。夜、響が物音で目を覚ますと、傍らに箱が置いてあった。箱の蓋が飛び、中には血の中に浮かぶ大量の指が入っていた。1本の指は、血の中で動いていた。そこまでが響の見ていた夢で、実際に目を覚ますと箱は無かった。箪笥の上に目をやった彼女は、ライターが無くなっていることに気付いた。
サイレンの音に気付いた響が外に目を向けると、寺が燃えていた。良道は死亡し、響&鳴&阿久津&美優は入院した鷲尾の見舞いに病院へ赴いた。そこへ刑事2名が現れ、鷲尾と弓子だけが病室に残るよう求めた。響たちが席を外そうとすると、鷲尾は「構いません」と告げる。そこで刑事は、現場に落ちていたライターを見せた。防犯カメラには響が箱に油を浴びせ、火を付けて逃げ去る姿が記録されていた。響は統合失調症と診断され、精神病院に収容された。
精神科医の野尻雄二は鳴と唯子に、響が母を呼んでほしいと言っていることを教える。すると鳴は、母が13年前に自殺したことを明かした。鷲尾の見舞いに訪れた鳴は阿久津を連れた美優と遭遇し、「もう貴方たちとは関わりたくないの」と冷たく拒絶された。鳴は鷲尾の病室に行こうとするが、弓子に閉め出された。彼女が家に帰ると、玄関前が嫌がらせで激しく荒らされていた。唯子は鳴に、琴音が「おかしな物が見える」と怖がり始めて自殺に至ったことを打ち明けた。
鳴は響と面会し、「箱が置かれた家では、全員が死んで家系が途絶えた。ある時、女性が自分を犠牲にして、樹海まで箱を戻しに行った。女性は戻らなかったけど、子供は助かった」と聞かされた。鳴が「誰から聞いたの?」と訊くと、響は「ママ」と答えた。翌朝、鳴が目を覚ますと、唯子は仏壇の前で手を合わせたまま恐怖の表情で亡くなっていた。美優は部屋で赤ん坊をあやすが、我に返ると箱を抱えていた。彼女は慌てて箱を投げ捨てるが、床下から赤ん坊の泣き声が聞こえた。外へ出た彼女は、床下に潜り込んだ。
鳴は仏壇の近くで喪服のまま嗚咽し、そのまま眠り込んで夢を見た。夢の中では、幼い頃の響が琴音と話していた。響は鳴を呼びに行き、姉が見つけた箱を見て怯えた。そこへ琴音が駆け付け、箱に触れようとする鳴を突き飛ばした。彼女は血相を変えて箱を風呂敷に包むと、その場から持ち去った。夢から醒めた鳴は、響の「美優ちゃんが」という声を聞いた。阿久津家へ走った彼女は、美優が失踪したことを知る。阿久津家には鷲尾が来ており、3人で捜索することになった。
電話を掛けても美優は出なかったが、鳴はGPSアプリが入っていることを教えた。美優が樹海にいると知った3人は、車で現場へ向かった。すると出口と中田がパトロールしており、美優のスマホを拾っていた。阿久津は捜しに行こうとするが、転倒して右足を負傷した。中田は応急手当てを施し、「夜は駄目」と注意した。出口は「ここは神の森なんだ」と言い、かつては都合の悪い人間が捨てられる場所だったと教えた。「箱って知ってますか?」と阿久津が質問すると、彼は少し考えてから「さあな」と答えて去った。
鳴たちは樹海を去り、鷲尾は「響が火を付けたのって、なんか意味があったんじゃないか」と口にした。鳴は響と面会し、箱に火を付けた理由を尋ねた。響は「だって、あの箱」と言い、まだ箱が存在していることを教えた。鳴が「どこに?」と訊くと、彼女は「分かんない」と答えた。響は「私が死ぬ時、一緒にいてくれる?ずっと呼んでるの」と言い、「誰が?」と問われると「分かんない」と答えた。彼女は「やめて、連れて行かないで。このままだと私もお姉ちゃんもみんな死んじゃう」と喚き、看護師たちに連れて行かれた。
鳴&阿久津&鷲尾は野尻に陳情するが、「まずは自分たちの弱さを認めるところから始めてはどうでしょう」と突き放すように告げられる。野尻は鳴たちに耳を貸そうとせず、「私も私の弱さが怖いんです」と言ってエレベーターで去った。病院を出た阿久津は、切断された指が落ちているのに気付いた。それを拾った彼が狼狽していると、頭上から野尻が落下して激突した。阿久津も野尻も即死し、鳴は鷲尾に抱き締められて泣いた。
翌日、捜索隊と共に樹海を調べていた出口は、大木に取り込まれている美優の遺体を発見して驚愕した。目を覚ました鳴は、鷲尾が台所にいるのを見て料理を手伝おうとする。しかし鷲尾が自分の指を包丁で切っていたので、彼女は悲鳴を上げた。「何してんの」と言われた鷲尾は我に返り、水で血を洗う。しかし鳴が救急車を呼んでいる間に、彼は包丁で自分の首を切った。鷲尾は病院に搬送され、一命を取り留めた。出口は病院を訪れ、鳴を見つけて「アンタら、どうなってんだ?」と問い掛けた。鳴が「箱って何なんですか?」と質問すると、彼は「樹海で死に切れなかった人間が作った村で作られたって話だ。樹海の呪いだな」と説明した。
出口は鳴に、「昔、小さな姉妹を保護したことがある。あの子たちは、森で何をしていたのか。なぜか、下の子の目がずっと引っ掛かっててな。あの子は、森で村を見たんじゃないかって」と語った。病室で眠っていた響は、樹木の影に腕を引っ張られた。彼女が怯えて目を覚ますと、影は消えた。帰宅した鳴は部屋を調べ、カーペットの下に描かれている異様な絵を発見した。それは響が語っていた、樹海や箱の都市伝説を連想させる絵だった。鳴がスマホで絵を撮影すると、村人たちが指を切断して箱に入れる映像が脳内に飛び込んで来た。撮影を終えた鳴は、部屋に箱があるのを見て恐怖した…。

監督は清水崇、原案は清水崇&保坂大輔&紀伊宗之、脚本は保坂大輔&清水崇、製作は村松秀信&平野隆&與田尚志&藤田浩幸&佐野真之&丸橋哲彦&吉村和文&福田剛紀&後藤明信&檜原麻希&舛田淳&高倉喜仁、企画・プロデュースは紀伊宗之、プロデューサーは高橋大典&中林千賀子&三宅はるえ、撮影は福本淳、照明は市川徳充、美術は寒河江陽子、録音は西山徹、編集は鈴木理、音楽は大間々昂、主題歌『鬼ノ森』はCHiCO with HoneyWorks。
出演は山田杏奈、山口まゆ、國村隼、原日出子、安達祐実、神尾楓珠、倉悠貴、工藤遥、大谷凜香、山下リオ、塚地武雅、黒沢あすか、高橋和也、成田瑛基、重岡漠、吉村卓也、富山えり子、並木愛枝、松角洋平、志水心音、尻引結馨、ジジ・ぶぅ、笹野鈴々音、江藤あや、金子早苗、仲義代、天羽尚吾、米光隆翔、西野優希、星耕介、福永幸太、日置有紀、川松尚良、関野昌敏、木原勝利、沖原一生、酒巻誉洋、吉原悠莉、笹本旭、長谷川葉生、大西智子、村田唯、TAJIRI、福田剛紀、福田早紀、阿部明人、橋本知加子、保坂大輔、怪談家ぁみ、村田らむ、山口綾子、角由紀子、野崎祐介、中田春介、平野絢規、相澤子龍、尾杉麻友ら。


『犬鳴村』に続く「実録!恐怖の村シリーズ」の第2弾。
監督&脚本の清水崇、脚本の保坂大輔は、前作からの続投。
響を山田杏奈、鳴を山口まゆ、出口を國村隼、唯子を原日出子、琴音を安達祐実、阿久津を神尾楓珠、鷲尾を倉悠貴、美優を工藤遥、アキナを大谷凜香、中田を山下リオ、野尻を塚地武雅、弓子を黒沢あすか、良道を高橋和也、タルピオットを成田瑛基、ピル男を重岡漠、ラジオヘッドを吉村卓也、ド腐れゾンビを富山えり子、昼顔を並木愛枝が演じている。

ジーニーは樹海村に足を踏み入れ、命を落とす。一方、響の周囲では箱の呪いによって次々に人が死ぬ。
この時点で、早くも恐怖の対象が散らかっている。
さらに厄介なのは、「箱の呪い」に限定しても、正確に機能していないってことだ。
小宅が死んだのは呪いが云々ってことじゃなくて、単にトラック運転手の前方不注意による過失致死でしょ。そこには明確に犯人がいるわけで。
あと、ここで警察が動いている気配が皆無なのよ。響たちが警察に連絡する様子も無いし。その夜に刑事が来るので、小宅の件なのかと思ったら全く違うし。

アキナが失踪した後、刑事が響を訪ねて来るが、その理由が良く分からない。
刑事は配信の視聴者を1人ずつ当たっていたみたいだけど、そんなことしなくても「配信を見て不審な点があったかどうか」は自分たちでも確認できるはずで。アキナの個人的な事情を調べたいなら、視聴者よりも彼女の周辺に聞き込みをした方がいいだろうし。
そんな刑事たちは火事が起きた後、鷲尾の病室へ来て現場に落ちていたライターや防犯カメラの映像を見せる。
だけど、それを響のいる場所で先に鷲尾たちに見せるのって変じゃないか。先に響に見せて、確認を取るべきじゃないか。
なんか刑事の行動が、いちいち変だぞ。

響が鳴の元へ行き、「美優ちゃんが」と口にするシーンがある。そこからカットが切り替わると、美優は怪我を負って病院にいる様子が映し出される。
ここ、どういうことか分かりにくい。
いや美優が怪我して流産したのは分かるんだけど、どういう経緯で怪我を負ったのかをバッサリと省略しているんだよね。そこは絶対に描くべきトコでしょうに。
あと、響が姉に知らせるだけじゃなくて、もっと具体的に「美優に何か起きた」と感じたことが観客に伝わるように演出すべきだし。

大胆な省略が、話の流れを悪くしている。
例えば、響が出口と遭遇して逃走した後、カットが切り替わると眠っていた彼女が物音で目を覚ますシーンになる。
それは「樹海から逃亡した響は、夜になって眠っていたら物音で目を覚ました」ってことだ。ようするに、樹海を去ってから眠っているまでの時間帯を全て省略しているわけだ。
そこの手順を全て丁寧に追えとか、そんな馬鹿な要求はしないよ。ただ、さすがに省略が過ぎるわ。

そもそも、寺でお祓いを頼んでいたのに響が自宅に戻っているのも、「なんでだよ」と言いたくなるぞ。姉たちの元へ、ひとまず戻ろうとはしないのか。
あと、そこをバッサリとカットするなら、響のシーンを繋げるんじゃなくて、他の人物に触れるシーンを挟んだ方が絶対にいいのよ。それなら響の手順を全カットでも、まるで問題は無いのよ。
それと、お祓いの時に響たちは箱を持参しているんだけど、小宅が死んだ後は誰が預かっていたのか。
たぶん阿久津の家にあって、だから美優が怪我を負ったんだよね。そういうことなら、ますます美優が怪我を負うシーンの描写は必須じゃないのか。

響が逃亡してから、配信視聴者5人のその後を全く追わずに話を進めるのも失敗だと感じる。かなり時間が経ってから再登場させるけど、それは不細工極まりない構成だよ。
しかも、残り30分ぐらいらなって元気に再登場するので、その場に似合わない緩んだ空気が漂っているし。もう完全に物語は佳境に突入しているんだから、1人残らず殺されていてもいいぐらいの時間帯なのよ。
いやネタバレを書いちゃうと、実は既に死んでいるのよ。だから、そこに出て来たのは鳴が見た幻影ってことなんだろう。
でも幻影であっても、元気一杯で明るい態度は違うでしょ。
そもそも幻影であろうと生きている姿を出すこと自体が計算を間違っていると思うけど、出すにしても、せめて不気味さ満開&死の匂いプンプンで出すべきだよ。

野尻から「響が母を呼んでほしいと言っている」と聞かされた鳴は、母が13年前に自殺したことを明かす。つまり序盤で登場していた琴音は、響の幻覚だったわけだ。
だけど、そういう仕掛けは樹海村や箱と何の関係も無いんじゃないの。余計な仕掛けを入れてないかね。
そういうギミックを用意するなら、響の家庭内の問題だけに絞り込んじゃった方が絶対に得策だし。
そもそも箱の都市伝説と樹海村の都市伝説が、まるで上手く混じり合っていないからね。映画の大半は、村と関係の無い場所で物語が展開されているし。

箱を見て変になるのは響だけじゃなくて、琴音も変なことを言い出した末に自害している。その琴音は幼少期の鳴が箱を見つけた時、驚愕の表情で娘を守ろうとしている。
ってことは、その時点で箱の呪いについて知っていたんだろう。そうなると、天沢家は血筋として箱の呪いや樹海村と関係していたという推測も成り立つ。
だが、その辺りは全く分からないままで映画は終わっている。
恐怖映画で謎を残したまま終わるのは良くあることだし、それが全て悪いとは言わないけど、この作品は分からないことが多すぎるよ。
あと、一族が呪われていることを匂わせる設定にすると、樹海や箱じゃなくて「天沢家の呪い」を描く話にすればいいんじゃないかと思ってしまうぞ。

(観賞日:2022年6月23日)

 

*ポンコツ映画愛護協会