『劇場版 ルパンの娘』:2021、日本

朝、三雲華がテレビを見ていると、ハプスブルク家の王冠が盗まれた事件が報じられていた。和馬が王冠の件で捜査会議に呼ばれたことを話すと、華は尊と悦子の仕業に違いないと考えた。彼女は和馬を連れて両親の部屋へ行き、事件について指摘した。尊と悦子は悪びれず、王冠が贋作だったこと、本物を探していることを語る。透明化した渉が媚薬スプレーを使ったので、マツは和馬に惚れて抱き付いた。華も媚薬スプレーを噴射され、和馬をマツと奪い合った。
渉は北条美雲のアパートへ忍び込み、山本猿彦と連絡を取っている彼女に媚薬スプレーを噴射した。渉が姿を見せると、美雲は一緒に入浴しようと誘う。渉は激しく狼狽し、アパートから逃げ出した。彼は華とマツに解毒スプレーを使い、媚薬を開発したことを明かす。それは悦子のフェロモンを採取して作られており、彼女が使っても効果は無かった。尊は渉に、媚薬を作る暇があったら王冠を探せと指示した。渉は既に突き止めており、王冠がある場所の映像を父に見せて「他にも狙っている奴らがいる」と教えた。
尊は三雲家と桜庭家の会合を開くと決め、一家を連れて美佐子と典和の元へ赴いた。美佐子と典和から王冠の件で責められた尊は、高齢化を理由に泥棒を引退すると宣言した。尊は華と和馬に、ディーベンブルク王国への海外旅行をプレゼントした。華と和馬が杏を連れて旅行に行くと、尊&悦子&マツ、さらに巌も来ていた。尊たちは華と和馬に、本物の王冠を盗むために来たことを説明する。3年前に王位を引き継いだ国王が、王冠を持っていることが判明したのだ。
渉は秘密兵器を完成させてから、合流する予定になっていた。彼は美雲に、Lの一族について入手した情報を教えてほしいと頼む。すると美雲は、もう1人のLの一族がいること、尊がずっと捜していること、名前は玲であることを教えた。和馬が杏と散歩していると、殺し屋のナターシャたちに襲われた。ナターシャは杏を拉致し、王冠と交換だと尊に伝えるよう要求して去った。尊は華たちに王冠の場所が判明していることを明かし、協力者の円城寺豪が待っている隠れ家へ案内した。豪はコーディネーターとして城に潜入しており、謁見の間に王冠があることを華たちに教えた。
ナターシャたちは城へ杏を連行し、ボスである玲の元へ赴いた。華たちは城に潜入し、謁見の間に辿り着いた。そこへ和馬を捕まえた豪が現れ、そこに王冠が無いことを華たちに告げる。玲が手下たちを引き連れて姿を見せると、豪は城が彼女に乗っ取られていること、そちら側に付いたことを話す。彼は報酬を確認し、その場を後にした。玲は床の罠を作動させ、華&尊&悦子&マツを地下へ落とした。華から説明を求められた尊は、玲が自分の妹だと打ち明けた。
玲はセンスのある泥棒だったが、大道芸人の月島俊哉と恋に落ちた。2人は一緒に暮らし始め、子宝にも恵まれた。しかし俊哉が男たちに絡まれて稼いだ金を奪われ、取り戻そうとして殺された。怒りに燃えた玲は、犯人グループの捜索を始めた。尊は復讐を思い留まるよう説得するが、玲は耳を貸さなかった。彼女は犯人グループの居場所を見つけ、皆殺しにしようとする。しかし尊が警察に通報したために復讐は果たせず、玲は殺人未遂で逮捕された。彼女は移送の途中で逃亡し、Lの一族を全滅させようと目論んだのだ。
地下室では国王が凍死しており、華たちも冷気を噴射されて危機に陥った。そこへ円城寺輝が駆け付け、4人を救出した。渉は美雲と共にディーベンブルク王国へ到着し、尊と連絡を取った。美雲は和馬の奪還に向かうため、渉と別行動を取った。渉は華たちと合流し、開発したばかりのてんとう虫3号を見せた。それはタイムマシンで、尊は1991年12月24日に向かうことを華に告げる。彼は俊哉の殺害事件を回避すれば、問題は解決できると考えたのだ。
和馬と杏が監禁されている部屋に、美雲が駆け付けた。しかし美雲が部屋に入るとドアが閉まり、和馬は「中からは開かない」と告げた。華たちは小型化した状態でタイムスリップし、玲たちが暮らすアパートに侵入した。玲が赤ん坊に「ハナ」と呼び掛けたので、驚いた華は尊に説明を求めた。尊は華が玲の娘であること、通報した後でアパートから盗み出したことを打ち明けた。てんとう虫3号は仕事へ向かう俊哉を追い掛け、事件が起きた現場に到着した。
俊哉が殺された時間が迫る中、華は「彼を助ければ未来が変わり、自分は和馬と出会わず、杏は生まれないかもしれない」と気付く。尊に決断を迫られた彼女は、「出来ない」と叫んだ。美雲は和馬の拘束を解き、華たちが過去へ行ったことを教えた。玲の手下たちが来たため、和馬は戦い始めた。俊哉が男たちに絡まれて暴行を受け始めたため、尊は渉に助けるよう命じた。渉が男たちを妨害していると、華が眺めていた写真の杏は少しずつ姿が消え始めた。和馬も眼前の杏が消え始めたため、困惑の表情を浮かべた。尊は渉を妨害しようとする華を気絶させ、俊哉が逃げ出すのを確認した。杏は完全に姿を消し、和馬は絶叫した。
翌朝、尊が城へ王冠を取りに向かおうとすると、渉は「最低だ。Lの一族が安泰なら、それでいいのか」と非難する。尊は「そうだ。俺は最低な男だ」と言い、城へ向かった。華が目を覚ますと、渉は「父さんには失望した」と漏らした。すると悦子とマツは、尊の本心を2人に教える。尊は華と杏を守るため、引退を決意していた。過去を変えると決めた彼は、最後の家族旅行として華にディーベンブルク王国の旅行をプレゼントした。何か思い出すかもしれないと考え、彼は王冠を取りに向かっていた。
尊が過去を変えようとしたのは、華が本当の両親の下で育つことを願ったからだ。彼は過去が変わっても華と和馬が出会えるようにするため、玲への手紙をマツに託していた。彼は華を決まった日時に図書館へ連れ出させ、和馬との運命の出会いを実現させようと考えたのだ。しかし小型化したままだったため、手紙をアパートに置くことは出来なかった。華が感涙していると、ナターシャたちが現れて連行した。一方、城に潜入した尊も、玲たちに捕まった。
城に連行された華たちは、和馬と美雲がいる部屋に放り込まれた。和馬が記憶を失っている様子だったため、華はショックで自殺しようとする。しかし和馬が自分のことを思い出したので、彼女は喜んだ。そこへ杏が現れ、美雲はてんとう虫3号で透明化させて逃がしたことを華たちに説明した。和馬が華と杏のことを思い出せなかったのは、頭を打って一時的に記憶が混乱していただけだった。杏は華に、尊が捕まったことを知らせた。
過去を変えたはずなのに現在の状況が何も影響を受けておらず、華たちは困惑を隠せなかった。華は尊を救うため、玲の元へ向かう。和馬と渉と美雲は過去に何があったか調べるため、1991年12月24日へ向かった。玲は華にナイフを渡し、尊を助けたかったら自分を殺せと要求した。華がナイフを落とすと、玲は「生ぬるいLの一族の下で育ったお前は、何一つも大切な物など守れやしない」と告げて首を絞めた。一方、タイムスリップした和馬たちは、俊哉が鞄の奪還に戻って男たちに殺されたことを知った…。

監督は武内英樹、原作は横関大『ルパンの娘』シリーズ全5作(講談社文庫ほか)、脚本は徳永友一、製作は小川晋一&村松秀信&堀義貴&松本智、プロデュースは稲葉直人、プロデューサーは梶本圭&甘木モリオ、撮影は谷川創平、照明は李家俊理、録音は金杉貴史、編集は松尾浩、美術デザインはd木陽次、アクション監督は藤井祐伍、振付は辻本知彦、美術プロデューサーは三竹寛典、アートコーディネーターは杉山貴直、泥棒衣装・人物デザインは柘植伊佐夫、VFXプロデューサーは長崎悠&侭田日吉、VFXスーパーバイザーは宗片純二、音楽はFace 2 fAKE、主題歌『ショック!』はサカナクション。
出演は深田恭子、瀬戸康史、橋本環奈、渡部篤郎、藤岡弘、、麿赤兒、市村正親、観月ありさ、小沢真珠、栗原類、どんぐり(竹原芳子)、マルシア、信太昌之、大貫勇輔、小畑乃々、我修院達也、岡田義徳、太田莉菜、DAVID RIDGES(デビッド・リッジス)、FERMIN QUEROL(フェルミン・クェロル)、CLARA WODARZ(クララ・ウォダーズ)、関口アナン、緒形敦、團遥香、木月あかり、吉田れいな、猿山智也、渡辺隼斗、松原凛、清水悠乃、古川颯真、立木信吾(声)ら。


横関大の小説『ルパンの娘』シリーズを基にしたTVドラマの劇場版。
監督の武内英樹、脚本の徳永友一は、いずれもドラマ版からの続投。
華役の深田恭子、和馬役の瀬戸康史、尊役の渡部篤郎、和一役の藤岡弘、、巌役の麿赤兒、悦子役の小沢真珠、渉役の栗原類、マツ役のどんぐり(竹原芳子)、美佐子役のマルシア、典和役の信太昌之、輝役の大貫勇輔は、ドラマ版のレギュラー陣。
美雲役の橋本環奈、杏役の小畑乃々、猿彦役の我修院達也は、第2シリーズからのレギュラー。豪役の市村正親は第2シリーズのSPエピソード、ナターシャ役の太田莉菜は第2シリーズの第7話&第8話の出演者。
玲役の観月ありさと俊哉役の岡田義徳は、劇場版のゲスト。

TVドラマはフジテレビ系「木曜劇場」で2019年に第1シリーズ、2020年に第2シリーズが放送された。
平均視聴率は第1シリーズが7.1%、第2シリーズが5.7%なので、お世辞にもヒットしたとは言えない。っていうか、明らかにコケてるよね。
もう第1シリーズの段階で失敗と断定できるような視聴率なのに、なぜ第2シリーズが製作されたのか疑問だ。
世帯別の視聴率が低くても熱烈なファンが付いてくれるようなケースもあるだろうが、この作品の場合、そういうことでも無かったはず。どういう勝算があって劇場版の製作にゴーサインが出たのか、その経緯は全く分からない。
そして実際、映画の興行成績を見ても明らかにコケてるし。

冒頭ではマツの語りが入り、TVドラマ版の粗筋をザックリと説明する。
もちろん語りだけでなく映像も付くが、あくまでもTVドラマ版を見ていた人のための「今までのおさらい」になっている。
1分半程度で終わっちゃう短い説明なので、TVドラマ版を見ていない人からすると、何の役にも立たない程度のモノだ。こんなの無くても、大して変わらないだろう。
本作品の場合、TVドラマ版を経ずに映画だけを見る奇特な人は少数だろうから、そういう意味でも「今までのおさらい」なんて無くても良かったんじゃないかな。

「一家の全員が泥棒の一族」とか、「警察一家の息子と恋に落ちる」とか、「男はヒロインが泥棒だと分かった上で結婚する」とか、色々と荒唐無稽な設定が並んでいるが、そういうのは「今さら」なので、いちいちツッコミを入れても意味が無い。
大げさな芝居は意図的なモノだろうし、ひたすら上滑りでコメディーとして寒々しいだけになっているのも、そういう作風なので今さら劇場版だけ変えられないだろう。
体が透明化する道具や媚薬を発明しているとか、その辺りも華麗にスルーすべきだろう。
ただ、さすがに「タイムマシンで過去にタイムスリップする」とか「タイムマシンと共に華たちの体も小型化する」ってのは、リアリティー・ラインが無いのかと言いたくなる。もはや完全なる無法地帯じゃないか。

華たちがディーベンブルク王国を観光していると、占い師として町に出ているマツを目撃する。そこへ兵士の姿をした尊が現れ、占いが当たらないと文句を付ける。するとマツが「もうすぐや」と言い、悦子がパラシュートで降下して尊と抱き合う。
台詞でハッキリ説明しているように『愛の不時着』のパロディーをやりたかったらしいが、ものすごく陳腐だ。
で、マツが占いをしていた理由については、「良く当たるという評判を広めて城の情報を集めるため」ってことらしい。
和馬は「それであんな茶番劇を」と言うけど、そんな説明で簡単に納得すんなよ。
茶番劇という部分に関しては全面的に同意するけどさ。

根本的なことを言っちゃうと、城の情報を集めるために、わざわざ「マツが占い師を装い、尊と悦子が三文芝居をやって当たるという評判を広める」という行動を取る必要性は全く無いよね。
目的に対して、時間と手間が掛かり過ぎる。しかも、もう尊と悦子が無駄な芝居をする前の時点で、既に情報は入手しているんだし。
あと、尊が華たちがディーベンブルク王国の新婚旅行をプレゼントしたのは「自分たちの最後の雄姿を見届けてもらうため」ってことらしいけど、これも無意味な手順だよね。最後の雄姿を見てもらいたいなら、素直に説明すればいいだけだし。
っていうか、尊たちは華に玲のことを知られたくなかったんだから、彼女がいる可能性の高い場所に連れて行くのは全く筋が通らないし。

前述した『愛の不時着』のパロディーの後には、白塗りの巌が町で踊っている様子が映し出される。これは麿赤兒が大駱駝艦の人なので、舞踏家としてのパフォーマンスを見せているってことだ。
豪の登場シーンがミュージカルになるのは、市村正親のパフォーマンスを見せる目的。
わざわざ「泥棒ワールドカップに出場中の輝」のシーンを挿入して歌と踊りを見せるのも、大貫勇輔のパフォーマンスで楽しんでもらおうってことだ。
ストーリー展開としては全くの無意味だけど、意図だけは理解できる。

しかし尊と悦子が城へ潜入する際、フラメンコのギタリストとダンサーに化けて正門を警備する面々の前に現れるシーンに関しては、全く理解できない。
悦子がフラメンコを見せてからスプレーを噴射して警備兵を眠らせるのだが、ダンサーを装って踊る意味は何も無いのよ。
しかも、そこは「外国人に変装している」という設定で渡部篤郎と小沢真珠は演じていないから、本人の特技を披露させるわけでもないし。笑いのパワーもゼロだし。
その直後に華たちが空から現れて合流するので、そもそも二手に分かれている意味も無いし。

国王が城を乗っ取られているのに、その情報が全く外部に漏れていないという不可思議さ。そもそも、国王が城を乗っ取られるって、普通じゃ有り得ない。
でも、ちゃんとした理屈を真面目に考えていたら、頭が痛くなるようなデタラメな脚本なのだ。いちいち引っ掛かる度にツッコミを入れていたら疲れるだけだし、「真正面から相手にした方が負け」みたいなボンクラすぎる話なのだ。
なので、もはやシナリオがデタラメとか、何もかも安っぽいとか、そういうことは全て置いておくべきなんだろう。
頭を空っぽにして見ようとしても邪魔が入るぐらいドイヒーな出来栄えだけど、「チープな三文芝居としてもシンプルに面白くない」という感想に留めておくべきなのかな。

あの犯人グループが俊哉に金を渡した上で突き飛ばし、金の入った鞄を奪って殺害するってのは、展開として無理があり過ぎる。
凶悪な犯罪集団じゃなくて、ただのタチの悪い若者グループにしか見えなかったし。俊哉を殺したのは男たちだけど、遊び人丸出しの女たちも一緒にいたし。
それに、金を奪う目的なら、大道芸人を標的にするのも変だろ。そんなに大金を稼げる職業じゃないぞ。あと、指名手配されているような連中が、堂々と遊び惚けているのも変だし。
それと尊か警察に通報したのなら、現場に現れるタイミングが遅すぎるだろ。
何しろ、玲が犯人グループを殺そうとする寸前だからね。下手すりゃ何人か殺されているぐらいのタイミングだからね。

玲が復讐を阻止されて尊に恨みを抱くのは分かるけど、そこから「だからLの一族を全滅させる」と決意するのは考えが飛躍しすぎだ。通報したのは尊であって、華や杏は何も知らないんだし。
たぶん「それぐらいイカれてしまった」ってことなんだろうけど、その前に犯人グループを殺そうとは思わないのか。そっちを片付けてから、尊への恨みを晴らすべきじゃないかと。
あと、玲を『ジョーカー』もどきのキャラクター設定も、まあ安っぽいこと。
そこはシリアスまっしぐらなので、パロディーとしても成立していないし。

玲が強い恨みを抱いてLの一族の全滅を目論んでいるのなら、なぜ目の前で殺そうとしないのか。
わざわざ地下室に落として、冷気を噴射して凍死させようとするのは、「玲が知らない内に華たちが脱出する」という手順を成立させるためのご都合主義が下手すぎる。
和馬と杏をその場で殺さず、しばらく監禁している意味も全く無いし。むしろ、尊たちに強い怒りや恨みを抱いているのなら、目の前で殺した方が目的には合っているんじゃないのか。
こちらも、ご都合主義を成立させるための嘘が下手すぎる。

玲は手下たちに「和馬と杏を処刑し、死体を城の外に吊るせ」と命じるが、実際には城の中で椅子に縛り付けて放置している。
その部屋に美雲が来ると和馬は「ドアは中から開かない」と言うけど、そもそも監禁している意味が無い。
しかも、わざわざ一味がドアを開けて飛び込んで来るので、「ドアは中から開かない」という設定は完全に無意味。
「美雲が和馬の拘束を解き、逃げ出そうとしたら一味が来る」という手順にしておけば済む。

玲は尊を始末しようとするが、そこに華が来るとナイフを渡し、「尊を助けたかったら私を殺せ」と要求する。
何がしたいのか、サッパリ分からない。本気で尊を殺すつもりは無くて、何か裏があるならともかく、そうじゃないしね。
華は自分の娘だと分かっているのに、それでも容赦なく殺そうとするのも意味不明だし。
そこに限らず、玲の行動は何から何までデタラメ。「イカれた奴だから」という理由だけで強引に一点突破を図ろうとして、見事に失敗している。

玲は華との対決に敗北した後、俊哉が鞄を取りに戻ったのは自分へのクリスマスプレゼントが目的だったことを知らさて感涙する。
ここで彼女は完全に憎しみや復讐心を捨てて改心するという形になっているが、「なんでだよ」と言いたくなる。
俊哉が殺された事実も、尊に復讐を妨害された事実も、何も変わっちゃいないだろうに。
結論に向けたストーリー進行が、あまりにも適当すぎて、説得力のカケラもありゃしないのよ。

(観賞日:2022年12月21日)

 

*ポンコツ映画愛護協会