『銀魂2 掟は破るためにこそある』:2018、日本

『万事屋銀ちゃん』の店主を務める坂田銀時は家賃を3ヶ月も滞納し、家主のお登勢から支払いを催促された。神楽が米を全て食べたため、食事にも困る状況に陥った。志村新八は銀時に、バイトをする以外に無いと告げた。銀時&新八&神楽は志村妙が働いているキャバクラ『スナック すまいる』へ行き、店長の面接を受けた。店では幕府のお偉いさんを接待する仕事が入っていたが、キャバ嬢が風邪で休んでしまい、妙しか残っていなかった。
店長は最低でも3人は必要だと言うが、やる気満々の神楽を徹底的に無視する。銀時のストーカーである猿飛あやめが現れると、店長は彼女を採用する。店長は資金不足でアルバイトに来た桂小太郎と神楽を採用することにしたが、銀時と新八も女装させて使うことにした。徳川幕府警察庁長官の松平片栗虎がキャバクラら現れ、真選組の近藤勲や沖田総悟たちも同行していたので新八は焦った。しかし真選組は彼らの正体に気付かず、警護のために店を出て行った。真選組が同行したのは、松平が征夷大将軍の徳川茂茂を連れて来ているからだった。本物の茂茂だと知った店長は、あまりの驚きで失神した。
警護のために外へ出た土方十四郎は、首の後ろに痛みを感じた。虫に刺されたのかと思った彼は浪士の一団と遭遇し、刀を抜いて戦おうとする。しかし自分の意志とは無関係に体が動き、土下座して謝罪してしまった。浪士たちに嘲笑された彼は憤慨するが、また体が言うことを聞かず、金を渡して勘弁してもらおうとする。キャバクラでは将軍ゲームが始まり、銀時たちは銀時の機嫌を取ろうとする。しかし全て裏目に出てしまい、最終的に将軍は全裸でコンビニへ行く羽目になった。
土方が浪士たちに暴行されていると、真選組参謀の伊東鴨太郎が現れた。彼は土方を冷たく見据えて、浪士たちを一掃した。近藤は伊東の帰陣を祝し、真選組屯所で宴を催した。近藤は武術だけでなく知略にも秀でた伊東を崇拝しており、入隊から1年に満たない彼を「先生」と呼んでいた。土方は伊東を快く思っておらず、その呼び方に不満を唱えた。廊下で対峙した土方と伊東は互いへの嫌悪感を隠そうとせず、「いずれ殺してやる」と言い放った。
翌日、万事屋の3人は店主が旅行へ出掛けた理髪店『結ってちょんまげ』の留守番を任されていた。髪を切る免許は誰も持っていないが、向かいに大人気の美容院があるので客は来ないと言われたアルバイトだった。しかし店の常連である松平が、茂茂を連れて来た。銀時たちが慌てて変装すると、茂茂は髷を結い直すよう求めた。松平は遊びに出掛け、近くで警護していた沖田は呆れる。彼は同行の土方に、自分の作った局中法度を幾つも破っていることを指摘した。土方は虫に刺されてから変なのだと語り、沖田に首の後ろを見せた。
神楽は茂茂の髪を整え始めるが、誤って髷を剃り落してしまう。銀時は床に落ちた髷を拾い、店の外へ投げ捨てた。銀時は残った髪で強引に髷を結おうとするが、茂茂は顔の皮膚が吊り上がってしまった。真選組の会議が開かれるが、土方は沖田から頼まれた用事で遅刻していた。伊東は近藤に、沖田の厳格な処分を要求した。近藤は沖田を擁護し、何か事情があるはずだと言う。そこへ土方が駆け込み、沖田に頼まれたゲームソフトと漫画を差し出した。すぐに彼は、沖田が伊東と組んで自分を罠に掛けたと気付いた。
新八はアイドルオタクのリーダー格として、テレビ番組『オタクサミット 朝から生討論』に参加した。彼は司会者が他の参加者にマイクを向けようとしても、構わずに発言を続けて番組の進行を妨げた。新八が二次元オタクを馬鹿にすると、「トッシー」として参加していた土方が冷静に反論した。新八は憤慨し、仲間と共に乱闘を始めた。沖田は伊東から自分と組んだ目的を問われ、副長の座だと言う。伊東は承知し、篠原進之進に近藤を殺して真選組を牛耳る計画を明かす。山崎退が盗み聞きしていることに、彼は気付いていた。
新八はオタクサミットで土方に気付き、万事屋へ連れ帰った。土方はオタクっぷりを見せ付け、真選組をクビになったことを明かした。銀時たちは源外庵へ土方を連れて行き、平賀源外に調べてもらう。すると平賀は、土方の体内にヘタレオタクタイプのチップが埋め込まれていることを銀時たちに教える。銀時が破壊を要求すると、どんな名医でも除去することは無理だと彼は言う。何か手は無いのかと問われた平賀は、「あれをやるしかないな」と口にした。
山崎は土方に伊東の企みを伝えようとするが、ある男が立ちはだかった。平賀は土方に碇シンジを演じさせ、『新世紀エヴァンゲリオン』の世界で彼のヘタレを治そうとするが失敗に終わった。土方は自身の人格が完全に消滅することを悟り、゜俺たちの真選組を守ってくれ」と銀時たちに頭を下げた。山崎は男に斬られ、相手が鬼兵隊の河上万斉だと気付いた。そこへ鬼兵隊と組んでいた伊東が現れ、万斉に後を任せて立ち去った。
銀時たちが完全にヘタレ化した土方を連れて歩いていると、伊東の手下である真選組の隊士たちがやって来た。隊士たちは山崎が殺されたことを土方に知らせ、すぐに戻るよう求めてパトカーに連れ込もうとする。彼らの殺意を悟った銀時は、土方を連れて逃亡した。パトカーを奪った彼は真選組に成り済まして無線連絡を受け、伊東が近藤と土方の始末を目論んでいることを知る。伊東は近藤に茂茂を守るという偽情報を吹き込み、箱根行きの列車に乗せていた。
伊東は手下たちに刀を抜かせ、列車の中で近藤を殺そうとする。しかし見張り役だった沖田が現れ、近藤の暗殺に反対する考えを口にした。彼は仕掛けておいた爆弾を起動させ、近藤を連れて前方の車両へ避難した。銀時たちはパトカーで列車に近付くが、土方は新八が必死に呼び掛けてもヘタレのままだった。銀時は無線を真選組本部に繋ぎ、土方の名を借りて列車を追うよう命じた。沖田は近藤を乗せた車両の扉を施錠し、連結部分を切り離して伊東たちの元へ向かった。
伊東は沖田に、鬼兵隊が近藤の車両に迫っていることを告げた。すると沖田は「俺も1人じゃねえよ」と言い、伊東は銀時たちのパトカーが来ていることを知った。伊東が後方の車両へ去った後、沖田は彼の手下たちを一掃した。高杉晋作は屋形船で万斉と会い、江戸の警備は計画通りに空っぽなので茂茂を始末するよう命じた。銀時たちは鬼兵隊を攻撃し、近藤の車両へ向かった。松平が茂茂を連れてキャバクラへ乗り込もうとすると、万斉と鬼兵隊が立ちはだかった。
銀時は近藤の車両を砲撃し、扉を破壊した。彼は近藤に土方の状態を説明し、真選組を守ってくれと頼まれたことを語った。すると近藤は「遺言と思ってくれていい」と前置きし、土方を連れて逃げるよう頼む。彼は自身の甘さが今回の事態を招いたことを悔やみ、涙で土方に詫びた。すると土方は真選組本部に無線を入れ、近藤を救出したので戦うよう指示した。彼は近藤に、何が何でも生き残るよう言う。余裕の態度で現れた伊東の前で、土方は啖呵を切って刀を抜いた…。

脚本・監督は福田雄一、原作は空知英秋「銀魂」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)、製作は高橋雅美&木下暢起&川崎由紀夫&山本将綱&宮河恭夫&吉崎圭一&岩上敦宏&峠義孝&青井浩&田中祐介&渡辺万由美&本田晋一郎、エグゼクティブプロデューサーは小岩井宏悦、プロデューサーは松橋真三&稗田晋、アソシエイトプロデューサーは平野宏治&三條場一正、撮影監督は工藤哲也、撮影は鈴木靖之、美術は高橋努、アクション監督は田渕景也&Chang Jae Wook、照明は藤田貴路、録音は柿澤潔、VFXスーパーバイザーは小坂一順、衣装デザインは澤田石和寛、特殊メイク・造形進行は飯田文江、編集は臼杵恵理、音楽は瀬川英史、主題歌はback number「大不正解」。
出演は小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、堤真一、堂本剛、中村勘九郎[六代目]、柳楽優弥、三浦春馬、窪田正孝、吉沢亮、長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、キムラ緑子、佐藤二朗、勝地涼、夏菜、戸塚純貴、柾木玲弥、一ノ瀬ワタル、今拓哉、六角精児、大水洋介(ラバーガール)、飛永翼(ラバーガール)、長原成樹、ティアラ、米澤良晃、狩野和馬、森田亜紀、荒木秀行、山本泰弘、太田恭輔、金子伸哉、鎌倉太郎、野村啓介、保坂聡、伊崎右典、木戸大聖、新谷佳士、田中尚樹、山口祥行、島丈明、北垣優和、大間剛志、佐々井隆文、島崎友之、加藤幸司、鶴亮、水野駿太朗、飯野泰功、北和輝、助友智哉、日高智弘、太田治希、杉谷NOY、関根裕介、志賀龍美、熊木陸斗、西田裕輔、村田佑輔、岡田賢太郎、阿部晃介、野間崇人、佐藤五郎、浦野博士、石田大樹、山村賢、シンスケ、中泰雅、渡辺健太、小林隼人ら。


空知英秋の人気漫画を基にした2017年の映画『銀魂』の続編。
脚本&監督は前作と同じく、福田雄一が担当。
銀時役の小栗旬、新八役の菅田将暉、神楽役の橋本環奈、高杉役の堂本剛、近藤役の中村勘九郎[六代目]、土方役の柳楽優弥、沖田役の吉沢亮、妙役の長澤まさみ、桂役の岡田将生、平賀役のムロツヨシらは、前作と同じ役で続投している。
松平を堤真一、伊東を三浦春馬、河上を窪田正孝、お登勢をキムラ緑子、キャバクラ店長を佐藤二朗、茂茂を勝地涼、あやめを夏菜が演じている。

福田雄一はとにかくネタを盛り込みたくて仕方が無い人だから、「ストーリーのスムーズな進行」ってのは完全に度外視している。
粗筋で書いたキャバクラのエピソードが終わるまでに、25分ぐらい経過している。
店長が喋るシーンなんかは、ただ「佐藤二朗のショーケース」を見せたいだけだ。演者が耐え切れずに笑ってしまう様子もNGにせず使っているけど、そういうのは完全に「内輪受けの世界」である。
1作目でもそうだったが、この映画の「内輪で楽しんでいる」という感覚はものすごく強い。

あやめを序盤で当たり前のように出しているが、ホントは今回が初登場のキャラなんだから、それなりに紹介のための手順が必要なはずだ。
しかし福田監督は「原作のキャラだけど前作では登場しなかった」ってのをネタとして喋らせて、それだけで誤魔化してしまう。
彼女に限らず、ちゃんとキャラクターを紹介する気なんて全く無い。それどころか、ちゃんと長編作品としてのストーリーを構築する気も無い。
得意分野であるパロディーを盛り込んだコントを繋げて、長編のボリュームにしているだけだ。

福田雄一ってのは基本的に、コントとパロディーの人なのである。
アクション作品にも、長編映画にも向いていない。もっとハッキリしたことを言ってしまうと、アクション演出は下手だし、長編映画を撮れる資質は乏しい。
じゃあ本作品に持ち込まれたコントが面白いのかというと、そうでもないんだよね。どれもこれも、やたらとダラダラ引き伸ばして、キレが悪くなっている。
福田監督は、深夜に放送される30分枠のテレビドラマが最も向いている人なのだ。

どのキャラクターも、ほとんどのシーンで何かネタがある度に大きなリアクションを取っている。
それは原作漫画に準拠しているってことなんだろうけど、ずっと続くと疎ましいだけになる。
また、そういう大仰なリアクションの連続が、ダラダラした間延び感覚に繋がっているという部分もある。
例えばキャバクラの将軍ゲームのコントは、3段落ちまで持って行きたいのは分かるんだけど、ものすごく間延びしちゃってるのよね。

キャバクラのエピソードが終わった時点で前述したように25分ぐらい経過しているけど、ほとんど話は進んでいない。
その後も、しばらくはアルバイトのエピソードが続くので、やはり遅々として物語は先に進まない。
極端なことを言ってしまうと、銀時たちがアルバイトをするエピソードは全てバッサリとカットしても大きな問題は無いのだ。
真選組のパートで少しだけ物語に動きが見えるが、銀時たちは冗長なコメディー・リリーフと化している。

新八と土方が参加するオタクサミットエピソードも、完全なる道草でしかない。丸ごとカットしても、何の支障も無い。
ストーリー進行に全く関与しないようなエピソードも、「それが作品の特徴だから」と言われれば、そういうことなんだろうとは思うのよ。「そういうのが原作漫画の持ち味」と言われれば、そういうことなんだろうとは思うのよ。
ただし、原作だったら面白く成立しても、映画では同様の効果が得られていない。
それは「作品の特徴」ではあっても、「作品の魅力」には繋がっていない。

この映画はシリアスなパートとコミカルなパートが混在しているのだが、それが上手く融合しているとは到底言い難い。
前半は主に真選組がシリアスなパート、銀時たちがコミカルなパートという色分けがあるのだが、ここが切り替わる度に流れが止まる。
そもそもの流れが蛇行しまくりで超ノロノロ運転なのだが、そこに加えて一時停止を繰り返しているような状態だ。
また、どういうつもりなのか知らないが、変なタイミングでコミカルとシリアスを切り替える箇所が何度もあるんだよね。

例えば、銀時たちが源外庵にいるシーン。
平賀が「あれをやるしかないな」と言うとカットが切り替わり、土方の元へ向かおうとする山崎の前に男が立ちはだかる様子が描かれる。そこから銀時たちのターンに戻り、エヴァンゲリオンのパロディーコントが描かれる。
しかしコメディーとしては途中に山崎のシーンを挟まず、「あれをやるしかないな」からエヴァのパロディーに直結させた方が絶対にスムーズだしテンポがいい。
そこで流れを分断することに、何のプラスも無いでしょ。エヴァのパロディーが無意味に浮いちゃうだけだよ。
そこはパロディーコントを終えてから、山崎のシーンを処理すればいいでしょうに。

今回は「真選組の絆」ってのが大きく扱われているのだが、近藤&土方&沖田の関係も、深手を負っても土方に知らせようとする山崎の忠誠心も、そこに説得力が無いんだよね。
仲間としての結束力も、隊士を引き付けるリーダーたちのカリスマ性も、まるで描かれていないからだ。
前作を見ていれば納得できるかっていうと、そういうことでもないからね。マジに戦うシーンもあったけど、基本的に近藤たちは「おバカな奴ら」でしかなかったわけでね。
そんな状態で、マジに「真選組の絆」のドラマを描かれてもね。そりゃあ、無理が生じるのも当たり前だ。

色んな問題を含んでいるものの、それでもコメディーパートの方がシリアスパートよりは遥かにマシだ。
シリアスパートでは主に真選組を使って感動させようとしている意識が明確に見えるが、心に響くモノなど何も無い。
だから、シリアス一辺倒になっているキャラたちが出しゃばってくると、邪魔でしかない。
前作からの高杉晋助に加え、今回は伊東鴨太郎と河上万斉もシリアス一辺倒の新キャラとして参加している。前作の高杉がそうだったように、そいつらの存在は浮いている。

アクションシーンの演出のマズさは、単純に絵の見せ方が下手というだけではない。
これは前作でも感じたことだが、離れた場所で進行している2つのシーンを並行して描く演出が大きなマイナスとなっている。
今回の場合、列車での戦いと、松平が鬼兵隊に襲撃される様子が並行して描かれる。
そういう構成が相乗効果を生んでいればいいのだが、ただ流れを止めてリズム感を悪くしているだけだ。前述したシリアスとコミカルの切り替えと同様で、何のプラスも無い。

列車の戦いでは、沖田が多勢に無勢で苦戦を強いられていると、「誰かが加勢に駆け付ける」という展開がある。最初は加勢に来た人物の姿を見せず、カットが切り替わると神楽であることが判明する。
だけど、沖田と神楽の関係性なんてペラペラもいいトコなので、そこで「沖田のピンチに神楽が駆け付ける」という展開を描かれても、まるで燃えさせてくれないんだよね。
助っ人を投入するなら、それは土方が望ましい。ただし彼は伊東とタイマンの最中なので、駆け付けることは無理だ。
だったら、そこまで何の役にも立っていない近藤が駆け付ける形にするとさか。
どっちも無理なら、いっそ沖田が何とか1人で敵を一掃する方がマシだよ。

それ以外でも、「ちゃんと計算していないのか」と感じる描写が幾つもある。
土方は伊東とタイマンの最中だと書いたけど、「土方が刀を抜き、伊東との戦いを開始する」というカットから、実際に2人が戦う様子が描かれるまでに10分ぐらい掛かっちゃうのよね。しかも、それは他の戦いと同列の扱いになってしまう。
一方、松平の方は万斉と鬼兵隊から逃げて江戸城の庭まで誘い込み、待機させていた忍者隊を呼び寄せる。爆破で鬼兵隊が全滅し、万斉だけが残る。ここからシーンが切り替わると、万斉は屋内で忍者隊と戦っている。
どうやって万斉は屋内に入ったんだよ。忍者隊は彼が屋内に入るまで、ボーッと傍観していたのかよ。

終盤、鬼兵隊の捨て駒に過ぎなかった伊東は命を狙われ、橋で爆破された列車から川へ転落しそうになる。彼が「僕はこんな所で死ぬ男じゃない」と口にすると、幼少時代の回想シーンが入る。
それは、彼が「頑張れば周囲に認めてもらえる」と信じたのに、母にも同胞にも冷たくされたことを描く内容だ。回想から戻った彼が落ちそうになると、近藤&土方&沖田(さらに神楽も)が助ける。
でも真選組の連中は、伊東が捨て駒だったことも、彼の悲しい過去も知らないわけで。彼らにとっちゃ「自分たちを裏切って殺そうとした悪党」でしかないはずなのに、それを助けようとするのは不可解だ。
伊東が「僕が欲しかったのは絆だった」と呟くが、これまた無理がありすぎるし。
感動を盛り込もうとしているのは分かるけど、ゴールに向けた正規のコースを辿っていないから、陳腐なだけになっている。

(観賞日:2020年1月31日)

 

*ポンコツ映画愛護協会