『犬鳴村』:2020、日本

西田明菜は心霊スポットを調査するテレビ番組のリポーターに成り切り、恋人の森田悠真にデジカメで撮影させる。悠真は怯えているが、明菜は好奇心でワクワクしていた。彼女が行こうとしている場所は、生きて戻れないと言われている犬鳴村だ。深夜2時になると赤い橋の近くにある公衆電話が噂通りに鳴ったので、明菜が受話器を取った。呼び掛けても無言だったため、彼女は「今からそちらに向かいます」と告げて切った。2人が旧犬鳴村トンネルを抜けると、「コノ先、日本国憲法通用セズ」と書かれた立て看板が倒れていた。
明菜は犬鳴村に足を踏み入れ、用を足すために廃屋の便所を使う。悠真は周囲を調べ、別の廃屋で骨らしき物に気付いた。明菜は廃屋を出ようとするが、扉が開かなくなっていた。外から扉を引っ掻く音や猛犬らしき唸り声が聞こえ、彼女は体を強張らせた。悠真は筑紫電力が寄贈した鏡を発見し、背後に何者かの存在を感じた。明菜は背後から何者かに捕まえられ、悲鳴を上げた。悠真が駆け付けると扉が開き、明菜は逃げ出した。追い掛けた悠真がが捕まえて落ち着かせようとするが、彼女は何かを見て再び走り出した。
総合病院で臨床心理士として働く森田奏は、怖い夢を見るという少年の遼太郎を担当した。母の優子は奏に、自分にも夢の内容は言わないと説明する。看護師が優子が別の部屋へ案内した後、奏は改めて遼太郎に夢の内容を尋ねた。すると遼太郎は、優子とは別人の「あっちのママ」から「絶対に言っちゃダメ」と釘を刺されていることを明かした。彼は病院を去る時、誰もいない場所に向かって手を振った。奏は女の幽霊を見るが、すぐに消えた。しかし遼太郎が乗ったエレベーターの鏡を見ると、その幽霊が写っていた。
奏は兄の悠真から電話を受け、実家に戻った。悠真は「今朝、帰ってから明菜の様子がおかしい」と言い、旧犬鳴村トンネルへ行ったことを語る。心霊スポットが好きな弟の康太は、話を聞いて強い興味を示した。すると父の晃は「首を突っ込むな」と康太を注意し、悠真を「晃を巻き込むな」と叱り付けた。彼は妻の綾乃に、「やっぱりあいつはお前の卑しい血筋だな」と告げた。奏は悠真に頼まれて、明菜と会った。異様な明るさの明菜は、何があったのか問われると「犬を見た」と答えた。
奏は悠真に、明菜を病院へ連れて行った方がいいと勧める。悠真は「そんなこと聞いてんじゃねえよ」と声を荒らげ、「お前、なんか昔から見えたりしてたんだろ」と言う。康太は悠真のデジカメを勝手に調べ、SDカードを抜き取った。彼が窓の外を見ると、明菜が失禁したまま外へ歩いていった。奏は悠真から、明菜が描いた不気味な絵を見せられた。康太は奏と悠真に明菜が出て行ったことを教え、3人は捜索に出た。すると明菜は携帯電話で悠真に「もうすぐ行くから」と言い、鉄塔から飛び降りて死んだ。
明菜の父は葬儀で悠真や晃に掴み掛かり、関係者に取り押さえられた。明菜の祖父が晃に謝罪すると、父は怒りをぶちまけた。晃は騒ぎになることを危惧し、知人の山野辺医師に明菜の検死を依頼していた。彼が懸念していた通り、明菜は肺に大量の水が溜まって溺死していた。山野辺は晃に、「昔は何度も同じ死に方を見てきた。アンタの親父さんも、先代も。あの当時のことを知っているのは私とアンタだけだ。次はそろそろ我々かもしれない」と話す。彼は明菜が妊娠していたことを教え、「長女は勘が鋭い。気を付けなさい」と警告した。奏は山野辺から笑顔で挨拶されるが、「犬殺しが」と罵る心の声が聞こえた。
悠真は明菜の遺品を調べ、母子手帳を発見した。康太は犬鳴村に関する夏休みの自由研究を中止しようと考えるが、奏が反対した。彼女は康太が作ったジオラマに感心し、犬鳴村が「地図から消えた村」と呼ばれていることを知った。悠真が後輩4人を連れて出掛けると知った康太は、車に忍び込んだ。奏は人の気配を感じるが、振り返ると誰もいなかった。悠真は運転手を残し、3人の後輩を引き連れて旧犬鳴村トンネルへ向かった。待機していた運転手は怪奇現象に怯え、車を捨てて逃げ出した。
悠真たちがトンネルに着くと、バリケードで封鎖されていた。悠真は後輩たちの制止を無視し、バリケードを乗り越えてトンネルに入った。出勤した奏は、廊下の奥に女性の幽霊を見た。彼女は内田の上司に呼ばれ、遼太郎の父である圭祐と会う。圭祐は遼太郎が実の息子ではないこと、妻も知らないことを奏に明かす。優子が死産し、本人は隠して内田の紹介で養子縁組を組んだのだ。ちょうとシングルマザーで身寄りのいない女性が院内で出産後に死亡したため、その息子を養子にしたのだ。話を聞いた奏は、自分の見た幽霊が遼太郎の実母ではないかと推理した。遼太郎に声を掛けた彼女は、また幽霊を目撃した。
悠真の後輩3人が立ち去るのと入れ違いで、康太がデジカメを持ってトンネルに近付いた。悠真の怒鳴り声を聞いた彼は、バリケードに登って呼び掛けた。悠真は「こっちへ来るな」と言うが、康太はバリケードから転落してしまう。悠真は弟に歩み寄るが、それは不気味な容貌の幽霊だった。悠真が視線を上げると、康太は明菜の幽霊に捕まっていた。いつの間にか悠真は村人たちの幽霊に取り囲まれており、悲鳴を上げた。
奏は晃、綾乃、悠真の後輩4名、警官2名と共に、トンネルへ赴いた。デジカメを見つけた綾乃がバリケードを乗り越えようとしたので、慌てて警官たちが制止する。綾乃は激しく暴れて彼らを振りほどき、晃の腕に噛み付いた。彼女が我に返ると、晃は「来るな」と荒っぽく突き飛ばした。病院に戻った奏は、遼太郎がパニック発作で担ぎ込まれて眠っていることを知る。内田は彼女に、山野辺が危篤状態で搬送されてきたことを告げる。看護師の谷口は、自宅で溺れたらしいと教えた。
後輩の1人は赤い橋の近くでバイクが動かなくなり、携帯電話で助けを呼ぼうとするが通じなかった。そこで彼は公衆電話を使い、仲間の2人に連絡した。仲間2人が電話ボックスに駆け付けると、男はいなかった。電話が鳴ったので仲間が出ると男の声がするが、先程と同じ言葉を繰り返すだけだった。奏は遼太郎の病室で付き添うが、眠り込んでしまった。遼太郎は扉の外に人影を目撃し、病室を抜け出した。2人は電話ボックスに閉じ込められ、謎の手形が次々に出現した。
目を覚ました奏が廊下に出ると、遼太郎は山野辺の病室の前にいた。奏が声を掛けると、遼太郎は「知らないお爺ちゃんに呼ばれた」と告げた。奏が病室に入ると、山野辺は彼女の腕を掴んで「犬が来る」と口にした。電話ボックスには大量の水が流れ込み、村人の幽霊たちが包囲する中で2人は溺死した。村人たちの幽霊に追われた奏は、遼太郎を連れて逃げ出した。追い込まれた彼女の前に山野辺の幽霊が出現し、「お前ら犬殺しの血のせいだ」と告げた。同じ悪夢を見た奏と遼太郎は、同時に目を覚ました。そこへ谷口が現れ、山野辺が死去したことを奏に伝えた。
奏は実家へ戻り、晃に何か知っているのではないかと尋ねる。しかし晃は何も言わず、なぜ母を嫌っているのか奏が追及すると「俺だって知っていれば一緒にならなかった。俺はお前らが怖いんだよ。混ざっちゃいけない血だったんだ」と告げた。奏は母方の祖父である隼人の元を訪れ、亡くなった祖母の耶英を思い出した。奏が幼少期に泣いていると、耶英は彼女が悠真に飴を取られたことを知っていて「罰が当たる」と予言した。その直後、墓地で遊んでいた悠真が転倒して怪我を負った。奏が悠真の近くに立っているハンチングの男に怯えると、耶英は「見えたのかい。ずっと見守ってるんだ。あの人は怖くない」と告げた。
隼人は奏に、耶英には昔から予知能力があったことを教える。またハンチングの男が出現するが、奏が振り返ると姿を消した。他に親戚がいないかどうかを奏が尋ねると、隼人は「お前たち以外にはいない」と答えた。彼は耶英が捨て子だったことを話し、近くにあった村の子だったのかもしれないと述べた。「それって犬鳴村?」と奏が訊くと、隼人は分からないと答えた。奏は犬鳴村に行ってみたいと考えるが、隼人は既にダムの底だと教えた。
奏がダムを訪れると、背後にハンチングの男が出現した。奏は素早く振り返り、彼の腕を掴んだ。「なんで付きまとうの?」と彼女が訊くと、その成宮健司という男は「お上のやることはいつも一緒だ。臭いものに蓋をする」と言う。奏が「この村に何があったの?」と尋ねると、彼は「君に見せたい物がある」と告げる。健司は映写機を使い、犬鳴村の記録を見せた。村の人々は山犬を捌いて生活していたため、「犬殺し」と呼ばれて誰も近付かなかった。だが、ダムを建設しようとする電力会社の回し者が、目的を隠して村人たちに接触した。彼らは村人を力でねじ伏せ、娘たちを閉じ込めて「犬と交わっている」と言いふらした。そんな連中のボスが、晃の家系だった。ショックを受ける奏に、健司は目を逸らさずに見るよう要求した。
奏が車を走らせていると、村人たちの幽霊が次々に出現した。明菜の飛び降り現場を通り掛かると、彼女の幻影が車のボンネットに落下した。奏が実家に戻ると、「呪われた一家」「犬殺し」など罵倒の落書きがあった。彼女が家に入ると、綾乃は犬のように行動していた。奏は康太の部屋を覗き、隠されていたSDカードを発見した。彼女は悠真が撮影した動画を再生し、呪われた電話ボックスの場所を知った。現場へ赴いた奏は深夜2時に鳴った公衆電話の受話器を取り、悠真と弟康太の声を見にして「待ってて」と告げる。彼女がトンネルへ行くとバリケードは無く、待ち受けていた健司が犬鳴村へ案内した…。

監督は清水崇、脚本は保坂大輔&清水崇、製作は村松秀信&與田尚志&佐野真之&藤田浩幸&宮崎伸夫&丸橋哲彦&森田圭&吉村和文&福田剛紀&後藤明信&荒井ジョースケ&宮ア正、企画プロデュースは紀伊宗之、プロデューサーは中林千賀子、共同プロデューサーは飯田雅裕、アソシエイトプロデューサーは高橋大典&神保友香、原案は清水崇&保坂大輔&紀伊宗之、ラインプロデューサーは鶴賀谷公彦、音楽プロデューサーは津島玄一、キャスティングプロデューサーは福岡康裕、撮影は福本淳、照明は松本憲人、録音は西山徹、美術デザイナーは松永桂子、編集は鈴木理、音楽は海田庄吾&滝澤俊輔、主題歌『HIKARI』はMs.OOJA。
出演は三吉彩花、坂東龍汰、古川毅、高島礼子、高嶋政伸、寺田農、田中健、石橋蓮司、宮野陽名、大谷凜香、海津陽、奥菜恵、笹本旭、須賀貴匡、水木薫、戸田昌宏、室井響、草野大成、きづき、三船海斗、日向丈、早瀬マミ、小高かほる、細井鼓太、千歳ゆう、久保樹莉亜、篠田果歩、寺川里奈、山口奈緒、曽雌康晴、犬塚マサオ、遠藤たつお、兼松若人、松林慎司、高尾悠希、吉田健悟、小牧那凪、西村喜廣、増本庄一郎、竜のり子、ジジ・ぶぅ、播田美保、菅原信一、星耕介、比佐仁、笹野鈴々音、広川碧、安田ユウ、中川わさ美、山本啓之、石田亮介、椿かおり、宇都宮千陽、西田萌音、内藤心希、村上秋峨、小林蓮奈、井上捷一、中沢旻江、白川紗江、中村昌樹、三井彩加、浅野圭亮ら。


「旧犬鳴トンネルの近くには、足を踏み入れると生きて戻れない犬鳴村がある」という都市伝説をモチーフにした作品。
監督は『魔女の宅急便』『こどもつかい』の清水崇。
脚本は『ラビット・ホラー3D』『貞子3D2』の保坂大輔と清水監督による共同。
奏を三吉彩花、悠真を坂東龍汰、健司を古川毅、綾乃を高島礼子、晃を高嶋政伸、山野辺を寺田農、明菜の祖父を田中健、隼人を石橋蓮司、摩耶を宮野陽名、明菜を大谷凜香、康太を海津陽、優子を奥菜恵、遼太郎を笹本旭、圭祐を須賀貴匡、耶英を水木薫が演じている。

冒頭シーンは悠真が明菜を撮影している主観ショット、いわゆるPOV方式になっている。
ではPOVで進めるのかと思いきや、明菜が廃屋のトイレに入ると、彼女と悠真を捉えるカメラの映像に切り替わる。
そこで終わらせるのなら、POVで始めた意味が無い。最後までPOVで続けるか、あるいは最初の1シーンだけで終わらせるか、その二択だわ。
明菜がトイレに入ったタイミングで切り替えるってのは、間違いだと断言できる。

明菜がトイレから飛び出して逃走すると、悠真は追い掛けて取り押さえる。
まず、「明菜は扉が開かなくて怯えていたのに、悠真が来た瞬間に開くってのは、どういう都合の良さだよ」と言いたくなる。
それは置いておくとして、悠真が明菜を取り押さえようとするのも気になる。そもそも彼は村に行くことを嫌がっていて、そんな中で明菜が異様に怯えて逃げ出したんでしょ。だったら、まずは一緒に逃亡して、それから改めて話を聞こうとすればいいんじゃないのか。
なんで「いかにも何かヤバそうな村」の中で明菜を取り押さえようとするのか。お前はその村に何の怖さも感じていないのかと。さっきまでビビっていたのに、なんで急に冷静なんだよ。

奏はエレベーターに乗った遼太郎を見送る時、女の幽霊を目撃する。
そんな描写を早い段階で用意しているので、「ああ、いつもの通りに清水監督はダメなホラーを作ったんだな」と感じさせられる。
最初に犬鳴村を訪れた女が怖い目に遭うエピソードを描いているんだから、「犬鳴村では怖いことが起きる」「犬鳴村に足を踏み入れた者は恐ろしい目に遭う」というトコで徹底すべきでしょ。
なのに、犬鳴村ではなく病院で、村を訪れていない奏が怪奇現象に見舞われるってのは、ルール設定の甘さを感じてしまう。

明菜が不気味な死に方をしたのに、その出来事を奏や康太が引きずっている様子は皆無だ。葬儀のシーンでもサラッとしているし、自宅のシーンでも同様だ。
あの状況だったら明菜の遺体を目撃している可能性も高いが、悲しみも衝撃も大して受けていないようにしか思えない。
康太が自由研究を中止しようと考えて「ホント呪われるかもしれない」と言うと、奏は「でもお兄ちゃん、大丈夫じゃん」と告げる。すると康太は、すぐに「だよね」と笑う。
奏も康太も、どんだけ呑気なのかと。

さっきまで「呪われるかも」と言っていた康太は、奏の言葉で簡単に切り替えるだけでなく、悠真たちの車に忍び込むという行動まで取る。幾らガキでも、そこまで恐怖心が欠如しているのはボンクラすぎるだろ。
あと、5人もいたのに、康太に気付かないのも無理があるだろ。
悠真も悠真で、その反応には大いに違和感がある。明菜が死んだことへの悲しみやショックよりも、なぜか犬鳴村に対する怒りだけで一杯になっている。
でも犬鳴村のせいで明菜がおかしくなったのを彼は分かっているわけで、なのに戻ろうとするってのはバカなのかと。それよりも、「自分も同じ目に遭うかも」とビビれよ。

康太はトンネルを見つけると「すげえ、本物じゃん」と興奮しているけど、明菜が死んでも全く気にしていないどころかワクワク状態が続いているんだよね。
こいつらがバカすぎて、悪霊に襲われても「さっさと殺されればいいのに」としか思えない。
タイプは全く違うけど、スラッシャー映画に出て来る若者グループと同じレベルだわ。
いや、ホントにスラッシャー映画の若者グループみたいなキャラとして登場させているならいいけど、そうじゃないはずでしょ。

ダムを訪れた奏が健司の気配を察知すると、すんなりと腕を掴めてしまう。相手は幽霊のはずなのに、ちっとも幽霊っぽさが無い。普通に生きている人間のようだ。
そんな健司は「幽霊っぽさゼロ」というだけでも既に陳腐さが強いのだが、なんと映写機を使って犬鳴村の歴史を詳しく説明してくれるのだ。
映写機という道具を使いこなすのも陳腐だし、都合良く解説役を担当するのも陳腐。
彼は終盤に入ると摩耶が産んだ赤ん坊を奏に渡して連れて行くよう頼むんだけど、自分で抱き上げることも出来ているので「テメエで何とか出来ないのか」と言いたくなる。普通に村を出ることも出来ているんだし。

男が再生したフィルムには電力会社の回し者が村人たちを縛ったり暴行したりする様子が記録されているけど、そんな映像を、なぜ撮影しているんだよ。
村人たちが撮影しているはずはないし、電力会社の連中にとっては露呈したらマズいことなんだから記録するはずがないでしょ。
清水崇が脚本を手掛けた作品って、ホラーとしての不条理を遥かに逸脱して整合性が取れないってのが特徴なんだよね。
恐怖を喚起する効果ではなく、「なんでそうなるのか」という疑問ばかりを生じさせ、映画に没入することを妨げるのだ。

綾乃はトンネルで警官たちを相手に暴れ回る時、まるで犬に憑依されたかのような動きを見せる。奏が落書きされた実家へ戻った時も、犬のように飯を食っている。
そうなると、「犬鳴村の連中はホントにヤバい奴だった」ってことになっちゃうだろ。ホントは哀れな被害者じゃないとダメなはずなのに、そうじゃなくなっちゃうだろ。
さらに厄介なことに、終盤に入ると「電力会社の回し者に犬と交わっていると言いふらされて監禁されていた摩耶が、犬女に変貌して襲って来る」という展開がある。
そうなると、「監禁して正解だった」ってことになっちゃうんじゃないかと。それとも、「監禁されたから化け物になった」と解釈すべきなのか。
あと、その犬女が全く怖くないのよね。何かしらの武器を持って冷静に対処すれば、普通に退治できそうなのよね。

(観賞日:2021年7月9日)


2020年度 HIHOはくさいアワード:第7位

 

*ポンコツ映画愛護協会