『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』:2013、日本

のび太は映画で見た名探偵シャーロック・ホームズに憧れを抱き、教室で「ボクもあんな風になれたらなあ」と口にするが、ジャイアンとスネ夫からバカにされる。ドラえもんが押し入れで昼寝を始めた直後、超空間の穴が開き、のび太の部屋に「DX」と書かれたカードが落ちて来る。帰宅したのび太はカードに気付くが、ママが入った来たので、0点のテスト用紙と一緒に慌てて丸めてしまった。押し入れにも超空間の穴が開き、そこから伸びて来た手がドラえもんの鈴を盗み取った。
ドラえもんは鈴が無くなっていることに気付き、絶叫して飛び起きた。のび太は「なんだって、あんな鈴なんかを?」と疑問を抱くが、「僕にとっては大切な鈴なんだ」とドラえもんは強い口調で言う。古い型の鈴は故障していたが、わざわざ22世紀へ戻った時に修理してもらっていた。新しい鈴に買い替えた方が安上がりだと店員に言われたが、「思い出の鈴なので」と高額で修理してもらったのだ。
のび太は鈴の大切さが理解できず、軽く考える。「探偵になれる道具とか無いの?」という彼の問い掛けに、ドラえもんはシャーロック・ホームズセットを取り出した。その道具を使った結果、犯人は「怪盗DX」という人物であり、盗まれた鈴が22世紀のひみつ道具博物館(ミュージアム)にあることが判明した。すぐにドラえもんは、ドラミが持っていた博物館の招待状を譲ってもらう。1枚で5名まで入場できると聞き、のび太はしずかを誘うことにした。ジャイアンとスネ夫も一緒にいたため、彼にも同行することになった。
一行は送迎車に乗り込み、島に浮かぶ博物館へ向かった。5人が到着すると、仕事をサボッていたガイドのクルトがフィークス館長から叱責されていた。クルトは秘密道具を幾つも自作し、博物館に展示してもらおうとしていた。しかし彼の発明した道具はヘッポコで、全く役に立たない物ばかりだった。ドラえもんたちの事情説明を受けた館長は、怪盗DXが博物館からビッグライトを盗んだことを話す。彼は警備システムの確認を約束し、クルトに一行をガイドするよう指示した。
一行がクルトの案内で博物館に入ると、エントランスホールには初期型どこでもドアが展示されていた。それを開発したのは、クルトの祖父であるハルトマン博士だった。博物館が広大なので、一行は遭難を防ぐために発信機を取り付けられた。最初にクルトが案内したのはロボット館で、一行は様々なロボットを見学した。コピーロボットのコーナーでは、自分のコピーを作って遊んだ。釣りコーナーでは、ドラえもんの四次元ポケットにスッポンロボが飛び込むというハプニングが発生した。ドラえもんは取り出そうとするが、スッポンロボに噛み付かれたため、そのまま放置せざるを得なかった。
ロボット館には、ガードロボが収容されている檻もあった。それは初期型パトロールロボで、攻撃力が強すぎて使われなくなったため、現在は展示用の一体が残されているだけだという。続いてクルトは一行を宇宙館へ案内し、カメラ館や自然館などを巡った。なんでも館を案内している最中、クルトは博物館に隠れ住んでいるジンジャーから「お茶の時間よ」と通信を受けた。ジンジャーはクルトの師匠であるペプラー博士の孫娘である。ジンジャーに好意を抱くクルトは、一行に「トイレに行って来る」と嘘をつき、その場を離れた。
ドラえもんが博物館を歩いていると、盗難事件のせいで立入禁止になっているライト館からマスタード警部が出て来た。一行は彼に事情を説明し、怪盗DXに繋がる情報を尋ねた。マスタードはスタッフに聞き込みを行い、博物館に住む怪人が様々な物を盗んでいるという噂があることを突き止めていた。盗まれたのは大したことが無い日用品ばかりだが、マスタードは怪盗DXとの関連を調べている最中だという。一方、クルトはペプラーとジンジャーが住んでいる地下の研究室へ行き、3人でお茶を楽しんだ。
ジャイアンとスネ夫は気付かない内にガリバートンネルマークIIを通ってしまい、体が小さくなった。慌てて2人は元に戻ろうとするが、ガリバートンネルマークIIは定期点検で運び出されてしまった。ペプラーはクルトに、ペプラーメタル製造マシンが完成間近であることを明かす。現在はハルトマンの生み出したフルメタルを使って、秘密道具が作られている。しかしフルメタルの原料となる金属は減少の一歩を辿っており、このままでは秘密道具が作れなくなる日も訪れる。しかしペプラーメタル製造マシンがあれば、あらゆる金属をペプラーメタルに変えることが出来て、資源の心配が無くなるのだ。
ジャイアンとスネ夫は仲間の元へ戻ろうとするが、おそうじロボットに追われて地下の排気口に転落した。不気味なスーツの男を見つけた彼らは、怖くなって逃げ出した。ドラえもん、のび太、しずかの3人は、超空間の穴から秘密の地下通路へ転落した。ミルクの調達に出ようとしていたジンジャーは3人と遭遇し、慌てて研究室へ舞い戻った。ジャイアンとスネ夫は、館長が何か企みながら「あと4つ」と呟いているのを盗み見た。
ドラえもん、のび太、しずかの3人は、巨大装置を発見して驚いた。のび太が警報機を鳴らしてしまったため、すぐに館長が駆け付けて停止させた。館長は彼らに、それが太陽の一生を再現する太陽製造機のプロトタイプであることを説明した。かつてハルトマンとペプラーが共同開発していた機械だ。しかしペプラーの重大なミスで人口太陽が暴走してしまい、ハルトマンが何とか進行を食い止めた。事故を起こしたペプラーは道具職人の免許を剥奪され、島からの永久追放処分を受けた。事故で偶然に生まれた金属を研究したハルトマンは、フルメタルを開発して完璧なブロックシステムを作り、太陽製造機の封じ込めに成功した。
クルトは館長に呼び出され、厳しく叱責された。ジャイアンとスネ夫は、ようやくドラえもんたちと合流した。彼らを元の姿に戻そうにも、博物館のビッグライトは盗まれており、ドラえもんの四次元ポケットはスッポンロボのせいで使えなかった。館長はドラえもんたちに、警備システムの異常が無かったことを話す。閉館時間になったので、館長は翌日に再び来るよう促した。招待状があれば、また来ることが出来るのだ。博物館のホテルが満室だったため、館長はクルトに一行を自宅で宿泊させるよう命じた。
クルトの家には彼が作った幾つもの発明品が置いてあったが、どれもヘッポコだった。その中には、偶然に誕生したポポンというペット型の道具もあった。その夜、ドラえもんは初めて22世紀からやって来た時のことを回想する。のび太の子孫であるセワシが、何をやってもダメなのび太の世話係としてドラえもんを連れて来たのだ。何の取り柄も無いのび太に呆れ果てたドラえもんだが、鈴が側溝に落ちた時には必死になって捜してくれた。その時、ダメな所ばかりだと思っていたのび太の、たった一つの良い所を彼は知ったのだ。
のび太は深夜までポポンの修理に没頭していたクルトに気付き、声を掛けた。朝まで夢中になって発明していることもあると聞いたのび太は、「羨ましいなあ。僕もそんな風に、何か夢中になれることがあればいいのに。僕なんか何をやっても途中で飽きちゃって、何の取り柄も無いんだ」と語る。するとクルトは「そんなことないよ。のび太もきっと、何か取り柄があるはずだよ。師匠が言ってたんだ。取り柄の無い人間なんて、いないんだって」と述べた。
翌朝、ドラえもんたちが博物館へ行くと、臨時休館の知らせが出ていた。館長の元へ赴いた一行は、怪盗DXからの予告状が届いたことを聞かされる。その予告状は、のび太が部屋で見つけた物と同じであり、ビッグライトが盗まれる直前にも届いていた。のび太が手掛かりレンズを使うと、なんでも館が写し出された。しかしクルトの手掛かりレンズには、自然館が写し出される。そこで一行は、なんでも館と自然館を中心にして警備を固めることにした。
ドラえもんたちがなんでも館で警戒していると、怪盗DXを名乗る男が出現した。それはジャイアンとスネ夫が地下で目撃したスーツの男だった。怪盗DXは会同した秘密道具でドラえもんたちを攻撃し、展示されていたフエルミラー、独裁スイッチ、救いの手、虫のしらせアラームを盗んで姿を消した。のび太が手掛かりレンズを使うと、修理工場が出た。ドラえもんの鈴も、盗まれた他の秘密道具も、修理に出された日は同じだった。それは追放されたはずのペプラーが工場に潜り込んでいたところを発見され、捕まった日だった。
マスタードによれば、ペプラーは捕まった時に何か妙な装置を作っており、それを没収されたという。それを聞いたドラえもんたちは、ペプラーが捕まる直前、修理に出されていた道具に何か細工したのだろうと推理した。一行が秘密の通路を見つけて調べようとするので、クルトは気付かれないようにペプラーと連絡を取った。巨大なゴルゴンの首に襲われた一行だが、何とか退治した。先へ進もうとした一行の前に、怪盗DXが出現した。クルトが落とした発信器のモニターを拾ったのび太は、怪盗DXの正体に気付いた…。

監督は寺本幸代、原作は藤子・F・不二雄、脚本は清水東、チーフプロデューサーは増子相二郎&杉山登、プロデューサーは大倉俊輔&川北桃子&中世古裕美&斎藤敦&大金修一&鶴崎りか&藤森匠、キャラクターデザインは丸山宏一、美術監督は土橋誠、撮影監督は末弘孝史、編集は小島俊彦、録音監督は田中章喜、効果は糸川幸良、企画・原案協力は むぎわらしんたろう、絵コンテは寺本幸代&久場良忠、演出は山岡実、作画監督は丸山宏一&岸野美智&岡野慎吾&浦上貴之&桝田浩史&森久司、メカ作画監督は鈴木勤、色彩設計は高橋めぐみ、音楽は沢田完。
オープニングテーマ「夢をかなえてドラえもん」作詞・作曲:黒須克彦、編曲:大久保薫、歌:mao、コーラス:ひまわりキッズ。
主題歌はPerfume「未来のミュージアム」 作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ。
声の出演は水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一、三石琴乃、千秋、松平健、向井理、千葉繁、龍田直樹、松本さち、三瓶由布子、堀江由衣、愛河里花子、土師孝也、石井康嗣、川村万梨阿、高戸靖広、飯田利信、寺崎貴司、浦川泰幸、宮本啓丞、小松靖、林和人、上山千穂、島本真衣、鈴木しおり他。


映画ドラえもんシリーズ第33作。声優が一新されてからは8作目。
『新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』で監督を務めた寺本幸代と脚本担当の清水東が、再びタッグを組んでいる。
清水東はシリーズ3作連続の脚本担当。寺本幸代は『のび太の新魔界大冒険〜7人の魔法使い〜』と『鉄人兵団』に続いて3度目の登板。
TVシリーズのレギュラー声優陣の他に、マスタードの声を松平健、ペプラーを千葉繁、クルトを三瓶由布子、ジンジャーを堀江由衣、ポポンを愛河里花子、館長を土師孝也が担当している。

「映画ドラえもん」シリーズには基本パターンが存在する。
それは「のび太やドラえもんたちが異世界の住人と知り合い、交流を深める」→「異世界が強大な敵に狙われ、危機が訪れる」→「のび太たちが力を合わせて戦い、強大な敵を倒す」というパターンだ。
細かい違いはあっても、「映画ドラえもん」シリーズは、そのパターンを使ってストーリーが構築されてきた。
ところが今回は、そのパターンから大きく逸脱した構成になっている。

まず、舞台となるのが異世界ではなく、ドラえもんが住んでいた22世紀の地球だ。そして物語の舞台は、ほぼ博物館に限定されている。
強大な敵も登場しない。
ってことは当然のことながら、「巨悪との戦い」という展開も訪れない。
「巨悪」どころか本作品は、「悪役」と言うべきキャラクターが登場しない。ペプラー博士は、基本的なキャラクター設定からすれば「悪役」でもおかしくないのだが、そこを「ネジの足りない陽気な科学キチガイ」にすることで回避している。彼のせいで世界の危機が訪れるのだが、憎めない奴になっているのだ。
まあ「ホントにそれでいいのか。こいつのせいで地球が滅亡しそうになったのに」と言いたくなるんだけどさ。
しかも、それで反省したり改心したりするわけではなく、「また地球の危機を起こしそうだぞ」と感じさせちゃうのも、どうなのかと。

のび太たちが博物館を見学して回る前半のシーンは、『ドラえもん』の熱烈なファン、マニアックなファンにとっては、かなり楽しめる時間帯だと思う。
たくさんの秘密道具が展示されているので、「あれは**だな」「おおっ、チラッと写っているのは**じゃないか」と、ワクワクするんじゃないだろうか。
ただ、かなりマニアックな道具、地味な道具も多いので、子供たちが楽しめるかどうかは分からない。
それぞれの道具に関して「こういう道具です」と説明が入り、実際に使ってみるシーンが用意されているわけではないのでね。

それと、「ひみつ道具博物館を自分も見学している」という感覚で楽しむことは出来るかもしれないが、その一方で、「実は状況説明が行われているだけで、ストーリーはほとんど先に進んでいない」というのも事実だ。
ほぼ状況説明だけをやっている時間帯には色々と伏線が散りばめられており、それはキッチリと回収しているので、話として上手くまとめているとは感じる。
ただ、「博物館観賞」の楽しさはあっても、冒険劇としてのワクワク感が無いってのは、かなりのマイナスじゃないかと思うんだよなあ。

ミステリーとしての面白さが皆無に等しいのは「子供向け映画だから仕方が無い」と受け止めるにしても、これってホントに子供たちが見て楽しめる内容になっているんだろうかってのは疑問だ。
あと、謎解きにはコピーロボットが深く関与しているんだが、ここは違和感を禁じ得ない。
博物館ではコピーロボットのコーナーがあるし、確かに漫画版でもコピーロボットは登場するのだが、やはり『パーマン』の道具という印象が強いんだよね。
それを「映画ドラえもん」の重要な道具として使うのは、ちょっとどうなのかなと。

ジャイアンとスネ夫がガリバートンネルマークIIで小さくなってしまう展開は、その必要性に疑問符が付く。
「不気味なスーツの男を発見する」とか、「何か企んでいるらしい館長を目撃する」とか、そういうのは小さくならなくても成立させることが出来る。
クルトがジンジャーに好意を寄せているという設定も、やはり必要性に疑問符が付く。
そこに関しては、そもそもジンジャーの必要性からして疑問。
「女の子キャラも登場させたい」ってことで、これといった存在価値を持たせないまま登場させている印象を受ける。

のび太が鈴の捜索に全く関心を示さず、博物館を楽しむことばかりに気を取られているのは大いに引っ掛かる。
もちろん彼からすると鈴の重要性なんて分かっていないし、ドラえもんが鈴を大切にする理由を理解していない。
ただ、ドラミの説明で「鈴を付けないままでいると野良猫化してしまう」ってのは分かっているはず。
それでも鈴の捜索に無関心ってことだと、「ドラえもんが野良猫化しても構わない」と考えているようにしか受け取れない。
それは違うんじゃないかと。

この映画のテーマは、「どんな人間にも取り柄はある」ということのはずだ。
だから、へッポコ呼ばわりされていたクルトの秘密道具が役に立つという展開も用意されているはず。
そして、いつも「ダメな奴」として扱われているのび太の取り柄は、回想シーンでドラえもんの鈴を必死に探し続けた彼の姿が描かれることから考えても、「優しさ」だと思うのだ。
勉強もスポーツもまるでダメな奴だが、仲間を思う気持ち、仲間のために頑張ろうとする勇気、そういったモノが、のび太の一番の取り柄じゃないかと思うのだ。

ところが本作品では、「実は頭がいい」というところに彼の取り柄を用意している。
それは話の作り方として、大いに疑問がある。
そうじゃなくて、のび太はバカでいいんだよ。「実は頭脳明晰」とか、そんなの要らないわ。彼の取り柄は、そこじゃないでしょ。
「今まで漫画でもアニメでも描かれていなかった所に取柄があった」というのではなくて、「今まで漫画やアニメでも触れられていたけど忘れがちな彼の良さを、改めて提示する」ってことにすべきじゃないのか。
なんで「新たに発見された取り柄」にしちゃうのかと。

それどころか、本作品ののび太って、ちっとも「仲間を思いやる優しさ」ってのが無いんだよな。
むしろ薄情な奴に成り下がっている。
前述したように、ドラえもんが鈴を盗まれて困っているのに、ちっとも本気で探そうとせず、博物館での冒険に夢中になっている。
それだけでもアウトだが、「人工太陽の膨張」という危機が訪れた時、ナカミスイトールの機能を持つポポンに人工太陽を吸い取らせることを提案するってのは酷い奴だと感じる。

ポポンはパイナップルとソースカツ丼の中身を吸い込んだだけで故障しており、それはのび太も知っている。
にも関わらず、それらとは比較にならないほど超巨大な物体である人工太陽を吸い取らせようとするのは、「ポポンがどうなっても構わない」と考えているとしか思えない。
何も考えていないとしても、あまりにも「仲間に対する思いやり」が不足している。
そこは例えば、「ポポンが自ら吸い取ることを思い付き、のび太たちが止めるのも構わずに特攻する」という形にでもしておけば良かったんじゃないか。

っていうか、前述したように、パイナップルとソースカツ丼で故障してしまったポポンが人工太陽を飲み込んでも平気ってのは、かなり無理がある展開だと思うぞ。
それに、ポポンの持っている機能は「物体の中身を吸い取る」ということであって、人工太陽そのものを飲み込むってのは違うんじゃないかと。
あと、根本的な問題として、太陽製造機って暴走して世界を滅亡させる恐れがあるような危険な装置なのに、なぜ開発していたんだろうか。
その装置の必要性が全く分からないんだけど。

それと、のび太は発明に没頭するクルトを見て「羨ましいなあ。僕もそんな風に、何か夢中になれることがあればいいのに。僕なんか何をやっても途中で飽きちゃって、何の取り柄も無いんだ」と語っているけど、それは違うだろ。
あやとりは時間を掛けてオリジナル作品を編み出すほど夢中になっていたじゃないか。あと、射撃だって得意なんだし、それに関しては本人も自信を持っているはずだから、「何も取り柄が無い」ってのは嘘でしょ。
テーマに合わせて、登場人物の設定を勝手に改変しちゃうのはダメでしょ。
今回ののび太は物語を動かす役目も果たしていないし、いつもの映画と大きくパターンを変えた結果、のび太から魅力が減っているのは気になる。

(観賞日:2014年3月15日)

 

*ポンコツ映画愛護協会