『バッド・スパイ』:2018、アメリカ

ウクライナのビリニュス。市場を歩いていたドリュー・セイヤーは、男たちが監視していることに気付いた。ドリューは商店主に化けた敵に先制攻撃を仕掛け、その仲間たちを銃撃して逃走した。アメリカのロサンゼルス。30歳の誕生日を迎えたオードリー・ストックトンのために、親友のモーガン・フリーマンはバーを貸し切ってお祝いする。人数合わせのつもりだったテスが店に来ているのを知って、彼女はオードリーに謝罪した。恋人のドリューにメールで別れを告げられたばかりのオードリーは、詮索されたくなかったのだ。そこにテスが来て「イケメンの彼氏は?」などと饒舌に話すので、オードリーは辟易した。
モーガンはウクライナ人のヴィクターと親しくなり、オードリーに紹介した。彼女が「前に進まなきゃ」とドリューを吹っ切るよう説くと、オードリーは「無理よ。荷物は置き去りで連絡も取れない」と言う。そこでモーガンはオードリーのスマホを借り、ドリューに「荷物を燃やす」とメールを送信した。モーガンはオードリーを促し、本当に荷物を燃やそうとする。一味から逃げて隠れ家に辿り着いたドリューはメールを見て、オードリーに電話を掛けた。彼は壁に隠しておいた拳銃や複数のパスポートを取り出しながら、「明日、事情の説明に行くから燃やさないでくれ」と頼んだ。彼は部屋に来た敵を昏倒とせ、部屋を爆破して去った。
オードリーは1年前、バーでドリューと知り合った。彼女がスーパーでレジの仕事をしていると、セバスチャンという男が買い物に来た。セバスチャンに車まで荷物を運んでほしいと頼まれたオードリーは、いい男なので快諾した。するとセバスチャンの仲間のダファーが車で待ち受けており、オードリーに中へ入るよう要求した。セバスチャンとダファーは、ドリューが問題ばかり起こしている危険な男だと話す。オードリーはドリューからラジオ局のポッドキャスト担当と聞かされていたが、セバスチャンたちはCIAのスパイだと教えて証拠写真を見せた。「見つけないと罪の無い大勢が死ぬ」と言われたオードリーは追及を受け、ドリューと連絡を取ったことを明かした。
オードリーがモーガンと同居する家へ戻ると、ヴィクターが来ていた。オードリーはモーガンに、「CIA局員から、ドリューがスパイだと言われた。武器や死体の写真も見せられた」と話す。そこへドリューが来たので、彼女は「スパイなんでしょ?」と問い詰める。預けておいたトロフィーを手にしたドリューは、狙撃に気付いて慌てて身を隠す。彼はオードリーに、「敵に追われてる。危険に目に遭わせたくなくて別れを告げた」と釈明した。
ドリューはオードリーにトロフィーを見せ、「これが悪人の手に渡ったら大勢が死ぬ。これを持ってウィーンへ行き、カフェ・シーラでヴァーンという人物に会え。明日、午前11時だ。誰も信用するな」と語る。そこへヴィクターが現れ、ドリューを撃った。すぐにモーガンがタックルを浴びせてヴィクターを始末するが、特殊部隊が玄関のドアを激しくノックする。オードリーとモーガンは非常口から脱出し、車で逃亡した。
オードリーはセバスチャンから電話を受け、「信じてブツを渡せ」という要求を拒否して切った。オードリーたちはダミーのトロフィーを幾つも購入し、ウィーンへ行くことにした。モーガンは元カレのエドワード・スノーデンから「電話を処分しないと追跡される」と聞いていたため、空港で2人のスマホを破壊した。ウィーンに到着した2人はカフェ・シーラへ行き、食事を取った。モーガンは腹の具合が悪くなったため、トイレへ駆け込んだ。
オードリーのテーブルにはセバスチャンが現れ、「ヴァーンは偽名だ」と告げる。彼はテーブルの下で拳銃を構え、「ブツを渡せ。君を守りたい」と言う。「守るなら銃は向けない」とオードリーが反発すると、セバスチャンは「僕はMI6でドリューはCIAだ」と話す。トイレでウェイトレスと出会ったモーガンは、ネームプレートでヴァーンだと気付いた。セバスチャンはオードリーに、「もうすぐブツを入手するための銃撃戦が始まる。無事に逃げ出せても行き場は無い」と述べた。
モーガンは離れた場所から身振り手振りでオードリーにメッセージを伝えようとするが、全く通じなかった。オードリーはスーツケースを開けて、ダミーのトロフィーを渡した。モーガンは大声で「そいつはヴァーンじゃない」と叫び、セバスチャンはウェイターに化けた男がオードリーを狙っていることに気付いて発砲した。彼は店にいた一味と戦い、オードリーはモーガンを狙う敵に気付く。彼は死んだ男の拳銃を掴み、敵を射殺した。ヴァーンはスーツケースを奪おうとするが、命を落とした。
オードリーとモーガンは店から脱出し、ルーカスという男が運転するタクシーに乗り込んだ。バイクに乗った一味が追って来て銃撃すると、モーガンはルーカスに撒くよう頼む。ノリノリで承知したルーカスはタクシーを暴走させるが、途中で射殺される。オードリーが慌ててハンドルを握り、一味を蹴散らした。オードリーとモーガンはタクシーを捨て、その場から逃走した。セバスチャンとダファーは、パリにいる幹部のウェンディーに報告を入れた。
オードリーとモーガンは駅へ行き、列車でプラハを目指すことにした。オードリーが「パスポートは使えない」と口にすると、モーガンは「似ている2人組を見つけて事情を説明し、パスポートを借りよう」と提案した。彼女たちは旅行客2人組に目を付け、事情を説明した。同情心を誘ってパスポートを借りようとしたオードリーとモーガンだが、大使館に行くよう言われる。そこで彼女たちは2人組のポーチを奪い取り、その場から逃亡した。
ベルリンでファッションショーに出ていた殺し屋のナデージャは連絡を受け、車で任務に向かった。列車に乗ったオードリーとモーガンは、トロフィーの底に隠されていたUSBメモリを発見した。プラハに着いたモーガンは、ニュージャージー州フリーホールドに住む両親のアーニーとキャロルに電話を掛けた。両親は新聞で事件を知っていたが、まるで怒らなかった。アーニーは「隠れ家が必要だろう」と言い、過去に面倒を見たロジャーに頼るよう告げた。
ナデージャはオードリーとモーガンの写真を受け取り、狙撃しようとする。しかし写真だけでは、どれがオードリーとモーガンなのか全く分からなかった。オードリーとモーガンはロジャーの家を訪れ、夕食を御馳走になる。気分の悪くなったオードリーは洗面所へ行き、本物のロジャーの遺体が浴槽に放り込まれているのを発見した。偽のロジャーがモーガンを押さえ付けると、ナデージャが現れて拳銃を構える。偽のロジャーは「殺さずに連行するんだ」と指示し、ナデージャはモーガンに注射を打った。
偽のロジャーは洗面所にモーガンを放り込み、オードリーと共に監禁する。?2人は意識を失い、気が付くと閉鎖された体育館で吊るされていた。そこへトムとマーシャという男女が現れると、オードリーはモーガンに「ドリューの両親よ」と紹介する。かつて彼女はドリューに誘われ、彼らと食事をしていたのだ。しかしトムとマーシャはドリューの両親ではなく、偽ロジャーやナデージャの一味だった。トムたちからUSBメモリを渡すよう脅されたオードリーは、「トイレに流した」と答えた。
トムとマーシャはナデージャを呼び、「務めを果たせ」と指示して体育館を出て行く。セバスチャンたちが体育館に到着すると、トムたちがヘリコプターで飛び立った。ダファーが体育館を爆破しようとすると、セバスチャンは「中に2人がいる。捜しに行く」と告げる。それでもダファーが爆破命令を出そうとするので、セバスチャンは昏倒させて体育館に入った。セバスチャンは体育館に突入し、見張りの3人を倒した。意識を取り戻したダファーは、改めて部下たちに攻撃命令を下した。
セバスチャンはオードリーとモーガンの拘束を解くが、体育館には複数の手榴弾が投げ込まれた。3人はナデージャに手榴弾を蹴り込み、体育館から脱出した。するとダファーと部下たちが一斉に拳銃を向け、オードリーたちはパリの臨時拠点まで連行された。セバスチャンはオードリーたちにUSBの中身を問われ、「国際テロ組織ハイランドのファイルだ。テロの計画書らしい」と答えた。体育館の戦闘で左腕を負傷した彼はウェンディーに叱責され、謹慎処分を下された。セバスチャンはオードリーとモーガンに、帰国するよう促した。モーガンはウェンディーにスパイとして使ってほしいと持ち掛けるが、冷淡に却下された。
オードリーは「もう帰ろう」と言い、粘ろうとするモーガンを説き伏せた。ダファーはセバスチャンに見下すような態度を示し、空港までオードリーとモーガンを送るよう告げた。オードリーは車の中で、USBは膣に隠してあるとセバスチャンに明かした。彼女はウェンディーとダファーを信用せず、セバスチャンにUSBを渡すために帰国の意思があるように振る舞ったのだ。オードリーはUSBをセバスチャンに渡し、協力させるよう持ち掛けた。
3人は図書館でパソコンを使い、USBの中身を確認しようとする。セバスチャンはUSBに国務省の暗号が使われていると気付き、「アメリカ政府が作ったデータだ」とオードリーたちに教えた。セバスチャンが「パスワードが分からないとデータが開けない」と言うと、モーガンはスノーデンに連絡を取って協力してもらう。データを開いたセバスチャンは、「ハイランドは無関係だ。あらゆるシステムに侵入できる窓口だ」と驚いた。
ハンガリーのブダペストで生き延びていたナデージャは電話を受け、標的の追加を告げられた。オードリーたちはアムステルダムへ行き、安宿に身を隠した。部屋を出たセバスチャンはオードリーに、「体育館の男女はハイランド代表のイヴァンとライサだ。体操の元コーチで、ナデージャは教え子だ」と話す。2人が部屋に戻ると、ダファーがモーガンを拘束して待ち受けていた。彼はオードリーたちに銃を向け、USBを奪った。ダファーはハイランドに寝返っており、3人を始末しようとする…。

監督はスザンナ・フォーゲル、脚本はスザンナ・フォーゲル&デヴィッド・アイサーソン、製作はブライアン・グレイザー&エリカ・ハギンズ、製作総指揮はカレン・ランダー&ジュリー・オー&エリック・フェイグ&スザンナ・フォーゲル&デヴィッド・アイサーソン&ガイ・リーデル&パリス・カシドコスタス・ラツィス&ジェイソン・クロース、共同製作はティナ・アンダーソン、撮影はバリー・ピーターソン、美術はマーク・ホームズ、編集はジョナサン・シュワルツ、衣装はアレックス・ボヴェアード、音楽はタイラー・ベイツ、音楽監修はキール・レーマン。
出演はミラ・クニス、ケイト・マッキノン、サム・ヒューアン、ジャスティン・セロー、ジリアン・アンダーソン、ジェーン・カーティン、ハサン・ミナジ、イヴァンナ・ザクノ、ケヴ・アダムズ、ジェームズ・フリート、フレッド・メラメド、キャロリン・ピックルズ、オラフル・ダッリ・オラフソン、ルビー・カマー、ジュネヴィエーヴ・マッカーシー、ロリー・アデフォープ、ダスティン・デムリ=バーンズ、ポール・ライザー、トム・ストートン、ミリアム・ノヴァク、デヴィッド・アイサーソン、ギウラ・メスターハジー、リヴィア・ハーバーマン他。


『テッド』『ジュピター』のミニ・クニスと『ゴーストバスターズ』『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー』のケイト・マッキノンが共演した作品。
監督はTVドラマ『マイ・ライフ 〜私をステキに生きた方法〜』のスザンナ・フォーゲル。
脚本はスザンナ・フォーゲルとTVドラマ『MAD MEN マッドメン』『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』のデヴィッド・アイサーソンによる共同。
オードリーをミラ・クニス、モーガンをケイト・マッキノン、セバスチャンをサム・ヒューアン、ドリューをジャスティン・セロー、ウェンディーをジリアン・アンダーソン、キャロルをジェーン・カーティン、ダファーをハサン・ミナジ、ナデージャをイヴァンナ・ザクノが演じている。

粗筋でも触れているように、映画はビリニュスで敵と戦って逃亡するドリューのパートから始まる。そして市場からの逃亡を描いてから、オードリーとモーガンのパートに移る。
ここで元カレについて2人が話すが、それがビリニュスで戦っている男なのは簡単に分かる。
だが、ここは先にオードリーたちのパートから始めた方がいい。そして「モーガンが荷物を燃やすと通告するメールを送信する」というトコまで描いてから、「それを受け取るのがビリニュスで敵に追われているドリュー」という形でドリューを登場させた方がいい。
その方が、「オードリーとモーガンが主役」「ドリューの意外性」という2つの意味で効果的だ。

ドリューが敵を倒して部屋を爆破し、落ち着き払って立ち去る様子を描くシーンで、タイトルが出る。この入り方だと、まるでドリューが主人公みたいだ。
でも実際は違うんだから、何の得も無いでしょ。「ドリューが主人公と思わせておいて実は」という仕掛けがあるわけでもないんだし。
そういう意味でも、オードリーとモーガンのパートか始めた方が得策でしょ。
あと、この2人が仲良しってのは、もっと丁寧に示しておいた方がいいし。

タイトルが表示された後、オードリーとドリューがバーで知り合う1年前のシーンが入る。すぐにカットが切り替わり、スーパーで働いているオードリーが写し出される。ここは1年前じゃなくて、もう現在のパートに戻っている。
だったら、1年前のシーンを短く挿入する意味なんて全く無いでしょ。そこで後に繋がる情報が示されているわけでもないし。
飛行機でウィーンへ出発した直後にも再び1年前のバーのシーンが挿入されるけど、ここも当然のことながら全くの無意味だ。
ナデージャが登場するシーンの後にも1年前のバーのパートが挿入され、モーガンがドリューと話す様子が描かれるが、これまた全くの無意味。

オードリーはドリューに未練があるから「無理よ。荷物は置き去りで連絡も取れない」と言い、頼まれると荷物を燃やさずに待っていたはずだ。
ところがスーパーでセバスチャンと出会うと、すぐに好意を抱き、ノコノコと車まで付いて行く。もうドリューのことなど、完全に吹っ切れているような様子だ。
いや、別に「簡単にドリューなんて忘れられる」ってことなら、それでもいいのよ。
ただ、最初に「まだ引きずっている」という描写があるので、整合性が取れなくなっちゃってるのよ。

オードリーはドリューが撃たれた後、セバスチャンから電話が掛かって来ると「ドリューを殺したでしょ」と非難する。
だが、MI6が刺客を送ったわけじゃないこと、ヴィクターがMI6の人間じゃないことはバレバレだ。まだドリューと追っている一味と、どっちが悪党なのかは判然としないけど、MI6に追われている時点で「ドリューは何か隠しているんだろうな。オードリーに嘘をついているんだろうな」ってことは何となく予想が付く。
セバスチャンがMI6ってのが嘘という可能性は、表面的には残されているけど、実質的にはゼロだ。
キャラの描写からして、こいつが悪党の可能性は限りなくゼロに近い。

何の訓練も受けていないド素人だから当然っちゃあ当然だが、オードリーとモーガンはピンチに陥った時、周囲の男たちに助けてもらうことが少なくない。ビビってアタフタしていることも多い。
ずっと他人頼みってことじゃなくて、たまには自分たちで敵を倒すこともある。
ただ、それはそれで「ド素人なのに拳銃で敵を売ったり、車を巧みに操縦して敵を倒したりするのは都合が良すぎるだろ」と言いたくなる。
偶然の要素があるにせよ、コメディーという言い訳があるにせよ、いかがものかと。

あと、オードリーは恋人のドリューを殺され、自らの手で敵を撃ち殺している。モーガンにしても、敵を死に追いやっている。
それなのに2人とも、周囲の人間の死や自分たちによる殺人を全く引きずらないんだよね。それぞころかモーガンに至っては、ワクワクしているのだ。
それはさすがに無神経じゃないか。恋人が殺されても屁とも思わず、人を殺しても屁とも思わず、どんな連中だよ。頭のネジが何本も抜けているのか。
そこを「コメディーだから」ってことで受け入れるのは、かなり難しい作業だぞ。

しかもオードリーとモーガンは、バックパッカーのポーチを奪って逃げるんだよね。バックパッカーが嫌な奴らってわけでもないので、それは単にクソ野郎どもでしかないぞ。もちろん、全く笑えないし。
その後、トム&マーシャがオードリーとモーガンを吊るして尋問するシーンや、ナデージャが尋問するシーンは、コミカルに描こうとしている。オードリーとモーガンの台詞や振る舞いによって、笑いを生み出そうとしている。
だけどトムたちの暴力の表現がマジになり過ぎていて、まるで笑えないのよ。コミカルとシリアスのバランスや混ぜ合わせ方が悪いのだ。
死体の親指を切断するとか、死体を川に捨てるとか、そういうのも悪趣味にしか見えないし。

トム&マーシャの登場により、映画開始から1時間も経たない内に「ドリューは悪党だった」ってことが明らかになる。
それは早くないか。もうちょっと粘った方が良くないか。
っていうか、終盤まで引っ張るべき要素じゃないのか。
しかも、そこでドリューが悪党だと明らかになることに伴い、「ってことは、殺されたのも嘘だな。きっと生きていて、終盤にラスボス的な形で再登場するんだろうな」ってことも、何となく予想が出来ちゃうし。

オードリーたちがアムステルダムに着くと、「セバスチャンは1年前のオードリーとドリューの出会いを知っていた。車で監視しており、テロ組織のメンバーであるバーテンダーを連行するためにドリューが店へ来ていた」ってことが明かされる。
もちろん、ここでも1年前の回想シーンが挿入される。同じ日の回想シーンを何度も挟み、その度に新たな情報が追加される形になっている。
ただ、「セバスチャンが1年前のことを知っていた」と判明しても、だから何なのかと。
そんなの、何の意味も無いだろ。

終盤、オードリーたちは敵の作戦を阻止するため、祝賀会の会場に潜入する。しかしサーカスを見たモーガンは「シルク・ドゥ・ソレイユ入団が夢だった」と言い出し、任務よりもサーカスに参加することを優先する。
一応は「任務のため」と言っているが、もちろん建て前であり、実際はサーカスに参加したいだけだ。
それは単に自己中心手的で不愉快な行為にしか見えない。
結果としてはナデージャを退治しているけど、笑いとして上手く昇華できているとは言い難い。

(観賞日:2022年3月8日)

 

*ポンコツ映画愛護協会