『タイムライン』:2003、アメリカ

ニューメキシコで車を走らせていた男性は、重傷を負った男を発見した。「カステルガール」と呟いた男は、ERに担ぎ込まれる、発見者は警官に「熱い砂漠なのに、手が氷のように冷たかった」と証言した。男は死亡し、検視を行った医師のコーヴァたちは臓器や血管など全てがズレていることに困惑する。病院のスポンサーであるハイテク企業のITCから派遣されたフランク・ゴードンは、「トーブの遺体を引き取りに来た」と告げる。
社長のロバート・ドニガーはゴードンに電話を掛け、「デッカーもいたのか」と尋ねる。「トーブだけです」というゴードンの答えに、ドニガーは「早く引き取れ。レントゲン写真もだ。証拠は一切残すな」と指示した。電話を切ったドニガーは、腹心のスティーブン・クレイマーに「バレたらITCは終わりだ」と言う。「なぜ砂漠に?」と考え込むドニガーに、クレイマーは「充分な空間が無いのにマーカーを使ったせいかも」と意見を述べた。
フランスのカステルガール発掘現場。歴史学科のエドワード・ジョンストン教授は発掘実習に来ている学生たちに、「1357年、フランスのカステルガールでは赤い軍服を着た英国軍が村を占領した。フランス軍は英国軍を追い払うため、川を越えて崖を登り、頂上に達した。英国軍はラロック城まで退却し、守りを固めて軍備を整えた」と語る。助教授アンドレ・マレクは後を受けて、「両国は百年戦争の最中だった。英国軍のオリヴァー卿は敵軍の司令官アルノー卿の妹であるレディー・クレアを捕虜にした。敵の戦意を奪おうと壁に彼女の死体を吊るしたが、フランス軍の士気は逆に高まり、ラロック城は一夜にして陥落した」と説明した。
ジョンストンは発掘現場で作業を手伝う息子のクリスに、「今回の数々の発見は、ドニガーの情報提供のおかげだ。彼は何かを隠している。直接会って、それを聞いてくる。みんなには内緒だぞ。特にケイトには」と話す。クリスは年に二度だけ父親に会いに来るが、3週間も現場にいるのは初めてだ。「発掘に目覚めたのさ」と言うが、実際は考古学者のケイト・エリクソンが目当てだった。ジョンストンは「ケイトは学者だ。考古学とお前のどっちを選ぶか。お前が負ける」と息子に忠告した。
翌朝、クリスはマレクから「本物のロマンを見せてやる」と言われ、600年前の石棺を見せられる。フランス人騎士と妻が手を繋いでいる珍しい石棺で、しかも騎士の耳が片方しか無かった。修道院跡で崩落事故が発生し、ケイトとマレクが中に入った。中を調べた2人は、文書の入った書類箱を発見する。壁を照らした2人は、そこに刻まれた美しい彫刻が傷付けられているのを目にした。外に出ようとしたマレクは、地面に落ちている眼鏡のレンズに気付いた。
原題の遠近両用レンズが発見されただけでも不思議だったが、他にも奇妙なことがあった。発見した文書の中に、「助けてくれ! E・A・ジョンストン 1357年4月2日」と書かれたメモがあったのだ。筆跡鑑定の結果、間違いなくジョンストンの文字であることが判明した。しかし使われているインクは、600年前の物だ。クリスはITCに電話を掛け、父を出すよう迫った。するとITCは、飛行機を出すのでニューメキシコのシルヴァー・シティーにある研究所まで来るよう促した。
クリス、ケイト、マレク、物理学者のジョシュ・スターン、歴史学科の院生フランソワ・ドンテルは、飛行機でITC研究所へ赴いた。クレイマーは彼らに、ITCが量子コンピュータを使った物体転送装置を開発したことを明かす。実験の結果、彼らは偶然にもワームホールを発見した。そのため、常に1357年のカステルガールへ時間旅行してしまうのだ。ドニガーは発掘現場の情報を提供する代わりに、なぜ転送先が特定されるのか突き止めることをジョンストンに依頼した。しかしドニガーが命じたわけではなく、ジョンストンは自ら望んで1357年のカステルガールへ行き、そして戻れなくなったのだった。
ドニガーはクリスたちに、ジョンストン救出へ行くよう依頼した。当時の文化に詳しい人間が必要だというのだ。ジョンストンが旅立ってから、既に72時間が経過していた。ドニガーはゴードンに、同行するよう命じた。「今回はゴメスとバレットが」とゴードンは断ろうとするが、ドニガーは「君も行け。デッカーと遭遇したら、分かるな?」と告げる。クレイマーはドニガーに、「忘れてないか。トーブのMRIを見ろ。動脈がズレてる」と懸念を示す。しかしドニガーは「奴は10回目、彼らは初めてだ」と軽く言う。「トーブの不可解な死について彼らが知る必要は無いのか」とクレイマーが問い掛けると、彼は冷淡に「必要ない」と告げた。
ゴードンはクリスから「なぜ父は取り残された?」と訊かれ、「1時間の約束だったが、手違いが起きて見失った。戻らないと、俺も取り残されていた」と答えた。ゴードンはクリスたちに、海兵隊時代の部下であるゴメスとバレットを紹介した。スターンは危険を感じ、「絶対に行かない」と同行を拒否した。マレクは「君は残れ。物理学者だから向こうで出番は無い」と告げる。フランス語が堪能なフランソワはマレクやケイトから同行を求められ、「教授を助けるためだ」と承知した。
一行は14世紀の服装に着替え、転送装置に乗った。クレイマーはマーカーとして全員にペンダントを渡し、「それを使えば、いつでも戻って来れる」と言う。マレクが護身用の武器を求めると、ゴードンは「現代の武器は持ち込めない」と告げた。クレイマーは「マーカーの設定は6時間。6時間で燃えて無くなり、時間前に戻る」と説明した。1357年のフランスに移動した彼らは、「隠れろ」と叫びながら走り去る女性を目撃した。英国騎馬隊のド・ケア隊長と部下たちが現れたので、クリスたちは慌てて逃げ出した。
クリスたちは身を隠すが、逃げ遅れたゴメスが斬られ、バレットは矢で射抜かれた。バレットは密かに持ち込んでいた手榴弾のピンを抜くが、さらに矢を受け、ペンダントに触れた。バレットが転送装置に戻った直後、転がり落ちた手榴弾が爆発した。ケイトが声を出して兵士に気付かれたため、マレクが飛び出して囮になった。フランソワがマーカーを押して帰ろうとすると、クリスたちは慌てて制止する。ゴードンは「半径12メートルのスペースが必要だ。絶対にマーカーを失うな」とクリスたちに告げた。
マレクが穴に隠れると、そこには先程の女がいた。ド・ケアたちがマレクを捜索していると、フランス軍の騎馬隊が襲ってきた。両軍が戦いながら去った後、女は穴から出るが、残っていた英国軍の兵士に捕まる。マレクは死体から奪った剣で兵士を突き刺した。マレクと女は、クリスたちと合流する。女の案内で、一行はカステルガールの村に到着した。クリスたちは、今日が4月4日であることに気付く。それはフランス軍の総攻撃でラロック城が陥落した日だ。夜になれば、その辺りは一面が火の海になる。
研究所では装置が使えなくなり、ドニガーたちが修理のために動き出していた。スターンが「マーカーが無くても誰かを送れるんだろ」と質問すると、クレイマーは「マーカーを失えばワームホールは閉じる」と告げる。「今まで何度も通って来たんだろ?」とスターンが言うと、彼は「特定のワームホールに繋がったのは偶然かもしれない。今の爆発で、それも危うくなった」と述べる。「マーカーの期限が切れたら、2度と戻れない?」というスターンの問い掛けに、クレイマーは「それも有り得る」と告げた。
クリスたちは兵隊に見つかり、上手く逃げ去った女以外は領主であるオリヴァー卿の元へ連行される。フランス人のフランソワがいることを知った彼は、フランス軍を統括するアルノー卿の送り込んだスパイではないかと疑いを掛ける。マレクは「彼は通訳で我々の仲間です」と告げるが、オリヴァー卿は信用せずに殺害した。クリスたちが閉じ込められた部屋には、ジョンストンの姿があった。ジョンストンは修道院で見つかって捕獲され、スパイの疑いを掛けられた。彼は科学者と偽り、ギリシャ火薬を作ると約束して助かっていた。
マレクが「問題は、いつ我々をラロック城へ連れ出すかです。籠城されたら逃げ道は無い」と言うと、ゴードンは「農家があった。あそこなら広いからマーカーを使える」と告げる。壁の隙間から外を見たマレクは、先程の女がド・ケアに捕まる様子を目撃した。ケイトは屋根から外に出て見張り兵を殺し、クリスたちを脱出させる。マレクはクリスたちと別行動を取り、女を助けて一緒に逃げ出した。
ゴードンはクリスたちが目を離した隙に一人で戻ろうとするが、マーカーが作動しなかった。クリスはゴードンに掴み掛かるが、ケイトが「みんなが見てるわ」と制止する。ケイトはゴードンから「君のマーカーを押せ」と要求され、「ゴードンも一緒よ」と反対する。しかし女とマレクを捜索するド・ケアたちを目にしたジョンストンが「押すんだ」と焦った様子で告げる。ケイトはマーカーを押すが、やはり作動しなかった。まだ転送装置の故障が直っていないからだ。クリスたちは、ひとまず身を隠すことにした。
マレクは女に「あの村にいたんだね。ラロック城は今夜、陥落する」と教えるが、もちろん信じてもらえなかった。マレクは彼女に好意を抱き、夫や恋人の存在について尋ねた。2人はフランス兵と遭遇し、マレクは女がレディー・クレアだと知って驚いた。クリスたちは騎馬隊に見つかり、ジョンストンとゴードンが捕まった。クレアは兄のアルノー卿が率いる部隊に辿り着き、マレクを命の恩人として紹介した。マレクが「英国人ではなくスコットランド人だ」と言うと、アルノー卿は警戒心を解いた。マレクはアルノー卿に「今夜は特に彼女から目を離さず、守ってほしい」と頼んだ。
マレクが「仲間を捜すためにカステルガールへ戻る」と言うと、アルノー卿は「生きて村へ戻るなど無理だ。敵は城に移動中だ」と忠告し、クレアも反対する。だが、マレクは「どうしても仲間を捜さないと」と告げ、武器と馬を貸してもらう。クレアはマレクと唇を重ね、彼を見送った。クリスはケイトに「ラロック城へ行く」と告げるが、「違う方法があるわ」と彼女に言われる。ケイトは噂として言い伝えられている修道院のトンネルを使おうと考えたのだ。
アルノー卿の部隊は英国軍の攻撃を受け、クレアは逃走する。マレクはド・ケアの部隊に捕まり、マーカーを奪われる。ド・ケアは城へ向かう一団と合流し、ジョンストンとゴードンが繋がれている荷車にマレクを放り投げた。マレクはド・ケアから「久しぶりだな」と呼び掛けられ、ITC社員のデッカーであることに気付いた。「トーブに俺を殺させようとしたな」と言われ、ゴードンは「連れ戻すために転送したんだ」と慌てて釈明した。
デッカーはゴードンを殺害し、マレクとジョンストンに「奴は矢が刺さって倒れた俺を見捨てて転送しやがった」と言う。デッカーは初めて転送される前に発掘資料を読んでおり、マレクたちのことを知っていた。ジョンストンが「何度来てるんだ」と尋ねると、彼は「転写エラーになる寸前までだ」と答えた。デッカーの説明で、マレクたちは何度も転送を繰り返すとDNA再構築の際に転写エラーが起きることを知った。ジョンストンは「君の体にダメージがあっても、現代なら直せる。一緒に戻ろう」と説得するが、デッカーは「俺はド・ケア、ここが故郷だ。早くギリシャ火薬を作れ」と言い放つ…。

監督はリチャード・ドナー、原作はマイケル・クライトン、脚本はジェフ・マグワイア&ジョージ・ノルフィー、製作はローレン・シュラー・ドナー&ジム・ヴァン・ウィック&リチャード・ドナー、共同製作はケヴィン・デ・ラ・ノイ&マイケル・アギラー、製作協力はデレク・ホフマン&ブライアン・リード、製作総指揮はマイケル・オーヴィッツ&ゲイリー・レヴィンソン&ドン・グレンジャー、撮影はキャレブ・デシャネル、編集はリチャード・マークス、美術はダニエル・T・ドーランス、衣装はジェニー・ビーヴァン、ヴィジュアル・コンサルタントはトム・サンダース、音楽はブライアン・タイラー。
出演はポール・ウォーカー、フランシス・オコナー、ジェラルド・バトラー、ビリー・コノリー、デヴィッド・シューリス、アンナ・フリエル、ニール・マクドノー、マット・クレイヴン、イーサン・エンブリー、マイケル・シーン、ランベール・ウィルソン、マートン・ソーカス、ロシフ・サザーランド、スティーヴ・カーハン、デヴィッド・ラ・ヘイ、リチャード・ゼーマン、パトリック・サボンギ、マイク・チュート、ジェイソン・メリル他。


マイケル・クライトンの同名小説を基にした作品。
監督は『陰謀のセオリー』『リーサル・ウェポン4』のリチャード・ドナー。
クリスをポール・ウォーカー、ケイトをフランシス・オコナー、マレクをジェラルド・バトラー、ジョンストンをビリー・コノリー、ドニガーをデヴィッド・シューリス、クレアをアンナ・フリエル、ゴードンをニール・マクドノー、クレイマーをマット・クレイヴン、ジョシュをイーサン・エンブリー、オリヴァー卿をマイケル・シーン、アルノー卿をランベール・ウィルソン、ド・ケアをマートン・ソーカス、フランソワをロシフ・サザーランドが演じている。

一応はクリスが主人公のはずだが、主人公としての存在感は薄い。
監禁場所から脱出する際も、修道院のトンネルを見つける際も、活躍するのはケイトで、クリスが活躍する場面は、なかなか出て来ない。
終盤の戦いではド・ケアを倒す役目を与えられているが、見せ場はマレクに奪われている。
だから誰が主人公にふさわしいのかと考えると、まあマレクだよなあ。
クリスって「ジョンストンの息子」という以外に、存在意義が乏しい。

冒頭シーンから病院にゴードンが来る辺りまでは、前作のダイジェストなのかと思うぐらいのハイスピードで処理される。
しかし念のために書いておくが、前作など存在しない。
その後はペースが落ちるものの、そもそもテレビのミニシリーズじゃないと厳しいんじゃないかと思うぐらいの物語を約2時間の映画に仕上げなきゃいけないってことで、かなり端折っている部分が多い。
そのせいで、登場人物の言動にツッコミを入れたくなる箇所が多い。

クリスたちは物質転送装置のことや、それがタイムマシーンになったことに関する説明を受けて、何の疑いもなく最初から信じている。
それどころか、それで過去へ飛んでほしいという依頼を受けて、スターン以外は、あっさりと引き受けている。
目の前で実験が行われたわけでもなく、その安全性が保障されているわけでもないのに、まるで迷いが無い。
「本当にタイムマシーンかどうか疑わしいけど、とりあえず乗ってみる」とか、「危険もありそうだが、教授を救うために命を張ろう」とか、そういう感じは全く無い。

その物質転送装置についてクレイマーがクリスたちに説明する際、ファックスを例えに出している。
でも、ファックスってのは相手側に受信するための装置があるから、送信されたデータが紙に印字されて出て来るのだ。
ITCの物質転送装置の場合は、送る側に何の装置も用意されていない。にも関わらず、物質が向こうに送信される。
その仕組みについては、何の説明してくれない。
それと、送信する際、一度は分子レベルにまで分解されるのだから、生物を送った場合、その段階で死ぬと思うんだけど、それに関する説明も無い。

タイムスリップした途端に騎馬隊が襲って来て2人が死んだのに、ビビって帰ろうとするのはフランソワだけ。
クリスは助けるべき相手が肉親だから分からないでもないが、ケイトも全く現代へ戻りたいという意識を見せない。
その直前にはゴメスが矢で射抜かれるのを見てパニクっていたのに、フランソワが帰ろうとすると引き留める。
あと、テメエが声を出したせいで騎馬隊に気付かれ、マレクが囮になって助けてくれたのに、それに対して彼女は何もコメントしないのね。
なんちゅう非情な奴だ。

マレクもケイトも歴史バカで、カステルガールを見て「発掘現場と同じ場所」と大喜びしている。
本来の目的とか、ついさっき目の前で人が殺されたこととか、マレクの場合は初めて人を殺したこととか、そういうのは完全に忘れちゃってる。
「お前ら、ジョンストン教授を助ける目的よりも、昔のカステルガールを見ていたいという好奇心で来ただろ」と言いたくなる。
まあジョンストン教授も好奇心から転送装置に乗ったわけだけどね。

っていうか、ジョンストンってテメエの好奇心を満たすために過去の村へタイムスリップしておいて、戻れなくなったら助けを求めるって、すげえ自分勝手だよな。
そんで、修道院で見つかって捕獲され、「ギリシャ火薬を作るから助けて」と嘆願して生き延びている。
マレクから「英国軍を有利にするんですよ」と責められると、「約束しないと殺されていた」と逆ギレする。反省の色は皆無だ。
そんでホントにギリシャ火薬を作るし、「脅しに屈したと思わせて、実は罠を仕掛けておいた」ってなことも無いし。
そんな身勝手なオッサンを救うためだけに、多くの犠牲を出しすぎだろ。

フランソワは通訳として同行するのだが、あっけなく始末される。
だが、彼がいなくても、それ以降のシーンで「言葉が通じないのでクリスたちが窮地に陥る」とか、そんなことは全く無い。
そもそもカステルデールを統治しているのは英国軍だから、そこでは英語が通じるし。レディー・クレアやアルノー卿はフランス人だけど、普通に英語が喋れるし。
結果論ではあるけれど、最初からフランス語の通訳係なんて不要だったのよね。
だからフランソワって、完全に「無駄死に」なのよね。

後半、マレクとジョンストンは
「火薬をド・ケアに渡せば歴史を変えてしまうかも」
「既に変えてしまったかも。我々をカステルガールへ案内してくれた女性はアルノー卿の妹レディー・クレアです」
「レディー・クレアが死ななければフランス軍は勝てないんだぞ」
という会話を交わし、歴史を変えてしまうことへの懸念を示している。
でも、英仏の百年戦争は史実だけど、カステルガールの戦い自体は架空の出来事だ。
なので、ホントは歴史改変もへったくれもないんだけどね。

そこは史実や実在の人物を絡めた方が面白味は出たと思うけど、ホントに歴史を改変しちゃう筋書きなので、史実は持ち込まなかったってことなんだろう。
ただ、序盤でマレクたちがカステルガールの戦いについて講釈するシーンを「どうせ大した意味は無いだろう」と思って適当に聞き流していたら、後半に入ってクレアが登場したり、「レディー・クレアが死ななければフランス軍は勝てないんだぞ」と言われたりしても、ピンと来ないよな。
まあ、最初から最後まで集中して映画を見ていれば、何の問題も無いことだけどさ。

(観賞日:2013年5月25日)

 

*ポンコツ映画愛護協会