『スーパーノヴァ』:2000、アメリカ
緊急医療救助船「ナイチンゲール号」は、6名のクルーを乗せて宇宙を航行していた。船長はマーリー博士論文を取るため、20世紀のカートゥーンばかり見ている。医療技術者のヤージーとダニカは、暇さえあればセックスに興じている。航海士で技師のベンジャミンはコンピューターに「スウィーティー」と名付け、人間性を持つようプログラミングしている。副操縦士のニックはヘイゼン薬害から半年前に復帰し、ナイチンゲール号に乗船して12日目になる。医師のケイラは彼を検診し、「軍隊上がりの人間が、なぜ復帰訓練に救助活動を選んだの?」と尋ねる。ニックは「宇宙は静かでいい」と答えた。
ニックはケイラから薬を処方されていたが、それを飲まずに「俺のどこが嫌いだ?」と問い掛けた。ケイラは「ヘイゼンが嫌い。タイプHの薬物で、人格を変え、常習者だけでなく他人も傷付ける」と述べた。ニックは「過去に固執するのか」と言い、「君の方が病人だ」と告げた。ナイチンゲール号は緊急遭難信号を受信し、全員がブリッジに集まった。採鉱事業者のコールサインで、発信元は惑星系を離脱したタイタン37という月だ。既に採鉱事業は廃止されており、5年3ヶ月前に全員が退避しているはずだった。
発信地までの距離は3432光年で、何年も実施していないジャンプを使わなければ到達できなかった。マーリーはスウィーティーに、信号を送った人物の特定を指示した。発信者がカール・J・ラーソンと判明すると、ケイラはダニカに「悪夢のような男よ」と告げた。マーリーはジャンプを決定し、ニックが設定を完了した。全員が次元安定室へ向かう。ケイラが自分の4番ユニットに入ろうとすると、マーリーが「君は私のユニットを使え」と促した。2人が次元安定ユニットを交換し、ジャンプが実行された。
次元ジャンプが終了してニックたちがユニットを出ると、マーリーの皮膚が融解していた。ケイラはヤージーとダニカに道具を用意させ、急いで処置を施そうとする。だが、船体が激しく揺れ、燃料貯蔵タンクの破損が報告された。燃料の流出で重力が増加する中、ニックとベンジャミンは、すぐにブリッジへ向かう。すると太陽の10倍の引力を持つブルー巨星が近くに位置し、ナイチンゲール号は月の流星雲の高重力場に入っていた。
ニックはドッキング噴射を使い、ブルー巨星との衝突を回避しようと試みる。一方、ケイラはマーリーを救おうとするが、制御パネルが反応しなかった。ニックは何とか衝突を回避するが、大半の燃料が流出してしまった。ケイラはマーリーから「殺してくれ」と頼まれ、ユニットのハッチを開けて彼を絶命させた。落ち込んでいるケイラの様子を見たニックは、ブランデーを持って彼女の部屋を訪れた。彼はケイラを酒に誘い、そして肉体関係を持った。
ベンジャミンは4番ユニットの調節弁が故障していたことを知り、ニックとケイラに知らせた。警告音は鳴っており、マーリーは故障を知った上でケイラとユニットを交換したのだ。ニックは冷静な態度で、2人に「現実を受け止めて対処するしかない」と告げた。彼はブリッジにクルーを集め、「タンクの破損で大半の燃料が流出した。帰還ジャンプまでは軌道を保てるが、時間との戦いだ。墜落11分前まではジャンプが出来ない」と説明した。
スウィーティーはニックたちに、採鉱所から輸送船が離陸したことを報告した。呼び掛けても応答が無いまま輸送船が迫って来たため、ニックは搭乗者が気絶したのだろうと解釈し、ナイチンゲール号に収容した。失神状態で救助された男の顔を見たケイラは、「カールじゃない」と口にした。男の体を調べると、骨の組織が成長して自力で強くなっていることが判明した。ニックはケイラが何か隠していると感じ、彼女を追及する。ケイラは「何も知らないから答えられない。でも彼はカールじゃない。息子かもしれない」と告げた。
ケイラはニックに、「カールとの関係を解消した私は、トランス・ソマ社に入った。他に知りたいことは?」と言う。ニックが「カールもヘイゼンを?」と問い掛けると、ケイラは何も答えなかった。ダニカが道具を運んで医療室に戻ると、男が全裸のまま起き上がっていた。ダニカは男の股間に視線をやり、強い欲情を隠し切れなかった。男はケイラに、自分がカールの息子のトロイであること、父が3年前に死んだこと、月には他に誰もいないことを語った。
トロイはケイラに、父が「何かあったら彼女を頼れ」と言っていたこと、謝罪していたことを語った。ニックが来ると、彼は「友人たちと鉱脈を探していた。友人たちが裏切り、古い輸送船を残して逃げ出した」と事情を説明した。月に燃料があると聞き、ニックはシャトルで調査に向かおうと考えた。彼はヤージーに、輸送船を調べるよう指示した。ヤージーは金庫に保管されている謎の物体を発見し、ニックを呼び寄せた。ヤージーはニックが来る前に物体を触るが、「触っていない」と嘘をついた。
謎の物体についてニックから質問されたトロイは、「それは宝物だ。3年前、何かを掘り当てたという通信を傍受し、仲間たちと宝探しに出掛けた。仲間たちが逃げた後も探し続け、それを発見した。政府はこれに莫大な金を払う。技術革新の夢を秘めている。協力すれば、1人ずつに5パーセントの分け前を渡す」と述べた。しかしニックは「捨てた方が安全だ。正体不明の物体だ。船内に置かない方がいい」と反対する。トロイは「危険は無い」と主張するが、ケイラが「それに触れた貴方の骨は異常な構造を示している」と指摘した。
トロイは「絶好の儲け話なのに」と抗議するが、ニックは「危険区域を出たら曳航する。それまでは、その物体を隔離する」と決定した。ニックはシャトルに乗り込み、タイタン37へ向かった。ダニカはトロイに誘惑され、肉体関係を持った。謎の物体に魅入られたヤージーは、また触りに行った。ニックはエレベーターを使い、地底の燃料採鉱場へ赴いた。
ケイラがスウィーティーに物体を分析させると、9次元物質の存在が判明した。スウィーティーは「計算では存在しますが、人間の言語では表現できません。外側のケースは3次元で、内部に9次元物質が存在します。ケースによって中身が全方向に放射されます」と述べた。ケイラが「3次元宇宙に対する9次元物質の影響は?」と尋ねると、スウィーティーは「新しい3次元物質の創造です。生命に必要な要素を爆破で満たすことが可能です」と説明した。
ケイラはベンジャミンを呼んで分析結果を話し、「宇宙は膨張してるけど、物質には限りがある。あれで物質を創造し、宇宙の若さを保てる。地球に持ち帰ったら爆発し、太陽系を破壊して超新星にする。ライバルを駆逐し、宇宙を再生するためよ。宇宙を旅した種族が、物体を惑星に持ち帰る。そして爆発し、太陽系を破壊する」と解説した。ダニカは物体に両手を突っ込んで休んでいる上半身裸のヤージーを見つけ、穏やかな口調で「手を放して」と促した。
ヤージーが逆立ちで悠々と腕立て伏せをする様子を見たケイラは、ダニカに「物体の影響かもしれない」と述べた。ヤージーの体を調べたケイラは、全ての機能が強化されて若返っていることを知った。ニックは死体を発見し、ケイラに報告を入れようとする。しかしトロイの妨害によって、通信は遮断されていた。トロイはニックに、「発掘隊を連れて来て、宝を発見した。しかし分け前を増やせと言い出した奴がいた」と言い、自分が殺人を遂行したことを明らかにした。
トロイは「手を組もうと持ち掛けたのに、お前は断った」と言い、燃料採鉱場のコンピュータを動かして入り口を封鎖する。彼は作業機械を操り、ニックを殺そうとする。ニックはエレベーターで地上へと脱出するが、トロイはシャトルを発射させた。彼は無限軌道にシャトルを乗せて、ニックが帰還できないようにする。それをダニカに気付かれると、トロイは彼女を宇宙空間に放り出して始末した。さらに彼はヤージーも殺害し、ケイラとベンジャミンの命も狙う…。監督はトーマス・リー、原案はウィリアム・マローン&ダニエル・チューバ、脚本はデヴィッド・キャンベル・ウィルソン、製作はアッシュ・R・シャー&ダニエル・チューバ&ジェイミー・ディクソン、製作総指揮はラルフ・S・シングルトン、製作協力はジェームズ・R・ジョンストン三世、撮影はロイド・エイハーン二世、編集はマイケル・シュヴァイツァー&メリッサ・ケント、美術はマレク・ドブロウォルスキー、衣装はボブ・リングウッド、特殊メイクアップ効果デザインはパトリック・タトポロス、視覚効果監修はマーク・ステットソン、音楽はデヴィッド・ウィリアムズ。
出演はジェームズ・スペイダー、アンジェラ・バセット、ロバート・フォスター、ルー・ダイアモンド・フィリップス、ピーター・ファシネリ、ロビン・タネイ、ウィルソン・クルーズ、エディー・ライスJr.、ノックス・グランサム・ホワイト。
声の出演はケリガン・メイハン、ヴァネッサ・マーシャル。
『パーフェクト・ウェポン』のデヴィッド・キャンベル・ウィルソンが脚本を担当したSF映画。
『48時間』『ストリート・オブ・ファイヤー』のウォルター・ヒルが途中降板し、後を引き継いだ『ゴッドファーザー』『地獄の黙示録』のフランシス・フォード・コッポラ、さらに『エルム街の悪夢2/フレディの復讐』『ヒドゥン』のジャック・ショルダーも次々と途中降板し、誰の名前も表記されない形になった。
ニックをジェームズ・スペイダー、ケイラをアンジェラ・バセット、マーリーをロバート・フォスター、ヤージーをルー・ダイアモンド・フィリップス、カールをピーター・ファシネリ、ダニカをロビン・タネイ、ベンジーをウィルソン・クルーズが演じている。かつてアメリカには、「アラン・スミシー」という監督の作品が幾つか存在した。
しかし、アラン・スミシーという人物は実在しない。何らかの事情によって、本来の監督が実名表記を嫌がったり、降板などで誰を監督と捉えていいのか分からなくなった場合、全米監督協会が決めた「アラン・スミシー」という偽名を使うケースがあったのだ。
しかし、『アラン・スミシー・フィルム』という映画の影響などもあり、全米監督協会は「アラン・スミシー」の使用を中止し、その時によって異なる偽名を使うことになった。
本作品の監督として表記される「トーマス・リー」は、ようするに昔の「アラン・スミシー」と同じ意味合いである。序盤のキャラクター紹介は、ほぼニックの台詞だけに頼っている状態だ。
ベンジャミンがスウィーティーからチェスの相手を求められる様子、マーリーがカートゥーンを見ている様子、ヤージーとダニカがセックスしている様子は写るが、それをニックが改めて台詞で説明している。
そこからの展開で、キャラクターが掘り下げられることは無い。ヤージーやダニカなどは、なかなか名前が出て来ないまま物語が進行していく。
キャラ紹介が薄いまま、緊急遭難信号を受信する展開に入って行く。ニックに関しては「ヘイゼン薬害から復帰したばかり」という説明があるが、ヘイゼンってのが何のことか分かりにくい。
どうやら中毒性のあるドラッグらしいってことは分かるんだけど、カールも過去にヘイゼン薬害だったことが明らかになるぐらいだから、それなりに重要な要素のはずなのに、それにしてはボンヤリしていて説明不足だと感じる。
っていうか、実は重要でも何でもないんだよね。ニックやカールから「かつてヘイゼン薬害だった」という要素を外しても、まるで変化は無い。
あと、ニックがずっと暗い様子で、何か秘密でもありそうな雰囲気なんだけど、これまた何の意味も無くて、ただ陰気なだけで終わっている。次元ジャンプに入ることを決めると、BGMを利用して緊迫感を煽ろうとする演出が見られる。しかし、ただ次元ジャンプを行うだけで、何がどのように危険性があるのかはサッパリ分からない。
例えば「船のスピードを上げろ」と登場人物が指示したとして、「そのスピードに耐えられるボディーの仕様じゃない」とか、「そこまでのスピードを出すのは初めてでテストもしていない」とか、そういう説明があれば、「危険の伴う行動」ってことが伝わるだろう。
そういうのが、この映画だと全く無いのよ。
せいぜいベンジャミンが「何年もジャンプしていない」ということに言及しているだけだし、マーリーも発信者の名前が分かった途端に何も迷わずゴーサインを出しているので、そこをスリリングなシーンとして演出されても、まるで危機感を煽られない。ニックやケイラなど他のクルーも、全く不安そうな様子は見せていないし。
ってことは、登場人物の様子と演出が完全に乖離しちゃってるでしょ。ケイラがマーリーを救おうとする様子と、ニックが衝突を回避しようとする様子をカットバックで見せているが、相乗効果は得られていない。ただ慌ただしいと感じるだけだ。
そこは順番に1つずつ見せた方がいい。
しかも、マーリーの死亡って相当に大きな出来事のはずなのに、ほとんど意味の無いモノになっちゃってるんだよな。ショックを受けているのはケイラだけだし、それもニックとセックスして解消されちゃってる感じだし。
マーリーの存在意義って、ほぼ皆無に等しいぞ。そもそも、マーリーが4番ユニットの故障を知りながら、それを隠してケイラと交換し、皮膚が融解して死亡するってのが、ただのアホにしか思えないのよ。
最初から故障が分かっていたのなら、ジャンプの必要な救助活動に向かわなきゃ良かったでしょ。他の船に任せりゃ良かったでしょ。
っていうかユニットが故障していたら救助活動に支障が出るんだから、さっさと本社に連絡を入れて、修理のために帰還すべきじゃないのかよ。なんで放置しておいたんだよ。
もしも「救助に向かう直前に判明した」ってことだとしても、やはり隠したまま向かうのではなく、救助任務をストップすべきだし、「ちゃんと点検しておけよ」って話だ。
どっちにしろ、マーリーの自己犠牲で問題が解決するわけじゃないんだから、それは称賛すべき行動ではなく、ただアホなだけだ。シリアスでミステリアスでサスペンスフルなSF映画にしたかったんだろうとは思うけど、ニックに引っ張られたのか、ただ無闇に陰気なだけになっている。
しかも、シリアスな雰囲気の中で、ダニカを「ヤージーとセックスしまくりで、トロイのチンコを見て発情する」というヤリマン女に造形しちゃって、すんげえ安っぽくしちゃってるんだよな。
バカ映画と呼べるほど徹底して荒唐無稽なわけではなく、全てがチープなわけでもなく、「マジにやろうとしているけど結果が伴っていないだけ」という状況である。
なんで発情アニマルなキャラなんて配置したのかなあ。謎の物体について質問されたトロイは、「政府はこれに莫大な金を払う。技術革新の夢を秘めている」と話すが、それが何なのか正体は全くの不明なので、そんなことを言われても「はあっ?」って感じだ。
その時点では、単なる謎の物体でしかない。ヤージーは「宇宙人の存在を証明する物だ」と言っているけど、それもピンと来ない。
せめて、「自然の物ではなく明らかに人工的であり、それが月より古い年齢ってことは、高い知能を持った異星人の存在を証明している」という補足説明を入れるべきじゃないかと。
っていうか、そういう意味でホントにヤージーが「宇宙人の存在を証明する物だ」と言ったのかどうかも定かじゃないし。で、仮に補足説明を付けた上で「だから宇宙人の存在を証明する物だ」という台詞を納得させたとしても、「政府は莫大な金を払う。技術革新の夢を秘めている」ってのは意味不明だ。
宇宙人の存在を証明する物なら大発見だとは思うが、「高額で売れる財宝」というイメージには結び付かない。そこは話の進め方として無理がある。
だから「トロイはそう言ってるけど、クルーは誰も財宝だと考えない」ということをハッキリと示した方がいいのに、ニックは冷徹に反対するものの、他の面々の対応がボンヤリしているんだよな。
っていうか、たぶんヤージーは既に物体に魅入られてるからトロイ側だろうし、トロイのチンコに欲情したダニカも真っ向から反対はしないだろうし、その辺りも面倒なことになっちゃってるなあ。
そもそも、なんでトロイに「莫大な金になる」という主張をさせたんだろうなあ。そこは「世紀の大発見だ」という方向で主張させた方が、まだ受け入れやすかったんじゃないか。スウィーティーの分析によって謎の物体が「内部に9次元物質を含有する物」と判明しても、やっぱり何だか良く分からないし、「9次元物質」という設定にしている意味が全く感じられない。
その後の説明やケイラのベンジャミンに向けた台詞によって、どうやら超強力な爆弾らしいってことは分かるんだけど、今一つ危機感を煽られない。
それは、真実味や切迫感をもたらすための描写が足りないからだろう。「触れた人間の肉体が強化される」ってのと、「太陽系を破壊して超新星にする爆弾」ってのは、まるで関連性が無いし。
おまけに、物体の分析が完了した後は、「トロイがクルーを次々に殺していく」という展開になるので、「物体は爆弾だから地球に持ち帰ると大変なことになる」という設定も無意味になってしまう。それどころか、その物体そのものの存在意義が皆無に等しい。
どうせ物体に魅入られたヤージーも簡単に始末されちゃうし、超人トロイさえいれば事足りるのだ。っていうか面倒だからバラすけど、トロイってホントはカールなのよね。
だけど、「実はカール」ってことが明らかになっても、何の驚きも無い。「だから何なの?」と言いたくなる。
カールがトロイを詐称している意味が、まるで無い。
いや、一応は「見た目が違うからケイラが相手の正体に気付かない」ということがあるんだけど、そんなケイラが終盤に入ってトロイから「俺はカールだ」と明かされて、それが物語の進行に何の影響を与えているのかというと、何も与えちゃいないのよ。つい忘れそうになっちゃうんだけど、ブルー巨星との衝突を回避した後、ニックが「タンクの破損で大半の燃料が流出した。帰還ジャンプまでは軌道を保てるが、時間との戦いだ。墜落11分前までは」と説明している。
ってことは、終盤に入り、そこを使ったタイムリミット・サスペンスがあるんだろうと予想していたら、そんなモノは無い。
そういうのが無いから、忘れそうになってしまうのよ。
何のサスペンスにも繋がらないなら、なんで「時間との戦いだ」とか思わせぶりなことを言っちゃうのよ。最終的に、ニックとケイラはロボットを使って謎の物体をカールに渡し、そこに仕掛けた爆弾を起動させる。カールを宇宙空間へと吹き飛ばす。
でも、それで問題は解決かと思いきや、スウィーティーが「9次元物質がブルー巨星に反応し、宇宙に拡散。その衝撃波が50年後には地球ー到達し、全生命を破滅させる可能性がある」と言っているので、何も解決しちゃいないんだよね。それなのに、なんかニックとケイラが「問題が解決して安堵」みたいな雰囲気になっちゃってるのは、どうなのかと。
それと、2人で1つのユニットに入るので「遺伝子の変異でヤバいかも」とケイラは恐れているんだけど、ジャンプを終えると、2人とも片方の目がブルーになっているだけ。
心底から、どうでもいいわ。(観賞日:2014年12月26日)