『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』:2009、アメリカ&日本&カナダ&インド

ピアニストになる夢を持つ5歳のチュンリーは、実業家である父シアンの仕事の都合で、アメリカから香港へ引っ越した。チュンリーはシアンから中国武術を教わり、その技術を磨いた。チュンリーが10歳になった頃、事件は起きた。ある夜、豪邸に帰宅したシアンがバイソンという大男と手下たちに襲撃されたのだ。シアンが戦っていると、物音に気付いたチュンリーが2階から降りて来た。そこへバイソンのボスであるベガが現れ、2階へ行くようチュンリーに促した。ベガたちはシアンを車で連れ去った。
成長したチュンリーは、プロのピアニストとして活躍していた。ある日、コンサートを終えた彼女が楽屋へ戻ると、プレゼントとして巻物が届いていた。送り主は不明で、巻物の文字もチュンリーには読解できなかった。帰宅するため地下鉄の構内に入ったチュンリーは、男がチンピラたちに殴られて倒れ込むのを目撃した。チュンリーが駆け寄ると、男の手には蜘蛛の巣の刺青があった。帰宅した彼女は、母ジーンの部屋に赴いた。ジーンは衰弱し、寝たきり状態になっていた。
タイのバンコクでは、シャドルーの幹部たちが会合を開いていた。シャドルーは、表向きは投資会社だが、実際は犯罪組織だ。幹部の一人ベガは、他の面々に対して「自分がシャドルーを仕切る」と宣言した。忠誠を誓うよう求められた幹部たちは腹を立てて退席するが、ベガの手下であるバルログに殺された。港で幹部たちの生首が発見され、バンコク警察のマヤとインターポールのナッシュがやって来た。シャドルーの情報を掴んでいるナッシュは、マヤに」「これから大変なことになる」と告げた。
ベガは地下室に軟禁しているシアンの元へ行き、「次はバンコクの役人の連絡先を教えろ」と要求する。シアンが「役人を殺しても得にはならない」と告げると、ベガは「役人は殺さない。その家族に相談する」と述べた。チュンリーは母を亡くした後、巻物のことが気になった。街を歩いていた彼女は、古書店の女主人から「私に渡す物は?」と問い掛けられる。チュンリーが巻物を見せると、彼女は文字を解読し、「バンコクへ行ってゲンという男を見つけ、教えを乞いなさい」と告げた。ゲンという男は、かつては悪党だったが、現在は弱者の味方となり、スパイダー・ウェブという組織を率いているのだという。
チュンリーは女主人から「ゲンと会うために過去と決別しなさい」と言われ、使用人たちを解雇して邸宅を引き払った。バンコクへ渡った彼女は、路上生活を始めた。彼女はゲンという男について人々に聞き込みを行うが、何の手掛かりも得られなかった。一方、ベガはバンコクの臨海地域をシャドルーの支配下に置こうと目論んでいた。彼は17年ぶりに「ホワイト・ローズ」と会おうとしており、情報を持って来たバイソンに「バンコクへ運べ」と指示した。バイソンは「悪い知らせです。お嬢ちゃんが消えました。バンコクにいるらしい。必ず見つけます」と彼に告げた。
チュンリーは夜の街で男がチンピラたちに暴行されているのを目撃し、助けに入った。全員を倒したものの、疲労困憊で倒れ込んだ彼女は、蜘蛛の巣の刺青をした男に救われた。翌朝、チュンリーが目を覚ますと、その男がいた。彼こそがゲンだった。父親の拉致のことも知っているという彼に、チュンリーは「父は生きてるの?どこにいるの?」と尋ねる。するとゲンは「時が来たら教える。怒りが消えた時、君だけが父を救える。力を貸そう。ただし、やり方は私が決める」と述べた。
ゲンはチュンリーに、シャドルーがスラムを牛耳っていること、自分も一員だったことを語る。しかしゲンはシャドルーを去り、弱者を守るためのスパイダー・ウェブという組織を結成した。ベガは幅広い人脈を持つシアンに目を付け、連れ去ったのだという。チュンリーはゲンから「仲間になって正義のために戦え」と言われ、「戦い方なら知ってる」と反発した。するとゲンはチュンリーに勝負を要求し、軽くあしらった。ゲンは「怒りでは勝てない。感情で戦うと判断を誤り、ベガに見透かされる」と諭した。
チュンリーはシャドルーについて調べ、ベガの部下でセキュリティー会社「エスペラント社」のCFOを務めるカンタナがバンコクの理事会と会談することを知った。カンタナは理事会の面々を脅し、臨海地域の売却書類にサインをさせた。土地売却のニュースを知ったナッシュは、マヤに「ベガはわざと治安を悪化させ、地価を下げて安値で買ったんだ」と話す。武装したエスペラント社の連中は臨海地域を封鎖し、住民たちを強引に退去させた。
ナッシュとマヤはバイソンを張り込み、車で出掛ける彼を尾行しようとする。だが、張り込みに気付いたバイソンは、ナッシュたちが目を話した隙に別の車で走り去った。バイソンは商務長官と会い、「ムルマンスクからホワイト・ローズという積み荷が届く。税関を通さずに済むよう手配してくれ」と要求した。バイソンを尾行していたチュンリーは、2人の会話を盗み聞きした。チュンリーはゲンの元へ戻り、武術の修業を積んだ。
夜、ナッシュとマヤはクラブを張り込み、カンタナが入って行くのを確認する。クラブに潜入したチュンリーは、カンタナを誘惑してトイレへ導いた。チュンリーは彼女を捻じ伏せ、ホワイト・ローズについて尋ねる。「月末の金曜に届く船便よ。セントラル・ハーバーの21番に着くわ」と明かしたカンタナに、チュンリーは「ベガに伝えて。お嬢ちゃんは大人になったって」と告げた。ナッシュとマヤは騒ぎに気付き、店へ向かう。カンタナの部下たちを倒したチュンリーはナッシュたちに見つかるが、店から逃走した。
ベガは情報を喋ったカンタナをリンチし、バイソンから「計画を変更しますか」と問われると「父親を使う。バルログを呼べ」と命じた。ナッシュはクラブで目撃した女が気になり、マヤと仲間の刑事たちに調査を指示した。チュンリーはゲンに、ベガのことを尋ねる。ゲンは「幼馴染だった。宣教師をしていた両親は、彼が幼い頃に死んだ。歳を重ねるごとに、彼は悪事に手を染めるようになっていった。良心を失わせる魔術を知った彼は、妊娠中の若い妻を洞窟へ連れて行った。彼は妻を殺し、娘に自分の良心を移した」と語った。
バイソンと手下たちが来るのを悟ったゲンは、チュンリーに「朝食を買って来てくれ」と頼んで住まいから遠ざけた。チュンリーが外出した後、ゲンはバイソンの手下たちと戦う。バイソンは手下がいるのも構わず、離れた場所からミサイル・ランチャーを撃ち込んだ。買い物から戻ったチュンリーは炎上する建物を見て驚愕し、ゲンのペンダントを見つけて泣き出した。ベガはバルログを呼び、チュンリーを始末するよう命じた。一方、ナッシュはインターネットでチュンリーの情報を掴んだ。
チュンリーは夜道でバルログの尾行に気付き、戦闘態勢に入った。チュンリーはバルログを叩きのめし、建物から逆さに吊るして去った。翌朝、チュンリーは港湾職員を脅し、ホワイト・ローズが深夜0時に着くことを聞き出した。ナッシュはマヤから、圧力が掛かって捜査が中止になったことを知らされる。深夜、港にいたチュンリーはベガの手下たちに襲われる。彼女は逃亡を図るが、捕まってしまう。
ベガはチュンリーを連行して拘束し、シアンと対面させた。チュンリーは再会に感涙するが、シアンは険しい顔で「何年も頑張ったのは、お前を守るためだ」と言う。そこにベガが現れ、もう用済みとなったシアンを殺害した。ベガが去った後、チュンリーは自分を始末しようとした手下たちを倒し、部屋から脱出した。建物の外に出た彼女は、見張りの連中に気付かれて発砲される。チュンリーは街の中へ逃げ込むが、バイソンたちが追い掛けて来る。チュンリーは飛び出した少年を庇い、バイソンに腕を撃たれた。それを見ていた住人たちは、バイソンたちに物を投げ付ける。バイソンたちは退散し、その場を離れたチュンリーは生きていたゲンに介抱される…。

監督はアンジェイ・バートコウィアク、脚本はジャスティン・マークス、製作はアショク・アムリトラジ&パトリック・アイエロ、共同製作はラッセル・マーコウィッツ、製作総指揮は辻本春弘&稲船敬二&徳丸敏弘、撮影はジェフ・ボイル、編集はデレク・G・ブレッシン&ニーヴン・ハウィー、美術はマイケル・Z・ハナン、衣装はシャーリー・チャン、アクション・コレオグラファーはディオン・ラム、音楽はスティーヴン・エンデルマン、音楽監修はミシェル・シルヴァーマン。
出演はクリスティン・クルック、クリス・クライン、マイケル・クラーク・ダンカン、ニール・マクドノー、ロビン・ショウ、ムーン・ブラッドグッド、ジョシー・ホー、タブー、チェン・ペイペイ、エドマンド・チャン、イネス・ヤン、エリザヴェータ・キリュキーナ、エミルツェ・ジャンケイラ、キャサリン・ペンバートン、シリ・シリジェーン、クリスタル・ヴィー、タナパット・シー=ンガムラス、ティム・マン他。


カプコンの対戦型格闘ゲーム『ストリートファイターII』に登場する人気キャラクター、春麗(チュンリー)を主人公とした映画。
監督は『DENGEKI 電撃』『ブラック・ダイヤモンド』のアンジェイ・バートコウィアク。
脚本のジャスティン・マークスは、これが初の長編作品。
チュンリーをクリスティン・クルック、ナッシュをクリス・クライン、バイソンをマイケル・クラーク・ダンカン、ベガをニール・マクドノー、ゲンをロビン・ショウ、マヤをムーン・ブラッドグッド、キャンタナをジョシー・ホー、バルログをタブー、古書店の女主人をチェン・ペイペイ、シアンをエドマンド・チャンが演じている。

『ストリートファイターII』の実写化と言えば、1994年に公開されたジャン=クロード・ヴァン・ダム主演の『ストリートファイター』がある。
だが、チュンリーがTVリポーターでバルログがTVカメラマン、ダルシムがシャドルーの博士、ブランカがシャドルーの改造人間になっているなど、ゲーム版とは大幅に登場人物の設定を変更したヴァン・ダムの『ストリートファイター』はボロクソに酷評され、興行的にも完全にコケた。
ヴァン・ダム版『ストリートファイター』のポンコツな仕上がりから、カプコンも少しは反省したのか、春麗が中国拳法を父から教わっているとか、その父が拉致されるとか、シャドルーのボスであるベガの部下にはバルログとバイソンがいるとか、その辺りはゲームを意識した設定になっている。

だが、やはり今回の映画でも、ゲームのファンからすると、ツッコミを入れたくなる箇所は多いはずだ。
例えば、春麗はインターポールの刑事じゃなくて、ナッシュがインターポールの刑事(ゲームではアメリカ空軍中尉)。
っていうか、シャドルーを追う男として登場するのがガイルじゃなくてナッシュだし。ベガはイカつい軍服を着ておらず、まるで脅威を感じさせない。
ゲン(元)はジジイじゃないし、ナッシュはインテリっぽく見えない。バイソンはボクサーらしい戦い方をしないし、普通に武器も使っている。
バルログは仮面の貴公子っぽさが無いし、仮面がデカすぎるし、素顔は美形じゃない、あと、シャドルー四天王の内、サガットだけが登場しない。

ゲームとの違いが多くても、映画として面白ければ構わないのだが(そもそも私はゲームのファンじゃないし)、見事に酷い出来栄えだ。
まず、バイソンはシアンを拉致する目的で襲撃したらしいが、いきなり矢を彼に目掛けて放っているんだよな。
それで死んだら元も子も無いだろ。
で、もうベガの一味がシアンを拉致したことは明白なのに(ジーンの目の前で拉致されているのだから)、なぜか警察に届け出ていない様子。
なんでだよ。

チュンリーはシアンが連れ去られた翌朝、ペンダントを見て回想する。シアンはそれを娘にプレゼントした時、「スピニング・バード」と呼んでいる。ペンダント・トップには鳥の飾りが付いており、それを弾くと回転する。父はそれを弾いて回転させ、「鳥は決して強くない。だから危険な時はクルクルと回って身を守る」と語る。
それはチュンリーの得意技であるスピニングバードキックに繋げるための伏線なんだけど、根本的に間違っていることがある。
普通の鳥は危険を察した時、回転せずに飛び去ると思うぞ。どう考えたって、そっちの方が身を守るには有効だろ。
しかも、チュンリーがスピニングバードキックを思い付いたり習得したりするようなシーンがあるのかというと、全く無いし。
いざという時の必殺技として使うのかと思ったら、クラブの格闘シーンで無造作に使っちゃうし。
そんな扱いなら、強引すぎる伏線を張った意味が全く無いぞ。

成長したチュンリーの楽屋には巻物が送られて来るが、送り主が不明だし、何が書いてあるか解読することも出来ない。
その送り主はゲンなんだけど、そんなモンを送り付けても意味が無いだろ。「良く分からないから」ということで放置されたら、どうするつもりだったんだ。
で、チュンリーは母を亡くした後に巻物を開いて「これはメッセージなのか」と考えるが、何故そのタイミングで巻物に注目するのか、送り主を突き止めようとするのか、サッパリ分からん。
だったら、なぜ巻物をプレゼントされた時点で考えなかったのか。

チュンリーは女主人から「ゲンを見つけなさい」と言われ、「どうやって捜すの?」と尋ねる。
女主人は「然るべき時になれば会える」と答えるが、その直前に道路清掃をしていたオッサンがゲンだし、地下鉄構内で助けた相手もゲンだ。
なぜゲンは、自分から接触しようとせずに、わざわざチュンリーをバンコクへ行かせるのか。
女主人は「ゲンと会うために過去と決別しろ」と言うが、なぜ過去との決別が必要なのか。

あと、邸宅を売り払ったのなら、かなりの金を手に入れたはず。それなのに、なぜバンコクへ渡ったチュンリーはホームレス状態になってしまっているのか。
過去と決別するってのは、これまでのような恵まれた生活とも縁を切れってことなのか。もはやカルト宗教みたいなノリになってるぞ。
「バンコクの人々と同化するために街角の雑踏に云々」というモノローグが入るけど、じゃあバンコクの人たちはみんな宿無しなのかっつーの。
っていうか、根本的な問題として、見知らぬオバサンから「バンコクへ行け。ゲンを見つけろ。然るべき時になれば会える」と言われ、何の疑いも持たずに全面的に信用して従うって、どういう感覚なのかと。

ベガはシアンを脅した後、バイソンに「スラムで学んだことがある。人間は腹が減ったら何でもやる。誰にも弱みがある」と言い、妻と娘の写真を眺める。
もはやベガとは似ても似つかぬキャラクターに成り下がっている(あえて「成り下がっている」という表現を使わせてもらう)。
「幼い頃に両親を失い、病気で死にそうになったけど生き延びて」とか、そんな人間的な家庭環境の設定も邪魔。魔術を使って娘に良心を移したとか、そういうオカルトめいた設定も邪魔。
しかも、その娘であるローズがベガの弱点ってことになってるんだよな。
良心を無くした奴が、娘だけは大事に思っているのか。そこに良心があるんじゃねえのかと思ってしまうのは、間違いなのか。

ベガはスラムを牛耳っており、バンコクの臨海地域を支配下に置こうと目論んでいるが、なんか小さい野望だな。
せいぜい地元のギャングという程度の組織にしか思えんぞ。世界的な犯罪組織じゃねえのかよ。
世界的な組織だったとしたら、なぜ目を付ける場所がバンコクのスラムなのかと。そんなトコを支配下に置いても、あまり旨味があるようには思えないぞ。
ベガは「わざと治安を悪くして地価を下落させ、安く買い叩いて富裕層のための家を建築し、それを高く売って稼ぐ」という計画を立てているらしいが、治安の悪くなった場所に住みたいと思うような富裕層は、そんなに多くないと思うよ。

チュンリーはゲンから「怒りでは勝てない。感情で戦うと判断を誤る」と諭されているが、それは「感情をコントロールできるようになった上でベガと戦って勝利する」という展開のための伏線であるはずだ。
ところが実際には、最後までチュンリーは怒りの感情で戦っており、その上でベガに勝ってしまう。
ゲンの教えって、まるで意味がねえじゃん。
しかもチュンリーって、テメエが目の前で父親を殺害された報復のつもりなのか、ベガを娘の目の前で惨殺するんだぜ。なんちゅうヒロインだよ。ベガが憎くても、娘に罪はねえだろ。
その後でナッシュに「彼女を立ち直らせてあげて」と頼んでいるけど、頼むぐらいなら最初から目の前でベガを殺すなよ。

だが、そういったシナリオの出来栄えも、前述したゲームとの違いも、実を言うと、そんなに重要な問題ではない。
春麗をヒロインに据えた実写映画を作るという企画が立ち上がった時点で、製作サイドが何よりも重視すべきこと、絶対に守るべきことは決まっている。
それは、春麗役に中国系の美人を起用し、あのチャイナドレス風戦闘服でキレのあるアクションをさせることだ。
他の部分で色々と問題があったとしても、そこさえ守ってくれれば、全てチャラにしても構わないと思うぐらいだ。

まず配役に関してだが、クリスティン・クルックは母親が中国系らしいので、そこはOKとしよう。
容姿については、春麗のイメージとは違うけど、そこもOKとしておこう。
アクションシーンに関しては、カットを細かく割って動きを誤魔化しているし、スタント・ダブルも使っている。
だけど、クリスティン・クルックは彼女なりに頑張っているんだろうから、そこも温かい目で見てあげることにしよう。

問題は、クリスティン・クルックの格好だ。
その肝心な部分で、この映画はゲーム版から大きく外れてしまう。
劇中で、春麗は一度も例の格闘服を着用しないのだ。アクションシーンだけに関わらず、一度もあの服を着ないのだ。
バカなのか、大バカなのか、底抜けのバカなのかと。
それを映像化しないのなら、何のために実写映画化したんだよ。
もしクリスティン・クルック側からNGが出たとしたら、そんな女優は起用すべきじゃないし。

っていうか、たぶんクリスティン・クルック側からのNGじゃないと思うんだよな。
きっと製作サイドのボンクラどもが、格闘服を着用させなかったんだろう。もうね、ホントにバカ。
企画を進める際に、まずは「例の服をどうやって自然な形で春麗に着用させるか」ってことを最優先事項として考えるべきでしょ。
極端なことを言っちゃうと、不自然であろうが、あの服を着させちゃえばいいんだよ。
コスプレにしか見えなくても、それでOK。どうせ企画自体がバカ映画なんだからさ。

(観賞日:2013年7月13日)

 

*ポンコツ映画愛護協会