『ストーン』:2010、アメリカ

若き夫のジャック・メイブリーと妻のマデリンは、幼い娘のキャンディスと3人で暮らしていた。しかしマデリンは息の詰まるような生活に我慢できず、「私の魂を自由にして。出て行くわ」と思い詰めた表情でジャックに訴えた。するとジャックは2階へ駆け上がり、寝室で眠っているキャンディスを抱き上げて窓に近付いた。「出て行くなら落とす」と彼に脅されたマデリンは、「分かったから。もう出て行かないわ」と怯えた表情で告げた。ジャックは彼女を抱き締め、「悪かった。二度としないよ」と口にした。
時は過ぎ、老齢となったジャックは、毎週日曜になると夫婦で教会に通っていた。兄のボビーが死去し、ジャックは葬儀に出席して教会で挨拶した。ジャックは仮釈放管理官を務めており、間もなく定年退職を迎えようとしている。仮釈放管理官の仕事は、囚人と面談して話を聞き、それを参考にして仮釈放審査会のための報告書を作成することだ。所長のウォーデンから呼ばれた彼は、後輩のジャニスを一人前の仮釈放管理官として育てるため、未決の報告書に関しては全て彼女に回すよう頼まれた。「既に手を付けている物に関しては最後までやりたい」とジャックが言うと、ウォーデンは了承した。
ジャックはストーンという呼び名を希望するジェラルド・クリーソンという囚人と面談し、詳しい話を聞こうとする。ストーンは生意気な態度を示し、「俺はそんなに暇じゃねえ」と言って立ち去ろうとする。ジャックが「席に戻らないと、お前は一番最後に回すぞ」と声を荒らげると、ストーンは椅子に座り直した。ストーンはジャックの質問を受け、結婚して9年だが8年は刑務所にいることを話す。さらに彼は妻のルセッタについて、性的な欲求には何でも応じてくれることを下品な言葉で語った。
ジャックが結婚して43年だと知ったストーンは、「あっちの方は大丈夫なのか?俺は時々、心配になるんだ。肌がシワシワになったらどうするんだろうって。バイアグラでも使うのか?」と尋ねる。ジャックは「私の話はいい。君の話をしよう」と告げ、その質問には回答しなかった。仕事を終えたジャックはコンビニで酒を買い、郊外の家に戻った。マデリンが話し掛けても、彼は上の空だった。
次の日、ジャックは再びストーンと面談し、彼の犯罪について質問する。ストーンは、従弟のティーチと共に祖父の金を盗もうとしたこと、祖父が起きて来てティーチと言い合いになったこと、祖父が銃を持ち出したので外へ出たらティーチが放火したことを説明した。「だが、君は祖父母殺しを止めなかったんだろ?」とジャックが訊くと、ストーンは「アンタ、出す気がねえな」と悪態をついた。「俺は外に出てた。ティーチが外に出て来るまで何も知らなかった。だから俺は殺人じゃ起訴されてない。罪に問われたのは共謀と放火だけだ」と、彼は苛立った様子で語った。
マデリンが友人たちと自宅でポーカーをしていると、ルセッタから電話が掛かって来た。「ジャック・メイブリーさん、います?」と問われたマデリンが「主人なら伝言を承りますけど」と告げると、電話は切れた。ストーンはマデリンと電話で話し、「今すぐにやってもらいたいんだ。先延ばしにするなよ。今夜も、明日も明後日もだ」と述べた。次の日、ストーンは面談でジャックに「なんでアンタは自由に動き回れるんだ?何も悪いことはしてないのか」と尋ねる。「法は犯していない」とジャックが言うと、ストーンは「たった一度の悪事をどれだけ審査すりゃ気が済むんだ」と怒りをぶちまけた。
「俺は生まれ変わったんだ」とストーンが訴えると、ジャックは「生まれ変わるとは、どういうことだ?意味が聞きたい」と述べた。その予想外の質問に、ストーンは言葉を失った。ルセッタはストーンの面会に訪れ、報告を求められる。「ちゃんと電話したけど留守電になってたから、メッセージは残しておいた」と彼女が言うと、ストーンは「それでいい。とにかく本人と話すことが大事だ。お前だけが頼りだからな」と述べた。
ルセッタは「今日は特別な下着なの」と言い、ストーンに股間を触らせた。ルセッタが陰部に触れて来たので、ストーンは慌てて「それは駄目だ」と手を離させた。ストーンが「もう限界なんだ。死んでしまいたいぐらいだ」と弱音を吐くので、ルセッタは「冗談でもそんなこと言わないで」と告げる。ルセッタは明るく話し掛けるが、ストーンは別の席で囚人が読んでいる聖書のことが気になった。
面会を終えたストーンは図書室へ行き、神や宗教に関する本を読んでみた。その中で彼は1冊の自己啓発本に関心を示し、房に持ち帰って読みふけった。それは『ズーカンゴール 音と命の神』という本だった。ルセッタはジャックが電話に出ないので、刑務所へ行って彼を待ち伏せた。ルセッタは声を掛け、「留守電、聞いてないんですか」と笑顔で尋ねる。するとジャックは彼女に、手続きを経ずに受刑者家族と会うことは禁じられているのだと説明した。
事務所でアポを取るようジャックが求めると、ルセッタは「プライベートでデートみたいに会えません?」と食い下がった。「それは出来ません」とジャックは去ろうとすると、ルセッタは幼稚園の教え子たちが作った鳥の巣をプレゼントしようとする。ジャックは「何も受け取れないんだ」と断ろうとするが、ルセッタが粘るので、仕方なく受け取った。ジャックはストーンと面談する際に鳥の巣を差し出し、「駐車場で奥さんに渡された。面倒を掛けるな。君の差し金なら、仮釈放は無しだ」と注意した。
ストーンはジャックに「図書館で見つけたんだ。意見が欲しい」と言い、『ズーカンゴール』のチラシを見せた。「人が神の真理を体験する時は、まず音として聞こえて来るらしい。それが体を通ると振動が変わって調和を取り戻す。響きに共鳴する神の音叉だ。そして、それを受け入れられるようになると、次に輝く物が見えるらしい。最初は小さな音だ。司祭なんかはいなくて、アーノルドって男が指導者なんだ。1人でも練習できると本に書いてあった」と、彼は熱っぽく語った。
ストーンが「大事なのは、自分の償いが終わるまで何度でも生まれ変わることだ。清算が終わるまで」と言うと、ジッャクは「今の人生で犯した罪はどうする?」と問い掛ける。ストーンは「もう充分に償った」と答え、「自分はどうだ?」と逆に質問した。日曜日、教会を訪れて聖体拝領を行ったジャックは、マデリンに「先に帰ってくれ。司祭と話してから帰る」と告げた。ジャックは司祭に「教会に通って心が安らいでたと思っていましたが、どうやら違いました」と述べた。
ジャックが「頭に時折、誰かに撃ち殺してもらいたいという考えが思い浮かぶのです」と言うと、司祭は「そんなことを神はお望みではありません」と口にする。「では、神の望みは?」というジャックの質問に、「答えは簡単ではありません。神の真意は量りかねます」と司祭は告げた。「それだけですか」とジャックが言うと、司祭は聖書の一節を挙げてから、「神が語り掛けて来るのは、我々が考えも及ばぬ方法によります」と述べた。
ストーンは神の真理を体験するため、自分で発した小さな音を聞こうと試みた。しかし周囲の雑音に妨害され、なかなか集中できなかった。マデリンがルセッタからの電話を受けたところへ、ジャックが帰宅した。マデリンから受話器を受け取ったジャックは、相手がルセッタなので「私はご主人の担当なんですよ。力になりたいのは分かるが、これは逆効果です」と困惑しながら話す。しかしルセッタは「一度でいいから会ってほしいの」と、執拗に粘った。
後日、ストーンの面会に訪れたルセッタは、「きっと上手く行くわ」と自信満々で告げる。しかしストーンは、まるで気の無い様子だった。ストーンは「ここじゃ集中できない。音が聞こえない」と漏らし、弱音を吐いて泣き出してしまった。ジャックはルセッタと会い、「ご主人のことだが、私か手心を加えるようなことは期待しないでほしい」と告げた。腰が悪いことを話した彼に、ルセッタは「磁石が悪い物を消すのよ」と語った。
ジャックはルセッタに誘われるままに彼女の家へ行き、楽しい時間を過ごした。同じ夜、ストーンは囚人が別の囚人に殺害される様子を目撃した。翌日、ストーンは食堂で真理の音を聴いた。ジャックは再びルセッタの元へ行き、彼女と肉体関係を持った。ルセッタは刑務所へ面会に訪れ、ジャックが仮釈放のために尽力してくれることをストーンに知らせた。しかし嬉しそうに話すルセッタにストーンは何の反応も示さず、まるで上の空だった。
ジャックは報告書を書き直すため、ストーンと面談する。するとストーンは「音がした。すると全てが消えた。それから周囲が全て違って見えた。自分の人生もそうだ。ここにいることに対する虚しさが無くなった」と話す。ジャックが「もういい。君の魂胆は分かってる」と告げると、ストーンは「アンタが誰かの指図で何かしようと、もう俺にはどうでもいいんだ」と述べた。ジャックが「私は誰からも指図なんて受けない」と言うと、ストーンは「アンタが正しいと思うことをすべきだ。思う通りに評価すればいい」と諭した…。

監督はジョン・カラン、脚本はアンガス・マクラクラン、製作はホリー・ウィーアズマ&ジョーダン・シュア&デヴィッド・ミムラン、共同製作はエドワード・キャセル三世、製作総指揮はアヴィ・ラーナー&ダニー・ディムボート&トレヴァー・ショート&レネ・ベッソン、撮影はマリス・アルベルチ、編集はアレクサンドル・デ・フランチェスキ、美術はティム・グライムス、衣装はヴィッキー・ファレル。
出演はロバート・デ・ニーロ、エドワード・ノートン、ミラ・ジョヴォヴィッチ、フランセス・コンロイ、エンヴェア・ジョカイ、ペッパー・ビンクリー、サンドラ・ラヴ・アルドリッジ、グレッグ・トルザスコマ、レイチェル・ロイセル、カイリー・タルノポル、ベイリー・タルノポル、マディソン・タルノポル、ピーター・ルイス、サラブ・カムー、リチャード・マーフィー、リッチ・ゴテリ、ロン・ライオンズ、デイヴ・ヘンドリックス、デヴィッド・ウェイン・パーカー他。


『夫以外の選択肢』のジョン・カランが監督を務めた作品。
脚本は2005年の『Junebug』でインディペンデント・スピリット賞新人脚本賞にノミネートされたアンガス・マクラクランで、舞台劇のために執筆していた台本を映画用に作り変えている。
ジャックをロバート・デ・ニーロ、ストーンをエドワード・ノートン、ルセッタをミラ・ジョヴォヴィッチ、マデリンをフランセス・コンロイ、若い頃のジャックをエンヴェア・ジョカイ、若い頃のマデリンをペッパー・ビンクリーが演じている。

序盤、ストーンの登場シーンが淡白すぎる。
ジャックがウォーデン&ジャニスと話した後、画面が切り替わると、ジャックがストーンと面談するシーンになっている。
そういう形だと、ストーンは「ジャックが面談する囚人の1人」に過ぎないような印象になる。
そこから彼のシーンが続き、自己主張して来るので、重要なキャラであることは分かる(っていうか演じているのがエドワード・ノートンだし、ストーンと名乗るので、その時点で重要なキャラであることは分かっているが)。
だが、そこは例えば「次に面談する相手が最後の囚人になることがウォーデンたちとの会話で示され、ジャックが書類に目を通して名前を確認し、そして画面が切り替わるとストーンが登場する」という流れにでもしておいた方が、ストーンのファースト・インパクトは上がったはずだ。

ルセッタを登場させるタイミングもおかしい。
ジャックから「君はティーチが祖父母を殺すのを止めなかったんだろ」と問われたストーンが苛立った様子で「俺は殺人じゃ起訴されてない。罪に問われたのは共謀と放火だけだ。もう8年も服役して来た。これ以上、俺にどうしろって言うんだ」と告げ、それを冷めた様子で聞いているジャックの顔がアップになる。
そこで画面が切り替わると、同じ効果音を流したまま、子供たちに笑顔で話しているルセッタが写るのだ。
そのタイミングも変だし、同じ効果音で「一連のシーン」の如く処理していることにも違和感がある。

ルセッタが登場して10秒程度でマデリンと友人たちがポーカーをしているシーンに切り替わるという構成も、「なんでやねん」と感じる。
ルセッタを登場させたのなら、そこで彼女のキャラを紹介するために時間を取るべきじゃないのか。
で、そのマデリンにルセッタから電話が掛かって来て、その時点で既にストーンの指示を受けて動いているという設定のようだが、そのことを隠しているのは無意味だ。

構成としては、先に「ストーンがルセッタに仮釈放のための協力を要請し、それに応じてルセッタが行動を開始する」ということを見せた方がいい。ジャックにとってはミステリアスな女でもいいが、観客にはストーンの指示で動いていることを明らかにした状態で、最初から行動させた方がいい。
マデリンへの電話の直後、ストーンとマデリンが電話で話すシーンがあるので、マデリンがストーンの指示で動いていることを隠したまま物語を進めようという気は無いらしい。
だったら、ルセッタが登場したりマデリンに電話を掛けたりするわずかな時間だけ、それが分からないまま進めているのは、全く無意味でしょ。
先にストーンが電話を掛けてマデリンに指示を出すシーンを描いた方が、流れとしてはスムーズだ。
それを後回しにするメリットなんて何も無い。

っていうか、「最初にマデリンが電話を掛けた時、ジャックは不在でマデリンが出る」という手順を経る必要性も無いんだよな。
最初の電話から、ジャックが出る形にしておけばいい。
そこで無駄にモタモタしているせいで、「最初は冷たく突き放していたジャックだが、執拗な頼みに折れて彼女と会い、それでも最初は拒絶姿勢を取っていたが、やがてルセッタの魅力に落ちてしまう」という手順の部分で充分な時間を割くことが出来なくなってしまう。

マデリンが電話を受けるシーンを描く一方で、ルセッタからの電話をジャックが最初に受けたシーンを描かないってのも、どういうつもりなのかと思うぞ。
最初から留守電にしたわけじゃなくて、「ルセッタからの電話を受けたジャックは、囚人の家族との接触を禁じられているから、それ以降は留守電で対応する」ということじゃないのか。
それとも、もうマデリンから電話のことを聞いて、その時点で留守電にしたのか。
どっちでもいいけど、そこの手順は省略せずに描写した方がいい。

この映画の抱える致命的な欠陥は、「ジャックとストーンがおバカさんにしか見えない」ってことだ。
ジャックはルセッタの誘惑に負け、ストーンは自己啓発本に感化され、その立場が逆転するという展開が軸になっている。
だが、双方の変化が、あまりにも安易で陳腐なものにしか思えないのだ。
落ちるまでの葛藤や逡巡というものが、ほとんど見えない。ものすごく簡単に、2人とも転んでしまう。

ストーンはジャックに対して突っ掛かり、荒々しい態度だったのに、聖書を読んでいる男に目を留めると、もうルセッタの話なんて全く耳に入らない。そして図書室へ行き、自己啓発本を見つけてすぐにハマる。
確かに、ルセッタとの面会シーンでは「もう限界だ」と吐露していたから、かなり精神的に追い詰められていたんだろうとは思うよ。
でも、だったら、タイミングで聖書に目を留めたり自己啓発本に夢中になったりするのは変だ。
聖書を読む奴を目にする機会なんて、今までにもあったはず。

それと、「ルセッタに計画遂行を依頼した直後」というタイミングで自己啓発本にハマるのも、構成としていかがなものかと思うし。
まだジャックがルセッタと話したことも無い内から、もう自己啓発にハマるんだよな。
そうじゃなくて、せめて「ルセッタがジャックと接触し、ストーンは経過報告を聞かされて喜ぶ。しかし、そこから進展が無いので焦燥感を募らせ、そんな中で自己啓発本に出会って感化され、変化していく」という風な構成にでもした方がいいんじゃないか。

とにかく、繰り返しになるが、この映画だとジャックにしろストーンにしろ、転ぶのが拙速すぎるんだよな。
時間的な都合も考えると、「どっちも変化して2人の立場が逆転する」というのは、欲張り過ぎだったんじゃないかとも思う。
「最初は罠を仕掛けて卑劣な方法で仮出所しようと目論んでいた悪党のストーンが、善の心に目覚めて変化していく」というところに絞り込んだ方が良かったんじゃないかな。
ぶっちゃけ、ジャックの方はあまり面白味を感じるキャラじゃないし。

ただ、ストーンが感化される自己啓発本って、いかにもインチキ臭いものなので、ハマっていく過程を丁寧に描いたとしても、やっぱり陳腐に感じられたかもしれないなあ。
これはキリスト教国家であるアメリカ合衆国(及び宗教国家の国々)の人々と、そうではない人間で大きく受け止め方が違ってくるのかもしれないけど、「人が神の真理を体験する時は、まず音として聞こえて来る。それが体を通ると振動が変わって調和を取り戻す。響きに共鳴する神の音叉だ」と書かれた本を読んで、最初から何の疑いも持たずにハマるってのは、やっぱりバカにしか思えないんだよな。
いや、そりゃあ、それぐらい精神的に追い込まれていたってことなんだろうとは思うけどさ。
そういう言い訳があっても、やはり「君の気持ちは良く分かるよ」となるのは無理だなあ。

っていうか、そもそもストーンって、「自分の罪を償おう」っていう気なんか、これっぽっちも無かったはずじゃないのか。
「罪を償おうという気持ちはあるけど、それなのに仮釈放がなかなか認められないから精神的に追い詰められていた」ってことには見えなかったぞ。
ジャックとの面談で「俺は生まれ変わった」とは主張していたけど、それも仮釈放を勝ち取るための方便にしか聞こえなかった。

だから、償いの気持ちが無かったストーンが、罪を償うための行動を促す自己啓発本にハマるってことに違和感を覚えるのよ。
その自己啓発本を読んだ時、あるいは読む直前になって、なんで急に「罪を償おう」という気になったのかと思ってしまうのよ。
もしも最初からストーンが本気で罪を償おうとしている設定だったとすれば、その描写は明らかに不足している。そうは見えない。
しかも、自己啓発本にハマって改心し、善の心を持つようになるのかと思ったら、その言動には、まだ悪人の部分が感じられるんだよなあ。

ジャックは信仰心なんて最初から持っていなくて、それでも信仰心があるフリをして暮らしていたけど、自己啓発本にハマったストーンと話したりルセッタと関係を持ったりすることで化けの皮が少しずつ剥がれていく。
そういう流れがあることは分かるけど、「だから何?」って感じなんだよな。
それは私に信仰心が無いからジャックの気持ちが理解できないってことじゃなくて、そういうジャックの変化を通じて何を描こうとしているのかが分からないのだ。
分からないと言えば、ルセッタを「夫を救うためにジャックと寝るだけ」ではなく、それ以降も関係を続けようするような根っからの淫売キャラにしてあるのも、どういう意図なのか良く分からないなあ。

(観賞日:2013年9月20日)

 

*ポンコツ映画愛護協会