『スター・トレック イントゥ・ダークネス』:2013、アメリカ

ヘラクレス惑星ニビル。カークとマッコイは原住民に追われ、必死で逃亡する。彼らに取って重要な道具を、カークが盗み出したのだ。カークはシャトルのスポックに連絡し、「火山を鎮めて脱出する」と叫んだ。スポックはウフーラやスールーと共に、シャトルで火山に接近していた。噴火すればニビルは絶滅するため、スポックは耐熱服に身を包んでアイスキューブを運んだ。しかし途中で命綱が切れてしまい、彼は火口へ落下した。
シャトルが危険な状態のため、ウフーラたちはエンタープライズ号に帰還してからスポックを転送することにした。カークとマッコイは原住民の追跡を撒き、海底で待機しているエンタープライズ号に戻った。スコッティーからスポックが火口に残っていることを聞かされたカークは、救出へ向かおうとする。スポックは「エンタープライズ号が地上に出現して現住民に見られるのは、規則違反になります」と告げるが、カークの考えは変わらなかった。彼はエンタープライズ号を浮上させ、スポックを転送して回収した。
ロンドンに住むトーマス・ヘアウッドと妻のリマは、一人娘のルシールが入院している小児病院へ赴いた。2人は医者からルシールの病状を聞かされ、絶望的な気持ちになった。トーマスがバルコニーにいるとジョン・ハリソンという謎の男が現れ、「私なら娘さんを救うことが出来る」と告げた。サンフランシスコ。カークとスポックはパイク提督から宇宙艦隊本部へ呼び出され、ニビルの一件で叱責を受けた。「問題無し」という虚偽報告と原住民への干渉を非難されたカークは、「スポックを見殺しにせよと?」と反発する。
パイクは「私なら副官を危険に晒さない」と告げ、マーカス提督によってアカデミーへ戻される決定が下る可能性を告げた。ハリソンは自分の血を採取し、トーマスがルシールの点滴容器に混入した。トーマスは勤務するケルヴィン記念館からマーカスにデータを送信した後、指輪を使って建物を爆破した。パイクは酒場で飲んでいるカークの元へ行き、エンタープライズ号は自分が艦長に復帰し、スポックはブラッドベリ号へ転属することを話す。彼はマーカスを説得し、副官としてカークを残すことを了承してもらっていた。
マーカス提督は艦長と副官を召集し、ケルヴィン記念館爆破事件の首謀者としてジョン・ハリソン中佐が艦隊に宣戦布告したことを明かす。カークはハリソンの目的が記念館の爆破ではなく、艦長と副官を集めることにあるのではないかと意見を述べた。彼の推測は的中しており、会議室はハリソンによる攻撃を受けた。パイクは銃弾を浴びて命を落とし、ハリソンは別の場所へワープした。彼が移動した先は、クリンゴンの本拠地である惑星クロノスのキャサ地区だった。
クリンゴンに襲われることは確実だが、カークは自分が行くことを志願した。マーカスはケルヴィン記念館が極秘施設「セクション31」だったこと、そのトップにハリソンがいたことを明かし、新型の光子魚雷を持って行かせることにした。カークはスポックを副官にする許可を貰い、出撃の準備に取り掛かる。エンタープライズ号にはウフーラやチェコフなど馴染みのメンバーの他、科学士官のキャロル・ウォレスも同乗した。スコッティーが魚雷の搭載に断固として反対して「辞めるぞ」と喚いたため、カークは彼を解任した。
エンタープライズ号は出航し、カークはクルーに数名だけでクロノスへ行く作戦を説明した。魚雷を調べるキャロルを見つけたスポックは、彼女がマーカスの娘であることを指摘する。キャロルは彼に、父には内緒にしてほしいと頼んだ。エンタープライズ号が原因不明の故障で緊急停止したため、カークは修理の間にスポックとクリンゴン語の堪能なウフーラを連れてキャサ地区に向かうことにした。スールーを艦長代理に指名した彼は、自分たちが到着したらハリソンに通信して魚雷を準備するよう命じた。
カークたちのシャトルはクロノスへ向かうが、数機のクリンゴン艇に取り囲まれてしまう。ウフーラはシャトルを降りて交渉を試みるが、クリンゴン人たちは彼女を殺そうとする。その時、ハリソンが現れてクリンゴン人を銃撃し、カークたちはシャトルを出てウフーラを救助した。ハリソンはカークたちに投降し、エンタープライズに連行された。カークはハリソンを医務室に拘束するが、マッコイは彼の血液をサンプルとして採取した。
カークはハリソンが投降したことに疑問を抱き、彼を尋問する。するとハリソンは、「23、17、46、11」という数字を口にした後、「私の動機が知りたければ、そこに行け」と言う。さらに彼は、「72だ。船に乗っている1つを開けてみろ」と促した。カークはスコッティーに連絡して4つの数字を伝え、その位置を調べるよう頼んだ。カークは魚雷を開けようと考えるが、専門家のスコッティーは乗船していない。そこでスポックがキャロルの名前を出し、カークは彼女がマーカスの娘だと知った。
キャロルは新型魚雷を探るために乗り込んだことをカークに打ち明け、近くの小惑星で魚雷の解体することを進言した。カークは魚雷を解体するため、キャロルとマッコイを小惑星へ派遣した。魚雷を調べたキャロルとマッコイは、冷凍状態の人間が収容されているのを目にした。一方、スコッティーはカークに指示された木星付近の座標を調査し、秘密の宇宙ドックを発見した。エンタープライズ号へ戻ったマッコイは、「冷凍人間は生きているが、正しい手順で蘇生しないと死ぬ。俺には無理だ」とカークに話した。
冷凍装置は古代の技術であり、その人間は三百歳だった。カークの尋問を受けたハリソンは、「私が彼ら全員を魚雷に入れた。私は過去の遺物だ。戦争を終結させるため、遺伝子改造を受けた。しかし犯罪者扱いされ、追放された。世界の変化を期待して、数世紀に渡って眠り続けた」と語った。「1年前までジョン・ハリソンは存在しない」ととカークが指摘すると、彼は「そうだ。マーカスによって仕組まれた。私の名前はカーンだ」と口にした。
カーンはマーカスが自分を利用して兵器を開発したこと、カークたちが無防備な惑星に魚雷を撃ち込むために送り込まれたことを話し、「船の故障も彼の仕業だ。クリンゴンが報復に来る。君たちは逃げられない。マーカスは望んだ戦争を手に入れる」と語る。「君は非武装の艦隊士官を攻撃した」とカークが責めると、カーンは「マーカスは私のクルーを奪った。彼は友を利用して私を操った。私は仲間を隠し、逃がそうとした。しかし発見されたため、一人で逃げた。それはマーカスに仲間を殺す理由を与えた。だから私は攻撃した。クルーは私の家族だ。家族のためなら全てを懸ける」と述べた。
スールーがカークに接近報告を入れると、カーンは「クリンゴンではない。分かるはずだ」と告げた。エンタープライズ号に接近したのは、マーカスが艦長を務めるヴェンジェンス号だった。マーカスはカークに、カーンの引き渡しを求める。マーカスがカーンと部下を皆殺しにするつもりだと知ったカークは、指示に従うと見せ掛けて地球への逃亡を図った。すぐにヴェンジェンス号が後を追い、攻撃を加えた。キャロルが説得を試みると、マーカスは彼女を転送した上でエンタープライズ号を破壊しようとする…。

監督はJ・J・エイブラムス、原案はジーン・ロッデンベリー、脚本はロベルト・オーチー&アレックス・カーツマン&デイモン・リンデロフ、製作はJ・J・エイブラムス&ブライアン・バーク&デイモン・リンデロフ&アレックス・カーツマン&ロベルト・オーチー、共同製作はトミー・ハーパー&トミー・ゴームレイ&ミシェル・レジワン&ベン・ローゼンブラット、撮影はダン・ミンデル、美術はスコット・チャンブリス、編集はメアリー・ジョー・マーキー&メリアン・ブランドン、衣装はマイケル・カプラン、視覚効果監修はロジャー・ガイエット、視覚効果プロデューサーはロン・エームズ、音楽はマイケル・ジアッキノ。
出演はクリス・パイン、ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、カール・アーバン、サイモン・ペッグ、ジョン・チョー、ベネディクト・カンバーバッチ、アントン・イェルチン、ブルース・グリーンウッド、ピーター・ウェラー、アリス・イヴ、レナード・ニモイ、ノエル・クラーク、ナズニーン・コントラクター、アマンダ・フォアマン、ジェイ・スカリー、ジョナサン・H・ディクソン、アイシャ・ハインズ、ジョセフ・ガット、ジェレミー・レイウッド、トニー・グマ他。


2009年の映画『スター・トレック』の続編。
監督のJ・J・エイブラムス、脚本のロベルト・オーチー&アレックス・カーツマンは前作からの続投。
『カウボーイ&エイリアン』『プロメテウス』のデイモン・リンデロフが、今回はプロデューサーだけでなく脚本にも参加している。
カーク役のクリス・パイン、スポック役のザカリー・クイント、ウフーラ役のゾーイ・サルダナ、マッコイ役のカール・アーバン、スコッティー役のサイモン・ペッグ、スールー役のジョン・チョー、チェコフ役のアントン・イェルチン、パイク役のブルース・グリーンウッド、老スポック役のレナード・ニモイは、前作からの続投。
他に、ハリソンをベネディクト・カンバーバッチ、マーカスをピーター・ウェラー、キャロルをアリス・イヴが演じている。

冒頭に用意されているシークエンスは、「カークが規則を破ってでも仲間を救う人情味のあるリーダーである」ってことをアピールするためのモノってことは充分に理解できる。
だけど、その描き方が上手くないもんだから、「直情的で思慮深さに欠ける男」という部分が引っ掛かってしまう。
「海中では転送が不可能な状態であり、火山に接近しないとスポックを救助できない」という状況だから船を浮上させているんだけど、その前に「カークが原住民の大切な道具を盗んで追われる」というボンクラな手順があるし、そもそも「火口に降りてアイスキューブを起動させる」という以外に、火山を鎮める方法は何か無かったのかと言いたくなるし。
そのくせ「俺たちは神だ」と調子に乗ったことを言っちゃうので、「お前には間違いなくリーダーの資質なんかねえよ」と言いたくなる。

前作でカークは、都合のいいポイントで急に鋭い推理力を発揮し、敵の狙いを言い当てていた。
その「都合のいい推理力」は今回も健在で、不用意な行動や虚偽報告で降格させられた直後、ハリソンの目的をズバリと言い当てる。さらには兵士の落とした銃を拾い、他の面々が身を伏せる中で1人だけハリソンに勇ましく反撃している。
そうやって彼は、あっさりと汚名返上に成功するわけだ。
ただし、あくまでも「表面上はリカバリーできた」というだけで、実際は全くリカバリーできていないんだけどね。

しかしカークのリカバリーは、それどころではない。エンタープライズ号の艦長に復帰したばかりのパイクがあっさりと死んでくれるので、副官に降格したばかりのカークが、あっという間に艦長へと昇格するのだ。
つまり、彼は実質的に、規則違反の処罰なんて全く受けずに済んでしまった状態になってしまうわけだ。
だったら、もう最初のシークエンスからの「規則違反でカークが降格し、未熟さをパイクに諌められる」という手順なんて要らんよ。
そのパイクが死んだことで、「親身になってくれた人の死を受けてカークが復讐心を燃やす」とか「恩師の気持ちに報いるためにリーダーとして成長する」とか、そういうドラマの厚みに上手く繋がるわけでもないし。

私は旧シリーズの劇場版を10作目まで全て見ているが、決してトレッキーというわけではない。だから、マニア的な意識で前作を観賞したわけではない。
しかし、そういう中途半端な人間ではあるが、前作には「コレジャナイ感」を強烈に感じてしまった。
ただ、それでも前作が興行的には成功したため、当然のことながら製作サイドは「この路線で正しいのだ」と自信を持ったはずだ。
その結果として、この第2作では私が前作で感じた「コレジャナイ感」が見事なぐらい引き継がれている。

コレジャナイ感が前作から踏襲されているんだから、おのずと感想も似たようなモノになる。
まず、カークとスポックのキャラクター造形にコレジャナイ感が強い。
旧シリーズのカークは、女好きだったり荒っぽい行動を取ったりすることもあるものの、知恵や分別のある生真面目なリーダーだった。
しかしリブート版のカークは、単なる軽薄で生意気な熱血バカになっている。
もちろん、「歴史の改変」という要素を持ち込んだことで「旧シリーズとは別人」という言い訳が出来るのだが、「そういう“改悪”をするぐらいならリブートなんてしなきゃ良かったのに」とさえ思ってしまうぐらい、新シリーズのカークには魅力を感じない。

一方、旧シリーズのスポックは、感情ではなく理論によって行動を選択する冷静沈着なキャラクターだった。
そういう性格なのに、たまにカークたちの影響を受けて感情的な行動を取るからこそ、そのギャップで面白味が生じていたのだ。
ところが新シリーズのスポックは、ものすごく感情豊かな奴なのだ。それによって前作では、スポックの個性がすっかり死んでいた。
ここに関しては、前作に比べれば彼が無闇に感情的な態度を示すことは抑制されている。

ただし、それは明らかに、意図的な変更ではない。何しろスポックは終盤に入ると、ただの熱血キャラへと変貌しちゃうんだから。
「周囲に感化されて理論より感情を優先する」というシーンを用意するのは、もちろんスポックの「他のバルカン人との違い」を示すためにも歓迎できる。だけど、あくまでも「冷静な中で感情的な判断を優先する」という形にすべきであって、無闇に熱血キャラへと変貌するのは違うでしょ。
おまけにカーンと肉弾戦をやらかして殴りまくる展開まであるので、「お前は誰だよ」と言いたくなる。
たぶん「カークとスポックは対照的に見えて似たトコのあるコンビ」ってのを見せたいんだろうけど、そのためにスポックというキャラクターの設定が変になっちゃったら本末転倒なわけでね。

前作の物語では、「その資質を疑問視されていたカークが、リーダーとして優れていることを立派に示し、周囲から認められる」という要素が重視されていた。
個人的には、そのドラマが充実していたとも、カークにリーダーの資質があるとも、これっぽっちも思っていない。しかし、少なくとも段取りとしては、そういう形になっていた。
だったら今回は次のステップに移るべきだろうに、なぜか「カークのリーダーの資質」を問う話になっているのだ。
いやいや、それは前回やったでしょ。なんで同じことを繰り返すのかと。じゃあ前作は何の意味があったのかと。

前作は一応、「登場篇」という扱いになっていたはずだった。しかし、それにしては主要メンバーのキャラクター紹介が超テキトーで、まるで厚みが無いまま終幕を迎えてしまった。
ぶっちゃけ、カークとスポックを除く連中は、「その仲間」という程度の軽い扱いだった(だからってカークとスポックのキャラに厚みがあったわけでもないが)。
でも、段取りとしてはキャラ紹介を終えているので、この続編では「あらためて主要キャラ紹介」という作業は用意されていない。
「カークのリーダーの資質」というネタは繰り返すのに、そっちは「全開で終わったから」ってことでスルーなのね。
いや、それは本来なら間違っちゃいないけど、前作で主要メンバーのキャラクター紹介が薄かったもんだから、「今回こそキッチリやればいいのに」と思ったりしてしまったわけでね。

前作は完全に「SFアクション映画」として作られており、派手なアクションや視覚効果がセールスポイントになっていた。その一方で、かつての『スター・トレック』シリーズに見られた哲学的なテーマや人間ドラマは徹底的に排除された。
それは「間口を広げ、新規の客にも楽しんでもらう」ってことを最優先に考えた上での決定だろうが、もはや『スター・トレック』じゃなくて、「俺たちの『スター・ウォーズ』」をやりたかっただけじゃないのかという気がした。
もちろん今回も、『スター・トレック』の名を借りた「俺たちの『スター・ウォーズ』」は健在である。前作と同様、とにかくアクションで見せようという構成にしてある。勢いとパワー、破壊と爆発、視覚効果とカメラワークで突っ走ろうという考えだ。
アクションをしていない時間帯は会話劇で繋いでいるが、テンポの悪さばかりが強くなっている。登場人物の行動は不可解だったり大味だったりするし、結局は力技で強引に解決してしまう。

特に意味不明なのがマーカス提督で、そもそも彼がクリンゴンとの戦争を望んでカークたちを利用する理由は良く分からない。
また、彼がカーンの部下が冷凍されている魚雷を撃ち込ませようとするのも、「そんな方法を取る意味って何?」と言いたくなる。全体的に、彼の行動は支離滅裂にしか思えない。
それと、本格SFとしての綿密な科学考証とか、そういうのは二の次になっている。
そういうトコも、かつてのシリーズとは大きく違っている。

かつての『スタートレック』シリーズが好きだった人々や、熱烈なトレッキーを取り込むことを考えず、とにかく新規の客に受けることだけを考えて割り切ってしまうなら、それはそれで、ある意味では潔い決断だと言えよう。
ところが、かつてのシリーズと比べると強烈な「コレジャナイ感」を醸し出す仕上がりにしておきながら、一方では「かつてのシリーズを知らないと理解が難しい」という要素を色々と持ち込んでいるのが、この新シリーズなのだ。
だから前作でも、スピード感を重視したんだろうけど、あまりにも慌ただしく話を進行しているせいで、一見さんには付いて行くのが容易ではない状態になっていた。

この第2作だと、ベースにしているのは完全に旧シリーズ第2作『カーンの逆襲』だ。
これが「かつて『カーンの逆襲』を見た人は、マニアックな観点からニヤリと出来たり楽しめたりする」というサービスとしてネタを持ち込んでいるだけなら、それは何の問題も無い。
しかし、旧シリーズを見ていなければ、いきなりハリソンに「私はカーン」とか言われても「だから誰だよ」と疑問を抱くだけだろう。
宇宙艦隊とクリンゴンとの確執も、これだけ見てもピンと来ないだろうし。

個人的な意見だけど、もうハッキリと言っちゃおう。この映画、ワシはあんまり好きじゃない。トレッキーじゃないし、旧シリーズが抜群に優れた出来栄えだったとも思っちゃいないけど、これは好きじゃない。
異なるタイトルでオリジナルのシリーズとして製作されていたら、傑作だとは言わないまでも「好きじゃない」とは思わなかっただろう。だけど『スター・トレック』の名前を使っている以上、この方向性は好きじゃないね。
このリブート版『スター・トレック』シリーズで経験を積んだJ・J・エイブラムスは、本家『スター・ウォーズ』シリーズの監督を任されることになったわけだから、彼としては全てが上手く運んだと言えるんだろう。
だから結果的なことではあるけど、言ってみりゃリブート版『スター・トレック』シリーズはJ・J・エイブラムスが『スター・ウォーズ』シリーズの監督を務めるための練習台、もしくは踏み台だったってことよ。

(観賞日:2016年5月2日)

 

*ポンコツ映画愛護協会