『Something Borrowed/幸せのジンクス』:2011、アメリカ

弁護士のレイチェルは招待を受け、いつもは行かないようなクラブ“クリムゾン”へ赴いた。彼女が中に入ると、大勢の友人たちが待っていた。それは幼馴染のダーシーが幹事を務めて用意していた、レイチェルの30歳を祝うサプライズ・パーティーだった。店にはダーシーとレイチェルの幼馴染であるイーサンも来ていた。彼は軽い気持ちで関係を持ったクレアから熱烈なアプローチを受け、逃げ回っていた。ダーシーは結婚を控えており、その相手であるデックスも来ていた。
レイチェルがデックスと話していると、マーカスという男がやって来た。デックスの幼馴染であるマーカスはプレイボーイで、すぐにレイチェルを口説こうとした。ダーシーはマイクを握り、レイチェルとの強い絆について語り出した。2人は幼い頃から、ずっと一緒だった。ダーシーは、ニューヨーク大学のロー・スクールに進学したレイチェルからデックスを紹介してもらいったこと、彼にプロポーズされたことを話す。そして彼女は、レイチェルに対する感謝の言葉を述べた。
パーティーが終わって外に出たレイチェルは、イーサンに「もう30歳よ。一気に老け込んだ気がする。20代を無駄に過ごしたわ」と愚痴をこぼした。イーサンがタクシーを停めると、先に帰ったデックスが現れた。ダーシーが忘れたバッグを取りに戻ったのだ。レイチェルは彼と一緒に店へ戻り、バッグを見つけた。レイチェルはデックスに誘われ、バーへ飲みに出掛けた。すぐにレイチェルは、バーの女性客が二枚目のデックスに好意を抱いたのを見抜いた。
酔っ払ったレイチェルは、ずっと好きだったことを冗談めかしてデックスに話した。タクシーに乗り込んだ彼女は我に返り、デックスに言葉を告げようとする。しかしデックスからキスされて、それを受け入れた。2人はレイチェルの家へ行き、ベッドを共にした。翌朝、2人はダーシーの留守電メッセージで目を覚まして大慌てする。彼女はデックスが帰宅しないことを心配していた。デックスはレイチェルに「マーカスと一緒にいたことにするよ」と告げ、部屋を後にした。
レイチェルはダーシーからの電話を取り、浮気を心配する彼女に「彼は愛してるわよ」と告げた。電話を切った後、レイチェルはデックスと初めて会った時のことを思い浮かべた。ジグマン教授の講義を受けていた時、隣に座ったのがデックスだった。レイチェルがペンを全て床に落として困っていると、デックスは自分のペンを貸してくれた。1本しか無かったのに、「僕は聴いてるだけで大丈夫だから」と彼は告げた。その優しさに、レイチェルは心を惹かれた。
レイチェルはダーシーのウェディングドレス選びに付き合った。ダーシーが感傷に浸って泣き出したのを見た彼女は、心の中で「私の方が泣きたいぐらいよ」と呟いた。ロー・スクールの頃、レイチェルはデックスに好意を抱きながらも、友達として付き合っていた。デックスの方も、レイチェルに好意があるような素振りは見せていた。そんなある日、2人がバーにいると、ダーシーが現れた。彼女はデックスに、レイチェルをデートに誘うよう促した。レイチェルが「私たちはただの友達よ」と言うと、ダーシーは「じゃあ私を誘って」とデックスに告げた。戸惑うデックスから助けを求めるような視線を向けられたレイチェルは、「私を見ないでよ」と笑みを作った。
ドレス選びを終えたダーシーは、レイチェルに「マーカスが貴方を気にしていたわ。ハンプソンに誘っておいた。週末が楽しみね」と話す。レイチェルはマーカスとペアにされるのを避けるため、強引にイーサンも誘った。ダーシー、レイチェル、イーサン、デックス、そしてマーカスの5人は、サウサンプトンにあるデックスの両親の別荘へ遊びに出掛けた。ビーチで戯れた後、一行はクラブへ繰り出した。ダーシーとデックスが仲良くしている様子を、レイチェルはじっと見つめた。
夜、ダーシーは「先に寝るわ」と言い、デックスも寝室へ連れて行って、レイチェルとマーカスを2人きりにする。寝室からダーシーの「いいわ、デックス」という喘ぎ声が聞こえて来ると、マーカスはニヤニヤした。クレアはイーサンの部屋へ行き、「声がうるさくて。ここにいてもいい?」と問い掛ける。イーサンは「駄目だ。実は、僕はゲイなんだ」と嘘をついて彼女を諦めさせようとする。しかしクレアは「パートナーとして、この難題に取り組むわ」と、むしろ前向きな態度を示した。
翌朝、レイチェルは「上司から仕事で呼び出された」と嘘をつき、別荘を去ることにした。デックスは「送って行く」と言い、彼女を車に乗せる。レイチェルが「あのことは忘れましょう。お互いに酔っていたし」と告げると、彼は「僕は酔っていなかった」と口にした。後日、レイチェルがダーシーに呼び出されてレストランへ行くと、デックスも一緒だった。レイチェルとデックスは共に、ダーシーから相手が来ることを知らされていなかった。ダーシーは2人が自分のせいで険悪になっていると誤解し、仲直りさせるために呼び出したのだ。彼女は「私は2人とも愛してるわ」と言い、仲直りさせたつもりになって満足そうな表情を浮かべた。
数日後、レイチェルはダーシーから「結婚式のバンドを決めたいから、ライブに付き合って」と言われ、承諾した。しかしレイチェルがライブハウスへ行くと、ダーシーは来ていなかった。電話を掛けると、彼女は「急用が出来たの。演奏をチェックしておいて」と告げた。デックスがライブハウスに現れ、レイチェルの隣にやって来た。「なぜ気持ちを隠していたんだ?大学院の頃、僕は君に夢中だったんだ。気付かなかった?」と彼は話す。
デックスはレイチェルに「君のことが頭から離れないんだ。君はどう?本心を聞かせてほしい」と求められたレイチェルは、答えを拒絶して店を出る。しかしデックスが追い掛けて来ると、「私も貴方が大好き」と告げてキスを交わした。次の朝、2人はレイチェルの部屋のベッドで目を覚ます。デックスはレイチェルに、「言いたいことがある。君を愛してる」と告げた。週末、レイチェルはデックスに誘われ、彼の別荘へ遊びに行く。だが、ダーシーとデックスの仲睦まじい様子を見せられる羽目になった。クラブでダンスに興じる2人を見たレイチェルは、マーカスを誘って激しく踊った。
月曜日、レイチェルがオフィスへ出勤すると、デックスからメッセージ付きの花束が届いていた。デックスが電話で「あんなはずじゃなかった」と謝罪すると、レイチェルは「貴方とダーシーが一緒にいるのを見ると、惨めになるの」と漏らした。デックスは「2人きりになろう。独立記念日は仕事で街にいるってダーシーに言うよ。2人の関係を確かめ合おう」と持ち掛けた。レイチェルが返事に迷っていると、イーサンがやって来たので、慌てて電話を切った。
レイチェルは花束の送り主について問われ、「マーカスよ」と嘘をつく。しかしイーサンは、花束の送り主がデックスであり、レイチェルが彼と親密な関係になっていることを見抜いた。イーサンは「凄い度胸だ。見直したよ」と素直に称賛する。「それで、独立記念日は彼と過ごすの?」と訊かれたレイチェルは、「分からない」と答える。するとイーサンは「もしも逆の立場だったらと考えてみて。ダーシーだったら突き進む」と述べた。
レイチェルはダーシーの買い物に付き合い、結婚式で話す誓いの言葉について助言を求めた。レイチェルはデックスのことを思いながらアドバイスするが、ダーシーは友人を見つけて喋りに行ってしまう。レイチェルはデックスに「2人で会うわ」とメールを送信した。独立記念日、すっかり人のいなくなった街で、レイチェルとデックスはデートした。2人は幸せな時間を過ごし、翌朝にはレイチェルのベッドで目を覚ました。
レイチェルがデックスと朝の散歩に出掛けていると、彼の両親と遭遇した。レイチェルは早々に立ち去ろうとするが、デックスは「一緒にいて」と頼む。4人は朝食に出掛け、デックスは父と2人になった。デックスが「自分が進んでいる道が、本当に望んでいる道なのかと考えることは無い?」と尋ねると、父は「その望みは大抵の場合、間違っている」と答えた。父が「何を考えているか知らないが、すぐに別れろ。道を踏み外すな」と説教すると、デックスは弱々しく「はい」と口にした。
レイチェルはイーサンから、「デックスが結婚しても関係を続けるつもりか?待ってても無駄だぞ」と忠告される。「貴方はどうなの?」と反発すると、イーサンは「少なくとも決断力はある。秋にはロンドンヘ引っ越す。いい出版社が見つかった。餞別が欲しい。ハッキリさせろ」と告げた。レイチェルは公園でマーカスと遭遇し、デックスの両親が息子夫婦のために新居を購入することを聞かされた。
ダーシー、デックス、デックスの両親は新居の見学に出掛けた。母から感想を求められたデックスは、「いい家だと」微笑した。その夜、レイチェルはダーシーと電話で話すが、露骨に不機嫌な態度を取った。横からデックスが会話に参加すると、彼女はますます機嫌を悪くした。翌日以降、レイチェルはデックスから電話が掛かって来ても、完全に無視した。彼からのメールが届くと、「新居でも見てれば?」と嫌味っぽいメッセージを返信した。
デックスのバチェラー・パーティーが開かれている夜、ダーシーはレイチェルに「今夜は2人きりで過ごそう」と言い、彼女のアパートに泊まった。電話が掛かって来たのでレイチェルが慌てて取ると、相手はデックスだった。ダーシーから「誰?」と訊かれ、「イーサンよ」とレイチェルは嘘をついた。「下に来てる。今すぐ会いたい」とデックスが求めて来たので、レイチェルは「下にいる?駄目よ、ダーシーが来てるの」と告げる。ダーシーはレイチェルがイーサンと親密交際していると誤解し、勝手に興奮した。ダーシーが窓を開けて通路を覗き込んだので、デックスは慌てて身を隠した。
眠りに就く時、ダーシーはレイチェルに「貴方は一番の理解者よ。デックスだって敵わない。これからも貴方を守ってあげる」と話す。「貴方は私を守ってくれる?」と問い掛けられたレイチェルは、「もちろんよ」と答えた。翌朝、ダーシーは「本当に結婚してもいい?この結婚は間違ってない?」と不安を吐露する。そこでレイチェルは「貴方は彼と結婚すべきよ」と元気付けた。するとダーシーは笑顔になり、一度だけ他の男とセックスしたことを打ち明けた。当惑するレイチェルに、ダーシーは晴れ晴れとした表情で「罪悪感で一杯なの。これって良い兆候よね。打ち明けたら胸のつかえがとれたわ」と話した…。

監督はルーク・グリーンフィールド、原作はエミリー・ギフィン、脚本はジェニー・スナイダー・アーマン、製作はブロデリック・ジョンソン&アンドリュー・A・コソーヴ&ヒラリー・スワンク&モリー・ミックラー・スミス&アーロン・ルービン&パメラ・シェイン・マーフィー、製作総指揮はエレン・H・シュワルツ、共同製作はヨランダ・T・コクラン&スティーヴン・P・ウェグナー、撮影はチャールズ・ミンスキー、編集はジョン・アクセルラッド、美術はジェーン・マスキー、衣装はゲイリー・ジョーンズ、音楽はアレックス・ワーマン、音楽監修はデイヴ・ジョーダン&ジョジョ・ヴィラヌエヴァ。
出演はケイト・ハドソン、ジニファー・グッドウィン、ジョン・クラシンスキー、コリン・エッグレスフィールド、スティーヴ・ハウイー、アシュレイ・ウィリアムズ、ジェフ・ピアソン、ジル・アイケンベリー、ジョナサン・エプスタイン、レイア・トンプソン、サラ・ボールドウィン、マーク・ラ・ムラ、リンゼイ・ライアン、キアステン・デイ、クリストファー・ピューラー、ハーブ・リーバーズ、ジミー・パルンボ、メアリー・オルーク、マリーナ・ハーシュフェルド、ティム・ドゥナヴァント、ノエル・ポイナー、P・T・ウォークリー、スコット・ホリングスワース、ニッキー・クランド、ジャレッド・シュレモヴィッツ他。


エミリー・ギフィンの小説『サムシング・ボロウ』を基にした作品。
監督は『アニマルマン』『ガール・ネクスト・ドア』のルーク・グリーンフィールド。
脚本のジェニー・スナイダー・アーマンは、これが映画デビュー作。
ダーシーをケイト・ハドソン、レイチェルをジニファー・グッドウィン、イーサンをジョン・クラシンスキー、デックスをコリン・エッグレスフィールド、マーカスをスティーヴ・ハウイー、クレアをアシュレイ・ウィリアムズが演じている。

ケイト・ハドソンが派手で自由奔放で積極的なダーシー、ジニファー・グッドウィンがおとなしくて遠慮がちなレイチェルというのは、いかにもイメージ通りの配役だ。
それが上手くハマるケースもあるだろうが、この映画に関しては、あえて役柄を逆にした方が良かったかもしれない。
派手で遊び人に見えるケイト・ハドソンが、実は自分に自信が無くて消極的で、真面目でおとなしそうに見えるジニファー・グッドウィンが、実は恋に奔放で積極的という関係性にするってことだ。
その方が、ヒロイン(つまりケイト・ハドソンが演じた場合のレイチェル)への共感を誘う意味ではプラスだったのではないかという気がする。

この映画が抱えている大きな問題点は、物語が進むにつれて、どんどんダーシーに感情移入したくなっていくということだ。
オープニング・クレジットのトップ・ビリングがケイト・ハドソンなんだから、それは決して悪いことじゃないと思うかもしれない。
だが、この映画のヒロインはレイチェルだ。
だから本来ならば、ダーシーではなくレイチェルに感情移入できる形になっている必要があるはずだ。

「レイチェルにも感情移入できるけど、ダーシーも魅力的なキャラクターに感じられる」ということであれば、そんなに問題は無い。
だが、そうではなくて、レイチェルには全く好感が持てないのだ。
それと、「最初はそうでもなかったのに、ダーシーの良さが少しずつ見えて来るような物語展開になっている」ということでもない。
逆に、レイチェルがどんどん嫌な女に見えて来て(っていうか嫌な女であることが明らかになってきて)、相対評価として、ダーシーが「いい奴」に見えて来るのだ。

ダーシーは物語が始まった時から、何も変わっちゃいない。良くも悪くも、この人は自分のペースで生きている。むしろ、話が進む中で、彼女を恋の敵役にしてレイチェルへの同情心を誘おうという意識がどんどん強まっているように感じられる。
彼女は独りよがりで強引で、直情的で傍迷惑なところがあ。品行方正で貞淑なロールモデルってわけではない。しかし、レイチェルからデックスを強引に奪ったわけではない。レイチェルが「ただの友達よ」と言ったから、デックスにアプローチしたのだ。ダーシーは自分の気持ちを素直に伝え、真っ直ぐに行動しただけだ。何も悪いことはしていない。
しかも、デックスの方からプロポーズしているのだ。
ダーシーがデックスと結婚することに関して、これっぽっちも彼女に非は無い。

一方、レイチェルは親友の結婚式が迫っている中で婚約者に手を出し、その後も密会を重ねる。
そこには親友であるダーシーへの罪悪感など微塵も感じられない。姑息な方法で親友から男を奪っておいて、何の後ろめたさも見せない。
ダーシーのことは、何のブレーキにもなっていない。それどころか、新居購入のことを知ると、露骨に不機嫌な態度を取る。
まだ相手は結婚していないものの、ほぼ不倫といってもいい状態にあるのに、浮気相手としての本分を全くわきまえていない。
そこで不機嫌になるのは、ただのワガママだ。

デックスはダーシーと結婚するんだから、新居を探すのは普通のことだ。
だったら、デックスはどうすれば良かったのかと。新居の見学を断るわけにもいかんでしょ。
そこでレイチェルが悲しみや寂しさといった感情を表現していれば同情心を誘ったかもしれないが、不機嫌になるってのはダメだわ。それが嫌であれば、ダーシーに関係をバラして「デックスと別れて」と言うしか無いんだから。
で、それを拒んでいる以上、それは仕方がないことだ。

ただし、非難されるべきはレイチェルだけではなく、デックスの罪も重い。
こいつの優柔不断さ、情けなさってのは、もはや「母性本能をくすぐる」とか「守ってあげたいと感じさせるとか、そういうレベルを遥かに超越している。
彼はレイチェルに「どうして気持ちを隠していたの?大学院の頃、僕は君に夢中だった。気付かなかった?」と言っており、まるで「君が気持ちを打ち明けてくれていたら、こんなことにならなかった」という口ぶりだが、アンタも告白してないわけだからね。

デックスはレイチェルにキスをして肉体関係を持った後、その浮気をズルズルと続ける。
完全に気持ちはレイチェルの方へ傾いており、ダーシーへの気持ちは冷めているが、だからって結婚を破談にしようとはしない。
それどころか、わざわざレイチェルを別荘に呼んでおいて、ダーシーと平気でイチャイチャしたりする。
両親の前では「聞き分けの良い息子」であり続け、逆らおうとしない。

そんな好感度の低い2人なので、メインのカップルを応援したいという気持ちが全く沸いて来ない。
この映画で魅力的だと感じるのは、ダーシーとクレアだ。
クレアに関しては、ストーカーまで行かない程度のポジションでイーサンに一途な愛情を注ぎ、全力で頑張っている。
そんなクレアと軽い気持ちで寝ておいて、彼女を嫌悪しているイーサンも不快な男だ。
ホントなら、こいつも「親友であるレイチェルを応援する」という役回りなので、好感度の高いキャラになっているべきなのに。

終盤に入り、レイチェルはデックスに自分の気持ちをぶつけて「結婚の中止してほしい」と求める。しかしデックスは「それは出来ない」と、まだウジウジしたことを言っている。
だったらキッパリとレイチェルのことを諦めて「全力でダーシーを幸せにしてあげよう」と割り切るのかと思いきや、結婚式の直前になってキャンセルし、レイチェルとカップルになることを選択する。
ギリギリまで粘って、それで結婚式をキャンセルされるダーシーの身になってみると、こんなに残酷なことは無い。
ホント、酷い奴らだ。

ダーシーは婚約者と一番の親友による、残酷すぎる裏切りに遭っている。
それだと彼女への同情票ばかりが集まるのでマズいってことなのか、「ダーシーがマーカスと何度もセックスし、しかも妊娠している。
そして彼女はマーカスとの強い絆を感じている」という設定を用意する。
そして彼女をマーカスとカップルにさせることで、「みんな丸く収まって良かったね」という形にしてある。
だけど、それはレイチェルとデックスが結ばれる終わり方をハッピーエンドとして見せるために、かなり強引なやり方をしているとしか思えない。

(観賞日:2013年11月21日)

 

*ポンコツ映画愛護協会