『ジュラシック・シャーク』:2012、カナダ

ブリタニーとティファニーの2人組は湖畔を訪れ、水着姿で日光浴を始めた。研究施設ではグラント博士が議長に挨拶し、石油掘削の第二段階に入る準備が整ったことを話す。議長は研究員からの報告書を受け取っており、安全性に懸念があることを指摘する。グラントは層を突破した時に氷が溶け出したことを認めるが、その水は全て湖に流したので心配は無用だと説明した。彼が初期調査の3倍の埋蔵量が確認されたことを明かすと、多額の投資をしている議長は作業を進めるよう指示した。
ティファニーはブリタニーに、この島を昔は石油掘削会社が所有していたこと、もう撤退したことを話す。グラントは部下の女性から、第二段階への移行を中止するよう求められる。女性科学者は「危険な物が流出する可能性もある」と訴えるが、グラントは相手にしない。その直後、施設の近くで地震と爆発が発生した。ティファニーが構わず湖に入り、ブリタニーを誘う。湖に入って遊んでいた2人は、湖底から出現した何かに襲われて姿を消した。
窃盗団のバーブと手下のリッチ、ダグ、ジェリー、ジャックは盗み出した高額の絵を運び、手漕ぎボートで湖に入った。数マイル先の島へ向かう窃盗団だが、途中で何かに襲われて転覆する。ジャックがメガロドンに襲われ、残る4人は逃げ出した。大学生のジル、ティア、クリステン、マイクは、車で湖畔にやって来た。ジルは大手企業の不正掘削に関するレポートを完成させるためにやって来たが、ティアとクリステンは遊び目的で同行していた。
陸に上がったバーブは、誰か1人が沈んだ絵を取って来るよう命じる。手下たちは嫌がるが、ジャックの取り分の半分を渡すとバーブが約束する。ジェリーは弟のリッチに制止されるが、その仕事を引き受けた。しかし湖に入った彼は、メガロドンに食われた。ジルたちはボートで湖を移動するが、メガロドンに襲撃されて転覆する。マイクはメガロドンに食われ、残る3人は陸地に辿り着いた。3人の様子を見たバーブ団は、通り掛かった親切な女を装うことにした。
ジルたちがマイクの死を話すと、バーブは「私たちも仲間2人を殺された」と言う。ティアとクリステンはバーブに、研究施設の調査に来たことを語った。「人は住んでないけど、違法な研究が行われている。無線機があればいいけど。私たちのは壊れて携帯も通じない」と、クリステンは言う。リッチは一行に、「あれはメガロドン。モンスター級の鮫だ」と告げる。バーブの提案で、その夜は森で火を焚いて野宿し、翌朝になってから研究施設を探すことになった。
翌朝、一行は研究施設に到着し、傷付いて倒れているグラントを発見した。グラントは一行に、深く掘り過ぎて古代の肉食獣を解き放ってしまったのだと明かした。窃盗団は拳銃を構え、脱出するための乗り物を用意するよう要求した。グラントが「何も無い。あの鮫に全部やられた。脱出手段の全てを断たれた」と話すと、バーブは湖に入って絵を取って来るよう命じた。バーブがジルたちを撃とうとしたので、グラントは仕方なく湖に入るがメガロドンに食われた。
ジルたちが逃げ出したので、バーブは生かしたまま捕まえるよう手下たちに命じる。しかしリッチは無視し、「鮫には生贄が必要だ」と銃を構える。ジルたちはリッチを棒で殴り倒し、銃を奪って逃走した。ダグはリッチに追い付いて説得し、一緒に来るよう指示した。リッチはクリステンを捕まえ、湖に投げ込んだ。彼はジルとティアに拳銃を向けて脅し、バーブの元へ連行した。ジルはバーブに、ダイナマイトで鮫を追い払えば絵を取りに行けると持ち掛けた。彼女はダイマナイトのありかを教える代わりに、自分たちを解放するよう交渉した。しかしバーブは研究施設にあったダイナマイトを見つけ出し、ジルとティアを湖に入らせる…。

監督はブレット・ケリー、原案はブレット・ケリー、脚本はデヴィッド・A・ロイド、追加台詞はトレヴァー・ペイヤー&ブレット・ケリー、製作はアン=マリー・フリゴン、製作協力はロバート・パイアット&クリスティン・パイアット、製作総指揮はテッド・チャルマーズ、撮影はアンバー・ピータース&ジェレミー・ケネディー&ケン・マクダヴィット&スコット・パトリック、水中撮影はニコール・トンプソン&ブレット・ケリー、共同撮影監督はアンバー・ピータース&ジェレミー・ケネディー、編集はブレット・ケリー、視覚効果監修はダニ・ローゼン、プラティカル・クリーチャー効果はラルフ・ゲッシングス、音楽はクリストファー・ニッケル。
出演はエマニュエル・カリエール、クリスティーン・エイムス、セリーヌ・フィリオン、アンジェラ・パレント、ダンカン・ミロイ、フィル・ドゥカースキー、ケヴィン・プリース、ユルゲン・ヴォラス、カイル・マルテラッチ、カラ・グレイ、サラ・モッシャー、イアン・クイック、ダレン・スティーヴンス、ジョシュア・ギルバート・クロスビー、シェリー・シュリグ、ジョディー・ハウケ、キンバリー・ウルフ他。


『恐怖のモンスターパニック 吸血巨大ヒル襲来!』『トレジャー・オブ・スネークアイランド』のブレット・ケリーが監督を務めた作品。
ついでに書いておくと、ブレット・ケリーは原案や追加台詞、水中撮影、編集も担当している。
ジルをエマニュエル・カリエール、ティアをクリスティーン・エイムス、クリステンをセリーヌ・フィリオン、バーブをアンジェラ・パレント、リッチをダンカン・ミロイ、ダグをフィル・ドゥカースキー、ジェリーをケヴィン・プリースが演じている。

いわゆるモンスター・パニック映画であり、サメ映画である。厳密に言うと鮫じゃなくてメガロドンだけど、まあ似たようなモンだ。
1975年にスティーヴン・スピルバーグ監督の『JAWS/ジョーズ』が大ヒットし、世界中で便乗を狙った亜流作品が数多く作られた。本家もシリーズ化されるものの、評価や興行成績はジリ貧になる一方だった。しかし、なぜか「サメ映画」というジャンルだけは、一向に廃れることが無かった。
1980年代に入っても、1990年代に入っても、そして2000年代を過ぎても、数多くの映画やテレビ映画、ビデオ作品が製作された。
ザッと挙げると、21世紀に入ってからでも『メガロドン』(2002)、『レッド・ウォーター/サメ地獄』(2003)、『ディープシャーク』(2003)、『ジョーズ 恐怖の12日間』(2004)、『凶悪海域 シャーク・スウォーム』(2008)、『シャーク・イン・ベニス』(2008)、『ジョーズ・イン・ツナミ』(2009)、『JAWS IN JAPAN ジョーズ・イン・ジャパン』(2009)、『シャークトパス SHARKTOPUS』(2010)、『シャーク・アタック!!』(2011)、『フライング・ジョーズ』(2011)、『ジョーズ・リターン』(2012)、『ダブルヘッド・ジョーズ』(2012)、まだ他にも色々とあるだろう。
むしろ21世紀に入ってからの方が、『JAWS/ジョーズ』への便乗を狙っていた頃よりも遥かに多くのサメ映画が製作されている。

そのように数多く製作されているサメ映画の中でも、史上最低と名高いのが本作品である。
いや、実を言うと、そんなレベルではない。
インターネット・ムービー・データーベース(IMDB)の評価では、この批評を書いている時点で、本作品の評価点は10点満点の1.5。
駄作として有名なエド・ウッド監督の映画も、ウーヴェ・ボル先生の映画も、ラジー賞を獲得したあらゆる映画も、この作品には敵わない。
2015年にドイツのゾンビ・コメディー映画『Kartoffelsalat』が公開されるまで、この作品はIMDBで最低評価の座を長きに渡って守り続けていたのである(ちなみに『Kartoffelsalat』の評価は1.1)。

冒頭、メガロドンに関する説明がテロップと語りで行われるが、真剣に聞かなくても全く支障は無い。
続いて、湖畔にいる若いネーチャン2人が写し出される。
「入って大丈夫かなあ」「平気だよ、静かだし、邪魔な人もいないし」という会話があって2人が水着を脱ぐので、当然のことながら湖に入って泳ぎ出すのだろうと思いきや、バスタオルを湖畔に敷いて日光浴を始める。
いや、泳げよ。だったら「入って大丈夫かなあ」とか言うなよ。

カットが切り替わると、どこかの薄暗い廊下が写る。一応は「研究施設」という設定らしいが、まだ廊下しか写っていないのに、その狭さもあって、既に安っぽさが醸し出されている。
そもそも研究施設なのにラボの様子を見せず、他の研究員の姿を全く見せないという時点で、いかにチープな映画なのかが良く分かるというものだ。
ちなみに、ここでグラントと議長が交わす会話の内容は、ようするに観客への状況説明だ。そして、その段階で、「湖に水を流したせいでメガロドンが復活する」ってことはバレバレだ。
でも、この手の映画で、そこに変な捻りを加えたりしてもロクなことにならないのは確実なので、バレバレなのはOK。

ブリタニーは湖で泳ぐことを嫌がり、理由を問われて「鮫が怖いの」と答える。ティファニーは意外に利口で知識があるらしく、「淡水に鮫がいるはずないでしょ」と笑う。
まあ実際にはメガロドンが出現するし、観客は1人残らず「湖からメガロドンが出現する」と分かっているだろうけど、それでも表面的には「淡水だから鮫なんていない」って方が正解だと思わせておかなきゃダメでしょ。
つまり、そこで「鮫が怖いから湖に入りたくない」と言い出すキャラを登場させるのは、どう考えても間違いだ。
結果的には「泳いでいたらメガロドンに食われる」という予想通りの役割を担うんだし、余計なことを言わせてネタバレの手伝いをさせちゃダメだろ。

女性科学者がグラントに抗議するシーンでは、廊下から階段に移動している。しかし、やはり研究室は登場しない。仮に研究室を描こうとすると、それなりに実験道具を揃えなきゃいけないが、そういう手間も金もコネも無かったんだろう。
で、グラントが組織のリーダーと思えないような軽薄なノリで女性科学者の意見を却下すると、地震と爆発が発生する。で、ブリタニーが驚くと、ティファニーが「この辺じゃ地震は良くあることよ」と言う。それはいいとしても、「あの大爆発も?」という問い掛けに「海賊の遊びじゃない?」ってのはアホすぎるだろ。
ところが「アンタ、イカレてるわね」と呆れたように言うブリタニーも、そのまま湖畔から移動しようとしないのだ。こいつもアホだ。
そして、この手の映画でアホな若者に訪れる当然の道筋として、2人はメガロドンに食われるのであった。
ただし、幾ら何でも地震と爆発が近くで起きたのに無視して泳ぎ始めるってのは、度が過ぎてるんじゃねえかと思うけどね。
あと、湖に入って泳ぐのかと思いきや、互いに水を掛け合うって、なんだ、そのバカバカしさは。

窃盗団が登場すると手漕ぎボートで湖に入るが、「そんな場所を移動しなきゃいけない理由は何なのか」と言いたくなる。
「数マイル先に島があるから隠れましょ」と言ってるけど、まあテキトーな理由だこと。しかもエンジン付きのボートじゃなく手漕ぎボートって、どんだけチープなんだよ。
で、窃盗団にヘンテコな行動を取らせなきゃいけない理由は簡単で、もちろん「そこを通らないとメガロドンと遭遇できない」からだ。
最初に「湖にメガロドンが出現する」という設定を用意しちゃったもんだから、人間を湖に来させなきゃストーリーが進まないのだ。

低予算でVFXに金を掛けられないので、なかなかメガロドンの姿を画面には登場させない。
それは考え方として間違っちゃいないのだが、窃盗団がボートが転覆して陸に上がった後、「あれを見てたでしょ。鮫がジャックを食ったんだぜ」というダグの台詞で台無しにしてしまう。
そこまでは「何かが襲った」という体裁にしてあったのに、そしてメガロドンの姿を観客には見せていないのに、なんで登場人物が先走って正体を明かしちゃうんだよ。
で、その後にダグを食うメガロドンがハッキリと写るけど、そのタイミングもどうなのよ。そこまで引っ張ったのなら、もうちょっと粘った方がいいんじゃないかと。

ジルはレポートを完成させるために島へ来ており、浮かれているティアとクリステンに「遊びじゃないのよ。少しは手伝って」と注意している。
しかし、そんなジルの服装は短パンに上がビキニ。どう考えても、真剣にレポートを書こうとする奴の格好じゃないだろ。
で、そのグループの黒一点であるマイクは、何の仕事もしないままメガロドンに食われている。
ちなみに、ジャックが食われるシーンでメガロドンをハッキリと見せたのに、マイクが襲われる時は画面に写さないというワケの分からないセンスが発揮されている。

ボートが転覆した後、マイクが泳いで逃げようとする様子は描かれているが、他の面々の行動はフォローしていない。で、カットが切り替わると、意識を失ったジルが陸地で倒れている。
ってことは、漂流して打ち上げられたのかよ。そんなわけねえだろ。
ボートが転覆して、板に捕まって漂っていたわけでもないのに、なんで打ち上げられるんだよ。そこは普通に「泳いで陸地まで辿り着いた」という描写にしておけばいいだろうに。
あと、なんで誰一人として、サンダルの片方さえ無くさずに陸地まで辿り着いているんだよ。

学生グループと窃盗団が合流した後、森で野宿して翌朝になる。本当なら、「何も無いまま夜が明けました」ってのは避けたいところだ。実際に犠牲者が出るかどうかは別にして、そこも「登場人物が狙われて云々」というシーンを用意し、緊迫感を煽りたいところだ。
しかし、何しろ相手はメガロドンなので、湖に入らないと何も起きない。そのため、とにかく登場人物を湖に追い込む必要がある。
もちろん研究施設へ普通に向かっていたら何も起きないので、何か策を講じるのかと思いきや、何も無い。
ただ一行が森を歩いている様子だけを5分ほど写し、チョロッと会話シーンを挟むだけで、特に何も無いまま施設に到着してしまう。

研究施設に到着すると、ティアが「こんにちは、誰かいませんか」と呼び掛ける。
えっと、前日のシーンで「人は住んでないけど」と説明していたはずだよね。まあ実際には科学者がいるんだけど、それは知らないはずだよね。
で、施設に入ったティアが悲鳴を上げ、カットが切り替わると、草地でグラントが倒れているのを一行が発見する様子が写し出される。
いやいや、研究施設に入ったんでしょ。なんで急に外へ出てるのさ。
しかも、その周囲に研究施設らしき建物は見当たらないから、一瞬で遠くまでワープしたのかよ。

グラントが施設の人間だと分かると、バーブたちは本性を明かして脱出手段を用意するよう要求する。で、脱出手段が全て断たれたことをグラントが話すと、バーブは「もういい」と移動し、絵を取って来るよう要求する。
でも脱出方法が無かったら、絵を回収しても売却することが出来ないでしょ。
っていうか、もしも脱出するための乗り物があったら、絵の回収は諦めていたのか。
あと、かなり長く湖に沈んでいるので、たぶん価値は随分と下がっているはずだぞ。なんで窃盗団が狙う対象を絵画にしちゃったのかねえ。

で、バーブがグラントを湖に入らせると、当然のことながらメガロドンに食われる。ところがバーブは「食ってる間に次を送り込むよ」と、イカれたことを言い出す。
次を送り込んでも、また食われるだけだろ。
そこまでして絵に固執している時点でアホだけど、せめて絵を回収するために何か作戦を立てろよ。ただ単に人を湖に入れることを繰り返すだけだと、同じことが起きるに決まってるだろ。
しかも物語としても、何の変化も起きないわけだから、つまらなくなるし。

バーブもイカレているが、急に「鮫には生贄が必要なんだ」と言い出すリッチもイカれている。
ひょっとすると、兄貴が殺されてイカレたという設定にしてあるのかもしれないけど、まるで伝わらない。しかも、ダグに説得されると、あっさりと態度を変えてしまう。
で、逃走したジルたちがどうするのかと思いきや、なぜか湖畔に来てしまう。
で、スロー映像の中、正面から現れたリッチによって簡単に捕まる。隠れる場所も無いんだから、正面から迫って来たら見えるだろうに、すんげえ不自然なシーンだ。
で、クリステンが湖に投げ込まれたのに、ジルもティアも助けようとしない。冷たい奴らだぜ。
っていうかクリステンがメガロドンに食われるとリッチは残る2人に銃を向けて「二度と逃げるな」と言うけど、何がしたかったんだよ。支離滅裂じゃねえか。

ダイナマイト作戦が始まると、ジルは隙を見てリッチに石を投げ付ける。リッチは投げようとしていたダイナマイトで爆死し、落とした銃をティアが拾って構える。ダグが奪いに行こうとするが、メガロドンに襲われる。続いてメガロドンは、なぜか湖の中にいるジルとティアを飛び越え、湖畔に立っているバーブを襲う。
で、もう敵が全て死んだわけだから、さっさと逃げればいいのに、ティアが「やっつける」と言い出す。「陸にいれば安全だし、助けも来る」と当然の意見をジルが口にすると、「奴は賢い。いずれ食料が無いと気付いて、探し始める。もし人がいるビーチでも見つけたら大変」とか言う。
なんで急に、正義感や使命感に目覚めてんのよ。
そんでジルも賛同し、自分が囮になってメガロドンをおびき寄せる。最後はダイナマイトで爆死させるが、「だったら最初からそうしろよ」と言いたくなるぞ。
あと、脱出方法は無いはずだけど、生き残った2人がどうなったのかは不明。

この映画、上映時間は79分なのに、本編は65分ぐらいで終わってしまう。
どういうことなのか、エピローグが付いているのか、終わったと見せ掛けて続きがあるのかと思っていたら、クロージング・クレジットが普通に流れて来る。
それが中断して、エピローグが描かれるというわけでもない。最後までスタッフとキャストの文字が流れて来るだけだ。
「だったら14分も掛からないだろ」と思った人、それは正解である。普通の映画なら、そんなには掛からない。
ところが、この映画は14分も掛かるのである。

これが多額の製作費を投入した大作映画で、VFXに携わった会社が幾つもあってスタッフも大勢いたってことなら、その全てを表記するために時間が掛かるってのは仕方が無いだろう。
しかし本作品の場合、かなりの低予算映画だし、スタッフの数もそれほど多くない。
それなのに14分も掛かる理由は簡単で、ものすごくスローでクレジットを長すのである。
ぶっちゃけ、4倍速ぐらいが通常じゃないのかと思うぐらい、ものすごくノロい。

たぶん完成した時点で65分しか無かったので、「これだと長編映画としては短いなあ。どうしよう、困ったぞ。そうだ、エンドロールで時間を稼ごう」という魂胆だったんじゃないかな。
完成したフィルムが長くなったので、編集で短くするってのは良くあるケースだろう。
だけど、短すぎて尺を稼がなきゃいけなくなるんだから、つまり最初っから中身がスッカスカだったってことだわな。
そんなわけで、最後の最後までポンコツのアンコが詰まっているクズ映画なのであった。

(観賞日:2015年10月31日)

 

*ポンコツ映画愛護協会