『カンフー・ヨガ』:2017、中国&インド
僧の玄奘が仏教経典を持ち帰ったことで、唐王朝と天竺の友好の幕が開かれた。その後、王玄策が使節として天竺を訪れ、中国とインドの交流に大きく貢献した。西暦647年、天竺のマガダ国では象軍を率いるアルジュナが力ずくで王位を奪った。王玄策が2度目に天竺を訪問した時、アルジュナは待ち伏せして襲撃した。ビーマ将軍はギタンジャリ王女の命令を受け、王玄策の救出に駆け付けた。王玄策とビーマは協力して戦い、その場から逃亡した。
ギタンジャリは王玄策に首都が陥落したことを知らせ、唐へ戻って援軍を呼んでほしいと依頼した。彼女はビーマに部隊を率いて同行するよう命じ、マガダ国の財宝を託した。部隊は猛吹雪の中で行軍し、凍った湖に辿り着いた。王玄策は安全を確かめるため、先に湖を渡った。安全だと確認した彼が振り向くと、ビーマと部隊は姿を消していた。王玄策はチベットに援軍を要請してマガダ国へ戻り、アルジュナ軍を倒した。そんな歴史について、中国の西安博物館で考古学者として働くジャックは学生たちに講義した。
ジャックは館長から、インドの宮殿博物館で働く考古学者のアスミタが色復元技術を学びたいと言って訪ねて来たことを知らされる。彼は助手のシャオグァンとヌゥオミンを伴い、アスミタと会った。その美貌に、ジャックとシャオグァンは目を奪われた。アスミタはマガダ国の研究の助けになる資料があると言い、ビーマが残した地図を見せた。彼女はジャックに、「消えた財宝は、この地図のどこかにある」と告げた。「我が家に伝わる家宝だけど、痛みが酷い」と聞いたジャックは、助手の2人に修復作業を指示した。
アスミタが一緒に謎を解明しようと持ち掛けると、ジャックは快諾した。ジャックには20年以上も財宝を探していた亡き友人がおり、その息子が何か知っているはずだと考えた。そこでジャックは、友人の息子でトレジャーハンターのジョーンズを訪ねた。アスミタは彼に同行し、助手のカイラをジョーンズに紹介した。ジャックは事情を説明し、地図があるので手を組もうとジョーンズに提案した。ジョーンズは承諾し、父が川岸で発見した金貨の存在を明らかにした。
ジャックたちは川岸へ行き、ジョーンズは「10年前に探検隊が調査したが、父だけが戻らなかった。金貨が財宝発見の鍵だと言っていた」と説明する。金貨を見たアスミタとカイラは、ビーマ家の紋章が描かれていることを指摘した。2人はジャックたちに、「ビーマと部隊は吹雪を避けるため洞窟へ避難したが、雪崩で閉じ込められた。ビーマだけが脱出し、地図を描いた」と話す。ジョーンズとカイラは双龍河の地下水脈を調査し、入り口を発見した。出口まで潜水で7分掛かることから、ジャックは「機材無しで脱出するのは無理だ」と語った。するとアスミタとカイラは、ヨガの呼吸法なら可能だと告げた。
ジャックは海底油田を採掘している友人のジャングオに電話を掛け、「崑崙山脈で氷に穴を開けたい。財宝探しだ」と話す。ジャングオは協力を快諾し、「3日後に機材を持って行く」と約束した。ジャックたちがテントの前で食事を取っていると、狼の群れが近くに現れた。ジャックはジョーンズを連れて狼に近付き、カンフーの手合わせをする。テントに戻ったジャックたちは他の面々と合流し、雪玉を投げて狼の群れを追い払った。
インドの砂漠を移動していたランドルという男は、アスミタの動きについて手下から報告を受けて「財宝を手に入れる。先祖の名誉を取り戻す」と口にした。ジャックたちは氷に巨大な穴を開け、地下洞窟を調査する。彼らは財宝を発見するが、そこへランドルが武装した手下を引き連れて現れた。正体を知るアスミタが口を開こうとすると、ランドルは彼女を制した。彼は「全ては我が先祖の物だ」と言い、財宝を運び出すよう手下のマックスたちに命じた。
ランドルが「縛り上げて凍死させろ」と指示すると、ジャックとジョーンズが手下たちと戦い始める。ジョーンズはダイヤを手に入れると、一人で洞窟から脱出して逃亡した。ランドルはジャックたちを縛り、洞窟を後にした。ジャックたちは縄を解き、地下水脈を泳いで脱出する。2週間後、療養施設で回復したジャックの元をリュウ局長が訪れ、「盗掘団は逮捕した」と知らせた。シャオグァンはジャックに、ダイヤがオークションに出品されていることを教えた。アスミタから「ダイヤはマガダ国の真の財宝の鍵。必ず取り戻す」とメッセージが届いており、ジャックたちはオークションが開かれるドバイへ飛んだ。
ジャックは教え子のサースの父であるジョナサンに協力してもらい、オークションに参加した。ランドルが1億5千万ドルでダイヤを落札しようとすると、あまりの高額にジョナサンは「諦めろ」とジャックに告げる。しかしジャックは聞き入れず、1億6万ドルで落札した。落札を知ったジョーンズが興奮していると、シャオグァンとヌゥオミンがやって来た。2人に批判されても、ジョーンズは全く悪びれることが無かった。
ジャックたちが会場のホテルを去ろうとすると、ランドルの手下であるマックスたちが立ちはだかった。ダイヤの入ったケースを持っていたジョナサンは、一味に脅されて差し出そうとする。ジャックは一味と戦うが、ダイヤを奪われてしまう。ジャックは車を拝借し、一味のハマーを追い掛ける。ジョーンズたちも別の車を盗み、後を追う。ジョーンズはダイヤのケースを取り戻し、ジャックに渡そうとする。そこへアスミタがバイクで現れ、ケースを奪って逃亡した。ジャックは一味にも逃げられ、ジョナサンの車に乗り込んだ。
1週間後、ジャックはヌゥオミンを伴い、インドへ渡った。彼はヌゥオミンから、ビザの関係でジョーンズとシャオグァンは後から合流することを聞かされる。ヌゥオミンはジャックに、北京からの留学生である大学院生のジャンウェンを紹介される。ジャンウェンは2人を連れて、歴史学者であるアスミタ博士の元へ行く。ジャックは博士に、アスミタから貰った名刺を見せた。ジャックたちと共に行動していたアスミタは、博士を詐称して接触していたのだ。
博士はジャックに、偽者の正体がギタンジャリ家の第68代王女だと教えた。そこへ王女であるアスミタが現れ、ジャックに謝罪した上で協力を要請した。そこへカイラが来ると、アスミタは助手ではなく妹だと明かした。姉妹はダイヤが「シヴァの目」と称されていること、所有者が世界を支配するという伝説があることを説明する。シヴァの目は真実の財宝を開く鍵であり、アルジュナの子孫であるランドルも狙っているのだ。
ジャックが手掛かりを尋ねると、アスミタはダイヤと杖が一体になっていることを教えた。明日の黄金祭で現れる道を見つければ、財宝に辿り着く伝説があるのだとアスミタは語った。2人は古い文献を開き、寺院の場所について調べる。カイラとヌゥオミンはジョーンズとシャオグァンを迎えに行き、市場へ出掛ける。ランドルの手下たちが現れて連行しようとしたので、ジョーンズたちは抵抗する。ジャックはアスミタと共に駆け付け、敵と戦う。一味はジョーンズとカイラを銃で脅し、車で連行する。ジャックがアスミタと共にランドルの屋敷へ行くと、ジョーンズとカイラを閉じ込めた檻がハイエナの群れがいる中庭に置かれていた。ランドルはジャックに、2人を助けたければ財宝の扉を開くために手を貸すよう要求する…。監督はスタンリー・トン、脚本はスタンリー・トン、製作はバービー・タン、製作総指揮はウェイ・ワン&ジャッキー・チェン&チー・ジャンホン&ジョナサン・シェン&シャイレシュ・パサック、共同製作総指揮はラ・ペイカン&フー・ルオキン&シーシー・チェン&チャン・ヨン&リン・ホン&ユー・ジャンホン&リャン・インジャン、共同製作はウー・ダー&サニー・サン&チン・ホン&チャン・フイシア&ジリ・チェン、製作協力はフー・ジア&ペン・ミンユー&ワン・ジンウェイ&サン・リージュン、撮影はホーレス・ウォン、美術はジェームズ・チェン、編集はリョン・コンチー、衣装はフィービー・ウォン、武術指導はジャッキー・チェン&スタンリー・トン&ガン・ウー&ジャッキー・チェン・スタントチーム、ダンス・ユニット監督はファラー・カーン、音楽はネイサン・ワン。
出演はジャッキー・チェン、アーリフ・リー、レイ、ディシャ・パタニ、ソーヌー・スード、アミラ・ダストゥール、ムチミヤ、ココ・チャン、ポール・クラーク、サース・シャン、エリック・ツァン、チャン・クオリー、ミン・ガオ、ラヴリン・サダニ他。
2005年の映画『THE MYTH/神話』の続編的な作品。で、中国とインドの合作映画。
監督&脚本は『SPY_N』『THE MYTH/神話』のスタンリー・トン。
ジャックをジャッキー・チェン、ジョーンズをアーリフ・リー、シャオグァンをレイ(EXO)、アスミタをディシャ・パタニ、ランドルをソーヌー・スード、カイラをアミラ・ダストゥール、ヌゥオミンをムチミヤ、ジャンウェンをココ・チャン、マックスをポール・クラーク、サースをサース・シャンが演じている。
ジャングオ役でエリック・ツァン、ジョナサン役でチャン・クオリー、館長役でミン・ガオ、アスミタ博士役でラヴリン・サダニが出演している。タイトルを見て、「カンフーとヨガの融合があるのか、どんな風に組み合わせて今までとは違う格闘アクションシーンを作るんだろう」と期待した人が、ひょっとしたらいるかもしれない。
しかし実際には、カンフーもヨガも、そんなに重要な要素ではない。カンフーをするシーンもヨガをするシーンもあるが、2つの要素が上手く組み合わさることは無い。
中国とインドの合作映画だから、「カンフー・ヨガ」と付けているだけだ。
「どうせ内容を無視して日本の配給会社が適当な邦題を決めたんだろう」と思ったかもしれないが、原題からして「Kung Fu Yoga」なのである。
それでも徹底したコメディーだったら、そういうノリのタイトルも有りかもしれない。だけどアクション・アドベンチャーとしてのテイストが強めなわけで、このタイトルは詐欺に近いぞ。映画の冒頭では、王玄策とビーマがアルジュナの象軍と戦う様子が描かれる。ここではVFXが多用され、ケバケバしい色使いも含めて「まるでビデオゲームの映像みたいだな」と感じさせる。
しかし考えてみれば、ジャッキー・チェンに対してバリバリに動けていた全盛期のようなアクションのキレやスピートは期待できないわけで。なのでVFXやワイヤーワークに頼ったとしても、それは仕方が無い。
ただ、いざジャッキーたちが戦うシーンになると、VFXやワイワーワークでケレン味たっぷりに飾り付けることは無いのよね。
オープニングは「歴史上の出来事」ってことで、ファンタジックに見せるために前述した演出を施したのかもしれない。ただ、そういう映像を最初に見せることで、ジャッキーたちが戦うシーンの凡庸さが際立ってしまう。ジャックがジョーンズの元を訪ねると、アスミタはカイラという女を同行させている。そこが初登場だが、既にジャックは彼女を知っている設定だ。
でも、なぜアスミタがジャックにカイラを紹介する手順を省略しているのか。そのせいで、カイラの登場が唐突になっている。
あと、「助手」と言っているけど、実際には妹なんだよね。それを明かさない理由も全く分からない。
ちなみにジョーンズは「ジャックの亡き友人の息子」という設定だが、その「亡き友人」の存在は物語にとって何の意味も無い。ジョーンズを「ジャックの知り合い」という設定にしておいたところで、ほとんど物語に変化は無いだろう。アスミタはビーマの地図について、「我が家に伝わる家宝」と話す。彼女とカイラは、部隊が洞窟に避難したが雪崩に巻き込まれてビーマだけが脱出したと説明する。
だけど、なぜアスミタの家に地図があり、ビーマについて誰も知らないような事実を詳しく知っているのか、それが良く分からない。
それについて、ジャックが2人に質問することも無いんだよね。
ジャックは底抜けの能無しなのか、普通なら疑問を抱くようなことがあっても、ことごとくスルーしてしまうのだ。ジャックはジャングオに電話を掛け、3日後に会おうと言っている。そこからシーンが切り替わり、ジャックたちがテントの前で食事をしている様子が写し出されると、そこにジャングオもいる。
いつの間にか3日が経過しているのだが、そんなのは全く分からなかったぞ。
景色を写すカットはあったけど、それで日数の経過を表現するつもりなら見せ方を間違えている。
っていうか、普通にジャングオが機材を持ってジャックの元を訪ねる手順を挟めばいいだけだろ。狼の群れが吠えるのを耳にすると、ジャックは「先手必勝だ」とジョーンズに言う。彼は武器になる道具を手に取り、狼たちに近付く。
何か狼に対して仕掛けるんだろうと思っていたら、「カンフーの稽古はしているか?鍛えなきゃダメだ」とジョーンズに言う。そして彼はジョーンズとカンフーの手合わせを始めて、それを狼に見せる。で、それが終わると、狼には何もせずに去る。
そのシーンは、何の意味があるのか。
「敵が出て来ないけど、そろそろカンフーを見せたいな」ってことだったのかもしれないけど、デタラメすぎるだろ。
しかも、ただの手合わせだから、格闘アクションとしての価値も皆無だし。
そんなに強引にカンフーの手合わせを入れるぐらいなら、その辺りで敵と格闘できるようなシナリオを用意しろよ。インドにいるランドルが登場すると、「財宝を手に入れる」と口にする。そこからシーンが切り替わると、氷に穴を開けるジャックたちをランドルの一味が観察している。
いつの間に一味はインドから崑崙山脈に来たんだよ。
ジャングオもそうだったけど、まるで瞬間移動でもしたかのようになっているのよ。キャラを移動させる時の処理が下手すぎるわ。
そんなデタラメなことになってしまうぐらいなら、もうランドルが情報を得て崑崙山脈の近くまで来ている設定にでもすりゃいいだろ。地下洞窟でジャックが一味に抵抗して戦い始めると、ランドルは「銃は使うな。ただの教授だ」と言う。そんなわけで、一味は頑なに銃を使わず素手で戦い続ける。
だけど、最初は「ただの教授」と軽く見ていても、戦いを見ていれば腕の立つ相手ってことは分かるだろ。なぜ最後まで、徹底して素手で戦わせるんだよ。
で、ジャックは敵を叩きのめしていたのに、そこからジョーンズが逃げてランドルが洞窟を出た後にシーンが切り替わると、ジャックたちは拘束されている。どういう経緯があって、そんな状態になったんだよ。
この映画、ホントに編集がデタラメで、シーンとシーンの繋がりがツギハギだらけなんだよなあ。
そんで、ランドルは誰も洞窟に見張りを置かなかったのか、ジャックたちはロープをほどいて地下水脈を泳ぎ、簡単に脱出しちゃってるし。リュウ局長がジャックに「盗掘団は逮捕した」と知らせるシーンがあるが、オークション会場にランドルと手下たちは現れている。
盗掘団を逮捕したというリュウの台詞は何だったのか。
それについてジャックが「あの言葉は何だったのか」と疑問を抱いたり、リュウに連絡して問い質したりすることも無い。辻褄が全く合っていないのだ。
最初から「盗掘団の行方は分からない」とでも言わせておけば、そんな問題は起きなかったでしょ。
っていうか、そもそもリュウが登場する意味からして全く無いぞ。舞台がドバイに飛ぶと、ジャックは1組の父娘と一緒に車で移動している。
最初は「ヌゥオミンの父親に協力してもらった設定かな」と思ったが、その娘はヌゥオミンではない。序盤でシャオグァンに色目を使っている女子生徒がいたが、そいつでもなさそうだ。
どうやら、そこが初登場なのね。なので粗筋では「ジャックの教え子と父」と書いたけど、それが正解かどうかは分からない。
っていうかさ、そこで初登場する父娘に重要な役割を任せるって、バランスが悪すぎるだろ。ジャックがインドへ渡ると、アスミタがマガダ国の王女なのに博士を詐称していたことが判明する。
でも、詐称する必要性を全く感じない。本当の素性を明かした上でジャックに接触していたとしても、間違いなく協力を承諾してもらえていたはずだ。
インドでアスミタは素性を明かした上でジャックに協力を要請しているが、「だったら最初から素性を明かした上で助力を求めりゃ良かっただろ」と言いたくなる。
アスミタがジャックに正体と居場所を突き止められ、仕方なく詐称を認めて「協力して」と頼む流れじゃないからね。インドの市場のシーンで、ランドルの手下たちはジョーンズたち4人を連行しようとする。アスミタが来ると、彼女も拉致しようとする。しかし最終的にはジョーンズとカイラだけを拉致し、その場にいたヌゥオミンとジャンウェンは拳銃で脅すだけで放置している。
そこからシーンが切り替わると、ジャックとアスミタが車でランドルの屋敷へ向かう様子が写し出される。
そこの経緯をカットするのかよ。
それなら「一味がジョーンズたちを人質に取り、ジャックに銃を向けて屋敷へ連行する」という流れでいいだろ。
あと、人質にするために拉致するのなら、なぜジョーンズとカイラなのかと。そこは別に誰でも良かったはずで。ランドルはジョーンズとカイラをハイエナの庭で檻に閉じ込め、ジャックに協力を要求する。ジャックが拒否すると、彼は「扉を開けろ」と手下に命じる。ところが手下は檻の扉を開けず、ランドルはジャックと共に立ち去る。そこからシーンが切り替わると、シャオグァンが屋敷へ潜入してジョーンズとカイラを救出する様子が描かれる。
どうなっているのかと思ったら、そこからシーンが切り替わるとジャックとアスミタがランドル一味と寺院へ赴いている。
どうやら、ジャックが協力を承諾したから檻の扉を開けなかったってことらしい。
だけど、ジャックが協力を承諾するシーンなんて無かったでしょうに。その後、ラストシーンが強烈だ。
ナンダカンダあってランドル一味とジャックたちの最終決戦があるのだが、そこへ僧侶たちがやって来る。ジャックはランドルに、「宝は君の物じゃない。この世界と人々の物だ」と言う。それまで徹底した悪人だったランドルは、なぜか納得して宝を諦める。
すると全員がフォーメーションを作り、歌に合わせて踊り出すのだ。
最後だけマサラ・ムービーっぽくしているのだが、「デタラメの極み」としか感じないわ。(観賞日:2019年12月24日)