『黒帯ドラゴン』:1974、アメリカ
エリスという男は一枚の写真を手に入れるため、ドン・ステファーノのワイナリーへ赴いた。彼はアタッシェ・ケースに入れた大金を渡し、写真を確認させてもらう。しかしエリスが裏切り者であることは露呈しており、ステファーノの手下であるビッグ・ツナたちに殺された。盗聴器を仕込んだ腕時計は、粉々に壊された。捜査機関のボスであるロバーツは作戦に失敗し、ブラック・ベルト・ジョーンズを呼ぶよう部下に命じた。既にロバーツは、3人の部下を失っていた。
チリ大使を警護する仕事に就いていたジョーンズは、テレビ局のスタジオにいた。スタジオを出たところには大使を狙う刺客8人が隠れていたが、それに気付いたジョーンズは空手で全員を退治した。捜査本部に呼ばれたジョーンズは事情説明を受け、「あのワイナリーは要塞だぞ」と協力を拒む。ロバーツは10万ドルの報酬を提案するが、ジョーンズは「お偉方を騙して戦車でも出動させろ」と告げた。するとロバーツは「これを見ろ」と言い、写真を見せた。そこにはステファーノと共に上院議員と2名の州知事が写っており、ロバーツは「下手をすると我々が危ない」と述べた。
ステファーノの元に、市民センターの建設予定地に関する極秘情報が入った。多くの土地は政治家に牛耳られていたが、まだ中心部は手付かずの状態だった。その場所では、パパ・バードという黒人がブラック・バード空手道場を開いていた。しかしバードは道場を師範のトッピーに任せ、全く稽古には出ていなかった。離婚歴のある彼は恋人のルーシーから結婚を迫られていたが、その気が無い様子だった。ルーシーは苛立ち、「早くプロポーズしないと別れるよ」と告げた。
黒人学生自治会の若者3人は、黒人街の顔役であるピンキーが営むプールバーに乗り込んだ。3人は「お前のせいで黒人街にドラッグが溢れてる」と拳銃を突き付けるが、ピンキーの手下であるオスカーやタンゴたちに囲まれて形勢は逆転した。ピンキーは若者たちを暴行しようとするが、そこへツナが仲間のブルー・アイズを連れて現れた。ピンキーが「集金はまだだろ」と言うと、ツナたちは「ずっと前から店の金をくすねてるな」と指摘した。
「ボスはお怒りだが、25万ドルで水に流してくれるそうだ」と言われたピンキーは、「そんな大金は無い」と困り果てた。するとツナたちは、「だったら選択肢は1つだ。ボスはパパ・バードの道場が入った建物を欲しがってる」と告げる。ピンキーが「それなら余裕だ。奴には金を貸してる。借用書もある」と述べると、ツナたちは仕事を指示した立ち去った。ピンキーは手下を引き連れて道場へ乗り込むが、バードと門弟たちに叩きのめされて退散した。
トッピーはジョーンズに電話を掛け、「ピンキーがパパを脅しに来た。今回は追い払ったが、次はお前が必要だ」と告げた。彼は「なぜピンキーが来た?道場のことを考えてくれ。せっかく市から助成金が貰えているのに、女を連れ込んでギャンブラーと乱闘してる」と、バードを説教した。しかしバードは軽く受け流して「助成金申請の書類を取って来る」と奥の部屋へ引っ込み、そのまま裏口から逃げた。ジョーンズが道場へ来ると、トッピーは「パパと話してくれ」と呆れた様子で頼んだ。
深夜、ピンキーは手下を引き連れて道場に忍び込むが、予期して待ち受けていたジョーンズが撃退した。ピンキーはバーでカードに興じるバードの元へ行き、拳銃を突き付けた。彼が「道場を渡せば借金はチャラにしてやる」と凄むと、バードは「道場はシドニーの所有だ」と口にした。ピンキーは「そんな嘘が通じると思うのか。教育が必要だな」と言い、ジェリーに暴行させる。するとバードは壁に頭をぶつけ、命を落としてしまった。
ジョーンズはロバーツに、「パパは道場を娘のシドニーに残した。ニューヨークにいるらしいから、捜してくれ」と依頼した。ピンキーはステファーノと面会し、黒人の悪党集団であるボガーツを呼び寄せたことを語った。ロバーツはバードの葬儀にシドニーを連れて来た。シドニーは5歳でバードと離れ、20年間も会っていなかった。「父に恨みを持つ人物は?」という彼女の質問に、トッピーは「ピンキーの一味かもしれないが、分からない」と答えた。
ジョーンズは若い門弟のクインシーに、車でシドニーをホテルまで送るよう指示した。しかしシドニーはクインシーに、ピンキーの店へ行くよう頼んだ。彼女はクインシーの制止を無視し、店へ乗り込んだ。彼女は「ピンキーはどこ?」と凄み、攻撃姿勢を見せた一味を空手で叩きのめした。そして「シドニーが来たとピンキーに伝えて」と言い残し、その場を後にした。店の外から様子を見ていたクインシーは、一部始終をジョーンズとトッピーに報告した。
ジョーンズはホテルへ行き、シドニーと話した。ピンキーはボガーツの5人を伴って道場に行き、「女を出せ」と脅した。トッピーたちは前回と同じように撃退しようとするが、ボガーツに叩きのめされた。ピンキーは「店の修理代や治療費も含めて25万ドルだが、建物を明け渡せばチャラにしてやる」と述べ、担保としてクインシーを連れ去った。トッピーから連絡を受けたジョーンズは、「道場に25万ドルの価値など無い」と疑問を抱いた。
ジョーンズはロバーツに電話を入れ、道場が入っている建物について調査するよう頼んだ。ロバーツはジョーンズ、シドニー、トッピーに、「建物は市民センターの予定地になっている。マフィアが土地を買い始めている」と情報を伝えた。シドニーが「クインシーを助けるためなら、道場は引き渡す」と言うと、ジョーンズは「待て。25万ドルを手に入れる方法がある」と告げた。彼はロバーツに後方支援を要請し、ワイナリーの金庫から現金を盗み出す計画を立てた。ジョーンズはビーチでトランポリンの練習をしている白人女性4人を雇い、シドニーとトッピーも引き連れてワイナリーに潜入した…。監督はロバート・クローズ、原案はフレッド・ワイントローブ&アレックス・ローズ、脚本はオスカー・ウィリアムズ、製作はフレッド・ワイントローブ&ポール・ヘラー、製作協力はオスカー・ウィリアムズ、撮影はケント・ウェイクフォード、編集はマイケル・カーン、音楽はルチ・デジーザス。
出演はジム・ケリー、グロリア・ヘンドリー、マリク・カーター、メル・ノヴァク、スキャットマン・クローザース、エリック・ラニューヴィル、アラン・ウィークス、アンドレ・フィリップ、ヴィンセント・バービ、エディー・スミス、アレックス・ブラウン、クラレンス・バーンズ、アール・ブラウン、ジャック・エミル、ウェイン・マスグローヴ、レイ・C・デイヴィス、レロイ・ウォフォード、アール・メイナード、ネイト・エスフォームズ、エスター・サザーランド、シド・カイザー、ダグ・サイズ他。
『燃えよドラゴン』のロバート・クローズ、プロデューサーのフレッド・ワイントローブ&ポール・ヘラーの3人が、同作に出演していたジム・ケリーを主演に据えて製作したブラックスプロイテーション映画。
『ファイナル・カムダウン』のオスカー・ウィリアムズが脚本を担当している。
シドニーをグロリア・ヘンドリー、ピンキーをマリク・カーター、ブルーをメル・ノヴァク、バードをスキャットマン・クローザース、クインシーをエリック・ラニューヴィル、トッピーをアラン・ウィークス、ステファーノをアンドレ・フィリップ、ツナをヴィンセント・バービが演じている。
ちなみに日本には入って来ていない『Black Belt Jones 2』という作品があるが、これは香港映画であり、本作品の続編ではない。冒頭、ワイナリーの殺人があり、大使の警護をしているジョーンズの様子に切り替わる。彼が悪党一味と戦い出すとタイトルロールに入り、テーマ曲が流れる。
このテーマ曲が、文句無しにカッコイイのだ。
この頃のブラックスプロイテーション映画って、イケてるテーマ曲が多いんだよね。1971年の『黒いジャガー』とか、1974年の『フォクシー・ブラウン』とかね。
それらに共通しているのは、全てソウル・ミュージックってことだ。ジョーンズの格闘アクションシーンには、「アフロの黒人がカラテで戦う」という部分の面白さがある。
ただし、これは日本人だからこそ感じる「違和感の妙」であって、ひょっとするとカラテそのものが異文化である欧米人や本作品の主な観客層である黒人からすると、そこはピンと来ないかもしれない。
ちなみに、漢字ではなくカタカナで「カラテ」と書いたのは意図的だ。
ジム・ケリーは本物の空手家で、1971年には国際空手選手権のミドル級王者にもなっているので、決して「映画の中で役柄として演じているだけのインチキな空手」というわけではない。ただ、何となく「カラテ」と書いた方が、しっくり来るんだよな。攻撃を繰り出す前の半身の構え方や、怪鳥音っぽい発声などは、明らかにブルース・リーを意識していると思われる。
『燃えよドラゴン』が大ヒットし、特に黒人の観客層に受けたので、「だったら黒人を主役に据えた格闘アクション映画を作れば、もっと受けるだろう」という考えで製作されたことは容易に想像が付く。で、ブルース・リーが受けたので、そこは真似しようってことなんだろう。
ってなわけで、カラテのはずなのに、微妙にジークンドーのエッセンスが混じるという形になっているわけだ。
ちなみにファイト・コーディネーターは、『燃えよドラゴン』に出演していたロバート・ウォールが担当している。当たり前っちゃあ当たり前だが、『燃えよドラゴン』のブルース・リーと本作品のジム・ケリーを比較すると、そのアクションは大きな差がある。スピードもキレも、お世辞にも優れているとは言い難い。
打撃が当たるタイミングでアタック音を入れることで迫力を出そうとしているんだろうけど、動きのモッサリ感は全く誤魔化すことが出来ていない。むしろブルース・リーを模倣することで、絶対に埋めることの出来ない本家との差が露呈してしまう。
カラテであってカンフーじゃないんだから、差別化を図った方がいいんじゃないかと思ったりもするけどね。
でもブルース・リー人気に便乗したかったのと、そもそもカラテとカンフーの違いが分かっていなかったんだろう。ブルース・リーの模倣が逆効果になっているのを差し引くとしても、駐車場でのアクションには大きな難点がある。大使を狙う刺客の内、最後の1人が逃げようとするとジョーンズは拳銃を発砲するのだ。
それで殺すわけじゃなくて、尻を撃って動きを止めるだけだが、そこはカラテだけで戦えよ。拳銃を使うと、「だったら最初から拳銃を所持して戦えば良かったじゃねえか」と言いたくなるぞ。
それ以降はカラテだけで戦うので、ますます拳銃を中途半端に使うのは丁寧さに欠ける演出だと感じる。
それと、実は以降の格闘シーンの方が、動きの質は上がっている印象を受けるんだよな。なんで掴みの部分が最も冴えないのかと。ステファーノが市民センターの情報を知った後、ブラック・バード空手道場のシーンになる。その次は、黒人学生自治会の3人がピンキーの店へ乗り込むシーンになる。
この段階で、「話が散らかっちゃったな」という印象を受ける。
自治会の3人の台詞や、彼らを叩きのめす様子を描くことで、「ピンキーはドラッグを売っている悪党」ってことをアピールしたかったんだろう。
ただ、そこは先にピンキーがツナから仕事を任される手順を描き、その後に空手道場のシーンを配置した方がスッキリする。それと、プールバーのシーンを乗り込んでいく自治会サイドから描くことで、「こいつらが話に深く関与するのかな」と無駄に思わせてしまい、話が散らかっている。
そいつらは後の展開には全く絡まないのだから、ピンキー側から描いた方がいい。
っていうか、そもそも自治会の連中が乗り込む手順なんて全く要らないでしょ。
ツナたちが仕事を任せに来る手順だけで充分だ。わざわざ若者たちを叩きのめすシーンなんか入れなくても、ピンキーの一味が悪党であることは伝わるぞ。そして若者たちを叩きのめすシーンを入れたところで、そんなに効果的に作用しているわけでもないし。映画に登場する空手道場の道場主と言えば、それが善玉の場合、「ストイックに鍛錬を積む熱い魂の男」というイメージが強い。
しかしパパ・バードは初登場の時点で道着ではなく派手な赤いベストを着ており、煙草を吹かしている。離婚歴があって恋人のルーシーを連れ込み、結婚しないことでガミガミ言われている。道場をトッピーに任せっ放しで、仲間とカードに興じている。借金があるが、返そうとする意識は全く無い。
不真面目でチャラチャラしたジジイなのだ。
バードに「稽古に不真面目で遊びまくっていると思われていたが、実は」みたいな裏があるならともかく、ホントにギャンブルに興じるなど遊び呆けているだけで、それで借金を作って殺されるんだから、ピンキーが借金の額を捏造したり、横暴な態度を取ったりするとは言え、同情心を削ぐんだよな。
なんで「真面目で稽古に熱心な男で、誰からも慕われていた」という「何の落ち度も無い被害者」にしておかないのか。
そこのポジションを不真面目な遊び人にしておくことのメリットが全く見えないわ。バードは単なるチャラいジジイってわけではなくて、ピンキーたちが乗り込んで来た時には、門弟と共に戦って空手の腕前を披露する。
ただ、動きがモッサリしているもんだから、あまり強そうに見えない。
しかも、バーにピンキーたちが来た時には、その手下に殴られて全く抵抗できていない。動きを封じられているわけでもなく、闇討ちを食らったわけでもなく、タイマンで殴られているのに、すんげえ弱々しくなっちゃうのだ。場面によって強さが急に変わっちゃうんだよな。
そこは不意打ちを食らったから対応できなかったとか、拳銃で撃たれたからダメージを負うとか、とにかく「さっきの強さと整合性が取れないじゃねえか」と感じさせることは避けようぜ。ピンキーたちが道場へ乗り込む1度目のシーンでは、バードと門弟たちが戦って軽々と撃退している。
しかし、そこでジョーンズ以外にも大勢の空手家を登場させるだけでなく、悪党を簡単に撃退する強さを見せちゃったらマズいだろ。
その後、また乗り込んできたピンキーの一味をジョーンズが撃退するけど、人数の差はあれど門弟たちが既に追い払ったことのある連中なので、ジョーンズの強さをアピールすることに繋がらないのよ。
あと、トッピーが電気を点滅させる仕事を担当し、ジョーンズと一緒に戦わないのもどうかと思うし。っていうか、そもそもバードが空手道場を経営しているという設定からして、要らないんじゃないかと思うんだよね。
そこに必要なのは「ステファーノが狙う土地を所有している」という要素だけでしょ。むしろ、格闘技とは何の関係も無い商売をやっていて、ジョーンズが駆け付けて初めて悪党を撃退できる形にしておいた方がいいんじゃないかと。
タイトルからして「Black Belt Jones」なんだから、主役であるジョーンズだけを活躍させればいいのよ。
そのためには、善玉サイドに戦闘能力の高い奴を置かない方がいいでしょ。ピンキーは道場へ乗り込んで門弟たちに撃退され、深夜に忍び込んでジョーンズに撃退される。するとバーへ行ってバードに拳銃を向け、借金をチャラにするから建物を引き渡せと要求する。
最初から、そういう手口で良かったじゃねえか。
バードに金を貸していることは事実なんだから、そこを責めれば良かったわけで。いきなり乱闘を始める必要性なんてゼロなのよ。
そりゃあアクションシーンが欲しいのは分かるけど、色々と無理がありまくりだわ。ピンキーはバードが死ぬと「死体を海に捨てろ」と手下に命じるが、次のシーンではバードの死体が棺に安置されている。
海に捨てたんじゃなかったのかよ。
で、ピンキーは「シドニーという男を捜せ。何者だ」と誤解しているが、その直後、ジョーンズがロバーツに調査を依頼する台詞によって、観客には「シドニーはバードの娘」ってことが分かってしまう。
だったら、ピンキーがシドニーの正体を知らない手順なんて無意味だわ。
どうせシドニーが自ら店へ乗り込むことで、すぐに分かっちゃうんだし。ジョーンズは「シドニーはニューヨークにいるらしいから見つけてくれ」と依頼するが、直後の葬儀でロバーツが連れて来る。
そんなに簡単に見つけ出せるのなら、もう最初から捜索を依頼する手順なんて要らないだろ。
「葬儀にシドニーがやって来る」というだけでいいだろ。しかも長く会っていないことで父親を嫌悪しているのかと思ったら全くそんなことは無いし。
だったら「学業か仕事の都合で遠くにいたけど、父の死を聞いて戻って来た」というぐらいの設定でも全く変わらないだろ。ピンキーはボバーツを呼んだことをステファーノに話し、「奴らは黒人の悪党です」と言うけど、お前らも黒人の悪党だろ。
それと、登場したボバーツの面々は、「ピンキーの一味と比べて圧倒的に強そうだ」という風には全く見えないんだよね。
ブラック・バード道場へ乗り込むシーンでは門弟たちを軽く叩きのめすので、そこで強さはアピールしている。
だけど、その前に見た目だけでも「ピンキーの手下とは全くレベルが違う」と思わせる説得力を持たせるべきだわ。シドニーはピンキーの店へ乗り込み、手下たちを空手で軽く叩きのめす。
でも、トッピーだけじゃなく、また善玉サイドに戦闘能力の高いキャラクターを登場させるなんて、どう考えても得策じゃないよ。
繰り返しになるけど、タイトルは「Black Belt Jones」なんだぜ。なぜ善玉サイドにジョーンズ以外の強者を用意するのよ。
むしろ悪玉サイドに「ジョーンズが苦戦しそうな強者」としての能力をアピールするキャラを用意した方がいいだろ。終盤に入ると、ジョーンズはワイナリーの金を盗み出すため、トランポリンの練習をしていた女性たちに呼び掛ける。
だけど、そうやって仲間を増やすより、もっとジョーンズが単体で活躍する話にしろよ。
そんで今回の面々はトッピーやシドニーと違って格闘能力があるわけじゃないので何をさせるのかと思ったら、「組み立て式の小型トランポリンでシャンプし、防犯カメラに細工する」という仕事を担当する。
そんなトコで無駄に仲間を集めるより、ジョーンズを動かすことに集中しろよ。ワイナリーに忍び込むシーンでは覆面をしているので、誰が誰なのか分かりにくいという問題がある。
で、そうやって手に入れた金をジョーンズはピンキーに渡し、「盗んだのはピンキーの一味」とステファーノに思わせようとするが、あっけなくバレている。
それなのにジョーンズは全く知らないまま、シドニーとイチャイチャしている。そんで家に敵が乗り込んで来るので、水着姿のまま慌てて逃げ出す羽目になっている。
終盤に突入しているのに、悪党を追い込むんじゃなく追い込まれて戦うって、カッコ悪い展開だなあ。(観賞日:2015年11月8日)