『アンチャーテッド』:2022、アメリカ

気絶していたネイト・ドレイクが目を覚ますと、空から墜落しそうになっていた。彼は輸送機から飛び出した貨物の列に捕まり、発砲を目論む男に蹴りを浴びせた。何とか輸送機に這い上がったネイトだが、そこへ機内から赤い車が突っ込んで来た。ネイトは車とぶつかり、バランスを失って墜落した。15年前、ボストン。ネイトは兄のサムが来るなと言ったにも関わらず、深夜の博物館へ侵入する彼に付いて行く。サムは大航海時代の展示室へネイトを案内し、マゼランが使っていた世界地図を見せた。
サムはネイトに、「マゼランは黄金を探していたが、見つからなかった。だか黄金を見つけられる。俺たちは海賊フランシス・ドレイク卿の子孫だ。父さんと母さんがそう言ってた」と話す。ネイトが「父さんたちは見つかってないと思うよ」と言うと、彼は「死んだんだ」と冷静に現実を告げた。サムは地図を盗み出そうとするが、警備員に見つかった。警官はサムとネイトを聖フランシス養護施設へ連れ帰り、シスターに「これでサムは3度目だから入所は免れない」と告げた。
サムは荷物をまとめるようシスターに指示され、自分の部屋へ向かった。ネイトが追い掛けると、彼は指輪を渡して「いつも一緒だった。だから取りに来る」と告げる。指輪にはラテン語で「偉業を成すのも小さな一歩から」と刻まれており、サムは「お前と俺だ」と告げて窓から逃亡した。ネイトはサムが使っていたライターを手に取り、それを包んでいた紙をあぶった。すると包み紙には、「忘れるな。お前はドレイクだ」という文字が浮かび上がった。
現在、ニューヨーク。ネイトは遅刻してバーテンを務める店に到着し、グリニッチから来た女性客の隙を見てブレスレットを盗み取った。サリーという男から窃盗を指摘された彼は否定し、店から出て行くよう要求した。サリーが「デカい仕事がある。別世界へ行くチケットをやろう」と言うと、ネイトは「おれはガキじゃない」と断った。サリーが店を去った後、ネイトはブレスレットを盗まれ、代わりに古物商である彼の名刺がポケットに入っていることに気付いた。
ネイトはサリーのアパートへ行き、守衛から鍵を盗んで部屋に忍び込んだ。するとサリーは、ネイトが来るのを予期していた。ネイトが壁に飾られたマゼランの地図に注目すると、サリーは本物だと告げた。彼はマゼランの黄金を調べており、50億ドル相当の黄金は存在したと断言する。サリーはサムと友達だったと話し、スペインで撮られた彼の写真を見せた。彼が「エルカーノ船長の墓で、彼は黄金のありかを記した日記を探してた。しかし失踪し、音信不通になった」と語ると、ネイトは何の連絡も無いと告げた。
サリーが「黄金を見つければサムも見つかるかもしれない」と言うと、ネイトは「俺は10歳だった。結局、ネイトは戻らなかった。他の人を当たってくれ」と告げて立ち去った。しかしアパートに戻った彼は考え直し、サリーに電話を掛けて協力を承諾した。サリーはネイトにスペイン・ルネサンスのオークションがあることを語り、「狙うのはエルマンダの十字架だ。鍵になっていて、黄金への扉を開く」と説明する。ネイトが「鍵は船長と船員用に2本ある。揃わないと」と言うと、サリーは「船長の鍵は俺が持ってる」と述べた。オーガスティンの競売に参加することをネイトに明かした彼は、「お前が停電させて、その間に俺が鍵を盗む」と告げた。
サリーは準備を整えて会場へ向かい、大富豪のサンティアゴ・モンカーダを見つけて「奴に十字架を奪われたら終わりだ」とネイトに言う。一緒にいるジョー・ブラドックという女性について、彼はネイトに「ヤバい女だ」と警告して逃げるよう指示した。ブラドックはサリーに近付き、「まだお墓でのことを恨んでる?今度はどんな計画?」と馬鹿にするように尋ねた。サリーが「教えたら台無しだ。モンカーダと組むとは最低だな」と嫌味っぽく言うと、彼女は「黄金のためなら何度もする」と述べた。
ネイトが展示されている十字架を眺めていると、モンカーダが現れて「我が一族が探していた物だ。これには悲惨な歴史がある。多くの血が無益に流された」と話した。ネイトはサリーの指示を受けて行動を開始し、ブラドックは手下のスコットランド人に見張るよう命じた。ネイトは制御室へ潜入し、配電盤を見つけた。しかしスコットランド人が来て格闘になったため、停電を起こすことが出来ない。その間にモンカーダが十字架を競り落としそうになったので、サリーは仕方なく入札に参加した。ネイトはスコットランド人と仲間のヒューゴに襲われて逃げ出し、オークション会場は騒動になった。
サリーはスタッフに化けて十字架の入ったスーツケースを盗み出すが、ブラドックに気付かれた。彼はブラドックが駆け付けた警備員と格闘している間に、会場から逃亡した。サリーは無事に脱出したネイトと合流し、テターボロ空港からスペインのパルセロナへ向かった。サリーは飛行機の中で、ネイトにエルカーノの日記を見せた。日記には黄金を見つけたがバルセロナに隠し、嘘を報告したことが綴られていた。鍵の使い方については、「出発はバルセロナ。鍵は松で回る」と書かれていた。
サリーとネイトがバルセロナに着くと、クロエ・フレイザーという女性が現れた。サリーはネイトに「彼女が2本目の十字架を持ってる。俺たちは宝探しのパートナーだ」と説明するが、クロエは「彼の言葉は全てが嘘よ」と拒絶して立ち去った。ネイトはリュックに入れていた十字架を盗まれたと気付き、慌ててクロエを追い掛けた。彼が「モンカーダは祭壇用の十字架だと言っていた。黄金は教会にある」と話すと、クロエは手を組むことを受け入れた。
ネイトはサリーとクロエを「松の木の聖母教会」へ連れて行き、そこに黄金があると断言した。クロエはシスターに見学を頼みに行き、戻って来て「今夜はミサだから明日だって」と伝えた。モンカーダは財団本部を訪れ、財産の放棄を決定した父のアルマンドを身勝手だと責めた。アルマンドは聞く耳を貸さず、「お前とは早く縁を切るべきだった」と冷たく言い放った。モンカーダはブラドックに「サリーがゴシック地区で目撃されてる」と教え、調べるよう指示した。
翌朝、モンカーダはアルマンドと会い、考え直すよう訴えた。アルマンドが「ガラクタ集めは終わりだ」と通告すると、彼はブラドックに殺害させた。その夜、ネイトたちは教会へ行き、中を調べることにした。絵葉書に気付いたネイトは、サムが来ていたことを確信した。ネイトたちは奥の部屋へ行き、祭壇の鍵穴を発見した。十字架を鍵穴に差し込んで回すと、地下への階段が出現した。日記には「上と下に分かれる」と書かれており、ネイトとクロエが地下へ向かってサリーが地上を担当することにした。
サリーが教会を出る様子を、張り込んでいたブラドックが確認した。彼女は手下2人にネイトたちを捜すよう命じて、サリーを尾行した。ネイトとクロエが地下道を進むと、大勢の若者で賑わうクラブに繋がっていた。店に入ったネイトは手下たちの追跡に気付き、クロエに壁画のパズルを解くよう頼んで時間を稼ぐ。クロエはパズルを解いて扉を開き、ネイトと共に飛び込んだ。地下道を進んだ2人は、天井の扉を発見した。2人が扉の鍵穴に十字架を差し込んで回すと、地上の噴水から大量の水が流れ込んだ。
サリーはネイトから連絡を受け、助けを求められた。ピザ店の壁画を見つけた彼はブラドックに銃を向けられ、十字架を渡すよう迫られた。サリーはブラドックと格闘して投げ飛ばし、十字架を壁画に差し込んだ。ネイトとクロエの頭上にあった扉が開き、2人は脱出できた。2人は古代ローマの控えの間に辿り着き、地上で印を見つけたサリーは鍵を合体させるという意味だと読み解いた。彼はネイトに十字架を投げ落とし、「そっちへ行く」と告げた。
ネイトが十字架を合体させて扉を開けると、古代の貯蔵庫に通じていた。そこには大きな壺があったが、中身は塩だった。ネイトは塩の中を調べ、黄金の隠し場所を示す世界地図を発見した。クロエは彼に銃を向け、地図を渡すよう要求した。「アンタはサムに何があったか何も分かってない」と彼女が言うと、ネイトは「兄貴に何があった?」と尋ねる。クロエは「アンタは善人ね」と告げてネイトを昏倒させ、地図と十字架を奪って逃亡した。
ネイトは部屋に来たサリーに起こされ、サムのことを詰問した。サリーは「日記を見つけた時、ブラドックに襲われた。サムは射殺され、俺は逃げた」と告白し、ネイトが自分を仲間にした理由を訊くと「サムは最後の仕掛けがあると確信していた。何か伝えたかと思った」と返答した。「何か心当たりは?」とサリーに問われたネイトは、「俺は降りる」と憤慨して立ち去った。モンカーダはブラドックから報告を受け、クロエも同時に雇っていたことを知らせた。彼はブラドックに、今後はクロエが指揮すると告げた。
ネイトがホテルで荷造りしているとサリーが現れ、「あの地図はモンカーダが持っている。クロエは内通者だった」と話す。ネイトは怒りを向けながらも、「兄貴が始めたことを終わらせたい」と話す。2人は輸送機で出発するクロエたちを監視し、車に隠れて乗り込んだ。クロエはモンカーダに地図を見せ、「フィリピンのキアンバで着陸後、傭兵が出迎えます。黄金は虹が地面に接するカラ・デ・オロに」と説明した。キアンバで降下する直前、ブラドックはモンカーダを射殺した。いつの間にかクロエが姿を消したので、彼女は手下たちに捜索するよう命じた。
ネイトとサリーは車から抜け出し、モンカーダの遺体を発見した。地図を回収した彼らは、パラシュートで輸送機から降下しようとする。しかしブラドックを目にしたネイトはサリーの制止を無視して飛び出し、「兄貴を殺したのか」と声を荒らげた。サリーは先に降下し、ネイトは一味と戦いになった。クロエは見つかって一味と戦い、車に乗り込んで輸送機から飛び出した。ネイトとクロエは落下する貨物に付いていたパラシュートを使い、パンダ海へ着水した…。

監督はルーベン・フライシャー、原案はレイフ・リー・ジャドキンス&ジョン・ハンリー・ローゼンバーグ&マーク・D・ウォーカー、脚本はレイフ・リー・ジャドキンス&アート・マーカム&マット・ホロウェイ、製作はチャールズ・ローヴェン&アレックス・ガートナー&アヴィ・アラッド&アリ・アラッド、製作総指揮はルーベン・フライシャー&ロバート・J・ドーマン&デヴィッド・バーナード&トム・ホランド&アサド・キジルバシュ&カーター・スワン&ニール・ドラックマン&エヴァン・ウェルズ&アート・マーカム&マット・ハロウェイ、共同製作はエリーゼ・カラス&ヘニング・モルフェンター&チャーリー・ウォーバッケン&クリストフ・フィッサー、製作協力はブライアン・F・レリエ、撮影はチョン・ジョンフン、美術はシェパード・フランケル、編集はクリス・レベンゾン&リチャード・ピアソン、衣装はマーリン・スチュワート、音楽はラミン・ジャヴァディー、音楽監修はゲイブ・ヒルファー。
出演はトム・ホランド、マーク・ウォールバーグ、アントニオ・バンデラス、ソフィア・アリ、タティ・ガブリエル、スティーヴン・ウォディントン、ピルウ・アスベック、ルディー・パンコウ、ティエナン・ジョーンズ、ピンギー・モリ、ヘスス・エヴィータ、ジョージア・グッドマン、ディアミッド・マルタ、ジョセフ・バルデラマ、セレナ・ポサディノ、アラナ・ボーデン、ジョナサン・フェイラ、アンソニー・トーマス、ピーター・シートン=クラーク、ロバート・マーサー、エスキンダー・テスフェイ、マヌエル・デ・ブラス、カルメ・キャプデット他。


アクションアドベンチャーゲーム『アンチャーテッド』シリーズを基にした作品。
監督は『ヴェノム』『ゾンビランド:ダブルタップ』のルーベン・フライシャー。
脚本はTVドラマ『CHUCK/ャック』 『エージェント・オブ・シールド』のレイフ・リー・ジャドキンスと、『トランスフォーマー 最後の騎士王』『メン・イン・ブラック インターナショナル』のアート・マーカム&マット・ホロウェイによる共同。
ネイトをトム・ホランド、サリーをマーク・ウォールバーグ、モンカーダをアントニオ・バンデラス、クロエをソフィア・アリ、ブラドックをタティ・ガブリエルが演じている。

「幻の財宝を見つけるために世界を巡る冒険活劇」ってのは、昔から世界中で何本も作られて来た。たぶん最も有名なのは「インディアナ・ジョーンズ」シリーズで、他には「ハムナプトラ」シリーズも世界的にヒットした。さらに『ロマンシング・アドベンチャー/キング・ソロモンの秘宝』『ロマンシング・ストーン/秘宝の谷』『バイブス/秘宝の謎』などが思い浮かぶ。
そういった作品の数々を見てきた人からすると、これは「既視感だけで構成された冒険活劇」と言えるのではないだろうか。意地の悪い言い方をするなら、「出し遅れすぎた“インディアナ・ジョーンズ”の亜流って感じかな。
オリジナル作品ではなく原作が存在するが、原作は小説やコミックじゃないので、改変の自由度は高いはずだ。なので、既存の冒険活劇のイメージを外そうとすれば、出来なくも無かったはず。
しかし正々堂々と、「既存の冒険活劇の亜流」としての道を貫いているわけだ。

少年時代のサムとネイトがマゼランの世界地図を盗み出そうとするのは、例えば「先祖の財宝を見つけたいから」みたいなことではない。「一族が大事な物を奪われていて、それを取り戻すため」みたいなことでもない。シンプルに好奇心から来る窃盗だ。
しかも3度目ってことは、まるで反省しちゃいないってことだ。
「施設で育った孤児だから」ってのは、何の言い訳にもならない。
施設で酷い目に遭っているとか、同情を誘うような描写があるわけでもないし。

サムの指輪には「偉業を成すのも小さな一歩から」と書いてあるけど、その一歩が博物館から地図を盗む行為って、なんちゅう正当化だよ。
のっけから、ちっとも共感を誘わない出来事が描かれている。
その窃盗を主導するのはサムだけど、ネイトも同じ穴のムジナだからね。
おまけに、成長したネイトはバーの客からブレスレットを盗んでいるので、もはや「少年の冒険心が云々」みたいなことでもなくなっている。ただのケチなスリになっちゃってるからね。

サリーはネイトが協力を承諾すると、まずは「エルマンダの十字架を手に入れる。それが黄金の扉を開く鍵」と説明する。
だけど、まだ黄金のある場所も確定していないはずだよね。それなのに、なぜ急に「黄金がある場所には扉がある」ってのは確定事項として喋るのか。
「船長と船員が十字架を1つずつ持っている」とネイトが話すけど、ってことは「エルカーノの船が黄金を発見したが国には持ち帰らずに隠した」ってのは確定事項なのか。いつの間に、それは確定事項になったのか。
必要な情報をちゃんと説明しないままで、どんどん話を先に進めている印象なんだよね。

スペインへ行く飛行機の中で「サリーがネイトにエルカーノの日記を読ませる」という形を取り、「船長が黄金を見つけたがバルセロナに隠した」という情報を観客に提示する。でも、その情報はオークションより前に教えた方がいいでしょ。
あと、機内でサリーがネイトに「鍵はどう使う?」と尋ねて日記の内容を分析させる意味がサッパリ分からない。
それでネイトが「松の木を探そう」と言い出すと「松の木なんて、とっくに知ってる。下を見ろ。松だらけだ」と苛立つけど、何を期待していたんだよ。
なんでネイトに日記の内容を分析して謎を解く能力があると思っていたのか、根拠が全く分からんよ。

サリーはスペインに着くとクロエを「宝探しのパートナーだ」と紹介するが、この2人の関係が良く分からない。
ちょっと経てば分かるが、その時点ではクロエがサリーと同じくトレジャーハンターであることさえ判然としないほどだ。しかも、向こうから会いに来たのに早々に立ち去るので、何のために来たのかと言いたくなるし。
まあ十字架を盗むのが目的ではあるんだけど、それを鑑みてもキャラの動かし方としては上手くない。
あと、なぜクロエが船長の十字架を持っているのかも、なぜサリーが知っているのかも良く分からないし。

ネイトは十字架を盗んだクロエを説得する時、「黄金は松の木の下には無い。祭壇がある教会だ」と急に推理力が向上する。それどころか、教会の場所まで簡単に特定する。教会で調べる時も床の絵が示す場所を読み解き、奥の部屋にあるラテン語と日記の言葉を組み合わせて意味を解読する。一応はサリーとクロエも関与しているけど、ネイトか謎解きを主導する形なのだ。
だけど、むしろサリーとクロエが主導して、ネイトは「何気なく発した言葉がヒントになる」とか「謎解きのきっかけを与える」みたいな立場でも良くないか。
ただのケチなスリだった奴が、なんで経験豊富なトレジャーハンターであるサリーとクロエを引っ張る立場を当たり前のように担っているのか。
ずっとマゼランの黄金について調べていたとか、実は発揮する場が無かっただけで知能が高いとか、そんな設定も見当たらないし。

こっちはネイトがサリーから話を聞いた時点で、「これから冒険活劇が始まるんだな」と思っている。
なので、そこからオークションのパートに突入すると、何となくモタモタしているように感じる。
あと、財宝を巡るライバルを登場させるのは別にいいんだけど、財宝探しの冒険よりも敵との戦いが大きく扱われて、どっちがメインだか分からなくなっているのは、バランスとしていかがなものかと。
冒険のハラハラ&ドキドキ&ワクワクってのが、あんまり伝わって来ないんだよね。

バルセロナで黄金を探すパートに入っても、緊迫感や躍動感を出すための仕掛けは「敵との戦い」が大半だ。
財宝探しのための行動は、ただ手間が多くてダラダラと時間を使っているだけだ。
謎解きにしても、ネイトたちがその場で手掛かりを見つけて即座に解いているだけで、こっちが謎解きの面白さを味わえることは皆無。
ザックリ言うと、自分で操作できないアクションRPGのデモプレイを見せられているような状態になっている。

舞台がフィリピンに移動しても、それは基本的に変わらない。ネイトはホテルで謎を解くが、「そういうのは冒険しながらやってくれよ」と言いたくなるし。
肝心な「黄金のある場所までの冒険」は薄いし、しかもネイト&サリー&クロエは別々に動いている。
クロエに至っては、ネイトに騙されて全く別の場所に行ってしまったため、最後の財宝探しには全く関与しない。
そしてクライマックスも敵との戦いがメインであり、財宝を巡る冒険は申し訳程度に終わっている。

(観賞日:2024年1月2日)

 

*ポンコツ映画愛護協会