『アメリカン・パイパイパイ!完結編 俺たちの同騒会』:2012、アメリカ

ジムとミシェルは息子のエヴァンを授かり、結婚生活を続けていた。しかし性生活は上手く行っておらず、ジムはミシェルのシャワー中にパソコンの動画を見てオナニーを始めた。しかしエヴァンが部屋に来たため、ジムは慌てて動画を消そうとする。なかなか消えないので彼はノートパソコンを閉じるが、誤ってペニスを挟んでしまった。軽い怪我をした彼が絆創膏を取りに浴室へ入ると、ミシェルはバスタブでオナニーの真っ最中だった。
広告代理店で働くジムはケヴィンから電話を貰い、高校の同窓会があることを知らされる。ケヴィンはキャリアウーマンのエリーと結婚し、主夫になっていた。ジムは「数日前にスティフラー抜きで集まろう」と誘われ、「フィンチの行方が分からない。それにオズは売れっ子だから顔を出せるかどうか」と言う。オズはスポーツ・キャスターとして活動し、モデルのミアと同棲していた。彼は著名人がダンスに挑戦するテレビ番組に出演し、人気者になっていた。
スティフラーは大手投資会社「JBH」の非正規社員として働いており、上司のダライスワミーに叱責されて陰口を叩く。ジムはセックスが御無沙汰になっていることをミシェルと話し合い、週末に2人きりの時間を設けることを約束する。ミシェルと2歳のエヴァンを連れて実家へ戻ったジムは、かつてベビーシッターとして世話をした隣人のカーラと再会する。すっかり成長したカーラを見て、ジムは驚いた。ジムは「明日で18歳になるのでパーティーに来てほしい」と誘われ、困惑しながらも断らなかった。カーラは恋人のAJに呼ばれ、その場を去った。
自分の部屋に入ったジムは、高校時代にお世話になったエロ本を見つけて懐かしがった。3年前に母を亡くしたジムは父を心配し、誰か誘って映画を見に行くよう勧めた。ジムはバーへ出向き、オズ、ケヴィン、フィンチと久々に再会した。フィンチはジムたちに、「北京で色々とあってドバイへ移った。そこで闇バカラにハマり、アフリカの部族と暮らした。最近はバイクで南米を回ってた」と語る。バーテンの女性はジムに気付いて「見たことがある」と言い、ネットに残っていた彼とナディアの動画を見せた。フィンチは彼女を見て、ミシェルの友人だったセリーナだと気付いた。高校時代とは全く別人に変貌していたので、ジムたちは驚いた。
バーを訪れたスティフラーは、ジムたちが集まっているのを見て「何やってんの?」と驚いた。「同窓会の2日前に集まるメールが届いただろ?」とジムが確かめると、ケヴィンはアドレスを間違えた可能性を示唆して謝罪した。ジムたちは高校の卒業アルバムを開き、思い出話に花を咲かせた。将来の目標について、オズは「息子のラクロスチームのコーチ」、フィンチは「真実の愛を見つけたい」、ケヴィンは「ヴィッキーと続いていること」と書いていた。スティフラーは大量の酒を用意し、「今週末はバカをゃって盛り上がろう」とジムたちに呼び掛けた。
ジムが目を覚ますと下半身裸で台所に寝ており、何も覚えていなかった。台所にミシェルとセリーナが入って来たので、彼は慌てて下半身を隠すが簡単にバレた。ジムは全く覚えていなかったが、彼は前夜にセリーナと湖へ行く約束を交わしていた。ジムは仲間たちと湖へ行き、ミアの水着姿に目を奪われた。ヘザーの姿を見つけたオズは、驚いて声を掛ける。ヘザーは心臓外科医で同僚のロンと一緒に来ていた。AJと仲間2人が女性たちの水着のブラを奪い取って逃げるのを見たジムたちは、急いで後を追った。AJたちが挑発的な態度を取ってジェットスキーで逃亡すると、すぐにスティフラーは報復の方法を思い付いた。ジムたちが木陰から覗いていると、スティフラーは3人のクーラーボックスに排便した。彼はジェットスキーにロープを繋ぎ、車で引っ張って破壊した。
ジムたちが呆れながら湖へ戻ると、ヴィッキーが来ていた。みんなで滝へ行こうという話になったため、ジムはミシェルに事情を説明して2人きりになる約束をキャンセルしてもらった。ジムたちが滝へ行くと、大勢の若者たちが盛り上がっていた。友人たちに誕生日を祝ってもらっていたカーラはジムに気付き、自分のために来てくれたのだと誤解して喜んだ。スティフラーが来たので、ジムは仕方なくカーラを紹介した。オズ、ヘザー、ミア、ロンは4人で飲み、ケヴィンはヴィッキーと会話を交わした。
ジムはスティフラーにカーラとの浮気を勧められ、「妻は裏切らない。俺は父親だぞ」と拒む。しかしスティフラーは「優しいパパなら女は喜ぶ。切り札になる」と言い、ジムとカーラが2人きりになるように仕向けた。オズはロンに「ヘザーは保守的だが少しは冒険したい」と言われ、スワッピングを提案された。フィンチはセリーナと2人きりになり、キスを交わした。女子高生たちと喋っていたスティフラーは、ダライスワミーからの電話で日曜までにプレゼンを仕上げるよう命じられた。
ジムは酔っ払ったカーラから、AJが来ないので代わりに家まで送ってほしいと頼まれた。ジムが車を走らせていると、カーラは「前から好きだった。初体験は貴方と」と服を脱いで誘惑する。カーラがフェラチオを始めようとして、焦ったジムは運転を誤って車を木に激突させる。カーラは頭をぶつけて気絶し、そこへジョンが通り掛かったのでジムはミシェルと一緒にいるように誤魔化した。ジョンが去った後、ジムはオズたちに電話を掛けて助けを求めた。オズ&スティフラー&フィンチが駆け付けると、ジムはカーラを裏から部屋に運ぶので両親の気を逸らしてほしいと頼んだ。
カーラの両親はテレビ番組でオズを知っており、彼らを快く招き入れた。ジムはカーラを抱き上げて運ぶが、ミシェルに抱かれて窓の外を見たエヴァンに気付かれたので咄嗟に落とした。目を離した隙にカーラが姿を消したので、ジムは慌てて捜索した。彼は暴れるカーラを抑え付け、何とか2階の寝室まで運ぶ。スティフラーはパンティー1枚のカーラを見て欲情し、寝室までやって来た。ジムはスティフラーを追い出そうとして、誤って照明器具を落としてしまった。
物音を耳にしたカーラの父親が様子を見に来たので、ジムとスティフラーは急いで隠れた。カーラは父親に、ヌイグルミを取ってほしいと頼んだ。ヌイグルミの山に隠れていたジムは焦るが、何とか見つからずに済んだ。父親は部屋を出て行くが、すぐにスティフラーが大きな音を立ててしまった。ジムとスティフラーは屋根から庭に飛び降りて逃亡し、その姿をAJが目撃した。ジムは寝室に入ってベッドに倒れ込み、そのまま眠りに落ちた。期待して寝室に来たミシェルは、そんなジムを見て落胆した。
翌朝、目を覚ましたジムが謝罪すると、ミシェルは「ずっと私たち、ご無沙汰で、このままやっていけるか心配なの」と漏らした。ジムは「埋め合わせは絶対にする」と約束は、その夜にスティフラーの家で開かれるパーティーについて語った。ケヴィンは目を覚まし、隣にヴィッキーが寝ているのを見て驚いた。オズはカフェでヘザー会話を交わし、少し妬いていることを正直に打ち明けた。ジムは母のビデオを見て寂しがっている父を見て、「そろそろ誰かと付き合ってもいいんじゃない?」と持ち掛けた。彼は出会い系サイトを利用するよう提案し、登録作業を手伝った。
ジムは父をパーティーに誘い、ミシェルと3人で出掛けた。すると会場にジョンがいて昨夜の出来事に触れようとするので、ジムは慌てて誤魔化した。オズはミアからエクスタシーを勧められて断り、2錠とも飲む彼女を見て困惑した。ケヴィンはジム&オズ&フィンチに、「起きたら隣にヴィッキーがいた。罪悪感を覚える」と相談した。ジムの父はスティフラーに勧められ、一緒に酒を煽った。ヘザーと共にやって来たロンはオズが出演したダンス番組のビデオを持参しており、ミアは「一緒に見たい人?」とパーティー客に呼び掛けた。オズは番組での振る舞いをロンたちから嘲笑され、逃げるように部屋を出て行った。ヘザーが後を追って慰めると、彼はキスをした。
ジムの父はスティフラーの母と2人になり、マリファナを勧められた。フィンチはセリーナから「貴方の冒険に付いて行こうかな?」と言われ、抱き合ってキスを交わした。ジムはミシェルからセックスの前に着替えるよう求められ、紙袋を渡された。スティフラーは高校時代にフェラの達人だったロニが来たので喜ぶが、すっかり肥満体になっていて困惑する。それでもトイレへ連れ込んでフェラさせようとするが、「私だけにやらせるつもり?」と彼女が腹を立てたので「取引しよう。お互いにイカせる」と持ち掛けてOKを貰った。
ケヴィンはエリーと電話で話すが、ヴィッキーが来たので切った。ケヴィンが「昨夜のことだけど」と釈明しようとすると、ヴィッキーは「貴方が酔っ払って落ちたから私が介抱したの」と説明した。セックスしていないと知ったケヴィンが安堵すると、「そう思ってたのね」と彼女は腹を立てて去った。オズはミアに押し倒され、セックスを求められて「やめろ」と抵抗する。そこにヘザーが来ると、ミアは彼女に侮辱的な言葉を浴びせた。ヘザーは憤慨してミアに掴み掛かり、エクステを千切って走り去った。ミアはオズに怒りをぶつけ、「マリオ・ロペスと寝たわ」と言い放った。
スティフラーはロニへの奉仕を終えて、「今度は俺の番」と告げる。しかしロニは「残念でした。私の気持ちが分かったでしょ」と言い、その場を後にした。ジムはSMの衣装に着替えてミシェルを待つが、そこへカーラが来てしまう。カーラが勘違いしてセックスに及ぼうとすると、AJが部屋に突入した。AJは激昂し、ジムを外まで追って仲間と取り囲む。そこへオズやスティフラーたちが駆け付け、喧嘩が勃発した。パトカーが到着したので、AJたちは逃亡した。ミシェルからカーラとの関係を問われたジムは、正直に説明した。ミシェルは彼に幻滅し、家を出て行くと告げる。パトカーから出て来た警官たちは、バイクを盗んだ罪でフィンチを逮捕した…。

脚本&監督はジョン・ハーウィッツ&ヘイデン・シュロスバーグ、キャラクター創作はアダム・ハーツ、製作はクレイグ・ペリー&ウォーレン・ザイド&クリス・ムーア&アダム・ハーツ、製作総指揮はルイス・G・フリードマン&ポール・ワイツ&クリス・ワイツ&ショーン・ウィリアム・スコット&ジェイソン・ビッグス、撮影はダリン・オカダ、美術はウィリアム・アーノルド、編集はジェフ・ベタンコート、衣装はモナ・メイ、音楽はライル・ワークマン、音楽監修はョジョ・ヴィリャヌエヴァ。
出演はジェイソン・ビッグス、アリソン・ハニガン、クリス・クライン、トーマス・イアン・ニコラス、ユージン・レヴィー、タラ・リード、ショーン・ウィリアム・スコット、ミーナ・スヴァーリ、エディー・ケイ・トーマス、ジョン・チョー、ジェニファー・クーリッジ、ナターシャ・リオン、ダニア・ラミレス、カトリーナ・ボウデン、ジェイ・ハリントン、アリ・コブリン、チャック・シャノン・エリザベス、クリス・オーウェン、ジャスティン・イスフェルド、シャーリーン・アモイア、ジェシー・マリノウスキー、ロバート・ヘイズ、ヴィク・サハイ、スティーヴィー・レイ・ダリモア、キム・ウォール、ニール・パトリック・ハリス他。


「アメリカン・パイ」シリーズの劇場版第4作にして完結編。
脚本&監督は「ハロルド&クマー」シリーズの第2作『Harold & Kumar Escape from Guantanamo Bay』を手掛けたジョン・ハーウィッツ&ヘイデン・シュロスバーグ。
ジム役のジェイソン・ビッグス、ミシェル役のアリソン・ハニガン、ジムの父役のユージン・レヴィー、ケヴィン役のトーマス・イアン・ニコラス、スティフラー役のショーン・ウィリアム・スコット、フィンチ役のエディー・ケイ・トーマス、ジョン役のジョン・チョー、スティフラーの母役のジェニファー・クーリッジ、ジャスティン役のジャスティン・イスフェルドは、全作に出演している。
オズ役のクリス・クライン、ヴィッキー役のタラ・リード、ヘザー役のミーナ・スヴァーリ、ジェシカ役のナターシャ・リオン、ナディア役のシャノン・エリザベス、シャーマン役のクリス・オーウェンは、1作目&2作目からの復帰。
他に、セリーナをダニア・ラミレス、ミアをカトリーナ・ボウデン、ロンをジェイ・ハリントン、カーラをアリ・コブリン、AJをチャック・ヒッティンガーが演じている。アンクレジットだが、フィンチの母役でレベッカ・デモーネイが出演している。

オズの部屋には、『Dancing with the Stars』を模した番組『セレブリティー・ダンス・オフ』に出演したポスターが飾ってある。
オズの他の参加者は、プロレスラーのハルク・ホーガン、リアリティー番組出演者のスヌーキ(ニコール・ポリッツィー)、コメディアンのギルバート・ゴットフリードとキャシー・グリフィン、そして歌手のアントワーン・ドッドソン。
ちなみにギルバート・ゴットフリードとキャシー・グリフィンは、テレビ番組での発言で物議を醸した人物。
アントワーン・ドッドソンは、妹が被害者だった不法侵入事件でニュース番組のインタビューを受けた時の様子が面白かったということで大きな話題になった人物だ。
ただ、この手の遊びは、ここだけに留まっている。

冒頭、ベッドがギシギシと音を立てて激しく揺れている。セックスの最中かと思いきや、ミシェルが息子をあやすために体を揺らしているというギャグ。
下ネタから入るのは、「アメリカン・パイ」シリーズとして賢明な選択だ。
3作目のジムはセックスに全く関心を示さない状態だったが、今回もミシェルとは御無沙汰だが浮気心は無い。ジムは「エヴァンが産まれてミシェルと御無沙汰になった」と話すけど、そもそもミシェルとの結婚を決めた3作目の段階で、彼女に対する性的衝動は薄れていたからね。
ただ、カーラから誘惑される展開があり、ここで下ネタが描かれる形になっている。それ以外でも、下半身スッポンポンなどの形で彼は下ネタに参加している。

ジムはバーで久々に親友たちと再会して飲んだ翌朝、目を覚ますと何も覚えていない。ここは『ハングオーバー!』シリーズの模倣でもやるのかと思ったら、華麗にスルーしている。
昨晩に何があって下半身スッポンポン状態になっているのか、その理由は分からないままで済ませている。
ジム本人が「何があったのか」と気にして調べることも無ければ、後から「実はこんなことがありまして」と種明かしが用意されることも無い。
ようするに、「下半身丸出しのジムが慌てて隠そうとするけどミシェルとセリーナにバレる」というネタをやるためだけに用意された設定だ。

劇中でも「同窓会が開かれる」という設定が用意されているが、この映画自体が「アメリカン・パイ」シリーズの同窓会と言ってもいい。
3作目ではジムとミシェルの結婚式なのにオズが登場せず、それどころか台詞で言及することも無かったが、今回は復帰している。
そしてオズだけでなく、同じく3作目では存在が無視されていたヴィッキー、ヘザー、ジェシカ、ナディア、シャーマンも復帰している。
まさに、「御馴染みの面々が勢揃い」となっている。

懐かしい一同が集結しているのだから、それだけでもファンからすると喜びは大きいはずだ。
そして本作品のセールスポイントは、そこに尽きる。それ以上のモノは無いし、求めてもいけない。
同窓会ってのは、ノスタルジーに浸るための場所だからだ。
かつて付き合っていたカップルも久々に再会しており、「焼け木杭に火が付くのか」という展開が用意されている。
そこも当然のことながら、ずっとシリーズを見て来たファンだけが楽しめる要素だ。

セリーナは「高校時代とは別人のようにセクシー美女へ変貌している」という設定で、高校時代の姿も卒業アルバムで出てくる。
だが、実は本作品が初登場のキャラクターだ。ダニア・ラミレスが初登場というだけでなく、セリーナというキャラクターが『アメリカン・パイ』には登場していなかったのだ。
そんなキャラを大きく扱うよりも、もっと「同窓会」に絞り込んじゃった方がいいと思うんだよね。
どうせ本作品のセールス・ポイントって、「かつてのメンバーが久々に集結した」ってことだけなんだからさ。

非正規社員になったスティフラーがスーツ姿で上司から叱責されるシーンが序盤で描かれており、「若い頃と同じように自由気ままではいられない」というペーソスを前面に押し出すような予感も抱かせる。
しかしスティフラーは相変わらず性欲剥き出しで暴れん坊のバカだし、成長した様子はほとんど見られない。
彼が社会人としての変化を見せるのはダライスワミーと絡む時だけだし、そのシーンは決して多くない。
かつての仲間と一緒に行動するシーンが大半なので、「相変わらずのスティフラー」になるわけだ。

粗筋で触れたパーティーの騒動の後、高校時代のように弾けたがるスティフラーにジムたちが「もう高校生じゃない」「過去にこだわっているが、もう戻れない」と説教するシーンがある。
でも、「スティフラーが暴れてジムたちに迷惑を掛け、説教されて少しだけ落ち込む」ってのは、ザックリ言うと3作目と同じパターンだ。決して「大人になったからこそのドラマ」というわけではない。
「昔とは違うから」ってことで、ジムたちがスティフラーを叱責するわけではない。
それは昔から変わらない図式だ。

それでも終盤に入ると「フィンチがニュージャージーのオフィス用品店の副店長で、上司に昇給の約束を破られてバイクを盗んでいた」と明らかになったり、スティフラーが「高校時代は楽しかった。卒業してから皆が結婚だ出産だと、くだらないことで騒いで。俺はここの使い走りだ」と吐露したりして、「大人になった彼らの悲哀」が描かれる。
ジムが「完璧な人生なんて無い」と語り、「昔は良かったね」という「哀愁の郷愁」のテイストが少しだけ強まる。
でも、そこを全体のドラマとして、押し出しているわけではない。

この映画が言いたいことは、たった一つに集約される。
それは、「同窓会で盛り上がろうぜ」ってことだ。それ以上でも、それ以下でも無い。
「かつてのメンバーが勢揃いしたよ。ほら、懐かしいでしょ。嬉しいでしょ」ってことだ。
決してドラマとして充実しているとは言えないけど、オズとヘザーがヨリを戻してキスするシーンだけでも、シリーズのファンからすれば喜べるんじゃないかな。
そして完結編としては、ちゃんと綺麗にまとまっていると言ってもいいんじゃないかな。

(観賞日:2024年2月2日)

 

*ポンコツ映画愛護協会