タミヤ 1/24 フォード シエラ RS 500 Gr.A その3

ボディの塗装に入ります。
カラーはどのみちエアブラシなので調色しました。といっても、ええ加減にあわせただけで、ナニがいくらとか書けるようなものではありません。
苦手な工程です。

7.ボディの塗装 苦手な塗りわけ
嫌なところに塗り分けラインが来ます。
説明書や箱絵、写真などを参考にしながら、細切りマスキングテープとマスキングゾルでラインを作っていきます。

これは白で残すところをマスキング中。

凸凹したところなので、テープだけでマスキングしても漏れそうなので、ゾルを併用しました。
これはダンロップのほう。
こちらは直線的な塗りわけなので、比較的楽です。

白ラインも含めたデカールがあるのですが、透けるのもイヤなので、下地の白を活かし、マスキングしておくことにしました。

スジ彫りのところからカラーが漏れるのを避けるため、ここにもゾルをチョボッとつけておき、毛細管現象でにじんでくるのを防いでいるつもりです。
塗り分け完了。
まあまあってとこですか。
いちおうカラーのことを記録しておきます。
<ピューミニ>
濃い青・・インディブルーにスカイブルーを混色、くすみを出すためスモークを結構混ぜるが、効果のほどは?
薄い青・・水色にスカイブルー、ホワイトを混色。
<ダンロップ>
黄色・・キャラクターイエローに生イエローを混色。
黒色・・スーパーブラック
すべてGSIのカラー
8.デカール 古いデカールだけに微妙
「デカールなんとかなってくれ」トリオ。
ここに、GSIのマークソフターが加わってカルテットになることもある。

真ん中のスライドマークセメントは、GSIのマークセッターの強力版。アメリカ製デカールの糊が白濁しているときなんかに重宝。

いずれにせよ、つけすぎは禁物。
特に最近のタミヤのなんかはあっという間にくしゃくしゃになる。
デカール失敗の図。
なんか無理あるなぁと思いながら貼ったら、上で書いたとおり、ケミカルのつけすぎでくしゃくしゃに。

もうこのデカールは使えないです。

無理無理はがして塗装しなければリカバリーできません。

きびしー。
失敗したダンロップの前バンパーと失敗しそうな後ろバンパーの赤ラインを除き、貼り終わりました。

古さの割には貼りやすい感じでした。

クリアかけまでしばらく乾燥させます。
9.トレッド調整 ダンロップのほうはトレッド調整が必要
デカールを乾燥させている間にダンロップの車高調整に入ります。(ピューミニのほうはデフォルトなのでそのまま)

ホイール+タイヤは直径だけでなく、幅も広くフェンダーと干渉してボディにはめることができません。

まず、ホイールのハブの裏側とディスクブレーキのハブ部分を各々削り、少しでもツメてみます。
ハブの裏側を削るの図。
左側が加工したもの。
電動リューターがないと厳しい作業です。
ピンボケでしたね。
ディスクのハブを削るの図。
なんとなくナナメになってます。
意図したものではなく、工作の精度が悪いためです。
後で調整しておきます。
これではめてみても、まだ広すぎます。
シャシー裏側のロアアーム?がホイールと干渉していますので、これもホイールの内法におさまるように削り合わせます。

これらを調整して、最終調整は本当の最終にすることにします。
10.窓枠塗装とか これも苦手な工程
窓枠はセミグロスブラックで塗ります。
セミグロスブラックは、なかなかツヤが安定しないので、良くかき混ぜることが必要なようです。(下のほうにつや消し剤が固まるため?)
ですので、エアブラシ用に希釈するときも良くかき混ぜてから希釈する必要があります。でないと、上のほうで希釈した分はグロスブラックに、下のほうのはフラットブラックになってしまいます。

黄色いマスキングテープはおなじみのタミヤ製。ブルーのは近所のホームセンターで買ってきたもの。密着度が違うので適度に使い分けています。
上の写真でヘッドライトの部分が別にマスキングしてあるのがわかると思います。反射鏡をアルクラッドのクロームシルバーで塗装してみました。
下地として、同社のブラックを塗ってあります。

最近国産のものも出てきましたが、溶剤にアルコールを使ってあるようで、エタノールのような匂いがします。

いずれもビンのままで希釈の必要はありません。
ダンロップも同じ工程に進みます。
ほんとに良く光っています。
ヘッドライト部分で奥のほうまできっちり面出ししていないのですが、平滑に仕上げておくとその名のとおり、「クロームシルバー」になりそうな感じです。

低圧でふわっと載せるような感じで吹き付けると効果があるようですね。高圧で吹き付けると銀の粒子が寝てしまうのでしょうか、いまいちな感じです。
HOME MTB TOP MODEL TOP NEXT