タミヤ 1/24 フォード シエラ RS 500 Gr.A その2

すべきことがだいたいわかってきました。
ボディそのものの加工と並行していろいろなパーツの修正、加工に入っていきます。

4.ボディの加工
白のボディはひけやうねりがわかりにくいので、さっとサフェーサーを吹き付けます。使うのは、GSIクレオスのサフェ1200です。
例えば、この写真だと、ボンネットの周りにぐるっと盛り上がっているラインがあります。

フェイスとフェンダー、ボンネットと3箇所の見切りラインがつながるあたりのラインが乱れています。

また、バンパーにモールドラインのあるのがわかります。

さらにフロントウインドウの前にあるキルスイッチは2ミリぐらいの丸いぽっちりですので、これも何とかしたいところ。
ダンロップのほうは特にキルスイッチが別にあるので、いずれにせよ削り取る必要ありです。
ラインにペーパーがけ中です。
また、ダンロップ用のボディとしてキルスイッチの入るところを抜きます。
ミラー取り付け部は、四角い穴が開いていますが、ミラーも変更する予定ですので、埋めてしまいます。こんなときは穴をドリルで開けてしまい、丸穴にしたほうが伸ばしランナーなどで埋めやすいです。
モールドされているキルスイッチも慎重に削り取り、リブのようなものを再製しておきます。
上の写真に見えているボンネットピンも削り取り、位置を見失わないよう隠れる程度の小穴を開けておきます。
少しピントが合っていませんが、リアの給油孔の周りにも小穴を開けます。これはリベット表現のため。
6本もしくは8本のリベットのシエラもあったようです。
ノーマルカーではスモールランプのつくところがレースカーでは開口されています。もともとあいている取り付け用の穴から糸鋸を入れて広げ、カッターややすりで形を整えていきます。黄色いマスキングテープは余計なところに傷をつけないための養生です。

ナンバー取り付け用のナット? も軽くざぐっておきます。
全体に一皮むくような感じで、ラインの乱れを中心に整えます。
一見平面に見える面もペーパーを当てると結構うねっているのがわかります。

軽く作るつもりが手間がかかりそうです。
全体の整形が終わったら、もう一度サフェーサーを吹きます。

スモールランプは左右対称が出ていなかったので、このあとさらに広げて調整しました。
5.ちょこちょこと・・・ 苦手な小物パーツも少しずつ
これは、「型想い」という熱で変形する樹脂です。
熱湯でゆでて、ぐにゃぐにゃになったところを原型に押し付けて、型を採り、そこにレジンを流し込みます。

正面チンスポイラーの中にラジエーターがあるのですが、パーツとしてありませんので、適当なものから複製して取り付けようとしています。
上の写真の透明なレジンが固まったので、取り出したところ。
まずまずの出来具合かな。

ラジエーターのスリットなどもきれいに出ます。
ピューミニの方は、キットデフォルトのミラーでOK 。
ダンロップの方は左右非対称。
白いほうはフジミのR32スカイラインGr.Aから、もいできたもの。ベージュのほうは形が似ているタミヤのプジョー206!からもいできて、またまた型想いで複製、整形したもの。

めんどくさいぞ。
6.小さなことからこつこつと 苦手な小物の塗り分け
小さいパーツもこつこつ塗り分けます。
塗り分けは、色の透過性にもよりますが、基本的には大きな面積をエアブラシで、小面積を筆塗りでという方法です。
エアブラシはラッカー系、筆塗りはエナメル系というパターンが一番多いです。というか、好きです。

2台同時製作ですと、エアブラシの洗浄の手間なんかは軽減されますが、マスキングなんかは当然倍の手間がかかるわけで、飽きが来ます。
エンジンまわりのパーツ。
エンジン本体はグンゼのダークアイアン。この色好きです。

リアサスの付け根部分が、そろそろ2台で違うところが出てきました。
ダンロップの本体は少しオレンジ系にふったイエローなので、そのあたりで調色して吹きつけ。
ちょつと色が濃かったかも。と思うので、ボディに吹くときはもう少しイエローを足して調色。このあたりは感覚のみで、いい加減です。
2度と同じ色を作れそうにないので、タッチアップ用に多めに作り、キープしておくです。
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