タミヤ 1/24 フォード シエラ RS 500 Gr.A
前にスカイラインGT-Rを製作したときに、当時の資料を見ていたら、GT-Rの横、前、後に必ず、シエラの姿がありました。キットはタミヤから今回製作する予定のピューミニ トランピオとテキサコの2種類がバリエーションキットとして発売されていました。また、ほぼ同時にモデラーズから、別売デカールとして3種類発売されました。
今回は、その中からイエローも鮮やかなダンロップシミズシエラを同時製作してみることにしました。
1.まずはキットをチェックだ | |
例によって墓堀をします。いくつか買っておいた記憶があるので、簡単に見つかりました。未開封デッドストックで当時の包装紙もそのままでした。部品チェックもしてなかったようです。(これを買った店は既に何年か前に転業されている。) 今さらしても仕方ないのですが、習性でついつい中身のチェック。 キットをいくつも買っておくのは、昔からの癖でして、昔々は再販なんてほとんどなく、また再販されてもどんどん金型が痛んでいき、バリやパーティングラインがひどくなるような気がしていたので、金型がフレッシュな間にキープしておきたかったからです。 ちなみにタミヤでは絶版となっていますが、不人気車種なのか、ヤフオクでも高くないです。 |
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エンジンレスですので、あっさりしています。 箱の黄ばみが時間を感じさせます。 ここには写っていませんが、この頃はまだ小さいチューブに入った接着剤が同封されていました。 さらに昔は小さいビニール袋のようなところに入っていた記憶があります。もっとさかのぼれば、アンプルのようなガラス容器に入ったものが同封されていたそうです。(これは見たことがないです。) |
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透明部分が黄ばみかけているものの、何とか使えそうなデカール。当時のタミヤのデカールはどういう訳か、ほとんどがつや消しでした。 このデカールに関しては、ホワイトがシルク印刷なのか黄ばみはありませんでした。 モノによっては購入したときからホワイトが黄ばんでいるものもあり、ボディの色との対比によってはみすぼらしいものになってしまうことがあります。 ダンロップの方はモデラーズのカルトグラフ製のものなので、大丈夫でしょう。 |
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2.問題点の洗い出し | 細かく見ていくとやはり多少の改造が必要。 |
ピューミニはキットそのままでストレートに製作予定。。 ダンロップのほうは、 @キットスタンダードが左ハンドルなのに対し、右ハンドル。 Aキルスイッチはボディに一段落ち込んだパネルに埋め込まれるようについている。 Bホイールはキットスタンダードと異なる6本スポークのSSR。 (デカールから89年タイプと判断しました。その前の年までは5本スポークです。) Cバックミラーはキット付属の2種類とは違うし、左右で形が異なる。 これらのパーツはあちこちから見つけ出して流用したいと思います。 まず、右ハンドルのダッシュボードはノーマルのシエラが左右両方あったので、これをベースにレーシングのパネルを埋め込むことにします。(白がレーシング、グレーが市販車) |
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6本スポークのSSRは、R32スカイラインGT-RのマカオGP優勝車のが同型と思われますが、直径が異なります。また、カストロールプリメーラのも同型ですが、こちらはさらに直径が大きく、取り付け方法も異なります。 左から キット標準、スカイラインの標準、スカイラインホイール+シエラのタイヤ。 扁平率などの点で完全に再現とはいきませんが、真ん中でいってみる事にします。 |
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3.右ハンドルへの改造 | 改造するところは前半にある程度やっつけておきます。 |
ノーマルパーツをベースにレースカーのパネルを埋め込んでいきます。下のほうも市販車のものなので削り取っておきます。 また、コックピットはバスタブになっており、ダッシュボードの取り付けが左右で若干違いますので、これも削って修正しておきます。 少しでこぼこですが、まあ塗装すればわからなくなるかと・・・ |
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コックピットのバスタブです。 幸い左右はほぼ対象ですので、これも小改造でいけるかと思います。 |
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サフェーサーを吹付け後のバスタブ。 改造するのは、シート取り付け部、消火器取り付け用の穴あけと穴埋め。バッテリーらしきものの左右付け替え。 手前が右ハンドルにしたもの。 バッテリーの切り取りはエッチングソーをしならせるようにしてフロアからそぎとって行きます。 |
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