桜を追いかけて山の辺の道プチツーリング@ 2005.4.9 |
■4月の第一週目 いい天気で暖かい日が続きました。通勤途上、日々桜の花が開花していくのを見ていました。 去年は、この時期に大宇陀まで又兵衛桜を目的にM4ででかけています。この時期は、寒暖も激しく、いい天気の日は農作業もあったりして、天候と自分の都合、そして、桜の開花となかなか好条件の日をさがすのは意外に難しいものです。 さて、今年は第一土曜日の9日、自宅から奈良公園へ向かい、さらに桜井まで、桜を追いかけてきました。 |
||
■自宅から佐保川へ 自宅から数分で、佐保川にたどり着きます。佐保川は、奈良市北部から、奈良盆地を南下し、岩井川や秋篠川、地蔵院川、菩提仙川などと合流し、最終的に、大和川(初瀬川)と合流します。もともと、佐保川の桜は幕末に奈良奉行が植えさせたものらしいです。 今では、おそらく当時よりはるかにたくさんの桜が楽しませてくれます。ここから、約4km桜並木の下を通って奈良公園まで行くことができます。 |
■佐保川 | ||||||||
R24やJR関西本線とクロスするあたりから、桜並木が始まります。だんだん北上(遡行)していきます。最近人が増えたとはいえ、まだまだ穴場的存在。満開になると壮観。 |
||||||||
■この道は川の南側(東側)は狭くて舗装もされていない堤防です。車が通らず、ゆっくりと写真を撮ったりできます。私も自転車を降りて、ゆっくり歩きました。自転車に乗って見るには惜しい桜です。 | ||||||||
■奈良公園へ | ||||||||
ゆっくり写真を撮りながらほとんど歩くようなスピードで奈良公園に向かいます。ほとんどクルマの通らない道ですし、たまには「ケイデンス」とか「ギア比」とか忘れて歩くのもいいですよ。 桜並木越しに若草山が見えてきました。このあたりの桜は古木が残っていて、川幅が狭くなってくるのとあいまって、濃密です。 |
||||||||
■奈良の象徴とも言える、東大寺大仏殿。佐保川沿いに北上していくといつの間にか、西行きになります。そのまま、まっすぐに進んでいくと、東大寺大仏殿の裏へ出ます。 大仏池を過ぎて、二月堂へ向かう途中のポイント。こんなにフォトジェニックなのに、裏ということだけで、人の姿は少ないです。オススメのポイント。 |
||||||||
|
||||||||
■天理市内 | ||||||||
奈良公園からR168を南下していきました。 石上神社の前の道も、桜並木が続きます。クルマの往来が激しく、なかなか落ち着けません。道なりに並木に沿って走り、山の辺の道へと入っていくことにしました。 初めは去年のように、おいしいところだけつまみ食いのパターンでと思っていたのですが、ついつい山の辺の道を走ってしまいました。 |
||||||||
■内山永久寺跡 石上神宮から1qほど南へ行くと、今から900年前に建立された永久寺。廃仏毀釈で何も残っていないけれども、池のほとりの桜は水面に映えて美しいです。 |
|
|||||||
|