大又林道(東吉野村)

掲示板の書き込みから、急に決まったのですが(私の決断が遅いせいかも)東吉野村へ行ってみようということになりました。
滋賀県にお住まいのなかおさんがショウブツ山にチャレンジされるということと、
omasaさんが室生古道を走るというお話とが、たまたま、かぶってしまいました。
FSRとしては、どっちも行きたいなぁと思っていたら、
お二人ともオトナの判断をしていただき、大又林道ということになったのです。
ご一緒いただいたのは、初めてお会いするなかおさん、windyさん、omasaさんです。
当日は、降水確率はゼロで真夏日の予定ではありました。
地図

(2004.7.11)

吉野村のやはた温泉に9時過ぎ集合としました。
私は自宅の近所から、またまたomasaさんに乗っけてもらいました。到着すると、すでになかおさんと、windyさんが来ておられました。

挨拶もそこそこにとりあえず、大又林道の終点を目指すことにします。その時点では曇り空ではありましたが、降るようには思えませんでした。

やはた温泉は東吉野村でも奥のほうにあります。
キャンプ場も併設されているようで、川遊びのファミリーなどで賑わっていました。
ところが、走り出してほんの数分で土砂降りになりました。
バスの車庫で雨宿りします。


ここが最後の集落になります。
ここから上へ行くと自販機すらなくなります。
暗いこともあって写真がブレブレになってしまいました。
自己紹介を兼ねていろいろ話します。

ちょうどパトカーが一旦止まったので、天気のことを聞いてみると、「梅雨やしわからん」と実にごもっともな説明でした。


windyさんはMR-4、なかおさんはルイガノのMTB、omasaさんはジェイミスのフルサス、私はいつものFSRです。

足止め食らっているうちにもう一台バスが到着し、それを待っていたように雨が止みました。我々も出発します。
走り出してじきに、「七滝八壺」があります。
いくつかの滝があるようです。
これは、一番手前の滝。
水は澄んでいてきれいです。
また、周囲の様子は雨が止んだ直後ということもあり、緑がとてもきれいでした。

滝を見ているうち、森の中から、がさがさといきなり中型の犬が飛び出してきました。
びっくりしました。

一瞬、東吉野=ニホンオオカミからオオカミ?と思った私がバカでした。

滝を見ながらまたまたお話。

滝へ行くにはつり橋を渡ります。
これは滝から林道へ出てきたところ。


windyさん。
最近、愛車MR-4の登場回数が多いです。
あのギアとタイヤで、ドコへでも行かれるのにはオドロキです。
omasaさん。
愛車Jamisが、長期入院からまったくのリニューアルで再登場です。サスも新しくなってご満悦?


最近お忙しいようですが、走りは相変わらずパワフル。
なかおさん。

今回はじめてお会いしましたが、以前から、メールや掲示板でやり取りをさせていただいていたので、以前から知り合いのような感じがしました。
このコースは以前に走られたことがあるようでしたが、我々に合わせてくださいました。
林道は全線舗装です。
1.5車線くらいの幅で続きます。
極端な急勾配はありませんが、そこそこの勾配がだらだらと続きます。ちなみに、終点まで登りのみ!です。
やはた温泉から登山口まで標高差
約500mを7qかけて登ります。ということは・・・平均勾配7%くらいですね。
谷沿いに上っていきますので、展望はまったくありません。
清流に緑が映えていました。
多雨の地域なのか、岩に生えた苔が青々としています。
もみじが多いところもあり、秋にはきれいになりそうです。
舗装が終わったところから、上へとコンクリートの激坂が見えました。「ここで終わりにしようか」と思っているとomasaさんが、「ちょっと見てきます」というので、嫌々(嘘)ついていくと、本当の終点。
工事用の重機なんかが見えていて、「もうだめ」と言っていました。

ところが、またまたomasaさんが「もうちょっと見てきます」と言うので、しぶしぶ(嘘)ついていきます。
もういよいよ行けなくなりました。
下のほうにwindyさんの姿がゴマ粒ほどの大きさで映っているのですが、圧縮すると見えません。


omasaさんが「これ以上ダメですね」と言うので、ホッとして(本当)下ることにしました。

しかし、この場所にサングラスを忘れ、もう一度ここまで登り直したのはナイショだ。
コンクリートの激坂の手前まで下ってきて、清流の傍らで、お昼にします。
水はとても冷たく、汗ばんだ手を洗うと気持ちよかったです。

お昼はここへ来るまでの菟田野町のコンビニで買ったメロンパン。おにぎり類はすべて売り切れていたのです。
このまま、やはた温泉へ下りました。
途中、自転車ツーリングのパーティと自転車のカップルを見かけました。
いつから、この大又林道は自転車仲間の間で人気スポットになったのでしょう?

温泉で、なかおさんとwindyさんと別れましたが、このまま帰るには時間があります。
omasaさんと室生古道へ寄り道することにしました。


室生古道は続きです。
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