大又林道(東吉野村)から室生古道へ

大又林道を走った後、まだ時間があったので、室生古道を走ってみることにしました。
私のいい加減な道案内のおかげで、車をなかなかデポできず、結局大野寺付近に駐車させてもらいました。
林道で結構脚を使ったはずですが、日ごろのストレスのせいで、アドレナリンが異常分泌されているのか、「まだまだ走れる」という気持ちではありましたが・・
地図)

デポしたところで、自転車を下ろします。

よくメンテされているomasaさんのとは違って私のはどろどろですので、申し訳ないっす。
室生ダムの湖畔を走って、R369を経由、高井から仏隆寺へ向かいます。
まったくの舗装路で、ほぼフラット、車も少なく、快適に走ります。快適すぎて眠くなりましたヨ。

R369からは登りになります。また登りかよっと言う感じですが、急ではありません。

そのうちまた雨がぱらついてきたので、道端の木陰で雨宿り。
雨宿りしながら、地元の方とのふれあいです。

突然出てきました。
特に尻尾をふるでなし、威嚇するでなし、なんともいえない距離感がありました。
車が来ても道の真ん中に座り、よけようともしませんでした。
最近、ツーリング中に出会うことが多いのですが、こういうのはちと苦手です、私。

雨宿り休憩の後、また登ります。
途中から、激坂につきものの、コンクリート舗装に変わります。

登っていく姿を見ていると「行」以外の何者でもありません。

写真を撮ることを口実に休んでいましたが、仕方がないので追いかけます。


しかし、これはまだ激坂ではなかった・・・
途中までは、コンクリートに滑り止めの横溝のついた簡易舗装の激坂が続きます。
しかも直登なので、めげそになりますが、オヤジはがんばります。一度とまると次の漕ぎ出しがなかなかできません。

肝心の写真はありません。
登るのに夢中で撮り忘れました。
直登から少し道が曲がるところから、今度はダートになります。
ダートと言っても山道です。ガレていますので、乗車は困難でした。
汗を拭き吹き押していきます。

これは登りきった峠から、振り返ったところ。
と、反対側はなんだか整備が進んでいます。
側溝もできていてなんだか今にも舗装されそうな雰囲気です。

これでは、もはや古道ではありません。

うーむ。
整備途中の行き止まり。

今年の予算はここまでだったんでしょうね。
なんともいやーな気分に。

この横に休憩所と役行者の祠がありましたが、かえってむなしい感じがしました。
ここから、室生寺の手前まで、ダートを下っていきます。
舗装されていないので、まだ救われますが、もう時間の問題と言った感じでした。
途中、東海自然歩道の看板も見つけましたが、既に夕方になっていましたのであきらめました。
走ることを楽しん(苦しん)でしまったので、あまり写真のないレポートになってしまいました。

ここは、近いうちに再度訪れてみたいです。

車をデポした場所に戻り、榛原町の温泉「美榛園」で温泉につかって帰りました。

大又林道にお付き合いいただいたなかおさん、windyさん、最後までご一緒いただいたomasaさんありがとうございました。
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