馬野渓谷あたりの林道は オニだった・・・3 2005.11.21 |
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中馬野林道も、内容的には、イマイチっすヨ。これはいかんです。絶望的にいかんですわ。 こうなれば、笠取山へ登って、高良城林道ででも下っておしまいにするかと、よれよれと笠取山へと向かったのでした。 激坂の上下に疲れ果てて、あまりモチベーションも上がらず、坂を見てもいつものように休まず登るぜぃという気持ちもとうに消えうせ、他にルートがある以上、来た道を帰るのはヤダという気持ちだけで、一旦、奥馬野の集落へと戻っていったのです。 |
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5.笠取山へのルートは厳しく辛い登りだった・・・ | ||||||||||||||||||||||
奥馬野の集落へ入ってすぐの風景。 もともと、ワタシが求めていたのは、こういう里山風景じゃなかったのか・・・これで十分じゃないのかという自問自答をする一瞬。 いやいや、それはそれ、これはこれだ・・・ 再び走り出す。 |
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集落を抜ける、約20分。道は一挙に山道の雰囲気となり、幅は狭く、なんだかクラーイ雰囲気となる。 馬野渓というのは、確かこの道沿いだったはず・・ と思いながら走るが、なかなか紅葉している雰囲気にはならない。 道は、そこらの林道となんら風景は変わらない。 だいたいから、紅葉の名所なら、なんで一台もクルマが通らない? またミスルートか? 時期を大幅にはずしているのか? などと考えつつ走る。とはいえ、このあたりはそう急勾配ということはなく、普通に走れる。 |
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えー、来たか?やっと紅葉してる雰囲気がキタですよ。でも、もひとつ・・・と思いつつ、とりあえずほっとする。 でも、誰もいないということはどういうことなんでしょ?と思ってコーナーを曲がったら、クルマが一台停まっていた。 |
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あえてわざわざ挿入するほどのことのない写真ですけど。 このドライバーのお方はね、写真を撮ってるのではなくて、ビデオを撮影していた。別にそれはそれでどうということはないのであるが、 三脚を立てたきり、撮影ポイントから動かないのですわ・・・ 人が撮影してたら、横に三脚を立てて動かない・・・ 写真撮ってたら、パンしたり、ズームしたりちょっとアングル変えたいなということがよくあるのに、邪魔、じゃま、じゃま・・ 「世の中の不幸は私が一身に背負ってる」みたいに眉間にしわをよせつつ、ビデオカメラの横に仁王立ち状態っす。 で、なおかつ、こういうとこに、ばあーんと自分の車は停めておく・・みたいな・・だーいきらいだわ。 |
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しつこく状況説明すると、こんな感じ。 絵がなんじゅコリャなのはともかく、うっとーしいざんしょ。 プチ切れしつつ、自転車を反転しようとしていたら、別の、今度は夫婦連れがクルマでやってきた。 この人たちは、ちょっと上のほうにクルマを停め、「ちわー」なんていいながら、「この道どこへ行くんですか」と聞いてきたので、自分も知らんけど、笠取山方面と答えておく。うん、こんな感じだと全然ノープロブレムなんすけどねぇ。 なんかつーと、中年、初老のカメラマンとかハイカーとか釣り人とかマナー悪すぎ。常識がない自己中もほどほどしたらんかいっなどとイキリたちながら、走り出す。 |
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これまたなんじゃコリャ。 明るいところは、激明るいけど、暗いところはほぼ夕暮れ状態。 左右上下、黄金分割のあたりに視線があるっす。 ここへたどり着くのに、上の紅葉から約15分。 途中、水道の取水口のような施設がある辺りから、激坂になる。ひぃひぃといいつつ、時速5kmぐらいで登る。 おりて押すのと、スピード的にはほとんど変わらない。 でも、変に意地を貼りつつ、漕いで登る。 もう限界かもよ。 |
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で、とにかく、笠取山に行きたい私は、知らない道に入っていったのでした。 もう、今日はとにかくまともな道はほとんど走っていなくて、激坂をひぃひぃ登っているか、激下りをブレインシェイクしながら、下っているかのどちらかで、思考能力も残っておらず、とりあえず、この場を脱したい・・という一心でありました。 衝撃のラストシーンは続くデスヨ。 |
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