馬野渓谷あたりの林道は
オニだった・・・2


2005.11.21
はずした林道が一本、ミスコースが一ヶ所、かなりモチベーション下がってます。
しかも、本命の中馬野林道がみつからない・・・最悪の状況で、よれよれとバイパスの坂を登っていると、
すぐそこに、入り口がありました。
萎えかけのモチベーションをムリヤリ奮い立たせ、中馬野林道へ入っていきまっす。
4.中馬野林道はどうよ
入り口の雰囲気からして、明るい感じ。
先ほどのミスコースしたときとえらい違いです。
横には、渓谷があり、もみじがあるのがすぐにわかります。

おっここや、ここやがな・・・

喜びつつ入って行きますが、けっこう坂キツイんすよ。
いや、いい雰囲気なんですよ。確かに。

でも、葉っぱ
青々してるんです。
新緑が美しいって感じなんです。
周りに散らばる落ち葉とミスマッチなんです。

きれいはきれいなんスけど、期待してるのと大幅に違うんですけど。
えーっと思いつつも、しゃかしゃかと登っていく。ここらはなんとか漕いで上がれますんで。

おーっ、来たか、ええ雰囲気や・・・

ちょっとだけ、申し訳なさげに赤い。
いや、もっとどわーっと、真っ赤なヤツを期待してたんすけどね。

でも、まあ、いい雰囲気だから、良しとするか。
きました、植林地帯。
きれいなトコって、アソコだけかよ。ぶつぶつ・・
何となく、気も滅入ってきそうな雰囲気ッス。

まだ、ここは少しばかり明るい。
本当に日の射さない、真っ暗なとこってありますからね。
しばらく植林地帯を走るうち、眼の前が、オレンジフィルターをかけたようになった。
一本の大きなもみじが紅葉していて、それに日がまともに当たっているのである。下の写真で、杉の木の根元がぼわっとオレンジ色に染まっている。
実際は、もっとオレンジ色の範囲も色も強烈であった

今度は、眼の前に色づいた木が見えた。
暗緑色のなかで、ひときわ目立つ。

林道に入って30分ぐらいのところ。
ちなみに、写真を撮る以外は休憩していないし、今のところ、ずっと乗車してきているので、ここらで一休み。
カードレールのある橋から勾配がきつくなり、左カーブを回り込み、大きな岩に気を惹かれ、下をのぞきこむ。
暗くてぶれてしまい、うまく写真に収めることができなかったが、このあたりはダイナミックな岩と渓谷とが見られる。
橋を越えるとあまり車の通っていない感じとなり、また途中に激坂のコンクリート道が分岐したりしているのも見られる。
ほぼ最上部である。
そして、ついに行き止まり。
川というか、谷で途切れていた。でも、よく見ると、奥にはまだ道跡らしきものが続いていて、石垣すら見えている。また、谷からその道跡へ登っていくような痕跡も見られる。
以前は、そこを通ってさらにおくまで行っていたのかもしれない。ただ、今は橋もないことから、道としては機能していないと思われる。

ここで、中馬野林道の探索は終了とした。
林道 中馬野線
日が悪かったかも度 ★★★★★ まだ早かったようです。
激坂度 ★☆☆☆☆ 最後まで乗り続けられます。
ダート度 ★★☆☆☆ 半分以上ダート。舗装面はまあまあかな。
再訪希望度 ★☆☆☆☆ ピンポイントでいい時期がわかるなら来たい。
もうめんどくさい度 ★★★★★ 書いててもめんどくさい。
二本目の中馬野林道は、もう少し時期的に遅ければ、かなり期待できると思う。
無駄な労力を使ってしまった気持ちと、ルートファインディングの難しさにやや焦るワタシでした。
この間、集落をつなぐr2は、穏やかな山村をつないでいて、まだ陽射しは十分にあり、その間だけが、心を癒してくれます。
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