感動の紅葉

秋の川原樋川林道

2005.11.12

秋の川原樋川林道へ行こう その1

各地で紅葉便りも聞かれる秋の休日、吉野郡野迫川村まで行ってまいりました。
最初は、もっとハードな林道チャレンジも考えていたのですが、勤め人の悲しさで時間が取れないことや、日没時間のこと、次の日のことなどを考え、川原樋川林道へ行くことにしたのでした。お連れは、いつものwindyさんとomasaさんで、北和トリオです。
この林道は、去年の夏に走っていますし、近くの別の林道も去年の秋に走っていますので、そう特別な思いもなく普通に走るつもりでした。
が、しかし、ワタシは感動しました。いよいよ、レポートです。

猿谷ダムと書いてあるあたりにデポ。時計回りに回るコース。
川原樋川林道以外は全部舗装。
1.いつもの前振り
土曜日の集合で、前日遅くまで仕事をしていることを考えると、そんなに早くは集まれない。奈良市北部からでは、2時間以上は見ておきたいところ。なんとか。がんばって朝10時の集合とする。
早朝のこととて、道は混んでいないだろうと、7時40分ごろ自宅を出た。車中から、omasaさんにTEL。起きてるとのことだったので、南下を続ける。
10時を少し過ぎて、集合場所である「小代下」の小さな休憩所に到着。
windyさんは既に到着している。
とりあえず、商売道具を下ろす。

今回は、ダートを楽しみたいと思い、EPICを使うことにした。
去年の夏は、SJ FSRはフレームのクラックの件で、輸入元と交渉中で使えず、SJ M4を使ったが、リジッドではけっこう辛かった思い出があった。たのむぞ、EPIC。


装備として、珍しく、ライトとテールランプも準備した。
トンネル走行と日没に備えてである。
omasaさんより、家の前の工事で遅れるとの連絡があり、休憩所周辺で早くも撮影モードに入る。
どういうわけか、猿谷ダムのバックウォーターが少なく、不思議な光景だった。
このあたりでも、紅葉はきれいである。
11時過ぎ、omasaさん到着。

朝からずっと、どんより系で、途中小雨の降るときもあったが、雲間から日が射してきた。
雨の紅葉もしっとりといいものだとは思うが、せっかくここまで来ているのだから、晴れて欲しい。

トリオが顔をそろえるのは、9月に山城町あたりのダートを走って以来である。今日のコースに期待に胸を膨らませながら、すぐにコースの話が始まる。

ちなみに、この日のウェアは、下はロングタイツ、上はTシャツ、長袖ジャージ、ウインドブレイクジャージで、さらにウィンドブレーカーも持っている。グローブは、フルカバーのものを使った。
それでも、暑くなく、ちょうどいいぐらいである。
2.アプローチ
大塔村の宇井あたりでは、R168が土砂崩れを起こしたため、r734<高野辻堂線>を利用しての迂回路となっている。
そのため、ふだん通らない車もたくさん通り、意外に交通量が多いが、迂回路を外れると、車は少なくなる。

池津川を左手に見ながら、アスファルト2車線の道路を走っていく。

このあたりの道は、たぶん自転車に乗っていなかったなら、一生通ることなく終わったであろう道である。
スタート地点から30分程度で、赤谷キャンプ場へ渡る、赤い橋が見えてくる。このキャンプ場は、バンガローもあり、比較的新しい設備もあって、赤谷川での水遊びもでき、手軽に楽しめそうである。

池津川をキャンプ場のほうに渡った赤谷周辺は、国有林となっていて、赤谷伯母子林道がある。キャンプ場のなかを通り抜けてアプローチしていくと、ゲートがある。この林道は10km以上あって支線もあるが、行き止まりのようなので、まだ、チャレンジしたことはない。

あまり林道系サイトでも見かけない林道である。
赤谷の橋を過ぎると、r734は急に細くなり、道に落ち葉の舞い散る、いい雰囲気の山道となる。
池津川はまだ広く、勾配はほとんどないので、景色を楽しみながら走ることができる。

人家もなく、好きな区間である。
キターッ

これが、川原樋川林道へ渡る橋。
赤谷の橋から約20分。
赤錆びたトラス橋が雰囲気を盛り上げてくれる。

初めて見たときから、錆びたままで、手入れされてないんでしょうか?
いっせいに撮影モードに入る。
今日は、紅葉撮影会になりそうな予感。
もともと競技指向のないワタシにとってはええ感じのツーリングである。

このあたりで標高は430mくらい。
橋から見た池津川。
上流 上っていくr734が見える。→
←下流 川原樋川との合流点。

もうこのあたりでも紅葉が十分に美しい。


さて、いよいよ林道に入っていく。
アプローチまで、約1時間。
林道入り口に到着しました。しばらく林道ツーリングはしていなかったので、もう楽しくて。
この段階では、上流があんなことになっているとは知りませんでした・・・・
HOME NEXT