FORD F-350 “DUALLIE“ PICK-UP 2
さて、室内、ボディなどを作っていますが、肝心のエンジン周りも進めていかなければなりません。
どうもアメリカンなキットのエンジン周りは苦手なのです。造形そのものはかなりいいのですが、接着するパーツ同士がうまくかみ合わないことが多いです。説明書もきっちりとかかれていないことが多いのです。
何度も仮組みしながら、少し削ったり角度を変えてみたりしてしっくり来る位置を手探りで探していきます。
ベアシャーシ。缶スプレーのセミグロスブラックをドバァーッと。 排気管はシルバーでドパァーッと。 豪快に行きましょう。 そういえば、最近のカーモデルは当然のことながら、モノコックが殆どで、一部とはいえ、このようなラダーフレームは珍しい気がします。 |
|
エンジンはブルーらしいです。 適当なブルーを塗っときます。 接着位置があいまいなので接着前にいろいろとあてがってみることが必要かと思います。 タミヤのキットでなれていると、どうもこのアバウトさが許せんというか、辛いです。 |
|
アメリカンキット特有の硬質のビニルタイヤ。 モールドの真ん中に大き目のバリがありますので、カッターでそぎ落とし、荒めのペーパーで削ります。 後輪がダブルタイヤなので、スペアとあわせて、7個。 あまりシャープなモールドではないので好きではありませんでしたが、日本製のゴムタイヤは後年ひび割れてくることがあるのに対し、これはそういうことがないので、こちらのほうがいいのかなぁなんて思っています。 |
|
下回り組立。 どうも全体にねじれているような感じがぬぐえないのですが、とりあえずは浮いている車輪はありません。 タイヤの重量がけっこうあるので、アクスル関係はかなりしっかり接着しておかないとあとで思わぬ事故になったりすると思うです。 |
|
少々飽きが来ているので、ちょっと寄り道してエンブレムを薄くしたりします。上の爪楊枝で大体の大きさがわかるかと。 指先に両面テープでパーツを貼り付け、ペーパーの上でユルユルと厚みを削っていきます。 このパーツにもミクロの彫刻があります。 変に複合パーツに走らず、プラスチックで勝負というか、限界にチャレンジしているところはエライです。 |
|
荷台の組立。 パーツはボディと同様、缶スプレー後、クリアがけ、全体にペーパーがけを終わっています。 さて最終組立の際、明らかにフロアパンがカマボコ板状にそっているのと、接着シロが少ないのでどろどろ系接着剤を多めにつけてマスキングテープでがっちりと固定します。 全体にパーツが大振りなので、ゆがみが発生しやすく、また長いとさらに助長されているので、組み立てづらいという感じですね。 本来テールゲートは完成後に開け閉めできるようなのですが、この過程で固定してしまいました。 |
|
ファイヤウォールを組み立てます。 セミグロスブラックで塗ってあるところはパイピングも含め、すべて一体モールドです。 きれいに塗り分けると立体感があります。 爪楊枝はマスターシリンダーのパーツを水平に接着するためにおいてあります。 (ファイヤーウォールつけるまでに先に接着しとけば済むのですけど) |
|
さて、次の問題点。 窓ガラスは分厚い透明パーツです。三角窓とリアの縦長の窓のパーツがあり、サイドウィンドウそのもののパーツはありません。今回缶スプレーで厚く吹きすぎてしまったため、はまらなくなってしまいました。 透明パーツにもひけがあり、透明プラ板で一体で作り直しました。大体のカタチを紙に写し、型紙を作って0.3ミリ透明プラ板を切り出しました。 |
|
いよいよシャーシと合体します。 かまぼこ型のひずみが修正しきれていないので、ある程度の重石をつけて固まるのを待ちます。 荷台のほうはリアアクスルの上に接着用ダボがありますので、全体のバランスを見るうえでも、荷台から接着したほうが良いようです。 |
|
今度はキャビンを接着します。 うまくかみ合わないので、また手荒な真似を。 でも、やっぱりずれてる気がする・・・ |
|
バイスをはずしてみると、やっぱり全体にずれてるなぁ・・ 小さなずれの累積がこうなったのかなぁ・・と考えつつも、今更修正するのも何なので、もうこのままイキます。 触ってるうちにエナメルのセミグロスブラックの角がすれて薄くなってきました。ここは、タッチアップ要です。 |
|
ラジエーターの取り付け。 ラジエーターとパネル、ファンのシュラウドなど3個ほどのパーツでできています。(もういつごろ組んだのか覚えてないです。) これの取り付けで、エンジンルームの前方がふさがれ、しっかりしました。 |
|
残っているめっきパーツ。 バックミラーとそのステーが主なパーツ。 めっきは活かしたいが、パーティングラインが・・ということで・・・ |
|
ハイター風呂に入ったいただくことに。 リアロールバーのめっきはすぐにきれいにはがれたのですが、どういうわけかこちらはとても時間がかかかりました。 丸一日漬けといて何とかはがれました。 このような小さいパーツをこまごまと作業するのは苦手です。 |
|
少し前に完成しているシエラとのツーショット。 大きさがわかっていただけますでしょうか。 |
HOME | MTB TOP | MODEL TOP | NEXT |