三国越林道で童仙房へ

京都府南部の和束町から加茂町、南山城村を通って島ヶ原へぬける「三国越林道」があります。
2年ほど前に一度自転車仲間達と走ったことがあって、ところどころ眺望が良かったのと、童仙房の風景が気になっていたので、久しぶりに走ってみることにしました。
以前に走ったときは笠置までクルマでしたが、今回は家から自走です。
最終地まで行ってしまうと帰路がたどりにくくなるので、とりあえず「童仙房」を目指すことにして、帰路はピストンにする予定でした。

(2004.9.14)

毎度のことながら、無計画なワタシ。事前にルートや標高の確認もせず、なんとなくそちらに向かう。
たまには、違うアプローチもなんて考えるが、ついつい知ってるルートで。
ひょっとしたら、今年最初の彼岸花の写真。
府道5号線から、咲いているのが見えたので、またまたダートに入り込む。
道の駅和束のローソンで朝食代わりのあんぱんを買って道端で食べる。
うーむ、だんだん登ってるなぁ。
いい天気だったのに、黒い雲が急に広がってくる。蒸し暑い。 なんとものどかないい雰囲気が広がる。
奈良ではまだ稲刈りが済んでいないので、稲穂と彼岸花の取り合わせになるのが、当地では稲刈りはほぼ終わっている。

いいシーズンだ。杣田の集落あたりにて。
茶工場を過ぎたあたりで、「野殿・童仙房」左折という標識がある。
ここがスタート地点。ちなみにまっすぐ行くと木屋峠を経てR163へ。
オートでストロボが光るほど暗くなってきた。嫌な予感。
ここまでは登り基調だが、たいした登りではない。ゆっくりと徐々に高度を稼いでいく。
見晴らしはあまりないが、自分の脚とたまに見える景色から高さを実感する。
それまで谷沿いを走っていたのが、山腹、稜線となっていく過程で、このあたりが一番きつかった。
待避所で思わず休憩。
登り、平坦、登りの繰り返しで、なかなかピークがわからず、精神的に疲れを感じる。
ついに雨が降り出した。
雨宿りできるような建物もなく、木陰に入ってやり過ごす。
小降りになり走り出す。
向こうの山から水蒸気が立ち上る。
R163から切山を経て登ってくる道との三叉路。
このまま下ろうかとも思うが、もう少し行って見ることにする。
雨宿り中は写真を撮るくらいしかない。
行く道。微妙にアップダウンあり。
同じような風景の続く中、進んでいることを唯一感じさせてくれる標識。
でかっ!
走ってても見えたので、思わず・・・
日が差すと、強烈な日差しで、路面から水蒸気が・・
むしむし 蒸し暑い。モチベーション下がりまくり。
続くですヨ。
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