タミヤ 1/24 ホンダ バラード スポーツCR−X 無限 |
同時に作っていた別のものが行き詰ったりしたとき、ついつい他のものに手を出し、面白くてソッチに気をとられてしまうことは良くあります。
このCR−XもF40の手が止まってしまったときに、エンジンレスの気軽さに、つい手を出してしまいました。
長い間生産休止でしたが、再販もされていますので、入手自体はそう難しくないと思います。
もちろんキット素組で、白一色もいいのですが、パッケージの側面にあるパステル調のツートンがいいので塗り分けてみたいと思います。
1.まずは内容確認 |
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パッケージ。 なかなかいい感じのコンパクトスポーツカーです。 エンジンレスキットで、組み立てそのものは難しくなさそう。 白一色のボディカラーのパッケージです。 側面にはウェストラインから上がイエローのや、同じくコーラルブルー(あのレイトンハウスの色ですね。)のがあったりしてそそります。 また、アバルトのようなシュノーケルタイプのエアインテークや無限オリジナル以外のタミヤ純正?のバックミラーが成型されてたりします。 |
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全パーツ。 あっさりしています。 接着剤がついているのが懐かしいっスヨ。最近はついてないのがデフォルトのようですね。 興味本位で開けてみたら、激しく硬化中で、1/3ぐらいの容量になってました。もちろん使えません。 |
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素のボディ。 デカールはさすがに白いところや、透明ニスが黄ばんでいます。 使えるかどうか・・・やや不安が残ります。 |
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同上。 初版のはずですが、けっこう激しい段差がパーティングラインとして出ています。 (ルーフとサイドの見切り線あたり。この程度の写真でもわかりますね。) いつもどおり、まずはこのあたりから手を付けることとします。 |
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2.ボディの加工 | |||||
いつもの手順で、サフェーサー1200を軽く吹き付け、パーティングラインや凹凸を見ます。 ボンネットとフェンダーの段差がけっこうあります。ツライチになるまでペーパーがけします。 他にスジ彫りの周辺はインジェクションの圧力で、けっこう盛り上がっていたりすることがあるので要注意デス。 |
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意外に盲点なのが、フェンダーアーチの下やボディの下にできるバリです。 フェンダーをカッターなどで薄く仕上げる時に削り落とせます。 フェンダーが、もともと薄く仕上げられているタミヤのキットなどは見落としやすいデス。 |
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再度サフェーサーを吹いていきます。 これで、ボディの下ごしらえは終わり。 他に、このクルマの場合、使う予定のシュノーケルタイプのエアインテークや、ミラーなども外装パーツとして整形しておきます。 カラーを吹くときに同時に吹かないと色味が変わってしまうため、できるだけ同じ工程にしておいた方が無難です。 |
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3.気になるところ | |||||
シート。 シートバックがこの状態で、ふさぐパーツはありません。 一昔前はこのタイプのものがけっこうあります。 室内は、のぞきこまないと見えないし、特にブラックの内装色のは見えにくいので、このままでも、たいしたことはないです。 でも、このクルマの場合、他にあんまりすることも無さげなので、 ポリパテで裏打ちしときました。 |
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こんな具合です。 ヘッドレスト部分は、ヒケがあったのでパテでツライチにしています。 ポリパテを多く練ると、どうしても気泡が混じったりします。 そこへは、今度はラッカーパテを埋めています。 ↑に書いたように、そんなに見えるところではないので、アバウトですよん。 |
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横出しマフラー。 マフラーの先端に穴が空いてなくて、ただの丸棒なのがイヤンな感じです。 それと、取り付け部が単なる四角い板なのが、説得力ないような気がします。 実物がどうなっているのかは知りませんが、模型的にキツいっす。 |
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ここらは、取り付け部を削り、マフラーそのものはアルミパイプに解決を求めます。パイプの先端に丸棒やすりを突っ込んで、断面を薄く仕上げます。 |
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シートバックの他に、室内に突き出しピン跡がありますので、これもついでにパテ埋めしておきます。 シートの下にもあるピン跡については、シートで隠れますのでそのままです。 |
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