Paro

パロ
パロの街は郵便局、雑貨屋、飲食店が十数軒、軒を並べているだけの小さな街である。
地元の人や僧侶が買い物をしていた。
近くにはパロ・ゾンがある。
パロ・ゾンはリンプン・ゾンといい宝石の山の城という意味だそうだ。
ゾンの上の方に小さく写っているのがタ・ゾンと呼ばれる国立博物館(National Museum)である。
以前はゾンの見張り塔だったが現在では切手、民族衣装、仏画、民具、動物の剥製などが展示されている。
パロから北西に18kmのところにはドゥゲ・ゾンがある。
ここに行くとき運がよければチョモラリを見ることができるらしい。
このゾンは1954年にロウソクがたおれて火災となり廃墟となった。
キチュ・ラカンはパロ・チューに沿って約2km北上したところにある。
7世紀、チベットのソンツェン・ガンポ王が仏法を広めるために108の寺院を建立すると誓った寺院の一つ。
院内は外国人は入れないようである。
キチュ・ラカンからさらに北に行くとサトサム・チョルテンがある。
この日は運良く「Blessing」と呼ばれる会、(「今年はもうない」と言っていた。)があった。
多くの人が集まり僧侶が聖水を人々に施していく。
聖水は手を窪ませて水を受け取り、最初、少し口に含み残りを頭につける。
このチョルテンの近くから標高2900m、約900mの断崖の上に建つタクツァン・ゴンパが見える。
ここは外国人は入ることができないということだが、これも運のいいことに僧院内に入ることができた。

詳しくは タクツァン・ゴンパ・レポートを。



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