『不機嫌な嘉禄』

ダイジェスト予告







白雉嘉禄は怒っていた。




眉間にしわを寄せて眼光鋭く声を低く唸らせて。
いつものサッカー小僧は、そこには見る影もない。
その視線と唸りはことごとく無辜なるクラスメイトの悲鳴を生んだ。



「ひぇ・・・・・・!」
「ひっ」
「ひぃぃぃいいぃ!」






やがてホームルーム前の朝の喧騒は恐怖に埋まる。
月澄高校一学年、白雉嘉禄在学のそのクラスはしかしそれだけでは終わらない。


「だっしゃああああ!」

東吾が跳んだ。




「聞いて驚いてくれ!」


菅野が歓喜した。




「〜〜〜〜〜!?」

山下が連れ去られた。




「なんかって言われても・・・」


雄介が困惑した。




「あ゛ぁ゛!!?」


嘉禄が吼えた。




「うあ」

そして恵がはたかれた。













クラスに何が起きたのか。


全ての起因はどこにあるのか。


「どういうことだ」

放課後のグラウンドに灰峪の怒りが低く響く。




「もう充分だ」

嘉祥が手に力を込める。







それは事件の始まり。






















「うぁああああん・・・!」



白雉家では寛和が泣いていた。




「・・・めずらしいね」



嘉吉がつぶやき。




「グレたんでしょうか」



嘉元が間違えていた。












彼の怒りはなんなのか。



「てめえにはわかんねえよ!!!」











それを理解できるものはどれほどいるのか。


















登場人物、総勢15名を超える大家族・番外編『不機嫌な嘉禄』

原作・キャラクター設定 : だるま
著作・ストーリー展開  : ポコロ


イラスト・漫画・小説などオリジナルに富み、
二次創作ではベイブレード・NARUTO・神話と手広く扱うよろずサイト『縁側お茶会。』

その看板作品を駆け出し物書きポコロが生意気にも執筆。


原作者は一切関わりのない独りよがりな作品。

世界観は。ギャグは。キャラクターは。その心情は。

それらは原作を壊していないのか。

全てにおいて不安材料が揃う二次創作は果たして原作者の心をうつのか。その存在を許されるのか?





嘉禄の怒りが月澄高校にひとつの伝説を創りだす。
家族に不穏をつくりだす。






そのとき居候は何をしているのか。何をしているのか?











「に・・・・二回も、・・・言うこと・・・・・・ないじゃ、ないですか・・・・・」











贈答用二次創作作品『不機嫌な嘉禄』

乞う御期待。



















ポコロさんから、大家族小説の予告編いただきました。

本編が長いからという理由で
一口サイズにしてまずは味見を、みたいな感じで
ご丁寧に送ってくださいました♪
うおおおうこれだけでもかっちょいい・・・!!

乞うご期待なのですよみなさん!!


あ、ちなみにこのページの画像とレイアウトは
私が処理しています。(許可は貰っています
画像ないほうが格好よかったかもね☆(・・・




そんなわけで本編へ!




▼ポコロさんのサイト▼
空中ローカク