二上山 (にじょうざん)

雄岳(517m)と 雌岳(474.2m)の
二つの峰を男女の二神に見立て
「ふたかみやま」 とも呼ばれる。
三毛和子さんが、ペイントソフトを使って、マウスで描いたパソコン画です。


 参加者9名、 ◎リーダー
青山 悠二 木村 泰造 百々 満
内原 冨士子 高階 紀子 安田 孝志
小川 東彦 馬場 勇治 吉田 正伸

 天候 うす曇り、時々晴れ

 8:35 近鉄西大寺駅 ホーム集合 (橿原神宮前ゆき急行の先頭車両)
 8:41 近鉄西大寺発(急行) → 橿原神宮前(のりかえ、各停) → 9:49 二上山駅着

    ( 二上山駅でハイキングマップをもらう )

 9:55 近鉄南大阪線 二上山駅出発

10:10 二上山上ノ池横登山口から入山
  二上山駅 0.8 km
  雄岳山頂 2.4 km
 
よく整備された登山道
下界を眺めて休憩
鉄の階段は1ヶ所のみ 数日前の残雪   小川東彦さん撮影


11:40 雄岳山頂到着、すぐに出発
雄岳山頂 大津皇子墓
葛木坐二上神社       雄岳から雌岳を眺める  
かつらぎにいますふたかみのみやしろ    葛城山、金剛山が見える


12:00 馬の背(雄岳〜雌岳の鞍部)で、トイレ休憩
 雄岳 0.6 km、 雌岳 0.1 km
 東側へ下れば、祐泉寺、石光寺、當麻寺
数日前の残雪
馬の背から雌岳へ登る


12:15 雌岳山頂到着、山頂広場で昼食
雌岳から雄岳を眺める 山頂広場で昼食


13:00 雌岳山頂出発 → 南側の急坂を下り岩屋峠 → 祐泉寺 → 傘堂
岩屋峠 急坂を下る 祐泉寺入口
祐泉寺の横 馬の背への登山道入口 路傍の石仏三体
大池で休憩 小川東彦さん撮影 小川東彦さん撮影
なかよし 一本柱の珍しい建物 傘堂


14:30 石光寺
石光寺門前 寒牡丹
紅梅(こうばい) 小川東彦さん撮影 蝋梅(ろうばい) 青山悠二さん撮影


15:00 當麻寺
當麻寺東塔 小川東彦さん撮影 當麻寺西塔 小川東彦さん撮影


15:30 近鉄南大阪線 当麻寺駅到着 (駅前の中将堂本舗で休憩)
16:15 当麻寺駅発(各停) → 尺土(のりかえ、急行) → 橿原神宮前(のりかえ、急行) →
17:06 西大寺駅着。解散

交通費など(各自で支払い)
近鉄 富雄〜二上山 670円 (学園前〜二上山 610円)
近鉄 当麻寺〜富雄 610円 (当麻寺〜学園前 610円)
雄岳山頂美化保存協力金 100円 (一般200円、団体割引で半額に)
石光寺拝観料 400円


ハイキングを終えて  内原冨士子さんより
 私にとって「二上山」は以前から特別な思い入れがありました。 それは
入江泰吉さんの「二上山に沈む夕日」の素晴らしい写真に魅せられ、何度か
その地に足を運んで景色を眺めるたび

 ≪いにしえの飛鳥人は何を想ってあの夕日を眺めていたのだろう≫ とか
 ≪彼らはきっとあの山の彼方には極楽浄土があると信じていたのだろうか≫

と 遠く古代をしのんで なぜか私をロマンチックな気分にさせてくれる
「不思議な山」 だったからです。
 だから 今回のハイキングはとても楽しみにしていました。

 当日は寒波もゆるみ まだところどころに雪の残る杉木立や雑木林の中の
急坂を1時間余り登り 雄岳の頂上へ。
 日頃の運動不足がたたり 私にはとてもきつく 苦しい道のりでしたが、
皆さんに助けてもらい、またヨーガ道場で教わっている「呼吸法」を実践し
ながら どうにか登りきりました。

 雌岳からは 眼下に広がる超ワイドな「河内平野」や「奈良盆地」遠くは
幾重にも重なる万葉の世を思わせる山並み・・・
 少し靄ってはいましたが、すばらしい眺めでした。

 厳しかった山登りのあとは のどかな「當麻の里」を の〜んびり と歩
いて「石光寺」と「當麻寺」へ。
 今回は 9名と チョット淋しい人数でしたが、とっても充実した楽しい
道中で こころが安らいだ一日でした。

  皆様 どうもありがとうございました。

                         内原 冨士子



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二上山〜當麻の里ハイキング(実施報告)のホームページは、
馬場勇治が作成(写真も撮影)しました。
小川東彦さん撮影の写真6枚、
青山悠二さん撮影の写真1枚、
三毛和子さん作成のパソコン画1枚、使用しています。