この後は、駐車場の土産屋や食堂を見るが、残念ながら餅つきの実演販売所があるが休みの日だった。

 かやぶきの里北村から東へ2kmほど行ったところにに美山町自然文化村がある。昼食場所を探していたが、食堂や土産屋さんは閉まっているところばかりだ。今は、休日以外は開いていないのでしょうか。そこで、川の向かいに広大な広さを持つ文化村の案内看板があり入ってみた。

 文化村は宿泊施設「河鹿荘」や、観光リンゴ園、バラ園、陶芸などの手作り体験館、キャンプ場のある財団法人で運営している施設だった。河鹿荘には、宿泊施設だが自家栽培のばら風呂や、美山の薬草を生かしたお風呂、露天風呂からは、美山の四季折々大自然が味わえる日帰り入浴もできる。とあるが風呂は利用せず、食堂で昼食をした。鹿肉料理や京地鶏料理など土地の食材で調理されている。鹿肉は臭みもなくて、やや硬いが味は淡泊でまあまあの料理だった。

  参加者を集めるために美山アマゴ祭りや清流美山の鮎祭り、秋の取入れを楽しむ楽農まつり、冬の素敵を体感できる雪まつりなどなど色んな催しに取り組んでいるようで、子供連れ、家族で訪れる場所だろう。オートキャンプ場やテントエリア。 ログハウスやかやぶきオートなどの施設。テニスや野球、ソフトボールやゲートボールなどを楽しめるスポーツ施設もある。また、芦生の森の散策や、薬草教室、ハイキングやウォーキングなどある。芦生原生林の森を歩くツアーもあるようで、これは経験してみたいと思った。
     
 

 次に、道の駅美山ふれあい広場に寄った。美山町安掛市の国道162号にある道の駅で、観光案内所(観光協会)や名産品の販売店(ふらっと美山)などがある。この地域でとれる旬の新鮮野菜や、特産品として、地鶏・地玉子・美山牛乳・味噌・コンニャク・鮎甘露煮・米(コシヒカリ)・ブルーベリーなどの販売をしている。また牛乳工房があり、美山牛乳ブランドを生産している。

  牛乳よりもソフトクリームで休憩したが、オートバイの群がいて煩い音が邪魔だった。意外と年配者や女性も仲間になっているようだ。平日であれば若者よりも年配者が多いのは確かなことだが、マナーの悪い集団に遭うと不愉快な想いになる。 

 まだ訪問する場所もあるが、今回は気まぐれにでてきたので、道中に道の駅があれば立ち寄って早めに帰途につくことにした。 
京都美山町散策     (下)