気まぐれに  稀有の色合い  ガーネット
け う
 ケフェウス座は、10月の午後8時ごろ北極星の真上中天やや高めに位置しています。

 ギリシャ神話ではカシオペアの夫、アンドロメダの父、エジプトの王
ケフェウスとして描かれています。ケフェウスの頭のあたりに位置する五等星μ(ミュー)星はガーネットスター(ざくろ石の星)と呼ばれ全天でも稀なざくろのような赤色の不規則変光星で不気味な色合いは、一度は見てみたい対象物です。

 はくちょう座から連なる夏の銀河は、次第に薄れてケフェウス座への銀河へとつながって行きます。
 HU領域(水素ガスの輝いている領域で電離水素が出す輝線によって強く輝いて見える)の水素ガス雲は、北アメリカ星雲のあたりでそのにぎやかさがピークですがケフェウス座からカシオペアあたりまで点々と散ばっています。
その中でも特に注目はガーネットスター

の近くにある大散光星雲です。肉眼の対

象にはなりませんが写真に写すと満月

の5倍もの大きさです。赤く輝くガス性雲

の為カラーフイルムで撮影すると実によ

く写ります。
ガーネットスター
ケフェウス座