
◆HIDバルブの修理◆

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先日、オークションでヘッドランプ用のHIDをゲットしました。1万と1千円は安い?
サン自動車のH4タイプ゚Lo/Hi ですか、片側不点灯(こんなのばっかり狙ってます(^^;)安いですから・・・)
点灯実験したら、確かに不点灯でした。いつも「もしかして点くかも・・・」と期待して実験しますが、今回も期待は見事はずれました。
不点灯原因は、バルブが割れていましたので、通電するとフラッシュし、その部分から青白い炎がもれていました。多分、再生は不可能でしょう。しかし、Lo/Hiのスライド機構は問題ありませんでした。
さて、ここで選択は3つ。
@新品のバルブキットを購入する。
Aオークション等で中古バルブを探す。
B修理する
@は・・・・貧乏人には辛い選択です(^^;) リペア用バルブも1本3万近くします。
Aが私にとって、一番自然な選択でしょう。で、とりあえず落札相場を調査しました。
”ガ〜ン”(T_T)
相場が高い・・・・
本体をゲットした以上の金額・・・・
ということは・・・・Bしかない(^^;)はたして、修理なんて出来るのでしょうか・・・
それでは、どうぞm(_ _)m |
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とりあえず、分解
このバルブ、台座の部分に「HL4D-D」と刻印されています。
スライド機構が電磁石により前後に動く仕組みのようです。
赤丸印のプラスネジを取るとスライド機構部とバルブはボディーからフリーの状態になりブラブラです。
コード固定部分のネジをとり、気を付けながらボディーと分離(下写真左)
スライド部分(下写真右)とバルブ部分(下写真中央)は嵌め込んであるだけですからコジって分離。 |
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セラミックソケット(?)とバルブは接着されているので、バルブ根っ子で折ります。セラミック部分は接着ですから、ちょっとネジってやるすぐ取れます。
黒いベース部分の内部を、かなりシビアな寸法でコードが配線されているため、そのままでバルブを抜こうとしてもダメでした。
コードに潤滑油をつけ滑りをよくして、バルブを引き抜きます。
バルブを引きながら、コードを送り込んでいくと簡単に引き抜けます。
抜けたらコードとバルブの接続部を切断。 |
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バルブのステー?セラミック製の筒の中にバルブの足部分のガラス管が残っていますので、マイナスドライバーなどで、砕いて取り除きます。私はラジオペンチを突っ込んでグリグリ回して取りました。
ガラスですから、粉々になりながら綺麗に取れます。
なお、このセラミックソケットは左側のアシ(?)が折れてます。 |
さて、分解した感じでは「もしかして修理できるかも」と思わすぐらい単純な構造でした。
とりあえず、オークションでフィリップス製D2Sの純正バルブを2灯ゲット。でも、なぜ2灯?
それは失敗したときの予備です(^^;)
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純正バルブ到着
アルファード純正、フィリップス製で、色温度は・・・・わかりません。 |
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まず、バルブ部分だけ必要ですから、分離作業です。
上側赤丸印、3ミリ巾の金属プレートが全周回っています。このプレートをよく見ると、点溶接した後があります。この部分と、バルブ底部中央赤丸印の部分、3ミリφの端子をグラインダーで削ります。
ステンレスですから安物のリューターでは歯がボロボロになります。 |
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削っていくと、金属プレート(端子)の部分からステンレス線(0.2mmぐらい)が分離しスカスカの状態になります。 |
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次に、バルブの留め具を緩めます。
赤丸の所を気を遣いながらコジって、少し隙間を空けるとバルブが動きます。
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ゆっくり引き出すと、分解完了! |
さて、移植手術開始
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組み立て作業
最初から付いていたバルブと純正から取ったバルブの比較。
まったく同じでした。
上の写真でバルブ下部分が細くなっています。この部分がスッポリセラミック管の中に収まります。
太さ、長さ共ピッタシ!
つまり、バルブはフィリップス製なんですね。 |
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新バルブを結線。
バルブ側の線がステンレス(?)製のため、半田はのりません。
スポット溶接の出来る設備も持ってませんので、平形端子を切り圧着部分のみを使い圧着しました。強く引っ張れば抜けるでしょうが、この部分構造上完全固定されているようなので大丈夫でしょう。
バルブ本体とセラミック管を接着。結線後に接着した方が作業しやすいです。 |
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組み立て完了。
黒いベース部分にセラミック管を接着・・・
配線の被覆部分が邪魔でキチッと奥まで入らない場合があります。考慮して結線部分の場所を決めた方が良いでしょう。
《ワンポイント》
接着剤に関しては、高温に対する処置が必要と思いますが、バルブ自体かなりシビアな寸法設計です。固まってしまえば接着力がなくても十分固定できるはず・・・ということで、特に特別な接着剤は使用してません。私が使用したのは「超多用途スーパーX」(セメダイン)です。東急ハンズで購入しました。耐熱120℃品で、現在数十時間点灯して使用してますが、まったく問題なく固定出来てます。
発光部は高温ですが、その他の部分は案外120℃前後だったりするのかも知れません(^^;)
なお、くれぐれも光点位置を確認しながら固定しましょう。 |
とりあえず、作業完了。
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点灯実験
ドキドキしながら、点灯実験。
お〜、点きました(^-^)
最初、ホワ〜っと煙が出ましたが後は問題ありません。接着剤の煙でしょうね。
この状態で、5分ほど点けましたが、問題なく点いてます。(^^;)
最初、青っぽい色から白に変化していき、そのまま継続して点灯。
多分4000Kぐらいですかね。もう片方は5300Kですから、車で点灯させたら明らかに違いがわかりそうですが、まあ点いていればいいでしょう(^^) |
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何事も”成せば成る”と言うことですね(^^;)
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−おまけ−
この、「HL4D-D」のバルブは”フィリップス製”であったため同形状で作業が楽でした。他メーカーに”オスラム”などがありますが、こちらは分解してないので、合うかどうかわかりません。
私がなぜフィリップス製を選択したかと言いますと、単に”バルブの止め方が簡単に外せそうだった”からです。
今考えると、”ベストチョイス”でした。
多分、「HL4S-D」のバルブも同じ形状だと思います。
1灯切れて困っておられる方は、一度挑戦してみては(^^) |
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