ハイラックス ピックアップ Wキャブ(LN107)
初年度登録 1994(平成6年)年12月登録
グレード
仕様
車名:ハイラックス ピックアップ SSR標準ボディ 5人乗り
型式:LN107
ディーゼル 2800cc
エンジン形式:3L(サンエル)
トランスミッション:5MT
時代背景1 ”ピックアップ”の象徴であるリアデッキの外向きロープ掛けフックがなくなり内側に引っ掛けリングの「サーフェイスデッキ」になる。見た目に「商用トラック」のイメージを払拭したかったのだろうが、使いにくいことこの上ない。
デッキに付くガードバーも極太になり、スタイリッシュを狙っているのはわかるが、あくまで「商用トラック」の域を超えていないボディデザインからは”田舎モノがカッコつけている”という感じにしか見えない。しかし、機動性抜群!汚れ物大歓迎!まったく気を遣わずバンバン乗れる。どんな事をしても「壊れるかも・・・」という気にならない車。

個人の車としては3台目。
3台目にして初めての新車。
ほとんど、仕事のために買ったようなものです。

当時勤めていた事務所は現場が多く、1週間に2~3日は直行直帰でしたから車がないと身動きが取れない状態でした。
ちょうどその時の現場が、山を切った現場だったため、ローダウン車では現場まで行けず、出入り口に停めていくという手間のかかることをしていました。
また、1995年というと関西淡路大震災のあった年。調査業務にかり出され、動いている現場監理と併せて、奈良~大阪~神戸の移動が頻繁となりました。

ここは一発新車で気分一新出直すことにしました。
って、どこに・・・

手は、ほとんど入れていません。
・タイヤをお決まりの「BFグッドリッチ オールテレーン」
・サーフのウインチ搭載車用フロントバンパーガード。ランプステーです。
・自作リヤバンパー(単管足場用単管と鉄骨ガゼットプレート6mmを切り出し溶接接合)剛性アップ
・PIAAフォグランプ(110W/125Wだったかなぁ・・・)
以上・・・

この車、山の中での仕事では大活躍。特に、細かい山砂に雨水が混じると底なし沼のようなマッドになります。車重とトルク、ギヤ比が抜群なのか、この車の走破性は凄かった。また震災直後は水はもとより建築資材も揃わない状態でしたから、奈良でかったセメントやらを荷台に乗せて現場まで届けるとか・・・・設計事務所なのにそんなことまでしました。

しかしこの車、Wキャブで5人乗りとはいえ、子ども2人のチャイルドシートを付けると後席はほぼ使えません。走行は約14万km。エンジン、車体ともまだまだ大丈夫な状態でしたが、室内の狭さに負けて買い換えを決意。

今もどこかで働いていると信じてます。

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