宇治市植物公園1

まだ三月上旬だというのに関西地方は四月中旬並みの暖かさだった3月10日、植物園に行ってきました。低気圧が近づいているせいで風は生暖かく、なんだかすっかり春になったように感じられた行楽日和でした。

宇治市植物公園はsallyの住む奈良県北部から車で一時間弱、国道307号線を通って一山越えた、京都府宇治市の太陽が丘・ふれあいの森に隣接しています。
この公園は道路を挟んで二つに分かれています。一つは駐車場とレストラン、園芸用品や雑貨のお店があり、太陽が丘・ふれあいの森への連絡通路としての区域。もう一つが温室を備えた植物園です。二つはフラワーブリッジと呼ばれる連絡橋で繋がっています。本格的な花のシーズンにはまだ少し早いせいか客足はまばらでしたが、おかげでゆっくり見ながら写真を撮る事ができました。
エントランス植物園の駐車場に車を停めて中に入るとまず園に隣接したレストランと園芸、雑貨ショップがあります。ここでスタンドとお買い得の流木3個を購入してから植物園へ。
左は植物園への連絡橋。ヨーロッパ風でおしゃれな雰囲気です。ポールにかかった大きなハンギングがとても目立っていました。
葉牡丹、南天、パンジーのハンギング右がそのハンギング。
ハボタン、南天、オレンジのパンジーが入っています。
うまい具合にハボタンのトウが立っていて、遠くから見ると大きな花が咲いているかのように見えたのが印象的でした。南天との相性もgood。
入園料を支払って中に入るとまず左手に園芸資料などのライブラリーがあり、階段を下った所にある展示場では春蘭展が開催されていました。各種立派な賞をとった春蘭の展示と即売会をしていました。即売会には春蘭の他にエビネやフウランなんかがありましたがお値段の方も立派でした!(一鉢25万円の春蘭てのもありましたよ。しかもまだ咲いてなかった)
展示された蘭の写真も撮りたかったのですが、年期の入ったオヤジさん達の前でちょっと躊躇してしまい撮れませんでした…。一通り見た後温室へ。
バンダ温室に入ってすぐの所で紫のバンダ(Vanda cv.ラン科)がお出迎え。青系の花をあまり付けないランの中でこのバンダは青い花を咲かせる品種があるそうです。崖のように作った壁に着生させてありました。

クワズイモ・バリエガタクワズイモの斑入り園芸種、クワズイモ・バリエガタ(Alocasia odora K.Koch cv.サトイモ科)。斑の色が真っ白でとても美しかった。サトイモ系の葉っぱフェチのsallyとしては自分のコレクションに加えてみたいです。

ポインセチアポインセチア(Euphorbia pulcherrima トウダイグサ科)。
高さが150cmぐらいになってました。温室だとこんなに大きくなるんですね。クリスマスらしさは鉢植えの小さくまとまったものの方がありますね。

バニラバニラ(Vanilla planifolia ラン科)。
バニラってラン科なんですねぇ。恥ずかしながら初めて知りました。バニラビーンズ見てみたかったです。

こちらは品種名の札が他の植物と混ざってどれなのか判らなかったので名称不明。
竹に似た赤い幹が一際目立って人目を引いていました。アジアンティックな雰囲気。赤くないのもありました。