「アトリエ 音楽の玩具箱」へようこそ!
音楽教室にはちょっぴり不似合いな、この名前の由来は二つあります。
一つは私の、母校の楽器製作室での思い出。そこで私は数台のチェンバロ(これは玩具にあらず、本物です!)を作ったのですが、本当にドキドキワクワクする、“玩具箱をひっくり返したような”空間でした。
もう一つは、1913年にドビュッシーが作曲した子供のバレーの為のピアノ曲「玩具箱 La
Boîte à joujoux」です。それは愛らしい絵入りの楽譜で、私を初心に引き戻してくれるのです。
「“音学”や“音が苦”に陥らない“音楽”の為のレッスン」というのは素晴らしいキャッチフレーズだけど、なにせ音楽は時間とともに進行する芸術、それなりのテクニックがなければ遊ぶことさえ侭ならない・・・という訳で、このモットーの実現は、実はそんなに容易くはありません。
縁あってピアノから音楽学へ専攻を移した私は、幸いなことに、音楽をめぐる多くのジャンルを体験しました。その経験もすべて夢を求めての旅に過ぎなかったのかもしれませんが、いつしかテクニックへのこだわりを捨てて、絵本や玩具箱を開けるように音楽の世界を散歩する楽しさを味わうようになったのです。
こうして、「“オモチャ箱”のような夢や希望のあふれるレッスン室」への思いを込めて、この名前を付けました。どうぞお気軽にのぞいていってください。
またこのサイトでは、私の楽器製作から調律、舞踊等の多岐にわたる音楽関連分野の経験が、音楽のレッスンにどう生きるか、をも紹介したいと思っています。
上田啓子