古川C治委員長講演28年号)演題概要   2829担当【O・M】  P07

 

生死、 浄化、 再生の循環について  【原文で掲載】A型式     六月・月次祭  九・十月合併号・267号

 一、人間の意識の構成。二、死について。三、浄化。四、再生……等について。

人間の再生は、第三霊次元に所属していますが、自然界の循環作用と同じ法則に従って民族同化作用によって魂の再生をはかります。

 

新しき家族制度を望む                      七月・月次祭  十一月号・268号

 新憲法の下であっても家族制度の真理は本会でいう祖神から受け継いでいる「生命」から出発しています。新しい民事のしきたりを順守しながら「旧家族制度」を家庭内で道義的に導いていかなければならない。

                                      以 上

 

   古川C治委員長講演29年号)演題概要   2829担当【O・M】  

惟 神 の 大 道 (かむながらのおおみち)                 十一月・秋季大祭  一月号・269号

 惟神の大道(四魂具足の道)は、顕幽一貫(けんゆういっかん)(現界から、霊界に貫かれて不動の人生)の道であります。

初めに伊邪那岐命が、原人として魂を与えた島族(日本の第一先住民族)を産み、次に須佐之男命とその代々の御子神たち七代が、この一魂の島族を二魂の先住民族として同化された。

次にこの第二先住民族を、さらに大国主命系十代の神々により、三魂の第三先住民族へと同化されて、天孫降臨となります。

国譲りを経て、四魂を具えた邇々芸命系の神(氏之祖ノ神)が四魂の大和民族に同化せられ、我々が受け継いで敬神崇祖を実践し、四魂具足の行に(ぎょう )努め絶対道徳 (惟神の大道) を践み行く民族になるのです。

心に四魂を満ち充(み み)たす(常に四魂具足を思う)ことであり、自身に真心を確立するよう努めることです。

 

お ね が い ご と (祈願)                  二月・大神奉斎記念祭  三月号・271号

  毎朝、ご奉仕前に太陽を拝み、天照大御神さまに感謝を申し上げてから、氏神さまにご挨拶をなさる方がおられ、会員としてどうかと思う。大神さまは朝夕決められた祝詞(神に対する賛美や感謝の念が込めている)を繰り返し奏上するだけでよいといわれています。お願いごとをする場合には、四魂具足の神さまと四魂不具足の神さまでは非常に違いがあります。

【信仰祈願・呪詛(じゅそ)・禁厭(きんえん)・祈祷(復刻九年六月号)で詳細に述べられています】

因 果 法 は あ る か                                 二月・月次祭  四月号・272号

 霊界の掟をまとめて因果法といってます。科学的にいえば原因結果の法則ともいいます。人間および宇宙の森羅万象がこの掟の下に支配されているのです。ただ因果法は人間によく分からない魂の世界のことをも含んでいるので、おもに宗教的・哲学的にこれを用い。原因結果の法則は主として現象界の事柄を科学的に指す言葉と承知してます。

 

真 心 と 御 奉 仕                   四月・春季大祭  五月号・273号

  大神さまからは敬神崇祖を実践して、四魂の信条をよく理解して事あるたびに四魂具足、四魂具足といっておれば、いつとはなしに四魂は心に具足して真心が湧いてきます。国教である真心が信念になって行いに現われてきたものを四魂の行いといい、または絶対善の行いともいわれてきてます。

 真心は四魂の信条にあるように全て奉仕の精神です。信条には奉仕と言う文字はありませんが、家、国を治め斎へ国利を図ることは奉仕の精神です。

  このように奉仕ということは信仰上まことに大切なことであって、これによって各人の人格は高められ、社会の道義も向上し、やがては絶対幸福の世界が顕現されるのです。

 

病気の根本原因について                          三月・氏神奉斎記念祭  五月号  273号

 病気の根本原因ということについて、私自身が病気を患って、従来のままの解釈ではいささか不充

分であることに心付かせて頂きました。生命の母体、病気の発生源である体霊について申し上げます。

「体霊」「体霊の病気」「今日の医学の誤り」「本霊によって引き起こされる病気」「第三霊の意識参

与から起こる病気」「第四霊によって引き起こされる病気」などについてです。

  いかなる病気であっても体霊に関係のないものはなく、しかも、主として体霊に関係深いものは、

 氏神さま、祖霊さまに御加護を願っても直接その病気そのものが治り難い場合があることを認識して、

 なおかつ、氏神さまに御加護を願うことが必要です。なぜならば、直接その病気が治り難い場合でも、四魂の信仰による稜威を蒙り、ほかの面で幸福がもたらされるからです。     

 以 上

第五代古川C治委員長 病気療養のため本講演をもって最終講演であります。

 

   川俣 均副委員長講演29年号)以後 7演題概要   2829年担当【O・M】

 

御 神 業 本 意                                   五月・創立記念祭  六月号・274号

 月次祭の祝詞のなかに「大いなるご計画を建てられて、御神業を弘められ……」という意味のことがあります通り、本会の目的はどこまでも御神業の実践宣布にあります。

  御神業第一になり切れば自から氏子の信仰も向上し、生業もよくなり、健康にも恵まれ、また家庭の和も、もたらされるようになります。宗教には救いがなければならないと言うことは、当然ですが、この救いと言うことは、自己本位の救いのための救いであっては意味をなさないのです。

 

救    い                                     六月・月次祭  七月号・275号

  氏神様のご守護ともうしても、氏神さまが直接手を下されるのではなく、すべて祖霊さまを通じて下さるものです。ですから、氏子たる我々は、祖霊さまが働きよいような状態にもってゆくことが大切です。こうして氏神さまや祖霊さまによる救いと言うものが成り立つのです。

 

信仰の対象と信仰の中心                               七月・月次祭  八月号・276号

  本会の家庭信仰は本部を離れた家庭中心のように見えますが、真実は立派な本部中心であります。

 本部に斎き奉ってある八意思兼大神さまは、氏神さまの総代表であらせられると同時に、かく家庭にお祀りしてある氏神さまは毎日一度は本部の大神さまの大前にお集まりになって、いわゆる神庭会議に御出席になられるのです。さらにまた氏神さまは大神さまの御稜威を蒙ることによって氏神さまの御稜威は祖霊に及び、祖霊はまた氏神さまの御稜威を受けて家族たちを守護するのです。

 信仰の対象は氏神さまですが、信仰の中心は、八意思兼大神さまです。この考えで信仰を勧めて行けば、必らず皆さまも弥栄に栄えていくとともに、本会もますます隆盛になります。

 

                                           八月・月次祭  九月号・277号

  御神業に熱心で良心的なお方が多くおられ、それ相応の御稜威を受けておられますが、神さまから頂く御稜威にへだたりがあるように思われるのです。不敏な私が私なりに得た結論は、信仰に対して素直であるかと言うことです。言い替えれば、神さまのみ教えに対して素直であるかどうかと言うことです。お互いに知らず、知らずこの素直さを失っているように見受けられます。

   惟神会の信仰理論は極めて条理整然たるところがありますので、ともすると理屈をもって信仰を理解しようとするのです。ここに素直さというものが影をひそめる原因があると思います。

 

感    謝                                     十月・月次祭  十月号・278号

  先日も青年会の集まりで、戦前派(アヴァン)とか戦後派かについて、いろいろ論議や意見が交わされたのですが、その両派の如何を問わず、今日最も欠けているものは、感謝の念ではないかと存じます。それは敗戦による政治や経済の貧困に原因するといえばそれまでですが、人に対して感謝するという感謝の道徳が低下すればするほど、世の中は荒んでゆくばかりです。

  世の中の建て直しについて、いろいろ論議されてますが、まず第一に取り上げたいのは、社会の共同生活において、直接間接を問わず、社会連帯の恩義に報いる感謝の念を喚起することです。

                                     九月・月次祭  十月号・278号

  西ドイツの世界の奇跡といわれた経済復興はアデナウワー首相の掲げた「経済とは奉仕である」というスローガンです。ただ儲けさえすればよいという私欲一点張りの経済行為は、今日ではもはや、世界に受け入れられないのです。

故渋沢栄一氏は、早くから「経済道徳合一主義」を唱え、自らもその実践者であり「真に栄える途は、この方法より外にない」と申しておりました。

つまり宗教的訓練を経ない経済行為というものは、利己的となり、一時は栄えても決して永続きはしないのみならず、いろいろな面において社会に害毒を流すのです。 

 

神嘗祭祝祭に思う                                  十月・神嘗祭  十一月号・279号

  神嘗祭と申しますのは、皆さまご承知の通り、新穀で作った御酒と御饌とを伊勢の皇大神宮に奉らせ給うお祭りです。古くから神祇令に定められてあり、国家としての重要な行事の一つです。もとは、旧暦 九月十七日に行われましたが、明治以後は、十月十七日に 定められました。当日は、宮中から勅使が派遣されますと共に、宮中では、遥拝式を行わせられ、(おわ)って賢所の御親祭を遊ばされるのです。神嘗祭に次いで行われるのが、十一月二十三日の新嘗祭であります。これは、新穀感謝のお祭りで天皇が御自ら御新穀を天神、地祇にお献めになり共にお召し上がりになるお祭りです。

 

   古川C治委員長講演29年号)演題概要   2829担当【O・M】  

惟 神 の 大 道 (かむながらのおおみち                 十一月・秋季大祭  一月号・269号

 惟神の大道(四魂具足の道)は、顕幽一貫(けんゆういっかん)(現界から、霊界に貫かれて不動の人生)の道であります。

初めに伊邪那岐命が、原人として魂を与えた島族(日本の第一先住民族)を産み、次に須佐之男命とその代々の御子神たち七代が、この一魂の島族を二魂の先住民族として同化された。

次にこの第二先住民族を、さらに大国主命系十代の神々により、三魂の第三先住民族へと同化されて、天孫降臨となります。

国譲りを経て、四魂を具えた邇々芸命系の神(氏之祖ノ神)が四魂の大和民族に同化せられ、我々が受け継いで敬神崇祖を実践し、四魂具足の行に(ぎょう )努め絶対道徳 (惟神の大道) を践み行く民族になるのです。

心に四魂を満ち充(み み)たす(常に四魂具足を思う)ことであり、自身に真心を確立するよう努めることです。

 

お ね が い ご と (祈願)                  二月・大神奉斎記念祭  三月号・271号

  毎朝、ご奉仕前に太陽を拝み、天照大御神さまに感謝を申し上げてから、氏神さまにご挨拶をなさる方がおられ、会員としてどうかと思う。大神さまは朝夕決められた祝詞(神に対する賛美や感謝の念が込めている)を繰り返し奏上するだけでよいといわれています。お願いごとをする場合には、四魂具足の神さまと四魂不具足の神さまでは非常に違いがあります。

【信仰祈願・呪詛(じゅそ)・禁厭(きんえん)・祈祷(復刻九年六月号)で詳細に述べられています】

与から起こる病気」「第四霊によって引き起こされる病気」などについてです。

  いかなる病気であっても体霊に関係のないものはなく、しかも、主として体霊に関係深いものは、

 氏神さま、祖霊さまに御加護を願っても直接その病気そのものが治り難い場合があることを認識して、

 なおかつ、氏神さまに御加護を願うことが必要です。なぜならば、直接その病気が治り難い場合でも、四魂の信仰による稜威を蒙り、ほかの面で幸福がもたらされるからです。     

 以 上

 

第五代古川C治委員長 病気療養のため本講演をもって最終講演であります。

 

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