霊界、霊力の科学的考察
平成20年6月7日
川村 喜紀
惟神会のことを考え、また人に説明するのに、霊界や霊力など霊に関する知識と理解が必要である。そもそも宗教と名のつくものは、必ずと言っていいほど霊の話は前提として出てくる。
惟神科学を標榜する惟神会は、さすがに岸先生が霊界、霊力の科学的考察をしておられる。20世紀末の科学の発達のスピードには驚くべき物があるが、先生の活躍された昭和初期の科学の世界は相当古いものと見てよいと思う。しかしその中で先生は、見事な仮説というか先見を示されている。そしてこれらは神人交通で教えられたことであり、未曾有の大発見であるとされている。
今で言う素粒子の世界では、常時、物質とエネルギーの変換が行われているが、それが霊化現象である、そこで得られるエネルギー(霊力という)が霊界のエネルギーである。この霊力は光と同様の性質をもつ電磁波である。だから粒子と波の両方の性質を持つ。
素粒子の世界における諸現象は、現在科学的に発見や証明が行われているが、こと霊にかかわる説明になると科学的根拠はなく、我々の仮説の一つとなる。しかし現代、科学界をはじめとする境界分野で、この物質とエネルギーの変換に係る仮説が多く発表されている。
もう少し詳しくご紹介します(ここをクリック)
春山先生 健幸革命 p122
現代物理学は、物質とは一体何か、ということで、最小のところを見ようと、電子顕微鏡などを使って、どこまでも追いかけてきました。そうしたところが、何と物質が消えてしまったのです。
マクロで捕えれば物質には違いがないのであるが、究極的にはエネルギーであり、捕えようとすると消えてしまう、いわば一つの意識なのです。
最小のところでは、エネルギーになっているということは、エネルギーさえあれば物はできるということです。そしてそこに目的意識を持つと、物質は命というものになるのです。
だから私たちは、生命体の中で、それを意識であるとか、心というように捉えるのです。
エネルギーがあれば物質は存在する、物質が存在すれば、そこに意識が宿り、物質を司るということです。