コンセプト作り
開業のメリット・デメリットを理解された上で開業をご決断して下さい。そして、コンセプトを明確にされね事を勧めます。ご自身は何の為に開業されるのか？★今後いろいろな選択肢から決断を迫られる時、ぶれないコンセプトが重要で役に立ちます。
開業スケジュール策定
限られた時間の中でやるべき事はたくさんあります。特に勤務先との円満な退職は、開業後にも多大な影響を及ぼすため、早めに計画し、誠実に実行していく必要があります。但し、「良い物件が見つかったら開業しよう」のイメージでは、なかなか開業に至らないケースがあります。「いつ開業する」との強固なイメージが、開業の原動力となります。★ご開業の決断後、１年から１年判後の開業が一般的です。以下ざっくっと見てみましょう。
開業地選定
一般的に開業パーターンは、色々ありますが、資金負担の少ない順は以下の通りです。①事業承継による開業（ビル・戸建・賃貸・買取いろいろなケースがあります） もちろん営業権の値段にもよりますが、患者やスタッフが付いている事などにより、スムーズな開業が可能です。②テナントビル賃貸開業 ビル開業の場合は、場所の重要性がより高まります。患者層は住民よりはサラリーマン・ＯＬが主体となります。③一戸建て賃貸開業 戸建てとなると少し郊外のイメージとなり、患者も住民が主体となります。④一戸建て買い取り開業 最近買い取りは減りったように思います。駐車料もと資金が豊富な場合は別として、開業するドクターも借入金返済リスクが高くなるからでしょう。★結論として、最終の勤務地や自宅の近隣開業が多いです。なぜなら、看板やホームページのみより、縁故や口コミ効果が大きいからでしょう。
事業計画策定・開業資金調達
計画ですから絶対ではありません。しかしより精度を高めるため、私たちは、ミニマム・マックスの両方で計画します。それと重要なのは、素人コンサルの計画書によく見かける誤りです。借入返済は利益からするのではありませんよ。利益から、税金を支払って、生活費を使った残り＋減価償却費で行います。★少し難しいですね。私たちにお任せ下さい。「確かな技術と豊かな経験」でサポートします。中小企業経営力強化支援法に基づく認定支援機関から構成される私たちは、金融機関との信頼関係もありますから。ご安心下さい。
デザイン・設計・施行
私たちも同じですが、全ては「お客様の為に」「お客様目線で」という事を忘れないで下さい。会計や税務も医療に特化した人が良いように、デザインや設計も医療に慣れた業者を使うのが無難です。また出来るだけ合い見積もりを取って下さい。私たちも協力します。
薬品業者選定・機器備品選定
薬も納入価は交渉です。業者任せになってはダメです。まずよく使う薬品をリストアップして、入札させるなど、合い見積もりを取りましょう。わずか数円でも年間に閑散すると、大きな数字になります。医療機器も同様です。欲しい・使いたいだけではダメです。採算が取れるか否か、充分に検討して下さい。買い取りかリースかなどの話もよく頂きます。私たちがシュミレーションしますから、個別にご相談下さい。
スタッフ面接・採用・研修
受付・看護婦など、スタッフはクリニックの顔です。医療もサービス業である事や、ドクターのコンセプトを十分に理解していただく必要があります。とは言いましても、なかなかわずかな面接時間で、人物を見抜くのは困難です。勤務時代に、心当たりを付けて勧誘するなどもよく見かけます。なおご希望される場合、私たちも面接に立ち会います。開業までの間、電子カルテや、応対などリハーサルを十分に行いましょう。どこに何が収納してあるかなどを把握してもらうのも大切です。★労務関連は、私たちが代行します。ご安心下さい。
開業申請・届け出
開業には多数の届け出が必要です。保健所・厚生局・労働基準監督署・福祉事務所・医師会・税務署・社会保険事務所など、タイムリーかつ適正に提出する必要があります。★全て私たちが代行します。ご安心下さい。
広告・内覧会
ロゴデザイン・看板・ホームページなど多様な方法があります。しかしやはり費用対効果が求められます。また求人広告を出す時に、クリニック名称・標榜科目・診察時間など合わせて広告するケースも見られます。開業のご案内・内覧会などのご案内など、事務作業は早めに準備しましょう。★一番大きな広告は「口コミ」であると心して、ドクター・スタッフ全員が丁寧で優しく応対する事が基本です。
いよいよオープンです。おめでとうございます。祝いのお花を頂いたら、きれいに並べましょう。お礼状も忘れずに。文房具、ゴミ袋、釣り銭、トイレットシペーパーなど、うっかりと忘れがちです。★チェツクリストを用意します。前日までに揃えましょう。