「水戸光圀寄贈の手水鉢」

水戸光圀(1628-1700)も石州から茶の湯を学んだ一人で、その教えは現在も「水戸石州」として 脈々と受け継がれている。
この手水鉢は光圀が石州に贈ったものであるが、本来慈光院に対してではなく、京都の綾小路柳馬場にあった片桐家の屋敷に宛てて贈られたものである。明治にな って屋敷が取り壊され、後に慈光院へと移された。
尚、「寒水石」というのは水戸から北北東にある日立市で採れる石で、粒の粗い大理石である。

 

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