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2002/08/21 | キン肉マン2世・三本勝負!火事場のクソ力チャレンジ |
今回のキン肉マン2世は「三本勝負!火事場のクソ力チャレンジ」です。 キン肉星のお偉方がつどう評議会によびだされた万太郎。 「よくきたな、万太郎」 万太郎に話しかける評議会の長老のミンチ。 どうでもいいけど、顔色悪過ぎです。 いくらなんでも、黄緑っぽい肌はどうかと。かなり気持ち悪いです。 「ひー、気持ち悪いじいさんっ」 ごもっともです。 万太郎を呼び出したのは、万太郎の弱さを叩きなおすために呼んだそうです。 デビュー以来全勝とはいえ、ギリギリの勝利ばかりで、体はもうぼろぼろ。 このままでは、半年もたてば万太郎はぼろぼろになり、歩くこともできなくなるだろうと話すミンチ。 その対策のために、火事場のクソ力を身につける必要があると話します。 火事場のクソ力は自分にもあると反論する万太郎。 そこでミンチは、「魂のランタン」という、火事場のクソ力の大きさを炎の大きさで計測する道具を出してきます。 というか、火事場のクソ力ってそんなもんで計測できるようなシロモノだったんですか? そもそも、最初はスグルの独特の力だという設定だったはず…いや、ゆでに設定の話をするのは無駄ですね。 クソ力を発揮し、ランタンに炎をつける万太郎。 しかし、さほど大きい炎は出ず、みなにバカにされます。 というか、笑ってる なんか、キン肉族でまともに戦歴を残したのは、スグルとアタルくらいなんですけど… 見本を見せるために、スグルがランタンをつかみます。 「火事場のクソ力〜〜〜!!」 筋肉が盛り上がり、ランタンに大きな炎がともります。 驚く一同。 「まさにキン肉族だけに与えられたパワーだ…!!」 あのぉ…ウォーズマンも使ってましたけど? ウォーズマンはかませ犬なので無視ですか。 あんまりです・゚・(ノД`)・゚・ にしても、スグルの声が神谷さんでないのは、やっぱり違和感ですね。 ヨボヨボのスグルがあれほどの炎を起こせることに驚く万太郎。 そんな万太郎に、修練を受けてそれに打ち勝てば、スグルのような火事場のクソ力を身につけることができると話すミンチ。 嫌がって帰ろうとする万太郎ですが、フードを被った人物にとめられます。 そして、おもむろにランタンをつかむ謎の人物。 そして、ランタンに大きな炎が。 炎に照らされたフードの中には、ソルジャーマスクが。 「わたしの名はアタル…またの名を、キン肉マンソルジャー!!」 スグルの兄、アタルの登場です。 なぜか、いまだにソルジャーマスクかぶったままです。 気に入ったからとか、元のマスクがださかったとか、色々と理由は考えられますけど、 やはり単純にソルジャーマスクつけてないと、視聴者がアタルだとわからないからなのでしょう。 こんなこといっちゃうと、元も子もないですが。 どうでもいいですけど、なんでマスクにヒゲをつけたがるんでしょう、この世界の住人たちは。 火事場のクソ力修練を提案したのは、実はアタルでした。 キン肉族のプリズンに封じ込められた悪行超人3人組「ノーリスペクト」をリングの上で倒せと話すアタル。 さらに、キン肉族の力が正義・友情・愛などの熱いパワーなら、ノーリスペクトの3人は暴力・非道・残虐などの冷たく凍りついたパワーだと話します。 「つまり、我々と正反対の力をもつノーリスペクトを倒せば、火事場のクソ力が身につくという理屈だ」 全然理屈になってません。 どこをどう解釈すればそうなるんでしょうか? アタル兄さん、頭打っておかしくなっちゃったんでしょうか。 「そりゃ…理屈はわかるけど…」 わからないってば。 嫌がる万太郎ですが、無視。 「選べ、万太郎。」 強制的に押し付けるアタル兄さん。 アタルがスイッチを押すと、ブラックホールのようなものが3つ出現。 穴はそれぞれのノーリスペクトのいるところに繋がっているそうです。 こわいとスグルに泣きつく万太郎ですが、スグルは万太郎にビンタをくらわせます。 「これは、お前が真のスーパーヒーローになれるかどうかの最終関門なんじゃ!!」 そして、後ろで見ていた真弓に無理やり蹴飛ばされて、穴にすいこまれていく万太郎でした。 ちなみにこの戦い、ノーリスペクトは万太郎に勝てば無罪放免だそうです。 犯罪者を街に放ってどうしますか。 そんなわけで、もうツッコミどころだらけの火事場のクソ力チャレンジ、はじまりです。 万太郎がたどりついたのは北海道の網走。 トポルと言う名の少年が、万太郎の案内をします。 トポルは、キン肉星の兵士だった自分の父が殺されたと話し、父の敵をうってほしいと話します。 その言葉に胸を打たれ、絶対に負けないと約束するのでした。 相手であるノーリスペクトの1人は、フォーク・ザ・ジャイアント。 工事現場のヘルメットをかぶっているタンクローリーのような超人で、ホンモノのソルジャーチームの一員・ブルドーザーマンに似ています。 背中には「危険第一」の文字が。 なかなかこってます。 フォーク・ザ・ジャイアント(以下、フォーク)、セイウチンに鎖をつながれて入場です。 万太郎を挑発するフォーク。 そのとき、フォークに投げ銭が。 「バッキャロー、オレさまは逃げたりしねぇや!!」 「御用だ御用だ!御用だ御用だ!御用だ御用だ!」 万太郎、銭形平次のコスチュームで入場。 会場の観客はバカにしてますけど、ゆきとしてはこの入場はなかなかヒット。 「御用だフォーク!!御用だフォーク!!」 フォークに投げ銭を投げつける万太郎。 「無用だ万太郎!無用だ万太郎!」 万太郎のアホにつきあって、投げ銭をはねかえすフォーク。 ともかく、両者やる気満々で試合開始です。 この試合は監獄デスマッチで、空中に浮いてる自分のランタンを先にとったものが勝ちというルール。 ちなみに、万太郎の炎のランタンに対して、フォークのは氷のランタン。 安易過ぎ。 「面白い試合方法じゃ、みたいみたいー!!」 いつのまにか特等席で眺めているミンチ。 どっから沸いてきたんですか? ともかく試合開始。 巨体のフォークは動きが鈍いと思って作戦をたてましたが、予想外に素早いフォークに苦戦。 ともかく、バックに回ってスープレックスをしかけようとする万太郎ですが、フォークの重さにおしつぶされてしまいます。 「グロロロロ…万太郎は物理を無視した底抜けのバカのようだ。」 万太郎をバカにするフォーク。 でも、500キロ近い体重で鉄柱に座って、物理がどーのこーの言われても困るんですけど。 それに、テリーマンは50トンを軽々ともちあげてましたし。 やっぱり伝説超人はスゴイ ともかく。ダメージを受けながら万太郎がたちあがり、フォークと対峙して終了です。 今回は、異様にテンポがよい回でした。 原作では、実はセイウチンがフォークに血祭にされるシーンがあって、セイウチンの弱さが強調されるシーンがあったのですが、アニメではカットされていました。 やられずにすんだから喜ぶべきか、見せ場がなくなったということで悲しむべきか。 次回は「打倒!フォーク・ザ・ジャイアント」です。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/08/28 | キン肉マン2世・打倒フォーク・ザ・ジャイアント! |
今回のキン肉マン2世は「打倒フォーク・ザ・ジャイアント!」です。 「ヒトのため?みんなのため?甘ちょろいんだよ!!」 フォーク、戦車のようになって万太郎に体当たりをしようとします。 万太郎、上手くよけてフェンスに激突させようとしますが、フォークはフェンスをよじのぼり、上空から急降下。 「デンジャラスフォークリフト!!」 しかし、ジャンククラッシュをくらったロビン肉片想像図のように丸まって、なんとか交わす万太郎。 そんな万太郎に、フォークは罵声を浴びせ掛けます。 「お前はバカだ!!」 「バカとはなんだ!!」 「バカだからバカだ!!」 「バカだからバカとはなんだ!!」 どっちもどっち。 「そんなに傷ついて、悪行超人と戦ってなんになるんだッ!?」 「世の中を平和にするため…すべての人々を幸せにするために!!」 自信をもって答える万太郎ですが、すべての人々を幸せにするなら、お前に負けた悪行超人はどうなんだと問い詰めるフォーク。 戦いのあとに残るのは、遺恨と憎悪だけと話します。 しかし、自分は正しいことをやっているんだと反論する万太郎。 それに対し、フォークは、今あそこにいる男はお前が倒されるのを待っているんじゃないのか、といい入り口をさします。 そしてフォークが指差す入り口には、なんとチェックメイトの姿が。 フォークは、チェックが自分を叩きのめし、自分が育ったデーモンプラントを潰した万太郎を呪い、恨みすごしてきたんだろうぜ、と話します。 でもフォークさん、デーモンプラントを潰したのはサンシャインなんですけど? 突然現れたチェックは、ミンチの隣の席にすわり、試合を観戦します。 ひそかに、座っていた席をとられたセイウチン。 フォークは、チェックは万太郎が傷つく姿を見に来たんだと話し、万太郎に猛攻を加えます。 万太郎、何のために戦えばいいのかわからなくなり、めげそうになりますが、ミートの激励でなんとかたちあがります。 そして、万太郎、一気に反撃です。 「グロロロロ…よくもやってくれたな…オレの全身は憎むパワーに包まれてるぜ。」 フォークの額に憎の字が。 それを見て思わず、恨まれるのはイヤだとひるむ万太郎に対し、フォークは猛攻を加えます。 場外にふっとんで立ちあがれなくなる万太郎。 更に、フォークは鉄格子をちぎりとり、それで万太郎を殴りつけようとします。 しかし、なんとチェックが乱入し、フォークの攻撃を受けとめてしまいます。 「場外での相手への攻撃は反則でしょう。 あなたを見ていると、まるで昔の自分自身を見ているようだ。」 そんなチェックに怒りの罵倒を浴びせるフォークですが、チェックは冷静です。 「わたしはどっちの味方でもない。 わたしは、ただ場外乱闘の反則をしているあなたを見て、超人としていてもたってもいられなくなっただけ。」 さて、なんとか立ち上がった万太郎、チェックに話しかけます。 「チェック…お前はボクのことをさぞかし憎んでいるんだろうな… もう少しで君の望みがかなうよ。ボクに残された道は、みじめに散っていくしかないんだろうな…」 弱気な万太郎ですが、チェックがすれちがうとき、チェックの声が聞こえます。 「がんばれ、万太郎。」 チェックがボクにがんばれといってくれた、と話す万太郎。 しかし、フォークはそんなものは幻聴だとののしり、猛攻をくわえます。 さて、チェックはというと、ミンチに万太郎にやられたときだけは、なぜか憎しみや恨みが沸いてこなかったと話します。 それは、万太郎がリングで相対したとき、あくまで同じ超人としていい試合をしようとする意識が強かったからで、試合を通じてチェックに伝わったんだと話すミンチ。 そして、それに頷くチェックなのでした。 一方、万太郎はボロボロ。 キャタピラーで体を攻撃され、これは今まで倒した悪行超人からの罰なんだと苦しみます。 しかし、そんなときに再び、チェックの声が。 「がんばれ、万太郎!!」 「そらみみじゃない…」 「わたしがここに来たのは、わたしを倒したキン肉万太郎の強さがホンモノかどうかをたしかめにきたんだ! だから、そんな惨めな姿をさらさないでくれ!!」 よく考えると、自分を倒した相手が負けて欲しくないというのは、ごくごく当たり前の心理なのかもしれません。 自分を倒した相手がぼろぼろになっていると、自分はあんなのに負けたのかと鬱になりかねませんし。 チェックの言葉で力を得た万太郎。 「本当にお互いが力をみとめあい、全力をつくして戦ったときは、そこに尊敬と友情が生まれるんだ!!」 そして、とうとう万太郎の額に肉の文字が。 火事場のクソ力を発揮した万太郎、フォークの巨体を投げ上げ、必殺のマッスルミレミアムを見事に決め、勝利を手にします。 チェックメイトも、万太郎の勝利に、うれしそうに笑うのでした。 感動的な場面なんですけど、今までのはなんだったんだという疑問も残る場面でした。 なんともいい加減な気も。 ともかく、勝利を得た万太郎はランタンを手にします。 そして試合後、犯罪者のフォークに罵声がとびかいます。 しかし、そんなフォークに「何かつらい過去があって恨みや憎しみになったんだ」と優しい言葉をかける万太郎。 そんな万太郎に心を打たれたフォーク、氷のランタンを割り、 「こんな気持ちのいい試合ははじめてだ」 と話し、額の憎の字も消えるのでした。 どうでもいいですけど、憎の字が愛の字になったりしたらイヤだな、とか思いました。 そのとき、万太郎のランタンに炎が。 火事場のクソ力に必要な「寛容の心」を得ることにより、ランタンに炎がともったのです。 それをモニターで見ていたアタル。 「少々あぶなっかしい勝ち方だったが、よくがんばった。」 そんなアタルに謎の声が。 「ふっふっふ…キン肉王家のますますのご繁栄、結構なことだな… 久しぶりだな。キン肉マンソルジャー…ふっふっふ…」 「お前は!?」 謎の影の登場で終了です。 というか、謎の影もクソもなく、ザ・ニンジャなんですけど。 なんだか、ものすごい悪役的登場です。 えーっと今回は、つっこみどこがほとんどなくて、ほとんどストーリーをなぞるだけになっちゃいました。 申し訳ありません。 内容的には、原作に比べてかなり端折ってしまっていて、フォークのつらい過去が完全に無視されてしまい、キャラの掘り下げがいまいちでしたが、それでもチェックメイトの「がんばれ、万太郎」には、心打たれるものがあったと思います。 原作を考えなければ、テンポが良くて面白かったのではないかと。 ただ、回想シーンがやたら多かったり、最初に紹介される前回のあらすじがやたら長かったりして、手抜き感ただよう印象が強かったです。 この辺を短くして、フォークの過去を掘り下げて欲しかったな、と少し残念に思います。 次回は、「正義超人魂!ハンゾウVSザ・ニンジャ」 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/09/04 | キン肉マン2世・正義超人魂!ハンゾウVSザ・ニンジャ |
突然、アタルの前にあらわれたザ・ニンジャ。 悪魔六騎士の1人で、後に超人血盟軍入りした、あの伝説超人ザ・ニンジャです。 アタルとニンジャは、10年ぶりだな、と懐かしみあいます。 2人は過去に「超人アッタッチャブル」という組織を作り、悪事を働く悪行超人を検挙し、悪行超人からは「泣く子も黙る執念のポリス」と言われたのでした。 さて、万太郎。 戦いの傷もいえぬうちに、もう1人のノーリスペクト・ハンゾウのもとに飛ばされます。 チェックも、そんな万太郎についていくことに。 その様子をモニターでみていて、ハンゾウと聞いて驚くニンジャ。 アタルに対して、ハンゾウを牢から出したことを怒ります。 そして、ハンゾウについて語りだすのでした。 「ハンゾウは、キン肉星の隣のイガ星で生まれた。」 どんな星ですか。 ハンゾウが子供の頃、イガ星に隕石郡がふりそそぎ、ハンゾウは隕石で顔をつぶされたそうです。 ちなみに、原作では火事で顔が焼けたという設定なんですけど、なんで設定を変えたのでしょうか。 隕石食らう方がよっぽどえぐいような気がするんですけど。 それから数年後、般若の面をつけた仮面超人として、夜な夜な腕にありそうな者を襲ったそうです。 そして、最終的には手を剣に変化させ、その剣の不思議な力で相手の顔を奪っていたそうです。 ちなみに原作では、剣で顔を削ぎ落としてます。 さすがに残酷すぎというか、えぐすぎです。 まぁ、だからこそ、ハンゾウという超人がいかに恐ろしいか、ということがよくわかるのですけど。 そしてハンゾウを捕縛すべく、超人アンチャッタブルはハンゾウをおいつめたのですが、皆、顔を奪われることを恐れて踏み出せないでいました。 そんなとき、ニンジャの一番弟子コクモがハンゾウに立ち向かったのですが、残念ながらコクモはハンゾウにかなわず、顔を奪われて死亡。 結局、ニンジャは背後からハンゾウを捕らえ、なんとかプリズン送りにすることに成功したのでした。 この話を聞いて、そんなハンゾウだからこそ、万太郎が倒せば他の悪行超人の抑止になると話すアタル。 しかし、ニンジャはハンゾウはアタルの想像以上に危険な超人だと話し、この戦いを阻止しようとハンゾウのもとに向かうのでした。 さて、万太郎はというと。 穴から出てきた先には、江戸時代の町並みが。 タイムスリップしたのか、と戸惑う万太郎。 そんなとき、新選組の装束を着て、馬に乗ったガゼルマンが。 ここは京都の時代劇村だと話すガゼルマン。 ちなみに、奈良に鹿せんべいを買いに来たついでに寄ったそうです。 やっぱ、食べるんでしょうか? チェックメイトは、ガゼルマンを見ていきなり… 「馬鹿。」 「な、なんだとっ?」 「うむ、間違いない。馬と鹿と書いて、馬鹿。」 ネガティブ国語辞典を見て調べるチェック。 「こらっ、オレは鹿じゃないぞっ」 「違うよチェック、鹿が上で、馬が上だから、カバじゃない?」 聞いてません。 「じゃあ…馬の下になってもらって、馬鹿」 馬に踏みつけられてるガゼルマン萌え。 もう、完全にギャグキャラ一直線のガゼルマンと、天然キャラと化してしまったチェックの見せ場でした。 それにしても、ガゼルマンはチェックを見ても何の疑問も持たなかったのが謎かも。 さて、しばらくの後。 食事中の万太郎たちの前に、ハンゾウが。 「トートトトト」 どうやったらそんな奇妙な笑い方ができるんですか。 さっそく万太郎をつれていこうとするハンゾウ。 しかし、背後から現れたザ・ニンジャがハンゾウを捕まえます。 「わけあって、お主の対戦相手のハンゾウをゆずってもらうぞ。」 「ニンジャよ…オレだったお前とやりあうことを望んでいた…」 両者の合意で、ニンジャとハンゾウの対戦が決定したのでした。 さて、ハンゾウとの対戦場は、地上50メートルの高さで、木で組みたてられたやぐらリングです。 まず、ハンゾウがリングに登場です。 そして、続いてニンジャがリングインして、ハンゾウに奇襲。 ハンゾウの攻撃を、順逆自在の術で切り返し攻撃するニンジャ。 そして、ハンゾウをロープで絡めます。 「忍法、蜘蛛糸縛り!!」 この様子を見て、止めなくていいのかとミンチにうったえるミート。 万太郎の火事場のクソ力チャレンジはどうなるのかと話すと、ミンチはこの試合の勝者と万太郎が戦えばいいと答えちゃいます。 「そんな無茶な!!」 まったくです。 既に、最初の趣旨からかけはなれています。 氷の精神をもつノーリスペクトを倒せば火事場のクソ力が身につくと言う理屈は、すでになかったことになってるようです。 まだ2週間しかたってないのに(;´д` ) そして、ニンジャはハンゾウにエルボーを食らわせようとしますが、ハンゾウと思いきや、エルボーをくらったのは中野さんの仏像。 ハンゾウは空蝉の術で、抜けだしていたのです。。 そして、ハンゾウの猛攻を受けるニンジャですが、なんとか脱出し屋根の上に飛び乗ります。 「忍法人風船!!」 息を吸って、どんどん膨れ上がっていくニンジャ。 「なんだぁ、その格好はぁ!?」 まったくです。 ニンジャ、息を吹きかけ、瓦をハンゾウにぶつけます。 リングから落ちそうになるハンゾウですが、「極意腕丈伸ばし」で腕を伸ばし、瓦を上手くさばきます。 なんか、腕を伸ばす意味がいまいちないような気がしますが、なんかもう、完全に曲芸対決。 そして、瓦を鞭のようにしてニンジャに何度となく攻撃するハンゾウ。 「やっぱりおっさんはおっさんなんだ!! 参ったをしちゃえよ、おっさん!! 参ったをしちゃえば、ハンゾウだって命をうばったりしないよ!!」 ニンジャの命を気遣い、参ったするように話しかける万太郎。 「拙者ら伝説超人の考え方は、世の平安を守るためなら、命を落とそうと悪い超人相手には絶対にまいったをしない!!」 「そんなこといったって、死んじゃったら何にもならないよ!バカなだけだよ!!」 「そんなバカでガンコな集団…それが伝説超人なのさ!! そして、そのスピリットを受け継いでいたのが、我が弟子コクモ…!!」 ニンジャ、すごくカッコいいです。 でも、いつ正義超人になったんですか? アタルの超人血盟軍は、正悪関係ない、超人の理想的な世界を作ろうとする集団だったはずなんですが。 そんなニンジャ相手に、ハンゾウは「忍法・森羅万象人形」という技をつかいます。 すると、リングが盛り上がり、人の形になり、コクモの顔が。 ニンジャの一番弟子である責任感からハンゾウに立ち向かい、こんなことになったんだと、ニンジャに恨みをぶつけるコクモ。 それにたじろぐニンジャ。 万太郎は、今いるのは本当のコクモじゃいから気にしないように助言を送ります。 しかし、一瞬無防備になったニンジャに、ハンゾウは人形を操って容赦なく攻撃。 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!」 もしかして「オラオラ」ですかぁ? YesYesYes...Oh my god!! 打ちのめされるニンジャを見て、そんなに頑張ったから十分だと訴える万太郎。 しかし、ニンジャは超人同士の戦いは相手を倒さなくては無意味で、自分の身が滅びるまで力をつくさねばいけないのだ、と返します。 「万太郎よ…拙者は先輩超人として、今まで何かを教えてやる機会がなかったが、今ひとつだけ残せるものがある…! 万太郎…よく脳裏に焼きつけておけ!!拙者の生き様をっ!!」 死を覚悟したニンジャ。 そんなニンジャに対し、ハンゾウは右手を刀に変え… 「御面頂戴!!」 ハンゾウの御面頂戴をまともにくらい、ニンジャはリングから落下していくのでした。 今回はここで終了です。 とりあえず、どう再現するのか疑問だった御面頂戴ですが、そこそこ上手く再現されていてよかったと思います。 原作では、当然、最後はニンジャの顔がそがれていて、正直無茶苦茶ショックだったので、これくらいの方がソフトでいいかもしれません。 あと、原作に比べて、ニンジャが少々あっけなく負けちゃった感じがします。 原作では最初はかなり押し気味だった感じなんですけど。 それが少々残念ですね。 次回は「必殺技が使えない?!畳リングデスマッチ 」 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/09/11 | キン肉マン2世・必殺技が使えない?!畳リングデスマッチ |
今回のキン肉マン2世は「必殺技が使えない?!畳リングデスマッチ」です。 ハンゾウの御面頂戴を受けてしまい、さらにリングから奈落の底へ転落していくニンジャ。 「さらばじゃ万太郎…いやさ、キン肉マン2世…」 なんか、この人、カッコいいんですけど、その割りには出てくるたび死んでるんですけど。 これで、ザ・ニンジャは初代からあわせて、3戦全敗。 ちょっとあんまりだと思います。 突風でニンジャの襟巻きだけが、万太郎の元へ飛んできます。 ニンジャを助けに行こうとする万太郎。 そのとき、ミートがニンジャの襟巻きに何か書いているのを見つけます。 「闇に生き、闇に死ぬのが忍びの定め それゆえ 拙者がもしもハンゾウに破れ 憂き目にあっても我が屍探す必要なし ザ・ニンジャ」 あの高さから落下したらニンジャは助かっていないと話すミート。 でも、スカーは推定40000メートルからスカーバスタ−で落下したんですけど。 4万メートルは言いすぎかもしれませんが、それでも見た目からいって、あきらかに数100メートルはありそうだったんですけど。 超人が死ぬことが信じられず怯える万太郎。 そんな万太郎に、超人レスリングは、死と隣合せの世界だと話すミンチ。 余計びびらせてどうするんですか。 結局、万太郎は、恐怖のあまり逃げ出して寺にこもります。 万太郎を追いかけて、寺の門をあけるように言うミートたち。 しかし、万太郎は「人事だと思って」と、聞く耳持ちません。 死ぬのはこわいと怯える万太郎。 大丈夫です、死んでも超人墓場で働けばすぐ生き返ります。 ウルフマンなんて、4回くらい死んでますし。 注)ウルフマンの死に様 1回目:スプリングマンに瞬殺され、死に役の地位を築く。 このときは、最後にバッファローマンに生きかえらせてもらいます。 2回目:自らの命を捨て、スニゲーターに殺されたキン肉マンに与えて生き絶える。 このときは、黄金のマスクに生きかえらせてもらってます。 3回目:タッグ編で死亡。 1回戦第2試合で乱入コンビに完敗するも、1回戦第3試合でロビンが素顔を暴かれたときは生きていたはず。 しかし、2回戦のマッスルブラザーズVSはぐれ悪魔戦では、ゆでのカンチガイで何故か死んでいたことにされています。 傷が悪化したという説や、ロビンの素顔を撮ろうとするカメラマンに殺されたなどの説がありますが、死因は不明。 4回目:タッグ編で亡霊超人としてキン肉マンを助けますが、ネプチューンマンのマグネットパワーで死んでる状態で再び死亡。 「一度死んで魂だけとなったウルフマンをなおも死にいたらしめるとは、なんというマグネットパワーの恐ろしさ!」(アシュラマン・談) このときはどうやって生き返ったか不明。おそらく、超人墓場で一生懸命はたらいたのでしょう。 …なんか、めちゃくちゃ話がそれてしまいました。 ともかく、死ぬのは怖いという万太郎に、ニンジャの声が。 万太郎の前に現れるニンジャの幽霊。 ニンジャは、人類の平和のために戦って消えるなら本望と話します。 それでも、死にたくないと話す万太郎に、生きるとか死ぬとかを超えるのだ、と話すニンジャ。 そりゃニンジャは、これで死ぬの3回目ですしねぇ。 生きるとか死ぬとかを超えると言うか、死になれてるんでしょうねぇ。 「あれを見るのだ。」 ニンジャが菩薩を指差すと、スグルが戦っている場面が映し出されます。 「おぬしの父キン肉マンは、何度となく死をかけた戦いを繰り広げたが、そのうち、ただの一度も自らは死に至ることもなく、また対戦相手を1人も殺めたことはない。」 絶句。 スグルが一度も死んだことなく、1人も殺していない、ですか。 なんで今更そんな嘘つきますか。 これについては長くなりそうなので、後日で検証するとして。 ともかく、己を信じよ、己の潜在能力を信じよと話すニンジャ。 でも、万太郎って潜在能力だけでここまで来たようなものなんですけど。 ともかく、そういってニンジャは姿を消します。 ニンジャの言葉で勇気を得た万太郎、自ら寺から出てきます。 「ミート、何をやってる。早くリングにあがる準備を。」 あんたが寺にこもってたから、追いかけて来てるんですけど。 なんというか、こういう風に最終的にはなんとなく爽やかに決めて途中の経緯はなかったことにするのが、ゆで的手法でしょうか。 さて、リングに向かう万太郎。 弁慶と牛若丸コスプレです。 火事場のクソ力修練編は、なんだか登場時のコスチュームがいい感じです。 今回は、自分が望む形式で試合をやりたいと話す万太郎。 ハンゾウが要求をのむと、ヘリコプターがリングに畳をおろします。 名づけて、畳デスマッチ。 一同、なんの意味があるのやらと唖然。 「2世!デスマッチどころかミスマッチですよー!」 呆れるミート。 「いや…よく見ろ!!ミスマッチどころか、あの畳リング、風景と見事に調和している! これぞ日本の心!日本の雅!!」 畳デスマッチを無意味に評論するガゼルマン。 そして、突然書初めをはじめます。 さすが鹿、意味不明すぎです。 「できたっ!!」 誇らしげに出した書初めの内容は「大売出し」。 しかし「出」が上下逆になっています。 「…出の字がさかさまなんだけど…」 「わざとかなぁ?」 「誰かにつっこんで欲しいのかなぁ…」 「目を合わせない方がいいわ」 凛子たちに、ヒソヒソ声でめちゃくちゃ言われる鹿。 「んん〜〜〜、おのれーーー!!みんなして無視かぁ!!」 つっこんでもらえず不機嫌のガゼルマン。 「悪い子だ!!悪い子だ!!悪い子だ!!悪い子だ!!」 中野さんにヤツあたり。 悪い子なのはあんたです。 その様子を呆れ気味でリングで見守る万太郎とハンゾウ。 「お前の仲間か…?」 「う…うん…」 恥ずかしそうに肯定する万太郎。 さすが、鹿。素晴らしい役どころです。 なんか、このアニメのギャグの大部分はガゼルマンが占めているような気さえしてきました。 ともかく、ガゼルマンはほっといて、試合開始です。 ハンゾウの猛攻を切りぬけ、足場のしっかりした畳リングを利用して投げ技をくりだします。 畳リングは日本古来の格闘技、柔道の投げ技がかかりやいのです。 「そしてなにより!畳デスマッチは、畳の国・日本の超人、ザ・ニンジャの弔い合戦にふさわしい!」 上手くハンゾウを投げつけ、せめまくる万太郎。 畳リングなので、硬くてダメージも倍増です。 ちなみにアニメではカットされてますが、スグルの地球での国籍が日本なのこともあり、万太郎はスグルに柔道だけは教わっており、非常に得意なのです。 ダメージを受けたハンゾウ、反撃で傀儡人形の体勢に入ります。 しかし、万太郎は余裕。 「こいつの傀儡人形は布地のキャンバスを変化させてはじめて成立する技だもんね。 このリングは、布地じゃなく畳。したがって一方は出せない!!」 万太郎の戦略に驚き唸るハンゾウ。 意外といけてます、畳リング。 さてハンゾウ、今度は万太郎に首をしめられますが、余裕の笑い。 うつせみの術で技の受け手が中野さんに交代。 なんか、ガゼルマンにひざ蹴りくらったり、ハンゾウのうつせみの対象になったりと、中野さん受難日です。 「これは序の口、これからがおれさまのショータイムだ。」 そういって、襟巻きを巨大な正方形の板に変化させるハンゾウ。 そして、それを風車の形にし、身にまといます。 そのまま回転して万太郎に体当たり。 かすった万太郎のマスクに切れ目が。 一気に弱気になってギブアップするからと命乞いをする万太郎。 しかし、ハンゾウは御面が欲しいと言って聞きません。 そして、風車の状態で回転し、そこら中を荒らしまくるハンゾウ。 万太郎、なんとか避けますが、とうとう逃げ場がなくなります。 そんなとき、首に巻いたニンジャの襟巻きが光出します。 そして、万太郎の脳裏にニンジャの声が。 「逃げてばかりでは何も生まれはせぬぞ。 彼動けば我微動もせず 彼動かざれば我俊敏す だ」 その言葉で、恐れながらもハンゾウの攻撃をギリギリまでひきつけます。 そして、ギリギリでジャンプ。 鉄柱に激突して動けなくなったハンゾウを投げつけ、マッスルミレニアムの体勢に。 しかし、さきほどハンゾウがリングを荒らしまわったとき、ロープが切断されていました。 おかげで、激突させるロープがなく、マッスルミレニアムが出せません。 「マッスルミレニアム、やぶれたり!!」 なんかえらいあっけないやぶられ方です。 呆然とする万太郎、うまくハンゾウに逃げられ、リングから突き落とされそうになります。 しかし、なんとかリングのへりの部分をつかみ、落下をくいとめます。 マッスルミレニアムが破られて呆然とする万太郎で終了です。 とりあえず、今回の目玉は肉史上最大の歴史の捏造を語るザ・ニンジャでしょうか。 後日検証しようと思いますが、ちょっとあんまりすぎです。 あとは、やはりガゼルマンのバカっぷり。 鹿がでるだけで面白くなるという、素晴らしすぎるキャラになってくれました。 次回は「恐怖の妖腕刀!危うし万太郎マスク!」です。 ネカマアイドルゆきは、そろそろ○○を応援しています、をやめようかとか思ってきちゃいました。 |
2002/09/18 | 恐怖の妖腕刀!危うし万太郎マスク! |
今回のキン肉マン2世は「恐怖の妖腕刀!危うし万太郎マスク! 」です。 マッスルミレニアムが破られ、さらにリングから落ちそうになって呆然自失の万太郎。 「万太郎!!ヘラクレスファクトリー成績No1のガゼルマン様が応援しているんだ!!がんばれー!!」 万太郎を応援するヘラクレスファクトリー成績No1のガゼルマン。 さて、リングの方では。 ハンゾウ、必殺の傀儡人形を使います。 畳の上ではできなかったと思われていた傀儡人形ですが、実は最初は出来なかったのでなく、わざとやらなかっただけだったのです。 マッスルミレニアムが破られ、傀儡人形を封じたつもりの畳リングも失敗で、ショックを受ける万太郎。 「あぁ…これがお前自身の戦いでなければ、このヘラクレスファクトリー成績No1のガゼルマン様が助けてやったものをっ!!」 そういって悔しがるヘラクレスファクトリー成績No1のガゼルマン。 そんなガゼルマンを見て、凛子の友人恵子は… 「ねぇ、ガゼルマンって負けてばっかだけど、本当にNo1だったのかな?」 みんなの疑問です。 そんな恵子に対して凛子は目を潤ませながら… 「しぃっ、言わせておいてあげようよ、ねっ」 そして、凛子たち3人は哀れみの涙目でガゼルマンを見つめるのでした。 「…誰か信じてくれ…」 黄昏るガゼルマンでした。 この場面、アニメオリジナルの場面ですけど、最高でした。 ガゼルマンは本当にスタッフに愛されていますね。 さて、万太郎は戦う気力が萎えてぼろぼろです。 ハンゾウの傀儡人形の猛攻でリングから落ちそうになる万太郎。 しかし、なんとか傀儡人形の足をつかんで落ちるのを防ぎます。 すると、なぜかハンゾウも足に圧迫感を感じ始めます。 「は、はなせ!!」 傀儡人形の両足はリングとつながっているため、万太郎の足をふりほどけないハンゾウ。 「離したら…殺さないって約束してくれる?」 いや、離したら落ちて死にます。 拒否するハンゾウに、だったら離さない、ともっと強い力で傀儡人形の足を握り締める万太郎。 それにたじろぎ、後退していくハンゾウ。 すると、傀儡人形もいっしょに後退していき、万太郎、なんとかリング内に生還。 「闘志をなくなった演技をしてやがるんじゃないだろうな!?」 しかし、万太郎の目は完全に闘志が残っていません。 傀儡人形に攻撃されるがままの万太郎ですが… 「ねぇ、ハンゾウ…約束して…ボクの命を助けてくれるって…ボクの命を…」 ハンゾウに命乞いをする万太郎。 どれだけ攻撃してダメージを与えても、なんとか動いて「命を助けて」といってくる万太郎に、ハンゾウは逆に少しおびえてしまいます。 そりゃ、いくら痛めつけても起きあがってきて、「命だけは助けて…」と言われつづけりゃ、さすがに参ってくるでしょう。 ハンゾウ、一気にとどめをさせることに。 傀儡人形を使った必殺技・釣鐘割りで大ダメージ与えると、さすがの万太郎も気を失ってしまいます。 そして、一気に勝負をつけようとします。 「御面頂戴!!」 しかし、妖腕刀で顔を攻撃したにも関わらず、万太郎の顔が突然光だし、逆に妖腕刀が傷つけられてしまいます。 何事かと思うハンゾウ。 フェイスフラッシュです。 さて、気がついた万太郎。 「ボクの顔…無事だ!! そうか…ハンゾウ、ようやくボクの命を助けてくれることにしたんだね…」 「うぇーーっ、なんだこいつっ!?」 ハンゾウ、露骨に嫌がってます。 まだ起きあがってくる万太郎に恐怖を感じ、こうなったら御面はいらんと、万太郎をリングの外に投げ飛ばします。 万太郎、なすすべもなく落下。 魂のランタンの炎も消えてしまいます。 さて、意識を失ってる万太郎。 目の前にザ・ニンジャが。 「ニンジャのおっさん…あんたと一緒ってことはボクは死んじゃったの!?」 「お主は死んだ…お主の恐れの心は死んで、あたらしいキン肉マン2世が生まれたのだ」 「やはりお前は、今までただの一度も相手を殺めたこともなく、ただの一度も自らは死に至らなかった奇跡の逆転ファイター・キン肉マンの息子だけある。」 検証しといてなんですが、どう聞いてもウソです、これは。 さて、万太郎はそんなニンジャの言葉を聞きながら、自分を呼ぶ声を感じます。 心が無になったから聞こえるのだ、と話すニンジャ。 そして、気がつく万太郎。 ニンジャの襟巻きが腕とやぐらに引っかかって、なんとか落下せずに助かっていました。 響き渡るマンターロコール。 勇気ある万太郎が目覚めるためには、恐れある万太郎が死ぬ必要があったというニンジャの声が聞こえてきます。 心が静寂ならば、あらゆる恐怖を克服できると言われる万太郎。 ニンジャの言葉にすっかり勇気を取り戻し、リングに向かってかけあがっていくのでした。 しかし、ハンゾウはもう遅いといって、自分のランタンを奪おうとします。 そして、ハンゾウがランタンを掴みかけたそのとき。 万太郎、なんとかリングに戻り、火事場のクソ力全開の万太郎のランタンに大きな炎がともります。 突然、その炎に怯え出すハンゾウ。 「イヤじゃ!!イヤじゃ!!炎はイヤじゃあ!!」 ともかく、ハンゾウ起きあがり、万太郎との戦い続行です。 傀儡人形で攻撃するハンゾウ。 しかし、万太郎はなんとかそれを受けとめ、傀儡人形に攻撃を加えます。 すると、ハンゾウの体にもダメージが。 傀儡人形はハンゾウの気で繋がっているおかげで自由に操れるのですが、逆に気が繋がってるせいで受けたダメージはハンゾウに伝わるのです。 じゃあ、ほとんど意味ないですやん。 完全に見掛け倒しの必殺技だったのでした。 そんな様子を見てエールを送るガゼルマン。 「いいぞ、万太郎!!さすがにオレ様の応援が効いたみたいだな…このヘラクレスファクトリー成績…」 しかし、最後まで言わないうちに… 「…うるうる…」 例によって、凛子たち3人に涙目で哀れまれます。 「おおおーーーーーん!!」 その目に耐えきれず、ショックで思わず叫ぶガゼルマンでした。 ほんと、見事なまでのヘタレ役です。 さて、ハンゾウはたまらず人形を解除。 そして、日が沈み暗くなってきたので、照明のかわりに舞台に火がつけられます。 すると、再び怯え出すハンゾウ。 「いやじゃーーー!!いやじゃーーー!!いやじゃーーー!!」 隕石が落下してあたりが炎に包まれた幼少時代を思い出して怯えるハンゾウ。 これを見たミンチ。 もしかしたら、相手に恐怖を植え付けるファイトスタイルは、ハンゾウ自身が心に持ってる恐怖心を隠すための苦肉の策かも知れないと話します。 そんなハンゾウを見た万太郎。 「うるさいよ…さっきから。鬼畜ハンゾウがそんなに怖がってちゃ、みっともないよ。」 あんたも、さっきまで散々怖がってたじゃないですか。 まぁともかく、立場逆転です。 ハンゾウ、万太郎の言葉に怒りを覚え、巨大な風車を身にまとって攻撃。 しかし、万太郎は落ちついていて、目を瞑ります。 怒りのハンゾウ、風車を激しく回転させて突進。 しかし、恐怖を克服した万太郎、ギリギリでかわします。 畳キャンバスに激突、畳キャンバスをえぐります。 そして、ハンゾウは風車から投げ出され、上空に。 チャンスとばかりに、万太郎、マッスルミレニアムの体勢に。 しかし、ロープがありません。 「最後の最後で計算を誤ったな!!」 「計算は誤っちゃいないさ!!」 万太郎、マッスルミレニアムの方向を変え、ひとまず天井に着地。 「マッスルミレニアムは、ロープがなけりゃできないほどヤワな技じゃない!!」 そして、壁を蹴って、さっきえぐれた畳リングめがけて突進。 「くらえ!!マッスルミレニアム・レングス!!」 まぁ、単純に言うと逆タワーブリッジです。 見事に決まったマッスルミレニアム。 ハンゾウの面はひび割れします。 そして、魂のランタンを掴み、勝利を収めたのでした。 ランタンの3つの噴出し口のうち、1つめの寛容に続き、2つめの無我の炎がともります。 さて、ハンゾウ、体勢を崩し穴から落ちていきます。 しかし、それを救おうとする万太郎。 「試合が終わればノーサイドだ!」 しかしハンゾウ、万太郎に助けてもらうなら死んだほうがマシだと、万太郎手を払いのけようとします。 それでも、手を放さない万太郎。 「お前を絶対殺すわけにはいかない!キン肉王族は相手を殺したことがないことを誇りにしているんだ!!」 いつ、キン肉族が相手を殺していないことになったんですか? スグルについては検証しましたが、アタルは別に何も悪いことをしていないホンモノのソルジャーチームの5人を惨殺したんですけど。 「どんなに悪い超人でも、武力をもって接するな、武徳をもって接せよって教えられたんだ!」 そんな万太郎に心をうたれたハンゾウ。 「おまえのことはうらまねぇよ…ノーサイドだ」 そして、ハンゾウはプリズンに逆戻りです。 去り際。 「万太郎よ、命を救ってもらったお礼に教えてやる。 お前が残したノーリスペクトMk3は、オレやフォークなんか比べ物にならないくらい恐ろしいぜ…」 いや、お礼に教えてる割には、びびらせてるだけなんですけど。 万太郎を待つノーリスペクトMk3で終了です。 今回と原作の最大のちがいは、最後にハンゾウのお面が割れなかったことでしょうか。 原作では、ハンゾウの面が割れ、なかから火傷でボロボロになって片目がえぐれた顔が出てくるのですが、さすがにきついからか、アニメではカットされていました。 最後に、その顔を恐れる観衆と、ニンジャの襟巻きを顔の片側につけてあげる万太郎のシーンがあったのですが、そこもカットされてしまっていて、少々残念でした。 まぁ、ガゼルマンが面白かったからいいんですけど。 ともかく。次回は、「恐怖の暗殺者!ボーン・コールド登場」です。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/09/25 | 恐怖の暗殺者!ボーン・コールド登場 |
今回のキン肉マン2世は「恐怖の暗殺者!ボーン・コールド登場」でした。 ハンゾウの、ノーリスペクト#3は底無し沼のように恐ろしいと言う言葉を聞いて怯える万太郎。 「怖いよ〜〜〜」 さっき手に入れた無我のパワーはどこにいったんですか。 恐怖を克服した万太郎、わずか1週で恐怖に支配されることに。 そんな万太郎の背後に異次元の穴が。 「待ちかねたぜ、万太郎…覚悟しろ…待たされた分はしっかりと礼をさせてもらうからな…」 異次元から出てきた手にすいこまれていく万太郎。 万太郎をおいかけて、チェック、ミート、凛子、ミンチが異次元の穴へと向かいます。 さらに、後ろからはガゼルマン、たまき、恵子も追いかけます。 「待て待てーーー!!オレがいかなきゃ、全国のギャルが泣くぜ!!」 むしろ泣くのはガゼルマンだけです。 異次元の穴に向かって走っていくガゼルマン。 しかし、足元にバナナの皮が。 つるっ。 「なんでこんなところにバナナの皮が!!」 走る (すべる) 見事に (ころぶ)♪ 転んだガゼルマン、見事に乗り遅れ。 「まさか…オレの出番はこれで終わりなのか…!? バカヤローーーッ!!!」 さようなら、ガゼルマン。 ちなみに、原作ではノーリスペクト編でのガゼルマンの出番自体ありませんでした。 アニメでは、万太郎とガゼルマンはかなり仲良しの印象ですが、原作ではさほど仲良しでない印象です。 本当に、アニメ化で一気に面白くなったキャラです。 さて。穴を抜け出た先は、綺麗な海と砂浜のビーチでした。 そこでキッドに出会う一行。 キッドの話によると、ここは沖縄だそうです。 ちなみに、キッドは大量発生した鬼ヒトデの駆除のために呼ばれたそうなんですが、イメージ画では、トゲトゲのヒトデのバケモノにスピニング・トー・ホールドをかけているキッドが。 かけてる方が痛そう。 沖縄と聞いて、遊ぶ気満々の一行。 ミートが呆れてつっこみますが、ミート以外全員の遊ぼうコール。 チェックメイトも一緒になって言ってます。 おそらく、サンシャインが泣いていることでしょう。 いつノーリスペクトが襲ってくるかも知れないのに、と呆れるミート。 そんなミートに、遊ぶ気満々の格好のミンチが話しかけます。 「そーいうな。あやつらも、まだまだ子供じゃし。 それよりミート、お前は遊ばんのか?」 しかし、ミートは自分は万太郎の目付け役だから、そんなことを考えたことがないと話します。 それを聞いて、悲しそうな顔をするミンチ。 「ミートよ、お前は今まで幸せだったか?」 悲しげな顔で聞くミンチ。 それに、ドジでマヌケのスグルや万太郎の世話で大変だけど、スグルや万太郎のことが好きだから、と答えるミート。 「そうか…それはよかった…」 目を潤ませて安心するミンチ。 なぜ、そんなことを聞くのかと不思議に思い、ミンチにたずねるミート。 そんなとき、ミンチの後ろにミステリアスパートナーが。 「それは言えないよな…おまえの一番の秘密だからな…」 そして、ミンチを捕らえるミステリアスパートナー。 ミステリアスパートナーの正体は、ノーリスペクト#3のボーン・コールドでした。 ボーン・コールドは正義超人専門の暗殺者。 万太郎を殺せば、無罪放免になり、さらに莫大な報酬が手に入ると話すボーン。 「依頼があればどんなヤツでも殺ってみせる。 ただし、依頼がなければ無駄な殺戮はしない。 それがこのボーン・コールドのクールなポリシーだ。」 ちなみに、ボーン・コールドの声は檜山修之さん。 幽遊白書の飛影の役などで有名な方です。 さすがに人気声優だけあって、とてもカッコよく、ボーンのキャラがすごく魅力的に描かれています。 というか、カッコよすぎて他のキャラくってます。 ミンチを人質にとったことを非難するキッド。 しかし、ミンチは自分の獲物だと語るボーン。 「オレへの依頼のナンバー1は、いうまでもなくキン肉万太郎だが、それと同じくらい恨みを買ってるのが、このミンチだ。」 どうでもいいですけど、刑務所にいる暗殺者に依頼するアホは誰ですか。 まぁ、ひょっとしたら、今回のクソ力修練チャレンジで刑務所から出されたときに、一気に依頼が舞い込んだのかもしれませんね。 原作では、刑務所にいる間に多くの依頼が舞いこんできた言ってましたけど。 その辺は、アニメでは曖昧なようにフォローしたということでしょうか。 ミンチが恨みを買っているのは、正義超人の司令塔のミートにミンチが深く関係しているからだと話します。 不思議がるミートに、わからなければ教えてやると話すボーン。 しかし、ミンチは「ワシを殺してもいいから、それだけは言わないでくれ!」と拒絶します。 そして、ボーンは立ちふさがるキッドとチェックを軽くあしらい、万太郎に対戦場は首里城に用意していると言って去っていきます。 ミート、涙ながらにミンチを助けたいと万太郎にお願いします。 「どうしても知りたいんです、僕とミンチ様の関係を!!」 逃げ腰だった万太郎ですが、ミートの頼みということで、決意新たにボーンの待つ首里城に向かうのでした。 さて、なんとか首里城にたどりついた万太郎。 そこには、グローブとレガースのセットと死に装束が用意されていました。 グローブとレガースをつけて戦って死ぬか、死に装束を着て死ぬか、2つに1つ選べというボーンの趣向でした。 とりあえず、死に装束を着てみる万太郎。 とーぜん、一同からのきついツッコミ。 そんな冗談はさておき、グローブとレガースを身につけて会場に入る万太郎。 ミンチは、縄で縛られ、城の飾りの竜の口にくわえられていました。 「よく逃げずに来たな、万太郎」 今回の決戦は、シーサーリング。 沖縄の守り神でライオンのようなシーサーの形をしたリングで、自然の岩を削って作られたものだそうです。 それはいいんですけど、なぜか恵子とたまきがこれを解説してます。 シーサーのことはともかく、なんでシーサーリングがどうやって作られたかを知ってるか謎過ぎです。 さて、ミートはボーンになぜミンチが狙われるのか、自分とミートの関係は何なのかと問い詰めようとします。 しかし、そんなミートに対し、ミンチはキン肉王家のお目付け役にも関わらず、己の私情をはさむとは何事だ、としかりつけます。 そんなミンチを、いたぶるボーン。 「どうせ万太郎の次はお前なんだ…ミートとお前の関係は、そのときイヤでもあきらかになるだろうぜ!」 ともかく、試合開始です。 ミートのためにも、やる気満々の万太郎。 しかし、ボーンはわざと万太郎の技にかかり、万太郎の力量をおしはかっています。 ボーンを投げつける万太郎。 しかし、これもわざと投げられただけで、落下直前に回転し、万太郎にドロップキック。 そして、ロープに跳ね返ってくるところにバックドロップ。 岩でできているシーサーリングに叩きつけられ、大ダメージを受ける万太郎。 なんども投げつけられ、苦痛の叫びをあげます。 そんな万太郎を見かねたミート。 受身を取るんだとアドバイスを送ります。 毎日のように繰り返した特訓を思い出せと言います。 というか、マジメに毎日特訓してたことに驚きです。 てっきり、四六時中遊びまわってるだけと思ってましたが、それなりに特訓はやっていたようです。 ともかく、ミートのアドバイスを聞いた万太郎。 うまく受身をとって、ボーンの攻撃を防ぎます。 この様子を見たボーン。 ミートに対し、手を打つ必要がありそうだとつぶやくところで終了です。 今回は、原作と比べてかなり端折っていました。 というか、原作はいつもいつも異様にテンポが悪いんですけどね。 原作では、キッドの他に、マイナー1期生の1人であるジャイロも登場するのですが、ジャイロは見事にボーンに惨殺されています。 まさに死ぬだけのために登場してきた状態です。 ボーンの強さが示されるシーン…のはずなんですが、むしろジャイロの弱さが際立った感じです。 正直、ガゼルマン以下というか、ガゼルマンが成績優秀だったのも納得できるかもしれないくらいです。 ちなみにこのシーン、最初の流れだと、ジャイロのかわりにガゼルマンがボーンの毒牙にあうことを予想していたんですが、 バナナの皮で滑って乗り遅れたおかげで助かりました。 とりあえず、今回はガゼルマンのアホさ加減とボーンのカッコよさに尽きますね。 次回は、「最悪の攻撃・シューティングアロー!」 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/10/02 | 最悪の攻撃!シューテングアロー! |
今回はボーン編第2話「最悪の攻撃!シューテングアロー! 」、10月2日の放送です。 受身でボーンの攻撃をしのぐ万太郎。 この様子を見たボーン、人質のミンチのそばに行き、「これ以上万太郎にアドバイスはやめろ、こいつがどうなっても知らないぞ」と言ってミンチを攻撃します。 見かねたミート、もうアドバイスはしないからミンチに攻撃するのはカンベンして欲しいと言います。 してやったりのボーン、万太郎の頭脳であるミートを切り離したと自信満々。 そして足を激しく回転させてドリルのようにする「ナスティギムレット」を空中から繰り出します。 対応できない万太郎。 「ミート!!次はどうすればいいの!?」 自分で考えなさい。 「ぼ、ぼくにはアドバイスできません…許してください…」 「ミート!!どうすればいいんだ!?」 いや、問い詰めてるヒマがあったら、逃げるなりなんなり自分ですべきかと。 アドバイスできないミートのかわりにキッドとチェックがかわりにアドバイス。 しかし、キッドはガードしろといい、チェックは逃げろといって、両者の意見が正反対。 …とゆーか、ボーンはまだ落ちてこないのかと。 結局2人は意見があわず、言い争いに。 仕方なく万太郎、無理に相手の攻撃を止めようとしますが大失敗しダウン。 見かねた人質のミンチは自分のことはいいからアドバイスをしろとミートにいいます。 ミンチは自分もボーンの生い立ちに察しがついていると話します。 それを聞いたボーン、かなり動揺してしまいます。 「俺は死神がこの世につかわした存在、オヤジは過去なんてものはねぇ…」 「あらゆる超人に必ず親がいて、そのもとにうまれてくる。 死神の使者なんて信じられんのう。」 はい、大嘘。 思いつく範囲で親のいない超人を考えてみましょう。 ☆プラネットマン こいつは親云々以前に惑星バルカンです。 キン肉マンを倒して地球を手中に収め、太陽系を支配しようとしていた悪魔騎士。 悪魔将軍よりよっぽど危険な悪魔です。 ☆パルテノン ギリシャのパルテノン神殿が変身した超人です。 無機物ですし、出所もわかってます。 こいつも親もひったくれもありません。 少なくともこの2人は親云々以前の存在ですので、ミンチの発言は大嘘以外の何者でもありません。 まぁ、こんな設定、ゆでが覚えている方が不思議なんですけど。 ともかくボーンは過去を思い出します。 無理やりわけのわからない特訓で苦しまされ、キン肉族へ復讐しろと言われた暗い過去。 怒りに震えたボーン、先にミンチを殺そうとします。 「いいことを教えてやろう。約束ってのは破るためにあるんだよ!」 しかしミンチ、シューティングアローが突き刺さる前に隠された生い立ちについて喋るとボーンを脅します。 動揺するボーン。 そんなとき、後ろから万太郎が。 そういや、忘れてた。 しかし簡単に反撃するボーン、万太郎をシーサーリングの目の穴に閉じ込めます。 そして、ミートに自分の生い立ちを知っているのか聞きます。 ミートは、自分の両親は小さい頃になくなり施設に預けられ、そこで真弓にみそめられてスグルの目付け役になったと話します。 それは出鱈目だと大笑いするボーン。 ボーンの語る真実とは、うまれつき天才的な頭脳を持っていたミートの噂を聞いた真弓に、ミートの両親は大金でミートを売ることをもちかけ、真弓はそれを買ったという話でした。 金のために両親にすてられたんだとショックを受けるミート。 ミートの過去を話されて怒ったミンチ。 しばられている縄をやぶり、ボーンの両親の秘密を話そうと、ボーンに向かって突進します。 って、むしろ逃げろよ。 案の定、ボーンはシューティングアローを発射。 血迷ってボーンの方へ向かっていたミンチ、秘密を話す前にシューティングアローにつらぬかれてしまいます。 むしろ距離をとらないといけないのに、なんでボーンの方へ向かったのやら。 傷つきミートに抱えられるミンチ。 ミートの父はミートを溺愛したが、真弓は悪行超人から地球を守るために天才的頭脳をもつミートをゆずって欲しいと話します。 いやがる そして、ミンチは火事場のクソ力の3つめの力を手に入れるには、キッドとチェックの力が必要だと話します。 そして死に際、ミートに… 「いつ以来じゃろう…お前の手をこうやって握るのは、お前が赤ん坊の以来じゃ… それが…こんなに立派な正義超人になって… さらばじゃ…我が…息子よ…」 なんと、ミンチはミートの父親だったのです!(バレバレ) 父の死を嘆き悲しむミート。 どうでもいいですけど、ミンチも息があって喋れたんだから、ボーンの正体明かせばよかったのに。 その様子を見て大笑いするボーン。 「これでわかっただろ? 穏健派のミンチが万太郎についで悪行超人の恨みを買っていたのが! そのミンチがキン肉王家にさしだしさえしなければ、名参謀ミートは姿をあらわさなかっただろう。 キン肉スグルや万太郎に倒された悪行超人の怒りや恨みの矛先がミートの父と目されるミンチに向けられても何の不思議もないだろう?」 …それだったら、普通ミートも恨みを買いませんか? ミンチに殺しの依頼があるのに、ミートに依頼がないのはなぜなんでしょうか… 答え:ゆでだから さて、万太郎、なんとかシーサーリングから脱出。 ミートの父の死に報いるため、ボーンに逆襲です。 しかしボーンも負けずにナスティギムレットで反撃。 シーサーリングから転落しそうになるも、すんでのところでなんとかつかまる万太郎。 ピンチになりミートの名を叫ぶの万太郎。 見かねたチェックとキッドは、ミートに早くアドバイスを送るように促しますが… 「あなたたちに何がわかるんです! ずっといないと思ってたら、父さんが現れたと思ったらいきなり殺されて… こんなときに…今のボクにアドバイスなんて出きるわけないでしょう!!」 チェックも孤児だからわからないでもないと思うんですけど、まぁそこは本人の立場になったらこういう言動になって当然とも思えます。 そしてミートは、運ばれるミンチのもとへと走っていくのでした。 「ミート!!」 動揺する万太郎。 「おっと万太郎ちゃん…おまえのことを忘れるところだったぜ。」 酷すぎ。 シーサーリングの口にはさまっている万太郎に対し、ロープの反動を利用した猛烈なキックでシーサーリングの口を閉じ、万太郎をはさみこんでしまいます。 強烈な攻撃に苦痛のうめき声を出す万太郎。 一方ミートは死んでしまったミンチに「ずっとここにいるよ」と話しかけていました。 そこに何者かの声が。 「そんなことをしてもミンチは喜ばないと思うがの。 父の死の直後とはいえ、そんなことをしてはお前の父も報われぬかと思うがの。」 なんとそこに現れたのはキン骨マンでした。 そんなところで今回は終了です。 さて今回最大のつっこみどころは… ぼくのねえさんなんですよ 普通に家族いるやん。 なんというか、居たはずキャラが存在すら消されて居なかった事にされてるって残酷ですよね。 あと、ミートの頭脳がえらく持ち上げられてますけど、ミートって初代ではマスコットキャラだったんですよね。 セコンドとして活躍した試合も結構あったとはいえ、これはちょっとやりすぎです。 そもそも、ミートが目付け役になる頃には既にスグルは豚と間違えられて捨てられていたはずとか、言ってはならない設定にまで関わってきちゃいますし。 釈然としませんけど、今更細かいことにこだわっても無駄ですね。 たぶん、ミディアム・レアーたんは予言書が消されていなかったことになったんでしょう。 次回は「決着!火事場のクソ力チャレンジ 」です。 |
2002/10/04 | 検証・スグルは誰も殺していないのか? |
さて、今回はキン肉マンレポの番外編として、第39話でニンジャがいったセリフ 「おぬしの父キン肉マンは、何度となく死をかけた戦いを繰り広げたが、そのうち、ただの一度も自らは死に至ることもなく、また対戦相手を1人も殺めたことはない。」 について検証していきたいと思います。 まぁ、実際のところは、検証するまでもなく殺しているんですけど、それで終わってはいけません。 強引に辻褄をあわせることに挑戦です。 ある意味、これもキン肉マンの楽しみの1つでしょう。 読者の手で辻褄をあわせるという、考える余地まで残してくれているマンガ家ゆでたまご。 やはり、大ヒットしただけあって、偉大過ぎます。 ふざけるな、と。 さて。スグルが戦った中であきらかに殺していない対戦相手をのぞくと、以下のキャラが殺された可能性が出てきます。 ☆ステカセキング キン肉バスターをくらった後、アトランティス戦で悪霊として登場。 ☆ブラックホール 肉弾エルボードロップをくらった後、アトランティス戦で悪霊として登場。 これだけで死んでいるとしたら、ひ弱すぎます。 ☆スニゲーター スープレックスをくらって死亡。こいつもひ弱すぎ。 ただし、スグルの超人パワーをうばうことにより、スグルを道連れにしています。 つまり、この時点でスグルは死んでいるはずですけど、その辺はまた後で。 MAXマンが祖父のかたきとしてあらわれたりしましたけど、これについてもあとで検証。 ☆プラネットマン まず、首をはねます。 なんて残虐な超人なんでしょうか… この時点で明らかに死んでいるのに、容赦なく地上数百メートルから投げ飛ばしてトドメ。 これで殺していなければ、何をもって殺したのかというレベルですが、これもあとで無理やりこじつけましょう。 ☆ペンタゴン&ブラックホール マッスルドッキングで2人とも死亡の可能性大。 特にペンタゴンは、のちに超人墓場でその存在を確認。 ☆ネプチューンキング マッスルドッキングをくらい、ミイラのような素顔をあらわして死亡。 一応、知性の神が死亡確認をとっていますし、超人墓場にいるという描写も。 ☆サタンクロス サムソンティーチャーでなく、寄生虫の方です。 マッスルスパークで大量の血をはきだして死亡。 どうでもいいですけど、サタンクロスってどう見ても2人だから反則と思うんですけど。 ☆オメガマン マッスルスパークで死亡。 スグル自身、「オメガマンの死体」発言をしています。 息子の殺人を証言する父 ☆スーパーフェニックス マッスルスパークで死亡。 「死ぬなーっ!フェニックス!」といいながら、殺す気満々でした。 殺人をみとめるスグル これだけの相手を殺した可能性があるわけです。 この中で、簡単に除外できそうなのはというと… ステカセとブラックホールとサタンクロスでしょうか。 まず、タッグ編でのブラックホールは、死んだ描写がありません。 というわけで、死んだとは考えにくいでしょう。 そして、ステカセとブラックホールですが、悪霊となって出てきてはいるものの、明確に死んだという描写はありません。 それに、この後に悪魔六騎士に処刑されることを考えると、悪霊といっても、あくまで仮死状態なのではないかと推測できます。 というわけで、これも殺していないということで終了。 さらに、サタンクロスは…超人じゃなくて寄生虫です。 そうです、所詮は虫です。 歩いていてアリを踏み潰したのと一緒。 蚊をたたいて殺したのと一緒。 虫をいくら殺そうが、知ったこっちゃありません。 というわけで、こちらも殺人にはあたりません。 それから、他になんとか弁護できそうなのはスーパーフェニックス。 どう見ても殺す気満々だったんですが、フェニックスはもともと心臓に病気持ちであり、放っておいても死んじゃってました。 そうです。フェニックスの死因は、スグルの責任じゃないんです。 となると、可能性として考えられることは… 実はマッスルスパークで殺したのではなく、フェニックスは心臓病で死んだということにされているんじゃないでしょうか。 誰が文句をつけようと無駄です。 なにせ、その直後にスグルがフェイスフラッシュでフェニックスを生き返らせたので、死因が確認できませんでしたし。 それに、キン肉王家の絶大な権力をもってすれば、状況的にフェニックスは心臓病で死んだということにすれば解決です。 途中でどれだけ無茶苦茶やっても、最後だけ爽やかに決める「ゆでマジック」を用いれば、今までのは全部無かったことにすることは容易。 最終的にフェニックスを生き返らせたことで、肉世界の住人なら、みな納得したに違いありません。 また、試合後すぐに生き返らせていることも大きいでしょうか。 フェニックスは一時的に仮死状態に陥っただけで、そのあとすぐに生き返ったので、殺したということにはなっていないのかもしれません。 たとえば、交通事故を起こしてしまい、相手の心臓が一時的に止まっても、その後すぐに蘇生に成功すれば、殺人罪にはならないでしょう。 それと同じで、すぐに生き返らせたので、ノーカウントなのではないでしょうか? ノーカウントっ…!ノーカウントっ…! これと同様にこじつけられるのが、スニゲーターとプラネットマン。 彼らは悪魔将軍が生きている限り、死んでも生きてますので、殺したことにはなっていないのでしょう。 かなり苦しいですが、「悪魔騎士は将軍の体の中で生きている」という発言もあることから、「スグルが殺したはずなのに生きていた」ということになり、まわりの認識では「そもそも死んでいなかった」という結論に至ったのでしょう。 MAXマンはカンチガイの逆恨みです。 さて、問題はペンタゴン、オメガマン、そしてネプチューンキングです。 ペンタゴンとネプチューンキングは、超人墓場にいる描写があります。 間違いなく死んでます。 しかも、死因はともに、どう見てもマッスルドッキング。 この2人に関しては弁護の仕様がありません。 しかし、とある方法を使えば、ペンタゴンはともかく、ネプチューンキングは殺していなかったということに出来ます。 その鍵を握っているのが、オメガマン。 オメガマンについては、間違いなくスグルが殺しています。 誰がどうみてもあきらかです。 この事実は消し去りようがありません。 いや…待ってください。 消し去る…消え去る… それだ! オメガマンの最期をよく考えてみましょう。 オメガマン、この世から消滅。 超人予言書を燃やすということは、歴史からその存在が消えるということです。 ここでフェニックスが言っていた言葉を思い出してみましょう。 「つまり、この世から消滅してしまう立場の超人を殺しても、オレは殺人者にならんということだ!」 今、フェニックスがいいこといった! フェニックスのこのセリフとオメガマンの消滅は、「スグルは誰も殺していない」というこじつけへの伏線だったのです。 さすが、偉大なマンガ家ゆで。 誰でも忘れているような設定を、ここにきてうまくもってくるとは驚きです。 どうせ何も考えてないんでしょうけど。 これを考えれば、ネプチューンキングの予言書も灰に消えたということが考えられないでしょうか? そうすれば、スグルが殺したことにはなりません。 ちょっと強引すぎだと思うかもしれませんが、きっとキングについては、ネプチューンマンの予言書の裏のページにでもかかれていて、ネプチューンマンが消え去ったときに、巻き添えを食って消え去ったのでしょう。 もしくは、スグルが歴史を捏造するために燃やしたか。 幸い、予言書はキン肉族のものです。 キン肉族が、都合の悪い歴史を全部燃やせば、すべて解決。 キン肉族の栄華の理由がわかってきました。 さて、問題はペンタゴンです。 オメガマンやキングは、幸い2世では出てきていません。 キングは、デーモンプラント創設時にでてきたような気がしますが、あれはあくまでイメージ画ということにしておきましょう。 そうしないとこじつけようがありません。 問題のペンタゴン。 彼は2世でも出てきており、予言書が燃やされたというこじつけは不可能です。 でも、よく考えると… フェニックス戦では生きてます。 あ、スペシャルマンはキチガイなので関わっちゃいけません。 超人墓場でペンタゴンを見かけたマリポーサ戦からフェニックス戦まではそれほど時間がたっておらず、超人墓場からよみがえったというのはいまいち考えにくいです。 超人ハンターのオメガマンが死んだので、みんなまとめて脱走したという可能性も捨てがたいですが、あれはペンタゴンの親父だった説でなんとかこじつけれないでしょうか。 何を言ってるのかといわれそうですが、ラーメンマンはブロッケンJrをはじめて見たときにブロッケンマンとカンチガイしました。 このことから、ペンタゴンにもそっくりのオヤジがいて、それとカンチガイしたという…無茶過ぎですね。 もしくは、ペンタゴンの死因は実はマッスルドッキングじゃなかったというのはどうでしょうか。 いくらなんでも、自分を殺した相手を応援するとは思えません。 別にマッスルドッキングで殺したという描写はなかったですし、死因は別にあったのかもしれません。 そういうことにしといてください。 ノーカウントっ…!ノーカウントっ…! 以上をまとめると、スグルは誰も殺していない、もしくは殺した相手はすでに消滅していてノーカウント、スグルが殺したように見えるが死因が他にあったということになり、ザ・ニンジャの言葉が立証できることになります。 …なんでこんなくだらないことを必死に考えてるんだろう… 素直に、キン肉族の捏造ということにすればいい気もしますが、立証できなくもないということで解決。 解決したことにしましょう。 さて、今度はスグルが死んでいないという捏造です。 スグルはスニゲーターに道連れにされましたし、ミキサー大帝に超人墓場送りにされています。 しかし、前者は死んですぐ生き返ったせいで、死んだと認識した人はほとんどいません。 スニゲーターJrでさえカンチガイしてるくらいです。 誰もウルフマンがいなければスグルは死んだままだったなんてことは記憶に無いことでしょう。 というわけで、死んだけど誰も覚えてなかったんだと思います。 そしてミキサー大帝戦ですが、試合の途中で帰ってきたんだから、死んだと認識する人はほとんどいないことでしょう。 ということで、これもノーカウント。 というわけで、こちらについても解決です。 やったーバンザーイ!! アホらしくなってきました。 なんだか、これだけやっても自分でぜんぜん納得できないあたり、実に無意味な検証だったような気がしますが、あまり考えないことにしましょう。 というわけで、スグルは殺してもいないし死んでもいないということに決定。 一件落着なのでした。 一件落着なんです。 ネカマアイドルゆきは、人の首はねといて誰も殺していないことになっているキン肉スグルを応援しています。 |