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2002/05/08 | 2期生登場 | |||||||||
「超人大全集」をご存知でしょうか? ステカセキングの技のことではありません。 キン肉マンに出てくる超人の中には、それぞれテーマ曲がある超人がいます。 もともとはアニメ放送当時にカセットテープで出ていたものですが、3月にCDで復刻されました。 さて、超人ごとのテーマソングですが、2世でも5月22日に発売が予定されています。
微妙です。 個人的には、チェックメイトやテルテルボーイのテーマも聞きたかったのですが、収録はされていないようです。 次回があれば、収録されるのでしょうか? しかし、特筆すべきは、やはり3トラック目。 「ガゼルマンの叫び」 アニメでは未だに一度も闘っていないガゼルマンですが、なんとテーマ曲をもつことが出来たようです。 これだけで購入決定。 ガゼルワショーイヽ(´▽`)ノ そんなこんなで。 前回のキン肉マン2世は「ジェネレーションEXの挑戦」でした。 その前の「凛子を守れ!強襲!THEリガニー」は、事情により後回しにさせていただきます。 この回も、かなり見所たくさんだったので、また後日。 練習をさぼって遊びまくってりまくってる万太郎、キッド、セイウチン、ガゼルマンに委員長の怒りが頂点。 そのころ、ヘラクレスファクトリーではレジェントを5分以内に倒す強者が4人現れます。 バッファローマンを倒した1人はともかく、2人はジェロニモやリキシマン相手を相手にした時点でかなりラッキーだったと思いますが。 もう1人の相手はジェシーメイビア。 カメハメに勝ったくせにジェロニモに負けた、強いんだか弱いんだかわからない人です。 ともかく、見事卒業した4人は、得体の知れないベレー帽つきのマスクを受け取り、全員覆面姿になります。 ロビンは4人に対して、しばらく待機するようにいいますが、委員長があらわれ、働きの悪い1期生4人から実力行使で地球の防衛を奪い取ればよいといいます。 さて、万太郎はというと…ナンパやカラオケなど、遊びほうける毎日。 そして、今夜も女の子をナンパしようというさなか… 例の得体の知れないベレー帽つきのマスクをつけた 「ふふっ…いけませんね、センパイ。他にすることがあるんじゃないですか? 悪いですが、あなたの実力のほどを試させていただきます。」 そういって万太郎に襲いかかるベレー帽。 万太郎のジャイアントスイングで覆面がやぶれ、中からは緑色のヘルメット姿の顔が。 「誰だ!?お前は!?」 そういって攻撃にかかる万太郎ですが、一瞬の虚をつかれ、バックドロップ風の必殺技「ビーフケーク・ハマー」を食らうのでした。 そして翌日、例のアホ超人4人組と凛子が集まり、テレビで正義超人協会からの重大なお知らせというものを見ます。 テレビには、例の変態覆面4人組がうつっており、その中には夕べ万太郎を襲った1人も。 テレビで委員長は「ますます地球の防衛を強固にするため、日本にいる中で働きの悪い4人のメンバーと、ここにいる4人の2期生で入れ替え戦を行うことにしました」といいます。 この知らせに、万太郎たちはびっくり。 「働きの悪い4人って誰だろう?」 そう言うセイウチンに対してガゼルマンは… 「1人はわかるな」 自分のことでしょうか? いつもの感じから言って、自分のことを言われてると思った万太郎。 「ま、まってよ!僕はテルテルボーイ、MAXマン、チェックメイトを倒してデーモンプラントをつぶした立役者なんだよ」 デーモンプラントを壊滅させたのはサンシャインですが、万太郎のはたらきは立派というほかないでしょう。 「俺だって、レックスキングを倒したぜ!」 と、キッドも自分の功績を語ります。 「そうさ、ぼくらは立派にはたらいている!! …で、君たちは?」 2人でうれしそうに、セイウチン、ガゼルにふります。 「ず、ずるいよ! ぼくだって、MAXマンを倒すヒントを、アニキに与えたじゃない…?」 焦って弁解するセイウチン。 「そうだね、立派にはたらいてたね!!」 がっしりと握手する3人。 そして、1人取り残されたガゼルマン。 「う、うぉおお!? そ、そんなっ…。 お、俺だって……大阪まで行って……」 「すわってたんだーーー!!」 「ひ、ひどいぞ、みんな…おれたち仲間だろ…しくしく」 ヽ(`Д´)ノウワァァァン!! この人、本当に何もやってないよ! このシーン、原作にはないシーンですが、ガゼルマンの魅力があふれんばかりに爆発でした。 きっと、アニメスタッフもガゼルマンに突っ込みたかったのでしょう。 凛子に「仲間割れしてるばーいか!!」と言われてテレビの続きを見ると… 「とくに働きの悪い4人はこいつらです。 このアホバカ4人組が入れ替え戦に出場する4人です。」 画面には万太郎たち4人組の姿が。 ヽ(`Д´)ノウワァァァン!! 本当に何もやってない役立たずの他数名以下の扱いなんてひどすぎるよ! ガゼルの入れ替え戦参加は意義無しですが。 ちなみに、1期生と2期生がチーム戦をし、負けたチームは即刻地球から追放、ヘラクレスファクトリーで鍛えなおしです。 仕方無しに、入れ替え戦に向けて特訓する4人。 ミートに説教され「すいませんでしたー」と反省。 まぁ、結局アホバカのままなんですが。 さて、あっという間に入れ替え戦対戦カード抽選の日となりました。 2期生4人が姿をあらわします。 「認識番号07…ヘラクレスファクトリー第2期卒業生…ジェイド!!」 そういって、覆面を破ってあらわれたジェイド。 万太郎を襲ったのは彼で、緑色のヘルメット姿の正統派超人です。 「認識番号21…クリオネマン!」 クリオネの超人で、なんとなくプリズマンの関係者みたいな外見。 正義超人には見えません。 「認識番号58…デッドシグナル!!」 もう名前からいって悪行超人。 ミスターVTRの交通標識ヴァージョンといったところでしょうか。 顔は「止まれ」の標識、ボディは信号機、そして股間に若葉マーク。 やっぱり隠してるんでしょうか? 「認識番号94…スカーフェイス!!」 今度は、背広姿で帽子をかぶったいかついおっさん。 彼の場合、正義超人に見えないどころか、どう見てもおっさんなので、新世代超人にさえ見えません。 さて、抽選は2期生が4つあるボタンの1つを選んでを押すと、対戦相手の1期生が登場するシステム。 「キョッキョッキョ、面白い。それじゃ、俺が一番…」 ゆでイズム全開の笑い声のクリオネマン。 というか、この人には不可能な笑い声を再現したアニメスタッフに感謝。 「そうはいかねぇ!!一番はおれが貰う!!」 クリオネマンを出しぬいて、ジェイドは黄色のボタンをぽちっとな。 そして出てきた相手は、ガゼルマン。 「暴れん坊のガゼルマン先輩か…相手にとって不足はない…」 いや、思いっきり不足と思いますが。 「正々堂々と戦おうぜ、ジェイド!!」 なんかカッコイイです。 クリオネマンも紫のボタンを押します。 今度はセイウチンが登場です。 「生来の人の良さから、未だ実力が発揮できないセイウチン先輩か。」 「なめるなよ。これまでとは違うニューセイウチンを見せてやる。」 セイウチンもカコイイ。 さて、残りの2期生は悪行超人としか思えない2人。 「俺は赤にさせてもらうぜ。」 スカーフェイスがボタンを押すと、あらわれたのはキッド。 「おい、木偶の棒!!返り討ちにしてやるぜ!!」 「てめぇ、生かしてはおかねぇぞっ!!」 そして、残りは万太郎1人。 「出て来い、万太郎!!」 緑のボタンを押すと、凛々しい顔つきの2世が…と思ったら、下の方は恐怖でおもらし中。 「グギガガガガーー、俺はデッドシグナルっていうんだ、よろしくな」 グギガガガガーーー。 なんちゅう奇声発しますか。 これも再現しちゃったアニメスタッフに感謝です。 ちなみに、現在プレイボーイで連載中の2世では、ケビンマスクも奇声を発しまくってます、アゥア。 もし、このあたりまでアニメが続いたら、ぜひケビンの奇声も再現して欲しいものです、グギガガガガー。 以上で、トーナメント抽選は終了。
です。 原作を見てない人は、このトーナメント表から、ぜひ今後の展開を予想しちゃいましょう☆ ルールは、優勝したのが1期生なら1期生全員が地球に残り、逆に2期生が優勝すれば2期生全員が地球に残るというものです。 「自分が負けても誰か勝てばいいし楽だー」という万太郎ですが、逆にいえば1回戦で全滅したらその時点で終了。 「でも、まさか…全員で1回戦で全滅するなんて…こと…ないよね?」 「あの2期生を見て、絶対にそれはないと言いきれますか、アニキ?」 「おもしろくなってきたぜ…」 「1回戦できっちりカタをつけてやるぜ…」 「よろしくな、万太郎先輩」 「1期生の名誉にかけても…1回戦全滅は避けなければ…!!!」 今回はここで終了です。 次回は「禁断の技!ジェイド VS ガゼルマン」です。 今まで何もしてませんでしたが、とうとうガゼルマンが戦います。 次回予告では、攻めまくるガゼルマンの勇姿が。 この対戦、ゆきの中ではキン肉マン2世の中でベストバウトです。 次週はぜひぜひ見ていただきたいですvv ちなみに、前回からオープニングの前に「カルビ丼音頭のコーナー」が設けられ、視聴者から寄せられたカルビ丼音頭の歌詞を万太郎が歌っています。 今回の予告では、万太郎は予告そっちのけでカルビ丼音頭を募集して、予告はミートに任せるという体たらく。 そんなカルビ丼音頭ですが、2ちゃんねるのスレで、ガゼルマンを歌った替え歌があったので、次週のガゼルVSジェイド戦の応援歌として掲載させていただきますね。
ネカマアイドルゆきは、ガゼルマンを応援しています☆ |
2002/05/15 | ガゼル祭 | |||
みなさんのキン肉マン・ベストバウトはどの試合でしょうか? スグルVSバファローマンや、ロビンVSマンモスマン、マッスルブラザーズVSはぐれ悪魔コンビなどを推す方が多いのではないでしょうか? ゆきのベストバウトはというと、インパクトだけならダントツだったと思われる、あの試合です。 「次鋒レオパルドンいきます!!」 「グオゴゴゴ」 「ノーズフェンシング━━━━━━ ッ!!」 「ギャァ━━ッ」 たった1ページ、5コマで全てが終わるという、マンモスマンVSレオパルドン戦。 この試合は、マンモスマンの圧倒的な強さを顕著に表すとともに、数多くのレオパルドンファンを生み出しました。 背中につけている大砲や、コブラのサイコガンみたいなものをもっていて、なんとなく強そうなレオパルドン。 彼の技は一体どんな技だったのか。なんでこいつは裸足なのか。 謎が謎を呼びます。 そして、なによりもレオパルドンのあまりの弱さに魅了されてやみません。 余談ですが、レオパルドンを象徴するように瞬殺されたビッグボディチームと、本戦にすら出してもらえなかった本物のソルジャーチーム。 肉ファンの間では語り草ですが、この2チームが対戦するという夢のようなSSがありました。 N-pageさんのその他SSコーナー内にあります。 「キン肉マン夢の対決 ビッグボディVSソルジャー」 非常によく出来ていて、笑いながらもほろりとくるようなところがありオススメです。 興味のある方はぜひ。 さて、今日のガゼルマンVSジェイド戦は、レオパルドンVSマンモスマンをベストバウトだというようなゆきが、2世でのベストバウトと言ってしまう試合です。 その時点で大体どんなのかわかると思います。 前回のあらすじで、入れ替え戦のことが話された後、今週のタイトルが出ます。 「禁断の技!ジェイドVSガゼルマン」 それはいいんですが、シルエットだけとはいえ、いきなり鹿、やられてます。 もはや、今週の話はこれで終わったんじゃないかというくらい酷いシルエットです。 まぁ、みなかったことにしましょう。 日本一スタジアムでは、ヘラクレスファクトリーからヘラクレスの掌が輸送され、ジェイドVSガゼルマン、キッドVSスカーフェイスの準備がされています。 ヘラクレスの掌を見て驚きの解説者・アデランスの中野さん。 そして、掌の形を真似て、手をつります。 「くれぐれも、テレビを御覧の皆様は真似をなさらないようお願いします」 すいません、もう遅いです。 中野さんがマネをしたのを見て、マネをする視聴者がおそらく続出。 なんだか、キッドや委員長、万太郎もマネをして腕をつってます。 さて、ヘラクレスの掌では第一試合のガゼルマンとジェイドが準備をしています。 「ガーゼルマン!ガーゼルマン!!」 「青コーナー!ジェネレーションEX・ジェイド!!」 「赤コーナー!チームAHO!!ガゼルマン!!」 チームAHO。ガゼルマンにぴったりです。 なんでチームAHOなのかと抗議するガゼルですが、キッドがAHOシャツを着てるのを見てずっこけます。 実はこのAHOシャツ、委員長に着せられたもの。 キッドは、委員長が1期生を負けさせたいがためにこんなことをして怒らせて、冷静なファイトができなくなるようにしようという策略だといいます。 「ものは考えようさ!!万太郎Tシャツよりマシだと思え!」 「はっ…!」 本気で納得しかけるガゼルマン。 「いつもいつもこんなのばっかり…俺の美意識が納得できない…おおーーーいやだーーー!!」 泣くな、ガゼルマン。 ちなみに、もうひとつの万太郎VSデッドシグナル、セイウチンVSクリオネマンが開催されるBブロックの会場はというと…川原。 ほとんど客がいなくて、まったりムード。 客が少ないのはいいとして…なんだか、川からでかい足の裏が出てます。 ヘラクレスの掌に対抗して作られた、ヘラクレスの足の裏。 カッコ悪くて、匂ってきそうなシロモノ。 ヘラクレスの掌に対抗して作られたものの、あまりの恥かしさに陽の目を見ることがなかったヘラクレスの足の裏。 わざわざそんなものひっぱりだしてきますか。 ちなみに川原では、セイウチンの妹と母親が観戦にきてました。 ともかく、両リングともにゴング。 セイウチンVSクリオネマンは、バカ力でセイチンが押すも、しなやかな体でそれを振り切り攻撃に出るクリオネマン。 しかし、セイウチンも負けずにクリオネマンに技を仕掛け、クリオネマンもダメージを受け、息を切らせます。 「いったはずだよ…今日はニューセイウチンを見せてやると。」 セイウチン、カコイイ!! さて、ヘラクレスの掌では、ガゼルVSジェイドで盛り上がっています。 ともに、様子見でなかなか手が出せません。 観客席では、妙なおっさんが。 「ジェイド…」 ともかく、ジェイドが動き出します。 ジェイドのタックルを受け止めるガゼル。 ガゼルの腰の重さは折り紙つきだそうです(キッド談) 「腰が重くてなげられん!!」 「どうだ、わかったか?2期生の分際で1期生にケンカを売るのがどんなにおろかなことかを… よって、今からお仕置きをするっ!!」 「悪い子だ!!悪い子だ!!」 ジェイドのボディにひざげりの連打。 そして、ガゼルマンの必殺ハイキックでふっとぶジェイド。 しかし、観客席ではおっさんが… 「ようし、計算どおりだ…ジェイド」 一気呵成に攻撃をかけたいガゼルマンですが、汗を掻いて息切れを起こすガゼルマン。 今まで遊んでいたせいで、体が運動についていけなくなっていたのです。 でも、セイウチンは元気に戦ってましたが。 息切れをおこしてるガゼルにイヤミをいうジェイド。 「センパイ…そんなに遊びはいいですかぁ、あ〜〜ん?」 いわせておけば、と攻撃をするガゼル。 しかし、上手くかわされて、スープレックスでほうりなげます。 そのとき、ジェイドの首からドクロのアクセサリーのようなものが落ちます。 必死にそれを探すジェイド。 それに気付き、ドクロのアクセサリーを見つけるガゼル。 「こいつを探しているのか? ふんっ、おれたちには遊ぶことを非難して、てめぇはアクセサリーでオシャレか… 似合いやしないぜっ!!」 そして、ドクロのアクセサリーを放り投げます。 この場面、原作では「似合いやしねぇぜ、カッペが!!」というセリフだったのですが、「カッペが」がカットされていて、少し残念。 ともかく、アクセサリーを投げて、妙な勝利感を得たのか、バカ笑いするガゼルマン。 「ハッハッハッハッハッハ!!!」 「ハッハッハッハッハッハ!!!アハハハハッハッハ!! アッハッハ…アハハハハ…!!」 笑いすぎ。 切れるジェイド。 「き、きさま…一番やってはいけないことをやってしまったな!!」 びびる鹿。 「い、いかんっ!!絶対にいかんぞっ、あれをだしては!!よすんだーーーー!!!」 観客席では例のおっさんが叫ぶ。 ジェイドは、手刀を構えてガゼルマンに向かって猛ダッシュ。 焦る鹿。 「ベルリンの赤い雨!!!!」 一撃。 たった一撃の手刀でガゼルマンがダウン。 「バカめ…その技は1回戦では使うなと言ったのに」 伝説超人ブロッケンJrの必殺技、ベルリンの赤い雨。 なぜこの技をジェイドが使えるのか、そしてあの謎のおっさんは誰なのか。 いや…そんなモンゴルマンの正体なみにバレバレな謎よりも、ガゼルマンはどうなってしまったのか。 ともかく、色々な謎を残して、次回に続きます。 はじめてガゼルマンが戦った今回。 ガゼルマンのダメっぷりが伝わってきましたが、実は原作ではそれはすごいインパクトのある試合だったのです。 テレ東の規制ゆえでしょうが、原作ではベルリンの赤い雨をくらったガゼルマンがものすごいことになっています。 ただ、今回の放送はガゼルが倒れたところで終わって、まだガゼルVSジェイド戦は完全には終わってないので、こちらについては、次回に紹介させていただきますね。 次回は「クリオネマン 恐怖のレンズ攻撃」です。 さて、先日2世のテーマソングが発売することを紹介しましたが、ゆきも購入しました。 そこで、今回見事にあぼーんしたガゼルマンの追悼として、ガゼルマンのテーマ曲の歌詞を掲載させていただきます。 それはもう、非常にガゼルらしい素晴らしい曲です。 正直、これだけで満足しました。
すごすぎる歌詞です。 強いはずなんだよ きっと。 当たればすごいらしいですし。 ガゼルマン本人がいってるあたり、もう泣けてきます。 これこそまさにガゼルマンを歌った曲。 作詞された方に感謝です。 ネカマアイドルゆきは、きっと強いはずのガゼルマンを応援しています☆ |
2002/05/22 | セイウチンVSクリオネマン | |||
Vジャンプという雑誌をご存知でしょうか? ジャンプの弟分というかなんというか、低年齢層をターゲットにしているゲームやコミックを掲載した雑誌です。 感覚的には、コロコロコミックやコミックボンボンのような位置付けでしょうか。 現在、プレイボーイで本編が連載されているキン肉マン2世ですが、実はこのVジャンプでも連載されています。 話の内容的にはパラレルワールド的な位置付けでして、本編とは違った内容が楽しめます。 さて、このVジャンプ版のキン肉マン2世。 やたらと内臓や血が出たり、異様に展開が遅かったりしていやーんなプレイボーイ版に比べると、低年齢層向けだったり月イチ連載ということもあって、グロシーンもなく展開もあっさり気味で、こっちの方が面白いんじゃないかという気もしちゃいます。 また、Vジャン版2世の一番の見所として、前回見事にあぼーんされたガゼルマンが大活躍しているというのが特徴です。 本編では、ジェイドにあぼーんされて以降はほとんど見せ場がなくなってしまうのですが、Vジャンプではすでに2戦2勝という健闘っぷり。 こんなのはガゼルマンじゃないという意見もあったりしますが、ガゼルが見せ場があればそれで嬉しいゆきは、これはこれで満足しています。 ちなみに、先月号までは、万太郎、キッド、ガゼルの3人でデーモンプラントのアジトに殴りこみする話だったのですが、先月でその話も終了。 とりあえず、崩れだすアジトから逃げ出し、落ち延びた残虐超人ヘッド、完璧超人ヘッドを追うという展開なのですが、気がつけば落ち延びたメンバーは、最後に仲間になったチェックメイト、万太郎、キッド、そしてセイウチンになっており、ガゼルがいつのまにか消えているという、非常にガゼルらしい扱いとなっております。 ゆでのいい加減さは重々承知ですが、ちょっとあんまりすぎです。 さて、そんなわけでどんなわけで。 今回のキン肉マン2世は先週のガゼル祭の後始末を含めた話「クリオネマン 恐怖のレンズ攻撃」でした。 ジェイドのベルリンの赤い雨を食らって一撃でダウンしてしまったガゼルマン。 もはや誰もガゼルマンが立ちあがるとは思っておらず、早々に決着。 勝利を収めたジェイドに対して、遠くから見守っていたおっさんことブロッケンJrは「あの技を出したことによってわれわれの関係が世間に知られてしまうぞ」とつぶやきます。 そして完全に正体がばれてしまったことで、取材陣に囲まれますが、ブロッケンはそれを無視して去っていくのでした。 さて、決着がついて担架で運ばれるガゼルマン。 「キッド…」 白目をむきながら、虫の声でキッドに話しかけます。 「気をつけろ…2期生は…とてつもなく強いぞ…」 ガゼルマンがとてつもなく弱いだけのような気がするんですが。 さて、この一連の場面ですが、実は原作と比べると結構変わっています。 グ、グゴゲーッ!! ガゼルマン、真っ二つに裂けてます。 体の中が一体どうなってるのか謎です。 それはともかく、文字通り「赤い雨」が降り注ぎ、ジェイドの強さが際立っています。 ついでにガゼルマンの弱さも際立っていますが。 グロシーンや残酷描写が異常に多くてアレな原作ですが、この場面に限ってはインパクト抜群で好きな場面です。 しかし、さすがにテレ東の規制でこれは無理だったらしく「赤い雨」は降らなかったのが残念です。 それにしても、はじめてこれを読んだときは「ベルリンの赤い雨ってこんなに強かったかなぁ」と思ったものです。 ゆきの中では、ベルリンの赤い雨は、ザ・ニンジャの背転田楽刺し並のヘタレ技となっていたのですが。 ヘタレ技 ただのチョップ攻撃になってます。 その技が、まさか体をザックリ裂いてしまうほどの威力になるとは… カッコよくなったんで、いいんですが。 さて、ここで退場したガゼルマン。 ネタバレをしてしまうと、本編ではここで見せ場は終わりです。 一応死んではいないんですが、扱い的にはチャオズ並になっちゃいます。 アニメでは、楽しいキャラに成長したので、もっと見せ場を作っていただければ…と思うのですが。 まぁ、握手のシーンのように、他のキャラがやられるシーンを横取りしそうな場面が1つ心当たりあるので、またガゼルっぷりを堪能できると思いますが。 ともかく、とうぶん出番のないガゼルマンを追悼して、2ちゃんねるのスレにあった替え歌を掲載させていただきます。 なんか、もうこればっかな気もしますが。 ちなみに元歌はバッファローマンのテーマソングです。 超人のテーマソングを知らない方はわからなくてゴメンナサイ。
まさにガゼルらしさ爆発。 グゴゲーッ! さて、ガゼルマンの話ばかりで、ぜんぜん本編の話をしていませんでした。 なんだか脇道にそれすぎたので、本編の方はさらりと…行きたい所ですが、やっぱり長くなってしまいそうです。 というわけで、今回の本編にあたる、セイウチンVSクリオネマンです。 「よくもガゼルマンを!!」 ガゼルマンの恨みをはらすべく、セイウチンはクリオネマンに猛攻。 ひそかに応援にきているセイウチンの母親と妹もセイウチンを応援。 容赦なく猛攻を続け、クリオネマンをコブラツイストで固めるセイウチン。 しかし、クリオネマンは自らの体をゼリーのようにする「ゼリーボディインパクト」でこれを抜け、さらにゼリー状になったからだでセイウチンをしめつけます。 なんだかあっさりこんな技を使っちゃったクリオネマンですが、いってみれば悪魔将軍の技「超人硬度ゼロ・スネークボディ」のようなもので、この軟体ならマッスルスパークもあっさり返しそうような気がします。 なんだか詐欺っぽいです。 しめつけられたセイウチンですが、バカ力で体をしめるクリオネマンを解き放します。 解き放たれたクリオネマンは、空中にふわふわと浮かびながら「なかなかやるじゃないか、先輩」と言います。 このあと、万太郎がクリオネって何かと聞き、ミートが解説するシーンがあるのですが、ここで実写クリオネが拝めました。 ふわふわと浮かぶクリオネマンを叩き落そうとするセイウチンですが、クリオネマンは手を盾や武器に変化されて迎撃。 そしてダウンしたセイウチンに、クリオネマンのボディプレス。 ボディプレスをくらったセイウチンは、なんとクリオネマンの体内に閉じ込められてしまいます。 なんとか脱出しようとするものの、クリオネマンのゼリー状のボディは破けません。 体内には海水が充満していることもあり、体力を消費するセイウチン。 そこに追い討ちのように、クリオネマンは自分のボディを殴って中にいるセイウチンをいためつけます。 そして失神してしまうセイウチン。 これを見かねたセイウチンの妹のどろしーは、「おがぁ、なんとかして」と泣いて頼みます。 そして、やむをえないと判断したセイウチンのおがぁは「セイちゃん、これ食って元気だしな!!」とリングに向かって魚を放りなげます。 そしてクリオネマンに命中。 というか、あからさまに反則のような気がしますが、この手の反則は正義超人のお家芸ですので、気にしちゃいけません。 この魚も、クリオネマンのボディの中に徐々にすいこまれていきます。 クリオネマンのゼリーボディは、海の生き物を体内にとりこむ性質があるのです。 試合を見守っていた万太郎は、これは絶好のチャンスだと、気絶させたセイウチンに叫びかけることによって目覚めさせます。 「お前の目の前に、今まさにクリオネマンの体内にとりこまれようとする魚が見えるはずだ!」 なんだか妙にぎこちない日本語で、セイウチンに叫ぶ万太郎。 「今なら、その魚をとりこむために、クリオネマンのゼリーボディに穴があいている!その間に脱出するんだ!」 そしてセイウチンは、万太郎の助言をうけ、魚を利用して見事脱出に成功。 「ありがとう、万太郎の兄貴…」 「…良かった…」 涙を流しつつセイウチンの無事を喜ぶ万太郎。 ちょっといい場面です。 脱出に成功したセイウチンは、セイウチン脱出の反動で転がってるクリオネマンは完全無視で、魚を食べてスタミナ回復。 「なにをよそみしてやがる!!さぁ、戻って来い!我が体内へ!!」 セイウチンを撮りこもうと突進してくるクリオネマン。 しかし、セイウチンはこれを上手くかわし、ツームストーンパイルドライバーで迎撃。 「先輩…この私を、本当に怒らせてしまいましたねっ!お遊びはもうおしまいだ!!」 ダメージを受け、怒りをあらあにするクリオネマン。 ふわふわと空に浮かび、体を巨大なレンズにします。 「先輩…2期生最強を誇るわたしを相手に、よくここまで持ちこたえたものです」 なんだか勝手に2期生最強を語っているクリオネマン。 実際に4人で勝負したわけであるまいし、何を基準に最強を語っているのでしょうか。 やっぱり、ファクトリーの成績が1番だったのでしょうか。 そうすると、1期生最強はガゼルマンになっちゃうのですが。 ともかく、日本駐屯の放棄をさぼり、遊んでいたセイウチンを非難して、自分には勝てないというクリオネマン。 それを聞いたセイウチンの母と妹は、さぼっていたセイウチンを非難。 「あんちゃんのばかー!!」 どうでもいいですが、セイウチンの妹、びみょーにかわいいです。 「先輩、ここまで家族の名誉に泥を塗ったんだ、これはきついお仕置きが必要だろうな」 悪い子だ!悪い子だ! 虫眼鏡の原理で太陽光線を集めて、熱光線を照射するクリオネマン。 なんだか、プリズマンのカピラリア光線とイメージがだぶります。 やはり、クリオネマンはプリズマンの関係者のような気がしてなりません。 ともかく、クリオネマンの必殺技「ソーラーエナジーヒート」が炸裂。 なんとかかわしたセイウチン。 そして、熱光線はその先にあったコーナーに命中。 コーナーは激しく燃え盛ります。 熱光線を避けたセイウチンに対して、セイウチンの母の反応はというと… 「こら、セイウチン!恥かしいことしたんだから、おとなしく罰をうけんか!」 自分の息子をセイウチの丸焼きにする気ですか。 しかし、そこにそれに反論する声が。 「セイウチンさんは恥かしいことなんかやっちゃいない!!」 「そうよ!!」 今度はDQN数名とおばあさんが登場。 「セイウチンさんは、俺たちにいいことをしてくれたんだっ!」 学校をさぼっていて遊んでいた不良たち。 そしてケンカでボコボコにされていたとき、セイウチンは彼らを助けます。 助かったよ、という彼らに対してセイウチンは、 「礼はいい。そのかわり、約束してくれ。学生の本分は勉強だ。明日からは学校に行きなさい」 といい、彼らを更正させたのでした。 また、街で困っているおばあさんを優しく助けた過去もあり、不良たちやおばあさんはセイウチンに感謝の言葉をかけます。 なんと、セイウチンは遊んでいたのでなく、アホ好きを装って弱い人たちを助けていたのです。 これを聞いたセイウチンの母と妹はセイウチンを非難したことを激しく後悔。 そして、ミートも感動。 セイウチン、いいヤツだ!! なんというか、まだガゼルマンの株が下がったという感じです。 セイウチン>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ガゼルマン ヽ(`Д´)ノウワァァァン!! まぁ、駐屯してるはずの北海道をほうったらかしにして、東京の人たちを助けていたのはどうかと思いますが。 「人々を救うために遊んでいただと!?それでも遊んでいたことにはかわりない! 完全なる正義超人はそんな少しの遊びも許されないのだ!!」 そう言い放って、熱光線で攻撃するクリオネマン。 そんな状況を見て、セイウチンを助けようとかけよってくる不良たち。 いや、だからそれは反則ですってば。 しかし、クリオネマンは彼らに対して恐るべき行動をとります。 「あんなワルガキどもはいずれ悪の道に戻る! 彼らを真に更正するためには、キツイお仕置きが必要だ!!」 なんと、観客の彼らに向かって熱光線を放つクリオネマン。 なんというか、この時点でコイツは勝敗関係なく失格だと思うのですが。 そういえば、先日バグ騒動で紹介した「真・女神転生」では「秩序」に基づく行動をとるLAW属性で進めると、最終的には選民思想のようなものにたどりつき、箱舟で宇宙にのがれて地上を大浄化という、ゲーム史上稀にみる凶悪なエンディングにたどりつきました。 極端すぎるLAW属性が最終的にもたらすのはこんな恐ろしい結末で、クリオネマンもそんな極端な秩序に基づく考えの持ち主なのかもしれません。 というか、こんなヤツは駐屯して欲しくないというか。 人間を守る超人なんだから、人間に選ばせろというか。 ゆでの世界観相手にそこまで考えても仕方ないのですが。 ともかく、不良たちを守ろうとして光線をなんとかはじくセイウチン。 しかし、体勢をくずしてしまいます。 その間に、クリオネマンはセイウチンのまわりに光線を当てて発火させます。 燃え盛るリング。 逃れられず、暑さに苦しむセイウチン。 そんなセイウチンに対して、自分のボディに入ればその苦痛から逃れられるとそそのかすクリオネマン。 思わず、クリオネマンの体内に飛びこもうとセイウチン。 そして、クリオネマンは体内に巨大な魚の骨を出してきて、その骨でセイウチンを固めてとりこんでしまいます。 「これで我が体内から逃れることはできない!! この勝負わたしの勝ちだっ!!! キョーッキョッキョッキョ!」 今回はここで終了です。 なんだか今回は普通に面白かった回というところでしょうか。 それにしても長くなりすぎました、申し訳ありません。 次回は「デッド・シグナル 悪夢の標識攻撃」です。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/05/29 | ミスター交通道徳 その1 |
相変わらず更新が遅くて申し訳ありません。 しばらく止まっている東京ミュウミュウのレビューですが、録画したビデオを間違って上書きしたり、録画をミスったりして(´・ω・`)ショボーン な状況です。 一応、ゆきの住んでいる地域では、テレビ大阪、奈良テレビで2度見るチャンスがありますので、なんとかなる予定です。 しばらくお待ちください。 さて。2ちゃんねるでは現在、和製フーリガン・キン肉倉マンこと肉倉真澄(20)が大人気で、ファンクラブまで出来ています。 関連スレも乱立され、名前に肉が入っているだけでここまでの盛り上がりを見せる2ちゃんねるのお祭りパワーには脱帽です。 苗字に「肉」が入ってる時点で、みんなして「額に肉を書け」みたいなことをいうあたり、肉といえばキン肉マンなのかなぁ、と思ってしまう次第です。 名前の真澄がキン肉族っぽいのもグーです。 そんなこんなで。 今回のキン肉マン2世は「デッド・シグナル 悪夢の標識攻撃」です。 クリオネマンのボディに取り込まれたセイウチン。 クリオネマンの体内にあらわれた巨大な魚の骨「ビッグフィッシュボーン」によって、身動きさえとれません。 セイウチン、絶体絶命。 それはいいとして。 戦いの舞台の池に浮かんだヘラクレスの足の裏がマヌケすぎて、なんだか力が抜けます。 遠景からうつされると、なんだかものすごく脱力。 いや、面白いからいいのですが。 セイウチンのピンチに、前回脱出したとき同様に魚を投げようとするセイウチンの家族ですが、セイウチンは身動きが出来ないから無駄だというクリオネマン。 「おがぁ、早くこれをあんちゃんに…おがぁ!!」 泣いてすがる妹どろしー。しかし… 「どろしー…もうええ…もうえぇだよ…」 涙を流して見守るセイウチン母。 自分の息子のピンチやっちゅーのに、もうええんかいなっと言いたくもなりますが、何をやっても無駄と悟ってしまったのでしょう。 やがて失神するセイウチン。 セイウチンが負けたと悲しむ観衆。 しかし、クリオネマンは非情にも「まだ油断ならない。敵はタヌキ寝入りの名人、叩くときは徹底的に叩け」と叫び、大ジャンプ。 そして、ボディからセイウチンの頭だけを出し、上空からコーナーポストに激突。 「XYZ(エグザイズ)クラーーッシュ!!」 ズゴォォォォン!!! セイウチンの顔面はまともに鉄柱に激突死し、セイウチンの2本のキバが折れてしまいます。 そして、戦闘不能状態のセイウチンをボディから出し、場外の池に放りこみます。 セイウチンの戦闘不能はあきらか。 クリオネマン、ここにセイウチンを撃破したのでした。 「たしかに、セイウチン先輩は人間との触れ合いを優先させたいい正義超人かもしれない。 しかし、我々正義超人の能力は悪行超人と戦うというもっと大きな視野にたって使うものなのだ。」 いや、あんた一般人に攻撃してたし。 一応仲間の正義超人相手に過剰な攻撃仕掛けてるし。 どうみても悪行超人なんですが。 セイウチンの敗北にショックを受ける万太郎。 おちゃらけながらも、涙を流し、セイウチンの仇をうつことを誓うのでした。 「セイウチン…」 担架で運ばれるセイウチンを見守る万太郎。 そんな万太郎を見たどろしーは、セイウチンの好物の魚をとりだし… 「キン肉万太郎さーん!!あんちゃんが大好きなこれさ食べて、仇さうってけろーーー!!」 万太郎に魚を放り投げます。 「…!」 ガシッ!! ナイスキャッチ。 「たしかに受け取ったぜ!!」 カッコよく決める万太郎なのでした。 ちなみにこのシーン、原作では魚をまともに食らうマヌケシーンだったのですが、カッコよく決めるシーンになっていて良かったと思います。 このシーンをはじめ、原作の万太郎はアニメ版に比べてヘタレ度が5倍くらいという悲惨な状況。 作画のよさもあってか、アニメの万太郎の方がずっとカッコいいです。 というか、ゆでたまご先生、もうちょいなんとかしてください。 さて、AB両ブロックとも2期生勝利で終了。 第2試合の準備がすすめられています。 鹿が瞬殺されたAブロックでは、どうみてもマフィアのボスのようにしか見えないスカーフェイスが爪を磨いています。 原作では子分がいたのですが、アニメでは1人。 そして対戦相手のキッドが入場。 左腕にガゼルマンの出身国のタンザニア国旗、右腕にはセイウチンの出身国のアイルランド国旗を結んでの入場です。 「なるほど、これは善戦むなしく敗れ去った仲間たちの分まで頑張るという気持ちをあらわすんですねぇ。」 セイウチンは善戦むなしく敗れ去りましたが、鹿は問題外だったような気がするんですが。 というか、速攻でスタミナ切れの鹿に比べて、セイウチンはMAXマン戦以上に元気に戦ってました。 鹿、情けなさすぎです。ヽ(`Д´)ノウワァァァン!! キッドの入場に盛り上がる会場ですが、対戦相手のスカーフェイスは少し呆れ気味。 「やれやれ、どうも1期生はやることがウェットでいけねぇや。 肝心のファイトも、友情パフォーマンスに負けないように頼むぜ。」 ちなみにこのセリフ、原作ではジェイドのセリフなんですが、スカーフェイスが奪い取っちゃってます。 今回はジェイドは出ていないので、声優さんの関係でしょうか? スカーフェイスが言う方が雰囲気的にはあってる気もしますが。 さて、ヘラクレスの足の裏でも、万太郎入場。 キッドに対抗して、魚を背負って魚屋さんのコスチュームで登場。 万太郎は自信満々ですが、会場は非難轟々。 投げられたタイヤが魚にあたって、頭を魚にくわえられるという情けなさ。 やっぱりアホです、この人。 そんなアホはさておき。 ヘラクレスの手の裏ではキッド対スカーがはじまります。 突進してくるスカーを上手くよけキック。 「仲間の仇はとらせてもらうぜ!!」 舞台は再び足の裏。 まだ魚がとれない万太郎。 ミートになんとかとってもらい、ゴング。試合開始。 万太郎は、デッドシグナルに対し、頑丈そうなボディに比べて細くひ弱な両足を狙って低空ドロップキック。 クリティカルヒットして、苦しみもだえるデッドシグナル。 「案外弱そうかも」 そういいつつ、もう一度ドロップキック。 しかし、デッドシグナルは頭の交通標識を「指定方向外進行禁止」に変えます。 すると、万太郎のドロップキックは大きく左に剃れてしまいます。 「グギガガガガー、俺の顔のトラフィックサインは飾りでなく、対戦相手は俺の顔面を見たら標識どおりの行動しかできなくなってしまうのだ。」 まさにゆでイズム爆発の設定。 というか、デフォルト設定の「とまれ」は効果ないんですか? このあと、万太郎が得体の知れない標識をだしてきて「カルビ丼おごれの標識だ!!」というアホシーンがあるのですが、割愛。 一応見所として、デッドシグナルがバカ笑いするシーンでしょうか。 「グギガガガガーーーッ!!グガーーーガッガッガッ!! ギギャーッガッガッガッガ!ゲゴーッゴッゴッゴッゴ!!」 どこの星の人ですか、あなたは。 ともかく、デッドシグナルは次の技を繰り出します。 「デッドレイルロード!!」 万太郎を通り越して足の踏み切りを閉じるデッドシグナル。 すると、万太郎は突然踏み切りの中に。 「デッドシグナルはどこだ!?」 しかし、これはデッドシグナルの幻術。 リング上で幻を見せられる万太郎に対し、ミートは「どうしたんですか!2世!」と声をかけるも効果なし。 幻術にかかったままの万太郎は踏み切り内から出られず、向かってきた電車に思いっきりはねられてダウン。 一瞬気を失うも、ミートの叫びに意識を戻す万太郎。 「列車は…?」 「列車なんてどこにもないですよ!飛んできた看板がぶつかったんです!!」 一連の動きは、デッドシグナルのトラフィックサイン殺法によるものでした。 デッドシグナルは、相手の動きを支配するだけでなく、幻覚を見せることも出来たのです。 そして、幻覚を見せるだけでは効果が薄いので、遠くの看板を突風で飛ばせてぶつけ、幻覚同様のダメージを与えたというのです。 なんとデッドシグナルは、自然現象までコントロール可能だったのです。 なんというか…まわりくどいことせずに、そのまま看板飛ばしたらいいような気もしますが、幻覚を見せることにより、より相手に恐怖を与えるということなのでしょう。 逃げようとする万太郎に、ガードレールをのばして捕まえるデッドシグナル。 そして、頭の止まれの標識を回転させ、ノコギリのようにして万太郎の体をえぐってしまいます。 恐怖のトラフィックサイン殺法、はたして万太郎はどうやってこれを打ち破るのか? こんなところで今回は終了。 なんというか、どうもキン肉族の相手は特殊能力系が多いようで。 ミスターVTRの親戚か何かじゃないかという感じのデッドシグナル。 正義超人にしては珍しい特殊能力系でしょうか。 ちなみに、このデッドシグナルを考案された方は、MAXマンやTHEリガニーを考案された方と同じ方で、HPで投稿イラストを公開されています。 元の名前は「ミスター交通道徳」という名前だったそうで、やはりミスターVTRを意識しているとのこと。 なんというか…ゆでが自力で作った超人ってほとんどいないような気が。 よくいえば読者の意見を取り入れている…悪く言えば、キャラメイキングを放棄しているというか。 ロビンマスクやラーメンマンでさえ、もとは読者投稿だったというのだから驚きです。 ちなみに、ロビンの元の名は「ヨロイマン」だったらしく、本当にロビンマスクで良かったとしみじみ思っちゃいます。 次回は「トラフィックサインを打ち破れ!」。 万太郎VSデッドシグナル、決着です。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/06/06 | ミスター交通道徳 その2 |
今日もキン肉マン2世です。ようやっと放送に追いつきました。 東京ミュウミュウはすさまじく遅れていますが(´・ω・`)ショボーン デッドシグナルのノコギリ攻撃に悲鳴をあげて苦しむ万太郎。 デッドシグナルを蹴り飛ばしてなんとか脱出するも、再びつかまります。 しかし、「同じ手を2度と食らうか!」とセイントのようなことを言って、迎撃。 さぁ、反撃というところですが、デッドシグナルは再びトラフィックサイン殺法を使います。 今度は頭の標識を「落石注意」に。 この標識を見た万太郎は、見事に幻術にひっかかり落石に直撃して大ダメージ。 ちなみに、今回は突然落雷が起こり、看板が破壊されてそれが万太郎に直撃したのでした。 そのまま雷を万太郎に当てればいいやんという気がします。 そーいえば、雷を素手で掴んで投げつける超人もいました。 さすが完璧超人。 見ていて頭が痛くなります。 まぁ、重いものが早く落ちるとか、地球をの自転を逆回転させて時間を戻すとか、雷を素手でつかんで投げつけるとか、もう物理法則完全無視な完璧な方々はおいといて。 というか、今思いましたが、完璧超人とはゆで具合が完璧な超人ということだったのでしょうか。 クロスボンバーでマスクが剥がれるのも謎すぎですし。 ともかく。デッドシグナル、攻撃するたびに公共物を破壊して、それでも正義超人かという疑問もわいちゃいますが、ミートは、これは武器攻撃で反則じゃないかと抗議します。 というか、これが反則なら、セイウチンの魚は間違いなく反則だと思うのですが。 結局、この攻撃はデッドシグナルが長年の修行によって天候を操る能力を身につけることにより会得したもので、反則ではないという結果に。 どんな修行をしたのか謎すぎですが、ともかく認められたよう試合は続行です。 「グギガギギギー!!万太郎は俺の交通標識を無視したため、酷い目にあった。 ルールを無視するとどうなるか、よーくわかっただろう!」 いや、落石注意に関しては無視もクソもなかったような気がするんですが。 そもそも、落石注意してても、落石してきたらおしまいのような。 とにもかくにも、デッドシグナル、観客にルールを守る大切さ語ります。 そして、デッドシグナルの一連の話に納得した観客たち。 「そうだ!デッドシグナルのいってることは正しいぜ!」 「かっこいいぞ、デッドシグナル!!」 「いいぞーー!!」 「シーグナル!!シーグナル!!シーグナル!!シーグナル!!」 観客の方々、揃いも揃ってDQNですか? まぁ、この場合はデッドシグナルが人の心を操る能力にも長けていたということでしょうか。 たぶん、彼の特殊能力のひとつなんでしょう、これも。 そう思わせてください。 観客の声援にこたえ、再び頭を回転させてノコギリ攻撃で、とどめに入ろうとするシグナル。 しかし、万太郎にあたる直前、急に方向をそらしてしまいます。 疑問に思う万太郎に、ふと気付いたミートが語ります。 「さっきの落石攻撃のときにとんできた、ペンキの缶が転がって左折マークに!!」 見事なご都合主義。 「そうよ、どんなときでも交通ルールは守らなければならないからなぁ!」 嬉々として語るデッドシグナルですが、自分で弱点さらけだしてどうしますか。 「よーし、それなら!」と、万太郎は落ちてきたペンキを使って、リングに「徐行」の標識を描いちゃいます。 「これはいかん…ゆっくり走らなければ…!」 わざわざ律儀にスローで走るデッドシグナル。 歩けばいいのに。 スローの攻撃のデッドシグナルに万太郎、反撃開始。 「キックは、禁止」 「エルボも、禁止」 「カルビ丼おごれ!!」 もう完全に遊んでます。 「もうオレ、さっきからなにやってんだよっ!!」 デッドシグナル、自分で自分につっこむ始末。 もうその手はくわんと万太郎に突撃しようとしますが、今度は横断歩道が。 なんか、犬とばあさんまでわたっちゃってます。 解説者もいっしょに遊んでわたってみたり。 もう完全にコケにされてます。 というか、このギャラリーが、どうやってヘラクレスの足の裏に乗ってきたのか謎すぎなんですが。 完全に万太郎のペースで、デッドシグナルに怒涛の攻撃です。 更に標識を描こうとする万太郎ですが、しかし、なんとペンキ切れ。 ボロボロのデッドシグナル、立ちあがり万太郎をにらみつけます。 まぁさっき描いた道路標識があるから大丈夫か、と安堵する万太郎ですが、デッドシグナルは足からアスファルトを出してきて、リングの一面に描かれた標識を消してしまいます。 ちなみにこの一連のシーン、原作だとデッドシグナルの攻撃で万太郎の額が大量出血したので、前髪を筆代わりにして標識を描くというシーンでした。 最終的には、血が固まってもう描けなくなるというオチ。 こういっちゃなんですが、この変更、違和感どころか原作よりも説得力あったような気が。 うれしそうにペンキで標識を描く万太郎がやけにマッチしていましたし。 さて、デッドシグナル怒りの反撃です。 逆タワーブリッジ状の姿勢で、背中をノコギリでえぐる「ナスティドロップ」に万太郎は悲鳴の声。 そんな万太郎に声をかけるミート。 「2世、気をしっかり持ってください! あなたの前に戦ったガゼルマンや、セイウチンの姿を忘れましたか!? 今のあなたよりも、もっともっと酷い攻撃を受けても、最後まで戦いぬいたあの二人の姿を!!」 …いや、セイウチンはともかくガゼルマンは見事なまでの瞬殺でしたが。 ガゼルマン、何か攻撃を耐えぬきましたっけ? ベルリンの赤い雨一撃であぼーんされただけのような。 ともかく、この言葉が万太郎の心に火をつけます。 「そうだ…2人のためにも僕は負けない!!」 背中のキン肉が盛り上がり、ノコギリの回転を止めて反撃。 しかし立ちあがって来たデッドシグナルは、例の踏み切り攻撃にでます。 逃げることによって、幻覚を防ごうとする万太郎ですが、デッドシグナルはさっき横断歩道を渡っていた子犬を手に持ち… 「そいつはどうかな?」 そういって、踏み切りの内側に子犬を放り投げます。 それを見て、子犬を心配して叫ぶ観客。 「ジョン!!」 いつのまにか名前が。 というか、犬といえばやっぱりジョンですか? そういえば、過去に「探偵ナイトスクープ」という番組で「ジョンといえば何を浮かべるか街の人に聞く調査」という依頼がありました。 依頼者は、「ジョン万次郎だ」といっていたのですが、街の人の反応はのきなみ「ジョンといえば犬」でした。 もちろん、ゆきも最初に「ジョン」と言われれば犬が出てきます。 やはり、犬といえばジョン、ジョンといえば犬なのでしょうか。 もし、ジョン万次郎を思い浮かべた方がいたら、かなりの豪傑かもしれません。 そんなことはどうでもいいとして。 子犬を心配した万太郎は幻術にかかってしまいます。 どうすればいいか迷う万太郎。そして… 「ルールや秩序は守らなければならない大切なものだ…。 でも、時にはそれを破ってでも守らなければならない、もっと大切なものがあるはずだよ!」 子犬のジョンを助けるために踏み切りを越える万太郎。 そして、子犬を抱いた万太郎の目の前に電車が。 「うおおーーー!!」 目の前に来た電車を臆せず、渾身の力をこめてドロップキック。 電車は看板にかわり、看板は万太郎のキックで吹き飛びます。 デッドシグナルのトラフィック殺法、ここに破れたのでした。 これを見たデッドシグナル、客に語りかけます。 「またこいつは交通規則を守った! こんな秩序を乱す超人は、正義超人から追放しようじゃないか!!」 この言葉を聞いて、リングを睨む観客。 「見たか、万太郎よ!人々の支持を失ったキサマに勝ち目はない!!」 デッドシグナルの言葉に対して万太郎は… 「これでいいんだよ、ミート。お客さんは正しい。 たしかに交通ルールは守らなければならない…。 でも、ぼくは誰の支持を得られなくてもかまわない!僕はルールを破ってでも、この子犬を助けたかったんだ。」 「ふんっ、甘ちゃん野郎が寝言をほざくなっ!」 しかし、観客は… 「いや、万太郎!あんたは正しいぜ!」 「デッドシグナルは何よ!かわいい子犬を利用するなんて、ルール以前よ!」 「オレは万太郎を支持するぜ!!」 「あたしもよ!!」 客の支持の奪い合い。なんだか政治家みたいです。 普通に戦え。 観客も観客、いい加減すぎです。 まぁ、デッドシグナルの子犬を利用した攻撃はさすがにまずすぎました。 そんな空気を読めず語っていた哀れな信号機、南無。 「マンターロ!マンターロ!!」 最初のサンシャインのせいで変だったアクセントも、微妙に修正された感じのあるマンターロコール。 このあと、デッドシグナルの猛攻撃を受けてもうろうとする万太郎ですが、観客のマンターロコールで力を得て、とうとう額に肉の文字が。 ズガガンガガンガン!! なぜかここでOP主題歌が流れます。 「よーし!!これで元気100倍!!」 「なにをー!とどめだーーー!!」 ノコギリ頭で突っ込んでくるデッドシグナル。 しかし、万太郎、これに対して背を向けます。 「なんと万太郎、デッドシグナルに対して背を向けた!これはどういうことだ!?」 やはり、侠客(おとこ)立ちでしょうか? 己の最も自信のある背で、相手の攻撃を受けきるという侠客立ち。まさに男の中の男。 そんなはずもなく。背を向けたまま上手くかわし、デッドシグナルを捉えて間接技に。 「万太郎一番絞り!!」 ネーミングセンスなさすぎです。 万太郎一番絞りをくらったデッドシグナル、頭の回転が遅くなってしまいます。 そして、万太郎大きく飛びあがり、必殺の体勢に。 「くらえ!!キン肉バスタ━━━━ッ!!!」 見事にキン肉バスターが決まり、万太郎は無事勝利したのでした。 さて、無事勝利を収め、キッドの試合をモニターで見てみる万太郎。 しかし、そこにはロープを首に巻きつけられ、苦しみもだえるキッドの姿が。 「Aブロックではとんでもないことになっていた! テリー・ザ・キッド、2期生スカーフェイスのケンカ殺法にやられっぱなしの状態だー!!」 はたして、キッドの命運やいかに? そしてスカーフェイスのケンカ殺法とは? こんなところで今回は終了です。 次回は「キッド危うし!暴君スカーフェイス」です。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/06/19 | キッドVSスカーフェイス |
なんだか最近、更新が遅くて謝ってばかりです。 6月は5回しか日記を更新をしていない上にトピックスもほとんど更新無し、CGは夏コミ用に描いていることもあって全然更新できずと、申し訳ありません。 そんなわけで、今日から心を入れ替えて更新にはげみたいと思います。 3日もつかどうか心配ですが。 さて、6月12日のキン肉マン2世は「キッド危うし!暴君スカーフェイス」でした。 キッドの苦戦を見て会場にかけつけた万太郎、ミート、委員長他数名。 キッドは、スカーフェイスの手によってロープにしばられています。 そんなキッドを会場の最前列に割って入って必死に応援する万太郎。 しかし、今まで座って見ていたのに、万太郎がいきなり前に来たせいで見れない観客が。 何度も後ろからポップコーンをはじいて、万太郎の頭に当てて、気付いてもらおうとしている観客。 ポップコーンを何度も当てられて、いい加減にイライラした万太郎が振り返ると…そこには懐かしい顔が。 「うわーーっ、シビンマスク!!」 「誰がシビンだっ!オレの名前はケビンマスクだっ!!」 ナイス漫才。 ところで、ケビンはマスクをつけたままなのに、どーやってポップコーンを食べているんでしょうか。 父親譲りのケビンパワー全開か何かでしょうか。 試合を観戦に来ていたケビン。 正義超人同士の戦いでお行儀がいいと思っていたが、徹底的に痛めつけるストリートファイト殺法に感心。 とゆーか、2期生はジェイド以外は悪行超人としか思えないんで、とてもお行儀がいいとはいえないんですが。 ミートは、委員長にロープでの攻撃は正義超人道に反すると訴え、それを聞いた委員長はスカーに厳重注意。 しかし、それに対してジェイドの横槍。 「スカーに対してそんなことを言っても無駄ですよ。 なんせヤツはファクトリーの格闘の実技以外の授業はいつも居眠りしていたんですよ。」 そんなヤツ卒業させるな。 ファクトリーは、強ければ卒業なんでしょうか。何か間違っています。 結局、キッドは自力でロープから脱出。 体をスピンさせてエルボー。 「うおーーー!!こんな目に会わせやがって!倍返しにしてやる!!」 そういいながら、地団太ダンス。 そしてローリングソバットで攻撃しますが、スカーはそれをキャッチし、パワーで投げ捨てます。 さらに攻撃してくるスカーに対して、キッドはガードポジションを取ります。 しかし、スカーはガードポジションの上からパンチ。 そんなスカーに対してジェイドが助言を送ります。 「だめだっ、スカーフェイス!!ファクトリーの戦いのセオリーを思い出せ!! ガードポジションを取る相手におおいかぶさると、逆転される可能性が大きいということを!!」 しかし、スカーは… 「思い出せジェイド!!! オレは格闘の授業以外の実技は、いつも居眠りをしていたことをーーっ!!」 ジェイドとスカーの2人の合間に流れる沈黙。 そして、お互いを理解しあったか、2人同時に軽く手を上げ、試合再開。 良すぎです、あなたたち。 スカーの「思い出せ!ジェイド!」以降はアニメオリジナルですが、どうもアニメスタッフがゆでの原作につっこみを入れているという感じがして、最高でした。 結局スカーはそのまま攻めつづけますが、キッドに上手くとらえられ、見事に逆転。 しかし、それをも無視して、常識を超えたパワーでねじふせてしまうスカー。 そして、キッドを思いきり叩きつけ、必要以上に痛めつけます。 そんなスカーを見かねたジェイドは、「もうやめろ!我々新世代超人は、常に紳士たれということを忘れたか!!」 と警告。 しかし、スカーは「いちいちうるせぇ!オレ様は自分の本能のおもむくままに動くだけよ!」と返します。 もうこの人は、この時点で正義超人除名すべきです。 ほんとに、強さは一流でも、ジェイド以外ろくな人材いません。2期生。 そんなスカーのファイトスタイルを見て、ケビンは昔そっくりな超人がいたと思い出します。 さて、スカーは、キッドの異名「テキサスの暴れ馬」は自分にこそふさわしいといいます。 いつキッドが暴れ馬と呼ばれたのか謎ですが。 ともかく、キッドはスカーに反撃、足首に間接技を決めます。 しかし、全然効いていないというスカー。 キッドが、渾身の力をこめると… バキィ!! スカーの足首がちぎれて、トカゲのしっぽみたいに新しい足が。 「こいつ…ホンモノの化け物か!?」 驚くキッドですが、スカーに顔面に渾身のパンチ。 すると、顔がまるで覆面のごとくずれてしまいます。 「クックック…そうよ…顔だけじゃない。顔も体もすべてが偽者。」 体中が音を立てて砕けていくスカー。 そして、中にはなんだかトゲトゲしくて、ピンクが妙に目立つ超人が。 ゆでお得意のオーバーボディです。 変わりすぎ。 そのトゲトゲはどーやって隠していたのか気になって仕方ないです。 カッコよくなったんで、いい気もしますが。 それにしても、オーバーボディほど話を作る側にとって使いやすい手法はないのでは、と思います。 とりあえず描いたキャラのデザインが気に入らなかったら、オーバーボディということにしたり、実は中身はあの超人だったという作者すら知らなかった展開に持ちこんだりと、まさに反則的手法です。 サタンクロスの中身が実はサムソンだという事実は、作者すら知らなかったことでしょう。 ともかく。 正体をあらわしたスカーを見て、焦るケビンマスク。 「やはりオレの予感はあたった…! もはやキッドに勝ち目はない!!」 驚くキッドやジェイド。 それはともかくとして、スカーは再び、暴れ馬の異名を自分に譲れといいます。 当然拒否するキッド。 「暴れ馬という異名は、パパとオレに許された由緒ある異名だ!!」 そして、カーフブランディングの体勢に持ちこみますが、キッドの力ではスカーはびくともしません。 逆にスカーがカーフブランディングの体勢に持ちこみ、両足をキッドの頭に当て、カーフブランディングの改良技の「バッファローブランディング」で攻撃。 強烈なダメージに、ダウンしながら思わず「パパ…」とつぶやくキッド。 そんなキッドを見て、やっぱり暴れ馬はあんたにふさわしくない、とスカー。 テリーマンは、その格闘スタイルから、誰がいいはじめるともなく、自然と暴れ馬の異名が名づけられたが、キッドは何の実績も無いのに、テリーマンの息子というだけで暴れ馬と呼ばれている、と言い放ちます。 愕然とするキッドに、更に、キッドの技は全て父親のコピーにすぎないと指摘。 なんとゆーか、非常に的を得ています。 そして攻撃してくるスカーですが、キッドはスピニングトーホールドで反撃。 「甘えん坊超人がまたパパの猿真似か?」 「違う!!技に入るタイミングや、技のフォームは俺のオリジナルだ!!」 なんとも地味なオリジナルです。 結局、スカーには全然効かず、愕然とするキッドにスカーが反撃。 今度は、通常は片方の足にしかきめないスピニングトーホールドを、両足を決めてしまう「ダブルトーホールド」に改良。 すさまじい威力に悲鳴をあげるキッド。 余裕からか、一旦技をとくスカー。 もはやキッドは勝てる気がせず、相手のなすがまま。 そんなキッドにとどめをすべく、キッドを持って飛びあがるスカー。 そして、なんとキン肉バスターの体勢に。 更に、キン肉バスターで決めている首の部分に三角締めを加えた必殺技、「アルティメットスカーバスター」の体勢に。 この技を見て解説をはじめる人々。 キン肉バスターの首のフックが甘い弱点を克服するとは…と驚き、アシュラマンの改良阿修羅バスターというのもあったが、それでさえ完璧でなかった、などなど論議します。 でも、改良阿修羅バスターって、まともに破られたことは一度もなかったような。 腕が六本ないとできないのが致命的ですけど。 それはともかく。クソ長い論議の最中、スカーバスターはずっと下降中。 どれだけ高く飛びあがったんでしょう、この人は。 約1分半後、ようやっと着地寸前です。 ちょっと、ここでどれくらい飛びあがったか計算してみましょう。 物理の公式では、空気抵抗がないとき、 H(落下距離)=(1/2)×g(重力加速度)×t^2(時間の自乗) です。 重力加速度gは定数で9.8を代入、時間tは紹介した通り90秒を代入。 すると、落下距離Hは39690mという結果に。 一度のジャンプで4万メートル近く飛びあがるスカーフェイス。 なんとゆーか、エベレストの頂点も、ジャンプで軽く辿り着きます。 さすが超人、無茶苦茶です。 まぁ、ゆでの世界では重いものほど速く落ちたり、落下速度は超人強度が関係するというデータがありますので、この数字は信憑性は薄いですが。 火事場のクソ力で落下速度をアップできるくらいですし。 ともかく、推定40000メートルから落下するスカーバスター。 スカーのおしりが砕けそうですが、そこは超人。 都合のいいように頑丈です。 「うおーーー!!これでゲームオーバーだーーッ!!!」 ズゴーーーーン!!! 落下直前に、火花に包まれて落ちてくるスカーバスター。 さすが推定40000メートルからの落下。 そしてとうとう着地です。 ドガーーーーン!! 着地の演出は、まさに核爆発。 会場にまで爆風が届く始末。 2人の命が心配です。 というか、別のアニメみたい。 はじめて見たときは、この演出はやりすぎと思いましたが、落下距離を考えると妥当というか、これでも足りないかもしれません。 スカーバスターの衝撃でリングは大破。 キッドは失神で危険な状況。 むしろ、生きているのが疑問。 こうして、この勝負の軍配はスカーに上がり、1期生で残ったのは万太郎1人という結果に。 ケビンの言っていた「予感」とは? 1人になってしまった万太郎は生き残れるのか? こんなところで今回は終了です。 さて、今回は原作を知らない人にとっては、かなり意外な展開だったのではないでしょうか? オーバーボディは、さすがに想像つかないというか。 ゆきは、原作でこの場面を読んでいるとき、絶対にキッドが勝つと思っていました。 それにしても、キッド、これでは鹿以下の大敗北です。 出す技出す技、全てが通用せずに、戦意喪失のうちに大技で留めをさせられるという、稀に見るようなボロ負け具合。 瞬殺王レオパルドンでさえ、出会い頭だったとか、地獄の砲弾が決まれば勝っていたはずという言い訳ができるのに、これでは言い訳のしようがありません。 結局、1期生の中でそれなりにメンツを守ったのは万太郎と、負けたものの善戦したセイウチンのみという結果に。 キッドは完全にスカーの引き立て役でした。 おかげで、スカーの魅力は伝わったというか、ゆきは実は2世の中では、スカーフェイス(本体)が一番好きだったりします。 アニメでは、オーバーボディ時の太い声を同じままで、いまいち声に違和感があったのが残念でしたが。 ともかく、次回は「2人の絆!ブロッケン師匠(レーラァ)とジェイド」です。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/06/20 | ブロッケン師匠(レーラァ)とジェイド |
昨日のキン肉マン2世は、「2人の絆!ブロッケン師匠(レーラァ)とジェイド」でした。 翌日にレビューできるなんて、いつ以来なのでしょうか。 このペースで東京ミュウミュウも追いつきたいものです。 さて、入れ替え戦も1回戦が終了し、準決勝の記者会見がはじまろうとしています。 ステージでは、等身大フィギュアを模した4超人の入場シーンが。 しかし、ジェイドの姿が見当たりません。 不満を漏らすスカーフェイス。 「オレの相手のジェイドはどうしたぁ!?」 そんなスカーを柱の影から見守るケビンマスクが。 「スカーフェイス…いや、マルス。 お前が何を企んでいるのか、このケビンマスクがきっと暴いてみせる」 ともかく、スカーの「ジェイドはどこだ?」という呼びかけに「待たせたな」と答える超人が。 それは、ジェイドではなく、なんと伝説超人ブロッケンJrでした。 ブロッケンは、実はファクトリー師範の要請を断り、伝説超人たちの前から姿を消していたのです。 そして彼はジェイドの師匠で、かわりに記者会見に来たのです。 問題のジェイドはスカーとの一戦にかけ、山篭りをして修行中とのこと。 そして、ブロッケンはジェイドとの出会いを語り始めます。 30年前。 王位争奪編が終わり、平和になったものの、戦うことしか出来ないブロッケンは目標を見つけられず、飲んだくれていました。 「オレは…戦うことしか能がないんだ…!!」 そんな、嘆き悲しむブロッケンが家に帰ると、1人の少年が。 「おじさん…昔は無茶苦茶腕の立つ正義超人だったんだろ? 強くなりたいんだ。僕も生まれたときから、不思議な能力があるんだ。見ててよ」 そういい、気合を込める少年。 「はぁ〜〜〜!!」 なんだか体のまわりにオーラが見えて、ドラゴンボールみたいです。 そして、ブロッケンの家の家具を思いきり殴り、バラバラにしてしまいます。 なんというか…どう見ても、人の家にいきなり入ってきて、家具を壊す不良少年。 悪い子だ!悪い子だ! 掃除がたいへんですし、弁償しろと言われたらどうするのでしょう。 しかし、ブロッケンはおおからな性格なのか、そんなことよりも少年の能力に驚愕。 「お前は超人なのか!? 名はなんという?」 「みんなは、ジェイドと呼んでるよ。」 「今日からお前はオレの弟子…シューラァだ!! これからは、オレのことを師匠…レーラァと呼べ!!」 こうして、ブロッケン師弟が誕生したのです。 今までのもやもやが晴れ、ジェイドに特訓を課すブロッケン。 地獄の特訓に耐えるジェイド。 倒れても、黙々と頑張りつづける姿に、なぜここまで頑張れるのかブロッケンは問います。 「なんなんだ…お前をそこまで奮い立たせる本当の理由はッ!?」 ジェイドは、生まれたときから両親がおらず、超人であるがゆえに厄介がられていました。 そんなジェイドにも、優しくしてくれるおじさんとおばさんがおり、一緒にすんでいました。 しかし、ある日、ジェイドがおつかいから帰ってくると、家は焼かれ、傷つき、虫の息のおじさんとおばさんの姿が。 超人のジェイドを育てたせいで、厄介がったゴロツキに襲われたのです。 そして、2人は「ジェイドや…真っ直ぐに生きるのよ…」という言葉を残し、生き耐えたのでした。 これを聞いたブロッケン。 「それでお前は憎い人間を倒すために格闘術を習っていたのか!? オレたち超人は人間を上回るパワーを持つが、戦うことしかできない。 しかし、それでもこの力も正しいことに使えば、何億何十億の人間を救うことができるんだッ!!」 激怒するブロッケンに対してジェイドは… 「そんなこと…わかってるっ!! 僕は…おばさんの最後の言葉どおり、真っ直ぐな正しいことにこのパワーを使うために、あんたに格闘技術を習っているんだ!!」 涙を流し、訴えるジェイド。 そしてブロッケンは、そんなジェイドに心をうたれます。 これがこの2人の出会いなのでした。 なんというか…涙なくして語れない、いい話です。 小さい頃からほとんど修行していない万太郎と、地獄の特訓をつづけてきたジェイド。 比較すると、どう考えても万太郎の方がダメっぽいです。 しかし、この話を聞いたスカーは、超人なんて1人で強くなっていくもんだ、とつっぱります。 いがみあう2期生のジェイドとスカー。 とはいえ、クリオネマンを含め、3人の最終目標は万太郎を引きずりおろすことにかわりなく、恐れおののく万太郎なのでした。 そして、決戦当日。 決戦は水上にリングを浮かべた会場で行われます。 しかし、万太郎は試合準備中に恐怖で逃げ出していました。 そんな万太郎ですが、ふと目をやったテレビで、重症をおって昏倒状態のガゼルマンとキッドが写しだされていて動揺します。 更に倒れているセイウチンが写され、妹のドロシーの「万太郎さんが、きっとあんちゃんの分まで戦ってくれるよ!」という言葉を聞き、万太郎は涙を流し立ち止まります。 重症と戦うキッド、ガゼル、セイウチンの姿を見て、万太郎は逃げるのをやめて引き返すのでした。 でも、ガゼルマンってベルリンの赤い雨一発くらっただけですし、担架で運ばれるときも意識ありましたが。 原作のように裂けているわけでもないので、たいして重症にみえません。 ともかく、万太郎はなんとか入場に間に合い、みんなのために戦うことを誓うのでした。 今回はこんなところで終了です。 さて、今回は原作と比べて、大幅カットが多い回でした。 原作では、キッド戦終了後に激しくいがみあうスカーとジェイドの描写や、中継画面からレーラァに失礼なことをするなと怒るジェイド、そんなジェイドに対して中継画面をスカーが手刀で破壊したりといった、2人の確執が深く描かれていたのです。 この辺も好きな場面だっただけに残念ですが、アニメで試合前のやりとりを2週入れてしまうとテンポが悪くなってしまうので、こういう構成になったのでしょうね。 まぁ、おかげでレビューはいつもより短くすんだのですが。 ちなみに、ブロッケンJrの声は、実はレオパルドンと同じだそうです。 まぁ、レオパルドン自体、「次鋒レオパルドン逝きます!」くらいしかまともなセリフがないので、レオパルドンと同じで気になって仕方ないといった事態にはなりませんが。 渋い声ですし、なかなかあっていると思いました。 ともかく、次回は「恐怖の海上デスマッチ!」。 クリオネマンVS万太郎、とうとう開始です。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/06/26 | 流氷の天使クリオネマン その1 |
6月26日のキン肉マン2世は「恐怖の海上デスマッチ」でした。 とうとう始まった入れ替え戦準決勝第1試合・万太郎VSクリオネマン。 こんなことしないで、今残ってる4人を駐屯させればいいとしか思えない、実に非効率的なトーナメント。 万太郎が勝っても、鹿はファクトリー行きにすべきと思えて仕方ないような、理不尽なシステム。 そんな、本末転倒としか思えないトーナメントですが、何事も無かったように準決勝開始です。 試合開始早々、万太郎を秒殺すべく、セイウチンのときのようにゼリーボディ体内に閉じ込めようと万太郎に襲いかかるクリオネマン。 しかし、万太郎は一向に逃げようとしません。 おとなしく自分の軍門に下ったんだと余裕でつっこむクリオネマン。 …だいたいこういうときは、相手の罠というのがわからないのが、ゆで世界の住人たち。 クリオネマンと激突し、ゼリーボディで体内に閉じ込められたかと思われた万太郎ですが、無事というか、クリオネマンと普通に激突しちゃっただけでした。 万太郎は得意げに、クリオネマンは海に住む生き物をゼリーボディに取り込むことが出来ると自分で言っていた、と語ります。 そうです、万太郎は陸上生物、海に住んでいるわけではないので、クリオネマンのボディに取り込まれることはないのです。 クリオネマン、自分の体の性質を忘れるとは重症。 とゆーか、ゆでが設定をきっちり覚えていたことに驚愕。 あまりにも1期生をなめていたせいで、初歩的なミスをしたクリオネマン。 万太郎の猛攻を受けてしまいます。 しかし、クリオネマンも負けてはいません。 万太郎は、クリオネマンのドロップキックで吹っ飛び、海に落ちそうになり、ロープを利用してなんとか難を逃れます。 実は万太郎は泳げないのです。 落ちなかった万太郎を見て悔しがる委員長。 どうやら、チームAHOを蹴落としたい一心で、わざと万太郎に不利な海上を選んだようです。 ともかく。 クリオネマンは、万太郎を海に叩きこみやすいようにロープを切り落としちゃいます。 このあと、凛子を含むレギュラー女性陣3人が、意味も無く脱いで水着姿になるというサービスシーンがありますが、本当に話の流れにはほとんど関係ありません。 関係無くても脱いだもん勝ちです。 結局、クリオネマンに蹴り飛ばされて海に落ちる万太郎。 海でもがいている万太郎ですが、クリオネマンはなぜか引き上げて救出します。 ほっとする万太郎ですが、当然のごとく、この展開はワナ。 海草やプランクトンがいっぱいついた万太郎の体を、大喜びでべとべとさわります。 端から見ると、キン肉フェチの変態超人。 気持ち悪がる万太郎。 クリオネマンからはなれようと体を押すと、なんと万太郎の腕がクリオネマンの体内にとりこまれていきます。 万太郎は海水まみれで、クリオネマンに取り込まれるような体になってしまっていたのです。 強引な展開ですが、結局、完全にクリオネマンのゼリーボディに取り込まれてしまった万太郎。 別にこんなことしなくても、あのまま溺れさせたら終了だったような気もしちゃいますが、確実に倒そうということなのでしょうか。 この様子を見たジェイドは、これで万太郎は終わりなのでしょうかと、ブロッケンJrに聞きます。 それに対しブロッケンは、万太郎の父のキン肉マンは、不思議なパワーで試合をひっくり返してきている、万太郎にもその力があればあるいは…と返答。 結局、ブロッケンの予想通り、万太郎は父親譲りの最終奥義・おもらしを発揮。 汚がったクリオネマンは万太郎を放り出します。 ジェイドとブロッケンも呆然ですが、おもらしをバカにしちゃいけません。 初代キン肉マンは、おもらしでラーメンマンのキャメルクラッチを脱出して逆転したり、アシュラマンの氷漬けをおもらしの熱で脱出したりと、おもらしを立派に使いこなしています。 まさに、父譲りのミラクルパワーといえるのではないでしょうか。 帰れ。 このあと、クリオネマンに反撃、海に沈めてリングアウトさせますが、クリオネマンは巨大イカに変身して万太郎の背後から攻撃。 万太郎は思わずダウンしちゃいます。 なんでまた、イカなのか謎すぎですが、ゆでだからとしか言い様がありません。 万太郎が動けないスキに、クリオネマンはレンズボディーに変身。 「太陽よ、この私に、あなたの強烈無比なパワーをお貸しください。 くらえ!! 本人曰く、透き通った体で太陽光線を地獄の光に変えるという、プリズマンとだぶって見えて仕方ない技で、万太郎を狙い撃ち。 まともにくらって炎上した万太郎は、思わず海に飛び込みます。 そして泳げずに、沈んでいってしまうのでした。 リングアウトのカウントがなりひびく中、万太郎の意識はすでにお花畑。 ガゼルマン、キッド、セイウチンも来い来いしていて、走っていく万太郎。 勝手に3人を殺してるし。 ですが、そんな万太郎の目の前に、万太郎顔をしたタコが横切って、墨を万太郎に向かって吐き出します。 それで意識を取り戻した万太郎、なんとかリングに戻ることに成功です。 なぜかタコをたくさん体につけて。 泳げないのに、どうやって海から脱出したのか不明ですが、火事場のクソ力ということにしておきましょう。 理由がわからないときは、全部火事場のクソ力か友情パワーということで解決です。 そして、万太郎はクリオネマンに向かって突撃。 熱線で迎撃しようとするクリオネマンですが、そこに万太郎はクリオネマンにタコ墨をあびせます。 クリオネマンの体内に取り込まれていくタコ墨。 この影響で、クリオネマンの透き通ったレンズボディが真っ黒に。 タコ墨を利用して、熱線を放射できないようにするという、万太郎の頭脳プレイでした。 いつもいつも頭の悪いゆで世界の住人ですが、この作戦はなかなか冴えています。 場外からタコを持ち出したのは反則というところ以外は。 ともかく、さぁ反撃開始というところで今回は終了です。 今回は、なんだかやたらと途中にギャグが挿入される話でした。 イカが出てきたときは、凛子がイカの着ぐるみを着てでてきたり、万太郎顔のタコがいい味を出していたりしました。 あと。見ていて思ったのですが、クリオネマンは強いことは強いのですが、どうも自分の得意な環境でないと力が発揮できないタイプに見えちゃいました。 無条件で体を取り込めるという相性バツグンのセイウチン相手でも、結構苦戦していましたし、万太郎戦にいたっては、海上デスマッチでなければ、力を発揮できなさそうな雰囲気ですし。 これで、更に室内で試合をしてしまうと、もはや軟体だけが取り柄の過激派超人というイメージが。 クリオネマンの場合、駐屯させても、いざ悪行超人と戦うときは、不利な環境でコテンパンにやられちゃいそうな感じがします。 それでも、鹿よりは役に立つでしょうけど。 とまぁ、こんなことを考えてみましたが、結局どうでもいいことかもしれません。 次回は、「万太郎復活の友情パワー」です。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/07/03 | 流氷の天使クリオネマン その2 |
相変わらずアニメレビューだけでひーひー言ってて他の更新が出来ていなくて申し訳ありません。 なんだか、追いつきそうでなかなか追いつかず、書いても書いても終わらない無間地獄にさえ感じちゃいます。 さて、とうとう水着を購入しちゃいました。 1着1000円だったので、思わず2着購入。逝って来ます。 なんというか、逝くところまで逝っちゃってますね。 ともかく。7月3日のキン肉マン2世は「万太郎復活の友情パワー!」でした。 もう、タイトルだけで展開が読めちゃいます。 タコ墨攻撃でレンズ攻撃を封じた万太郎。 クリオネマンのレンズに渾身の蹴り、レンズはひび割れを起こします。 しかし、クリオネマンは、自らレンズを粉々にし、破片を万太郎に飛ばして反撃。 そして、クラゲに変化し、無数の足で猛攻。 くらげ落としという、そのまんますぎるネーミングのギロチンドロップで攻撃。 万太郎は思わずダウンしますが、凛子の応援になんとかたちあがります。 しかし、クリオネマンのブレーンバスターで、また海に放りこまれます。 そこに、クリオネマンは口から「アイスブレス」を吐き、海を凍りつかせてしまいます。 なんか、RPGに出てきそうというか、別のマンガの技みたいです。 というか、この技、一瞬にして海を凍らせるほどの冷気なんですから、直接万太郎に使えばいいような気がしちゃうんですすが。 ともかく、万太郎は海水ごと氷漬け。 キグナス氷河in天秤宮状態です。 身動きのとれない万太郎は、氷ごとクリオネマンのゼリーボディにとりこまれたのでした。 意識のない万太郎。 いつものごとく、味方が「もう頑張ったからいいよ」という言葉をかける夢を見ますが、セイウチンの「アニキ!!」という叫びが現実に戻します。 クリオネマンにボロボロにされたセイウチン、重症にも関わらず病院を抜け出して万太郎の応援にかけつけたのです。 更にキッドやガゼルマンもかけつけます。 ガゼルマンは、腹に包帯を巻きつけて登場。 でも、ベルリンの赤い雨を食らったのは別の場所なんですけど。 さすが鹿、謎すぎです。 というか、他の2人に比べて明らかに元気そうだ、このヘタレ。 1期生3人がかけつけ友情全開ムードですが、スカーフェイスは「そんなものは昔の遺物だ、今は個人の力の時代」とバカにするのでした。 さて、相変わらずゼリーボディから出られない万太郎。 クリオネマンの背骨・ビッグフィッシュボーンで動きも封じられ、絶体絶命です。 そこに万太郎が氷漬けになっていたときに一緒にいたタコが、クリオネマンの体の中で墨を吐き出します。 クリオネマン、それに慌てて、「XYZ(エグザイズ)クラッシュ」でとどめにかかります。 しかし、万太郎、クリオネマンの骨を砕いて腕の自由を取り戻し、クリオネマンの柔らかいボディを利用して、コーナーポストを掴み、激突を防ぎます。 レンズ攻撃のとき、クリオネマンが自分の体の一部を破片をとして飛ばして攻撃しましたが、その破片を体に戻していない分、ビッグフィッシュボーンがもろくなっていたのです。 万太郎、クリオネマン、両者とも激しく消耗。 そのとき、タコ墨で黒くなったクリオネマンのボディに内臓が浮かび上がってきます。 透明なボディのせいで、今まで内臓の存在に誰も気付きませんでしたが、透明なはずの内臓もタコ墨で黒くなってしまったのです。 でも、無色透明だからって目に見えないわけではないんですけど。 形があれば、その形くらいは確認できるはずです。 まぁ、超人だから見えないんでしょう、きっと。 ともかく、弱点の内臓が見えてしまったクリオネマンですが、状況としてはまだまだ有利。 万太郎はほとんど虫の息です。 そこに、1期生3人のマンターロコール。 スカーフェイスは「くだらねぇ、声援なんて無駄なだけだ」とバカにします。 ジェイドもこの声援を疑問に思い、ブロッケンに問いかけます。 「声援やエールはそんなに心の支えになるものなんですか?」 そしてブロッケンはジェイドに対し返答します。 「あれはただの応援ではない。 あれは、パワーなのだ。友情という名の、パワーなのだ」 ブロッケンJr、なんだかヤケにカッコイイです。 前作でのヘタレ具合を忘れてしまいそうなくらいに。 そして、マンターロコールで力を得た万太郎。 水戸黄門の終盤の印籠の如く、お約束どおりの肉マークが出て来て、火事場のクソ力全開です。 体内でクソ力を全開されたクリオネマン、たまらず悲鳴をあげますが、そこにジェイドがかけつけ… 「クーリオネー!クーリオネー!!」 マンターロコールに対抗して、クーリオネコール。 非常に語呂が悪いです。 これに対し、クリオネマンは余計なお世話だと返し、必殺のXYZクラッシュで今度こそとどめに入ります。 しかし万太郎、火事場のクソ力でクリオネマンの体をブチ破ります。 そして「そっちがXYZクラッシュなら、こっちは『イロハ地獄めぐり』だ!!」と叫び、ダウンしたクリオネマンを上空に投げ飛ばします。 「イロハのイ!!」 上空のクリオネマンをジャンプで追撃し、頭突きをくらわせた形は、まさに「イ」の文字。 「イロハのロ!」 そのまま上空でロの形をした、万太郎一番絞りに固めます。 「最後はハの字だ!!」 最後は非常にややこしい形なので、画像つきで。 「マンタローハカイ落とし!!」 このままの状態で、上空から落下。 万太郎の方が痛そうですが、キン肉族は技に耐えうる筋肉を持っているらしく、万太郎ハカイ落としでクリオネマンを見事KO。 みんなの力でもぎとった1勝なのでした。 さて、このクリオネマン戦ですが、実は原作に比べて結構カットされています。 ミートと、チームAHO以外のマイナー1期生のジ・アダムスが2人で違うアドバイスを送ったせいで万太郎がピンチになるシーンがあったり、露になった弱点の内臓を蹴り飛ばしたりするシーンがあったのです。 前者は、アニメでは、ジ・アダムスがマイナーすぎるからカットされたのでしょうか? 後者は、内臓を蹴り飛ばすのがきつすぎるから規制したのでしょう。 また、1期生が応援にかけつけるシーンですが、実はこれは決勝戦で使われたシーンでした。 応援を送ったのは、やっぱりマイナー1期生数人なのですが、マイナー1期生はほとんど存在を消し去られているアニメ版、ここでも差し替えです。 このペースだと、次のシリーズで殺られる某マイナー1期生は、チームAHOで一番ヘタレなあの人にさしかえられそうです。 それにしても、入れ替え戦は原作から比べてカットが多くて少々残念です。 ジェットコースターに乗って悲鳴をあげるスカーフェイスや水族館の水槽で泳ぐクリオネマンがぜひ見たかったのですが(´・ω・`) 次回は「激突!ジェイドVSスカーフェイス」。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/07/10 | ジェイドVSスカーフェイス その1 |
今日のキン肉マン2世は「激突!ジェイドVSスカーフェイス」でした。 万太郎に敗れて担架で運ばれるクリオネマン。 ジェイドはクリオネマンの元に走ろうとしますが、スカーはクリオネは負け犬だと言って、ジェイドを止めます。 試合中、ジェイドが応援しても冷たかったし、義理も無い。 友情ごっこは1期生の時代でおしまいだ、というスカー。 しかし、ジェイドはそんなスカーに「黙れ」といってこぶしを振るいます。 当のクリオネマン。 ジェイドを呼び寄せて、声援を受けてたちあがる万太郎がうらやましく、激しい孤独感に襲われたが、ジェイドの応援でパワーを感じたという旨を伝えます。 そして、試合には負けたが、もっと大きなものを得ることができたと、ジェイドに礼をいうのでした。 やっと、正義超人の皮をかぶった悪行超人のクリオネマンも、正義超人らしいところを見せた場面でした。 それを見たスカー。 2期生内にも友情ゴッコが流行ってるのか、イヤだイヤだ、とバカにします。 お互いの考えを受け入れられないジェイドとスカー、激しく対立しあい、互いに次の試合で決着をつけることを誓うのでした。 さて、さっきまで海上だったリングは、電動式の床が覆っていき、次の試合に向けての準備がはじまります。 重症だったはずのチームAHOの面々、万太郎と漫才をしたり、試合の観戦をしようとしたり、めちゃくちゃ元気です。 クリオネ戦前の生と死のハザマで戦っているような描写はなんだったのでしょうか。 まぁ、万太郎の勝ちが何よりもクスリになったということでしょう。 万太郎が負けてたら、ショック死してたりして。 ともかく、試合開始前。 ジェイドは、ブロッケン相手にウォーミングアップ。 スカーはセコンドをつけずにあくまで一匹狼。 そんなスカーはジェイドに、決着をつけるためにリングを改造したい、と提案。 ジェイドはその提案を飲みこみます。 一体どんなデスマッチなのだろうかと考える凛子たち。 それに対して、万太郎。「僕ならこうするよー」と例によっておバカな提案。 「リングにロープを縦横無尽にはりめぐらせて、クモの巣ロープデスマッチ!」 「相手にたどりつくまでに時間かかりそう…」 「だったら、リングに迷路をつくって、迷路デスマッチ!」 「そんなの戦いにならないよ…」 「そ、それなら…コーナーポストを、郵便ポストに変えちゃって、郵便ポストデスマッチ!!」 「意味不明、ですっ!!」 ミートの激しいツッコミでふっとんでいく万太郎。 郵便ポストデスマッチ、意味不明すぎて最高です。 最後のは別として、最初の2つも明らかにボケなのですが、王位編のラストを考えると、フェニックスならやりかねない気がしちゃったり。 魔方陣リング装着デスマッチとか、見ただけでゲンナリしましたし。 さて。会場にはコンクリートミキサー車が。 それを見たブロッケンJr、突然苦しみ出します。 それを予測していたかの如く、余裕のスカーフェイス。 コンクリートをリングの表面、内部にたんまりと流しこませます。 キャンバスをコンクリートに変え、ひとつひとつの技の威力がすさまじくなってしまうコンクリートデスマッチです。 コンクリートデスマッチと知ったブロッケン、更に症状は悪化、とつぜん震え出して完全に病人。 ブロッケンにとって、コンクリートデスマッチは、超人オリンピックで父の仇敵ラーメンマンに敗北した、悪夢のような試合を思い出してしまうトラウマなのです。 それにしても、この反応はあんまりすぎですが。 ラーメンマンに敗北したことから、その後のヘタレ超人人生がはじまったといえるから、ということかもしれません。 というか、タッグ編で組む相手を間違ったのが一番の悲劇でしたが。 案外、相撲取りを見ても、同じような症状があらわれるのかもしれません。 ともかく、見事にブロッケンは使い物にならなくなり、スカーは狙い通りジェイドの戦力を半減させることに成功し、笑いが止まらないのでした。 それでも、ジェイドはブロッケンがそばにいるだけで心強いといい、リングに向かいます。 こうして、新・テキサスの暴れ馬ことスカーフェイス、ベルリンの緑の矢ことジェイドの対戦がはじまります。 というか、スカーはテキサスと全然関係ないような。 更に「ベルリンの緑の矢」の異名も力づくで手に入れようとして、完全に異名コレクター。 ちなみに、原作では「ベルリンの蒼い矢」で、そちらの方が響きが良かったと思うのですが。 さて、スカーとジェイド、お互いに実力者同士なだけに、白熱した戦いが繰り広げられます。 最初に技に持っていったのはスカー。 オクラオマスタンピートにでますが、ジェイドはブリッジで見事に回避。 そして、逆にジェイドがオクラオマスタンピートをはなち、マウントポジションに。 それでも余裕のスカーは、ジェイドにパンチを打って来るよう誘います。 しかし、ジェイドは試合巧者のスカー相手ということで、足を締めつけ、両腕が上がってきたところに間接技に入ります。 それに対し、スカーは怪力で決められている腕ごとジェイドを持ち上げ、スリーパーホールドに。 意識がかすんでくるジェイド。 そこに、ジェイドを応援する声が。 ドイツから来てくれたソーセージ屋さんのおじさんとおばさんです。 激励するおばさん。 「冗談じゃないよ!うちのソーセージ食べて負けるヤツなんて一人もいないんだからね!」 じゃあ、そのソーセージを食べたもの同士で戦ったらどうなるのかとか、くだらない問い詰めたくなっちゃうのですが。 あ、引き分けか。 おばさんの声援で、昔のことを思い出すジェイド。 勝利のソーセージを「お金はいらない、強くなって世の中平和にしてもらうために、このソーセージ食べてもらわなきゃ」といって、もらった思い出。 それを思い出したジェイド、ここで負けるわけにはいかないと、スリーパーホールドを外し、スカーに反撃です。 よろめくスカー。 そこに、ジャーマンスープレックスで追撃しますが… 「スワローテールシャベル!!」 スカーの背中のトゲトゲが鋼鉄状のシャベルとなり、コンクリートに穴を掘って、リングへの激突を防ぎます。 そして、今度はスワローテールでジェイドの足に攻撃。 更に、お次はスワローテールでコンクリートを繰りぬき、そのコンクリートをジェイドめがけて蹴り飛ばします。 まともに食らったジェイド、勝てる気がしなくなってきます。 そんなとき。 「なんだ、ジェイド!!その弱気な表情は!!」 ジェイドの戦いぶりを見て、トラウマから抜け出したブロッケン。 ジェイドはブロッケンのアドバイスを受け、俄然活気を取り戻し、スカーに立ち向かっていくのでした。 今回はここで終了です。 そして、今回からエンディングテーマが変更に。 「マッチョ マッチョ MY CHOP!」 なんだかすごい歌詞です。 今回のエンディングアニメーションの見所のひとつは、最初に出てくるレジェンドのポスター。 キン肉マン、テリーマン、ロビンマスク、ブロッケン、ウォーズマン、ラーメンマン、バッファローマンが描かれているポスターが、かなりカッコよかったです。 そして、一番の見所は敵キャラ数人が出てくる場面。 スカーフェイス、ハンゾウ、ボーンコールド、ヒカルドが順に出てくるシーン。 ハンゾウとボーンコールドは、入れ替え戦の次のシリーズの「ノーリスペクト編」に登場。 そしてヒカルドは、更に次のシリーズで、現在もプレイボーイで連載中の「超人オリンピック編」に登場です。 これで、おそらく超人オリンピック編までは続きそうということが判明、バンザイです。 次回は「暴かれたスカーフェイスの正体」。 なんだか原作と展開が違いそうな予感です。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/07/17 | キン肉マン2世・ジェイドVSスカーフェイス その2 |
11日の夏コミでゆきに会いにきてくださった方、CDRや写真集を買ってくださった方、いつも見ているといってくださった方、本当にありがとうございました。 差し入れを下さった方もおられ、中には東京ミュウミュウのストロベルベルをくださった方も。 ミュウミュウコスしろといいますか。 ともかく、ありがとうございました☆ おかげさまで女装も好評で、写真集やCDRも通販して欲しいとの声があるので、なんとかしたいと思っています。 夏コミレポートもいろいろしたいのですが、夏コミの準備で、しばらくまったく更新していなかったせいで、気がつけば5週分のレビューが溜まるという新記録です。 とりあえず、夏コミのレポートは今週中にするということで、先にたまりすぎているアニメレビューを消化したいと思います。 というか、正直、今日のキン肉マン2世を見て焦りました。 そんなこんなで。 約1ヶ月前の話になっちゃいますが、7月17日のキン肉マン2世は「暴かれたスカーフェイスの正体! 」でした。 あまりに前過ぎるので覚えていない方も多いと思うので、その前の話のあらすじから。 意見が合わないスカーフェイスとジェイド、両者の意地をかけた戦いがはじまります。 コンクリートデスマッチを提案したスカー。 それを見て昔のトラウマがよみがえったジェイドの師匠・ブロッケンですが、ジェイドの戦いぶりを見て回復。 そして、ジェイドは復活したブロッケンのアドバイスを受けてスカーに立ち向かうのでした。 以上が前回のあらすじです。 さて、一方的に攻撃するスカー。 しかし、攻撃はすべてジェイドにかわされます。 焦るスカーに反撃するジェイド。 猛攻をかけますが、背中のスワロウテールを忘れていて、不注意で思わずくらってしまいます。 「おまえの不注意だ!」 そういって怒るブロッケン。 「レーラァに怒られた…」 動揺するジェイド。 なんだかブロッケンの存在は逆効果のような気がします。 「ダメ師匠に怒られたのがそんなにショックか!?」 ブロッケンをバカにしながら、スワロウテールでコンクリートを掘り、そのコンクリートをジェイドめがけて蹴りとばすスカー。 しかし、ジェイドに直撃したと思われるコンクリートが、どんどん溶け始めます。 「ベルリンの赤い雨!!」 ジェイドの右手が炎に包まれ、コンクリートをブチ破ります。 いつからこの技は、手から炎を出す技になったんでしょうか。 ただのチョップ攻撃だったのに。 まぁ、最初は手から刃物を出す技でしたけど。 武器攻撃? ともかく、ブロッケンを侮辱された怒りでベルリンの赤い雨をスカーにはなつジェイド。 しかし、スカーは真剣白刃どりのごとく、ベルリンの赤い雨を受けとめます。 熱くないんでしょうか? 手から炎がでているのだから、受けとめても手が燃えちゃいそうなんですけど。 ジェイドの攻撃を防いだスカーは、ジェイドはブロッケンにだまされていると言い出します。 超人レスリング界でビッグネームになれなかったブロッケンは、ジェイドの才能をみいだし、ジェイドの育ての親をゴロツキに殺させて、行き場を失ったジェイドをひきとったと話すスカー。 否定するブロッケンや、ソーセージ屋のおばさんですが、スカーの「真実だ」という言葉に心がゆれるジェイド。 パニくったジェイド、やけくそでベルリンの赤い雨をスカーに決めます。 とうとうベルリンの赤い雨を食らったスカーですが、ガゼルマンは「俺がくらったときはあんなものじゃなかった」と話します。 ガゼルがあんなものじゃないくらい弱すぎたというのはともかく、ブロッケンも「完璧ではない」と判断。 スカーにパニくらされたジェイドは、冷静な攻撃ができなくなっていたのです。 「もう誰も信じない!!」 スカーの何の根拠もない言葉をなぜか信じて、ヤケクソになるジェイド。 スカーに対して再びベルリンの赤い雨を放ちますが、軽くあしらわれてしまいます。 いったん引けというブロッケンの言葉も無視して、どんどん攻めるジェイドですが、ビーフケークハマーをやぶられ、逆に頭をコンクリートにぶつけられます。 ヘルメットにヒビが入りつつも、ブロッケンの言葉をはねのけ、早く自分の前から消えるように言います。 そんな様子を見たスカー、これからはオレのショータイムだと言って、頭にあるSMチックなマスクのようなものを目の部分まで降ろしてきます。 「マッドネスマスク!!!」 なんだかものすごくカッコ悪くなっちゃいましたが、ともかく、なんだかパワーアップした感じのスカー。 ひるまず攻撃しようとするジェイドですが、さっきの攻撃のショックでめまいを起こしてしまいます。 その隙にスカーはジェイドの右手をつかんで封じます。 苦戦するジェイドに、ブロッケンを信じないからだと叫ぶソーセージ屋のおばさん。 ブロッケンが、ジェイドの育ての親の墓に花をたむけていたことを話します。 それを聞いて、自分が間違っていたと涙を流すジェイド。 やはり、スカーの発言は、ジェイドを混乱させるためのものだったのです。 というか、どうみてもそうとしか思えないし。 ジェイドにとって、命から2番目に大切な二人の師弟関係をズタズタにしたスカー、両足でジェイドの右腕を三角締めにしたまま、自分の体を時計の針のように回転させます。 「ギャーーーーッ!!」 苦痛の悲鳴をあげるジェイド。 右腕がどす黒く変色していきます。 「ふはははははっ!ジェイド!!おまえの右腕は死んだ!!!」 どす黒く変色し、使い物にならなくなってしまったジェイドの右腕。 「うわああああああああ!!」 あまりの出来事に叫びつづけるブロッケン。 「レーラァを信じないばかりに…バチがあたっちゃったね…」 自嘲気味に笑うジェイド。 ちなみにこの場面、原作では右腕がちぎられるのですが、さすがにえぐすぎるからか、アニメでは腕が変色する程度におさめられています。 「おまえはおわりだっ!!」 アルティメットスカーバスターの体勢に入るスカー。 そして、ブロッケンの目の前でスカーバスターが炸裂。 核爆発こそおこりませんが、スカーの着地した部分のコンクリートがこなごなになる威力。 スカーのお尻がやばそうですが、鍛えぬかれた尻の前ではこの程度の衝撃はたいしたことないのでしょう。 そして、ジェイドのヘルメットはこなごなに砕け、中からは綺麗な金髪が。 こっちのままで戦ったほうが受けそうです。 ともかく、見事ジェイドを破ったスカー。 ベルリンの緑の矢の異名を強奪です。 だから、ベルリンでも緑でも無いってのに。 この後、スカーを恐れた万太郎がクリオネマンの格好をして、「万太郎は棄権するそうだぜ、キョーッキョッキョッキョ!!」と、クリオネマンのモノマネをするシーンがあるのですが、異様に似ていてステキすぎでした。 ジェイドはなんとか立ち上がり、スカーに対して同じ2期生として万太郎に勝つように話します。 そして倒れるジェイド。 そんなジェイドに「惨めなもんだぜ」と罵倒を浴びせるスカー。 万太郎、そんな非情なスカーに怒りをぶつけますが、ブロッケンが止めにはいります。 ブロッケンは、涙を流し、一族の絆の証ともいえる髑髏の徽章を万太郎に渡して去っていくのでした。 そして、一夜明けて。 決勝前日のパーティーがひらかれます。 ガゼルマンが、なんとか画面に写ろうとして出て来たりして、ガゼルマンらしさを発揮したりと、まったりムード。 というか、アホムード。 そんな中、スカーはウェイターにジュースをこぼされて、着替えの用意のために別室に案内されます。 しかし、いつまでたっても別室につかず。 「どこにつれていくのか」と尋ねるスカーに、「もう少しですよ、マルスさん」と答えるウェイター。 マルスという名を聞いて、おまえは何者だといってウェイターに襲い掛かるスカー。 「ゾヴァヴァグダ・アラクゥルールン」 「ディンドドグディダ・ギダー」 なぞの言葉で話す二人。 そして、ウェイターの頭をつかむスカー。 しかし、ウェイターの頭は覆面でした。 さらに服を脱いだウェイターの正体はなんとケビンマスク。 ウェイターの正体よりも、ウェイターの口がマスクだったことに愕然。 マスクの上からかぶっている顔の口が動くのはどうかと思います。 しかも、ウェイターの制服の下は、なんと鎧。 もうなんでもありです。 まぁ、父親も同じようなことしてましたけど。 どういう構造してるんだか。 こいつらの一族は、どーなってるんでしょう? そして、スカーをタワーブリッジに固めるケビン。 「効くだろう、ロビン家の伝家の宝刀、タワーブリッジだからな」 実は、プレイボーイ本誌ではこの後、ロビンとのわだかまりでタワーブリッジをかけるのを嫌がるシーンがあるのですが、この場面のケビンは、うれしそうにタワーブリッジをかけています。 なんかもう、どうにでもしてくださいという感じです。 「さあ、なんでおまえが入れ替え戦に参加しているのかきかせてもらおうか、マルス!」 「おまえはオレのことは絶対にいえねぇ…オレはおまえの命の恩人だからな…」 デーモンプラントの修行で、灼熱の溶岩に落ちそうになるケビンの手をつかんで、命を救ったマルス。 これを思い出したケビン、迷いが生じてタワーブリッジの極めが浅くなってしまい、スカーは技から脱出。 この後、委員長たちがかけつけて、ケビンはその場から逃げていくのでした。 「キン肉万太郎…おまえの命、あと3日で終わりだ!」 不適に笑うスカーで終了です。 今回は、とにかく展開が早く…というか、早すぎでした。 ジェイドとスカーの対戦は、もうちょっとかけて欲しかったのですが。 マッドネスマスクをかぶってからも、原作では残虐非道に変身するスカーの描画があるのですが、それが完全にカットされて、なんでわざわざあんなカッコ悪いマスクつけたのかまったく意味不明な感じになってしまっています。 ちょっと残念でした。 ともかく、次回は「決戦開始!万太郎VSスカーフェイス」です。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/07/24 | 万太郎VSスカーフェイス その1 |
週に4回はアニメレポートを書いても、追いつくのに3週間近くかかりそうなことを悟って愕然としているゆきです よいこのみなさん、さぼりすぎには注意しましょう。 じゃないと、こうなります・゚・(ノД`)・゚・ さて、先日、肉2世の映画を見に行ってきました。 他に、デジモンとクラッシュギアがあって3本だてだったのですが、前に座っていた子供連れのおばちゃんが、あからさまに肉で喜んでいたのが印象的でした。 今回の劇場版の最大の見所はやはり、ガゼルマンの必殺技「サバンナヒート」が炸裂するところでしょうか。 ガゼルマンとセイウチンという、いかにもダメそうな動物コンビが活躍するのが印象的でした。 さてさて、それはともかく。 7月24日のキン肉マン2世は「決戦開始!万太郎VSスカーフェイス」でした。 最初に書いちゃいますが、今回はたいしたことなかったので、手早におわらせてしまいます。 スカーとの決勝戦で勝利することを夕日に誓う万太郎。 そんな万太郎に、「勝てたらお嫁さんにして」と話す凛子。 この時点で大体オチが読めます。 そして、場面はいきなりリングにぶったおれてるスカー。 見事勝利をおさめ、結婚する万太郎と凛子。 しかし、誓いのキスをしようとした瞬間、凛子が突然セイウチンに変貌。 見事なまでにベタベタな夢オチでした。 ともかく、場面は変わって。すっかり元気になったチームAHO。 4人でカルビ丼を食べ終えて帰ろうとします。 ガゼルマンのトレーナー姿が印象的です。 というか、似合わなさすぎ。 そんな4人の前に突然スカーフェイスが。 万太郎を挑発するスカー。 怒る万太郎ですが、それを止めて、スカー戦の参考になるようにと、かわりにガゼルマンとセイウチンがスカーに向かっていきます。 しかし、しょせんは噛ませ犬の2人。 「かかったな、ザコども!!」 5秒で捕らえられる二人。 いくらなんでも弱すぎです。 入れ替え戦どころじゃないでしょう、これは。 即刻鍛えなおすべきです。 見事に返り討ちにあい重症となった2人をおいて、スカーは風のように去っていきます。 万太郎の友情パワーを警戒し、チームAHOのメンバーが試合に応援にこれなくなるようにするというスカーの策略なのでした。 仲間がやられ、公園でしょんぼりする万太郎。 そんなとき、塀の向こうから、凛子の「わたし、万太郎大好き。」という声が。 それでやる気を出して去っていく万太郎ですが、凛子は前髪が万太郎そっくりな子犬に万太郎とつけて呼んでいただけ。 それも知らずに万太郎はやる気満々、凛子と結婚すると勝手なことをわめいているのでした。 さて、決戦当日。 決勝の舞台として、アンドロメダ星雲レックス星より、ヘラクレスファクトリーのメインホール「ザ・コロッセオ」を用意。 ところで「コロッセオ」ってさぁ…「殺っせよ」ォォって聞こえない? 国語の先生よォォォォォ… なんでわざわざこんな場所で戦いたがるんでしょう、超人ってのは。 コロッセオの中には、伝説超人たちや、それ以前の超人たちの銅像が飾られています。 中には、ロンゲの委員長が。 ミートは、スグルの銅像を見て懐かしむのでした。 さて、会場は超満員で、試合の開始を今か今かと待ちわびています。 万太郎は、凛子と結婚するべく、やる気満々でワイルドに入場です。 それに対し、スカーは荘厳なクラシックをBGMに威風堂々と入場。 試合に来ているケビンを少し気にしつつも、入場していくのでした。 そして、決勝の試合開始です。 試合早々、猛ラッシュをかける万太郎。 スカーの攻撃をまったくよせつけず、父親譲りのおなら攻撃やら、スカーの顔をパンツにいれてのパイルドライバー「パンツドライバー」といった、下品極まりない最悪な攻撃で一気に優勢に。 しかし、そんなとき凛子が子犬を万太郎と呼んでいるところを目撃。 ショックでしょんぼり、いつものヘタレな万太郎に逆戻り。 そして、ダメージをおったと思われるスカー、何事もなく元気にたちあがってきます。 「少し技をうけてやったけど、満足したか?」 パンツドライバーを食らっても動じないのはさすがというか、むしろその気があるのかというか。 普通なら精神的にKOなのですが。 ともかく、スカーの反撃開始。 苦痛の悲鳴をあげる万太郎で今回は終了です。 今回は、犬ネタ、凛子の結婚ネタが少々くどい感じで、テンポも悪かったです。 これだったら、スカーVSジェイド戦をもう少しじっくりやってほしかったのですが。 ちなみに原作では、前日にパーティーでお酒を飲んだ万太郎が、酔った勢いでその日もやる気満々。 しかし、最初のうちに攻めまくったせいで、汗をかき、スカーの狙いどおりに酔いがさめてしまって、いつもの弱気のマン太郎になるというパターンでした。 どう改変するのかと思っていたのですが、少々苦しかったような気がします。 オリジナルのシーンでは、友情パワーを奪うために、鹿とセイウチンを病院送りにするスカーがよかったです。 鹿の弱さが強調されていて。 ともかく、次回は「破られた技!キン肉バスターが終わる日」…なのですが、残念ながら、この回はアンテナの状況がおかしかったのか、画面がぜんぜん映りませんでした・゚・(ノД`)・゚・ というわけで、この回の分は軽くあらすじだけ紹介して、その次の回「絶体絶命!スカーフェイス波状攻撃 」から続けさせていただきます。 申し訳ありません。 とにもかくにも、ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/07/31 | 万太郎VSスカーフェイス その2 |
さて、ミュウミュウが追いついたものの、キン肉マン2世が倒れそうなほど残っています。 PSで発売されるらしいミュウミュウのゲームなどにもコメントしたいのですが、ほっとくと次のシリーズ終わってしまうので、大昔の肉2世のレビューを優先です。 すでに7話分たまっていて、もう放り出したいくらいなのですが…(汗 アニメレビューを速く書けるようになる裏技とかないのでしょうか?(;´д` ) さて、入れ替え戦決勝戦の万太郎対スカーフェイス戦です。 最初は好調だったものの、スカーは遊んでいただけのようで、反撃を受ける万太郎。 前回はここで終了しました。 その次の回の「破られた技!キン肉バスターの終わる日」ですが、前回も書きましたが、アンテナの調子が悪くてみれませんでした。 そんなわけで原作と他ページで補完したあらすじです。 スカーの攻撃に苦しむ万太郎、スカーを上手くはめて、起死回生のキン肉バスターをしかけます。 しかし、スカーは実はわざとキン肉バスターにかけられたのでした。 そして、キン肉バスターの弱点である、首の甘いフックを利用して、キン肉バスターから脱出。 万太郎はそのまま反撃を食らいます。 しかし、万太郎、あきらめずにたちあがります。 なにせ、父のスグルに「キン肉バスターは完全無欠の必殺技でキン肉族の至宝」という大嘘をたたきこまれているのです。 キン肉バスターはもともとカメハメの技なんて話は、ゆでの前では通じません。 2世では、こんな歴史の捏造が頻繁に行われています。 もはや、初代を知らないほうがまだ楽しめるんじゃないかと思われるくらいの初代無視っぷりです。 おかげで、ゆきももう何度も呆れ果て「2世なんて読むのやめよう!」と思っているのですが、 やめられずに読みつづけ、捏造っぷりにあきれて泣きつづけています。 なんだか、毎年期待を裏切られても、それでも期待してしまう阪神ファンのようなものでしょうか。 まぁ、今年は夢を見させてくれたので十分だったと思います…・゚・(ノД`)・゚・ 話をもとにもどして。スグルの大嘘を信じて、けなげにもう一度、キン肉バスターをかける万太郎。 弱点あるって教えてあげろよ、と思うんですが。 首のフックを抜いて脱出させまいと頑張る万太郎。 しかし、スカーは余裕。 今度は、6を9にするキン肉バスター返しで、キン肉バスターを破るスカー。 結局、万太郎はキン肉バスターを自分でくらうハメに。 そして、キン肉バスターの威力に思わず失神。 失神した万太郎にストンピングで攻撃をくわえるスカー。 伝説超人たちが止めますが、スカーは聞いちゃいません。 それを見て、とんでもないことが起きると焦るケビンマスク。 ケビンの様子がおかしいと気付いたブロッケンは、ケビンに「おまえは、スカーについて何か重要なことを知っているな?」と話します。 そして、ケビンの腕をつかんで、本部にスカーのことを一切合切話すように命令。 なんか、気弱な不良と生活指導の先生みたいで、ケビンマスク、ものすごくカッコわるいんですけど。 ブロッケンにつれられたケビン、スカーフェイスは実は自分のデーモンプラントの同期で、本当の名前はマルスだと話します。 衝撃の事実に驚く一同。 どう見ても悪行超人だったし、気付きなさいって。 まぁ、キン肉マングレートがスピニング・トゥ・ホールドを使っても、中身がテリーマンだと気付かない世界の住人たちなので、思いもよらなかったのかもしれません。 もうなんとかして、この展開。 ブロッケンは、スカーを仲間と信じていたジェイドが報われない、手術中のジェイドの耳にもこのことが伝わるだろうと 悔しがります。 そして、ジェイドもこの事実をしったらしく、激しく悔しがります。 どうやってジェイドがこの事実を知ったか謎過ぎですけど、テリーマンのシューズのヒモが切れる現象と似たような現象でもあったんでしょうか? スカーが悪行超人だったということで、悪行超人はこのリングに立つ資格が無いと審判団に因縁をつけられるスカー。 もう自分の仕事はおわったし、そこまでリングから降りて欲しいのなら、ということでリングを降りようとするのですが、委員長が口をはさみます。 「まてっ!まだ、万太郎はギブアップしておらん!」 えっと…キン肉バスターくらって気絶した時点で、試合終了と思うんですけど。 それに、もしカウントを数えていたら、とっくにテンカウント終わってますし。 「それに、スカーは悪行超人とはいえ、ファクトリー二期生でもあるから、入れ替え戦に参加する資格はある!!」 それ以前に、万太郎は気絶してるんで試合終了ですってば。 ともかく、リングに戻ってきたスカー。 空高くジャンプし、スワロウテールで万太郎を串刺しにしようと落下。 しかし、気絶していたはずの万太郎、これを奇跡的にかわします。 白目を向いたまま雄叫びをあげる万太郎の背後に、ジェイドの姿が写るのでした。 えっと、今回は見てない上に、原作と他サイトのレポートをごっちゃにしてしまってますんで、かなりはしょってたり、結構間違いがあるかもしれません(汗 一応、あらすじはあってるので、勘弁してくださいませ。 今回レポを書くに当たって、こちらのページのレポを参考にさせていただきました。ありがとうございました。 にしても、他人のレポを見てから書くと、すごく書きづらいですね…(汗 次回は、「絶体絶命! スカーフェイス波状攻撃」。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/08/07 | 万太郎VSスカーフェイス その3 |
今回の2世は「絶体絶命! スカーフェイス波状攻撃」です。 スカーの攻撃を奇跡的によけ、白目を向いたまま雄叫びをあげる万太郎。 ミートが叫びますが、ぜんぜん声は届きません。 委員長も、「キン肉バスターの衝撃で1時間は気絶していてもいいはずなのに」と話します。 というか、そう思ってるなら試合続行させるなと。 万太郎を殺す気だったんでしょうか。 不思議がる一同。 ブロッケンは、万太郎復活の理由にジェイドが関わっているのかもと話します。 万太郎は、ジェイドがつけた髑髏の徽章のおかげで、失神状態を脱して、スワロウテールをよけることができたのです。 悔しがったジェイドの思いが髑髏の徽章に伝わったらしいんです。 どうでもいいですけど、髑髏の徽章をジェイドにたくしたブロッケンは人間に戻っちゃってるんでしょうか? 髑髏の徽章をはずすと人間に戻るというブロッケンの設定って、月光が実は目が見えないくらい無茶な後付け設定だったと思うんですけど。 さて、スカーフェイスことマルスは、スワロウテールで再び万太郎に攻撃。 しかし、髑髏の徽章に乗り移ったジェイドの力が万太郎にのりうつり、ベルリンの赤い雨でスワロウテールを粉砕します。 なんだかすごい便利。 というか、これだったらジェイド本人は必要無いくらいです。 そして、万太郎は悪行超人との戦いになれば、正義超人は腕を折られようが足を折られようが何度でも立ちあがるのが正義超人魂だとスカーに言い放ちます。 しかし、「笑わせるな!!俺はどんなことがあってもおまえを倒し、デーモンプラントを復活させるんだ!」と言い返すスカー、マッドネスマスクを装着して にしても、せっかく「マルス」という本名が明らかになったのに、みんな「スカーフェイス」と呼びつづけてます。 原作の人気投票でも「スカーフェイス」でランクインしてましたし、もうほとんどスカーフェイスが本名状態です。 ゆでのことだから、再登場したときには、マルスの名前なんて綺麗さっぱり忘れてるのでしょうね。 マッドネスマスクをつけたスカーにひるむ万太郎ですが、ジェイドの後押しでスカーに立ち向かいます。 しかし、パワーアップしたスカーには全然攻撃が効かないどころか、逆にはじかれダメージをうける始末。 そして、スカーの攻撃で、髑髏の徽章は場外にはじきとばされてしまいます。 一方的に殴られつづける万太郎ですが、なんとか反撃。 しかし、その反撃さえもはじきとばされます。 スカーの圧倒的な強さの上に、キン肉バスターも破られ八方塞で、どうすればいいかわからない万太郎。 ミートやブロッケンは必殺技が破られたなら新しい必殺技を編み出せといいます。 しかし万太郎、見様見真似で戦ってきた自分は、オリジナルの技なんで作れないし、キン肉バスターが破られたらどうにもならないと諦めムード。 というか、イロハ地獄めぐりの存在は抹殺ですか? 結構いい技だったと思うんですけど。 きっと、イロハ地獄めぐりで負けたクリオネマンは、今ごろ病院でこの話を知って血の涙を流して悔しがってることでしょう。 「はははは、つまり全くの素人がリングにたっていたわけか! そんなヤワなヤツはトドメをさしてやる!!」 万太郎をバカにし、攻撃に入るスカー。 万太郎、なんとかよけてスカーを場外に投げ飛ばします。 しかし、余裕のスカー。 スワロウテールで岩をくりぬき、その岩を万太郎めがけて蹴り飛ばします。 まともにくらってダウンする万太郎。 そんな万太郎を見て、自分がもっと早く真実を公表していればと後悔するケビン。 現在連載中の原作のえらくDQN化してしまったケビンとは大違いです。 スカー、ダウンしている万太郎を無理やり起こし、さらなる攻撃をしかけます。 「やはり無理か… キン肉マンの息子であるが、父の卓越した格闘能力をなにひとつ受け継いでいない素人超人なのか…」 なすすべのない万太郎を見て話すブロッケン。 というか、1回こてんぱんにされたくらいで、キン肉マンの力を受け継いでいないっていうのは勘弁して欲しいんですけど。 なんか、ピンチになるために「やはりキン肉マンの力は受け継いでないのか」といってばっかです。 そして、火事場の力を発揮したときは、「やはりキン肉マンの力を受け継いでいたんだ!」と。 あんたら、どっちやねん。 ともかく、アルティメットスカーバスターの体勢に入ろうとするスカー。 なんとか逃げようと、もがく万太郎の頭がスカーの背中にあたります。 するとスカー、急に苦しみ出して、万太郎を放してしまいます。 苦痛の悲鳴をあげるスカー。 そのスカーを見て、相手と死力を戦ううちに必殺技のヒントはとびこんでくる、というスグルの言葉を思い出すのでした。 今回はこれにて終了。 とりあえず、この回は余計な下ネタギャグが多く、テンポが悪い上に話も台無しになった感じのする回でした。 でも、そのかわりに内容が薄くてレポートは楽でした。 多分、レポを書くのにかかった時間は最短記録だと思います。 嬉しいやら、悲しいやら。 次回は「新必殺技誕生!マッスルミレニアム! 」です。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/08/14 | 万太郎VSスカーフェイス その4 |
相変わらずすさまじく遅れている肉レポです。 今回は「新必殺技誕生!マッスルミレニアム! 」 今ごろミレニアムはないだろうと思いますが、気にしちゃいけません。 ゆでですから。 さて、万太郎が背中を頭突きすると、急に苦しみ出したスカー。 「ど、どうしたんだ…?」 不審に思う万太郎。 いや、どうしたんだじゃなくて、あからさまにチャンスなんですけど。 そして、スカーの腰にキズが浮かび上がります。 これは3年前に、スカーがデーモンプラント時代、ケビンの命を救ったときに出来た傷だと話すケビン。 回想シーンで、傷をおってまでケビンを助けるスカーの姿が。 なんかデッドシグナルあたりより、よっぽど友情パワーしてるような気がします。 スカーは、ケビンを助けておけば何かの役に立つかもしれないという理由で助けたと言ってますけど、なんだかんだいっても、一緒に修行してる仲間意識があったんじゃないか、と思ってみたり。 まぁ、それはいいとして。 なんでそんな傷がいまだに残ってるんですか。 しかし、スカーはケビンに「余計なことをしゃべりやがって!」といい、何故だかわかりませんが、どんどん傷がふさがっていきます。 まったく、超人の体はどういう構造してるのか謎過ぎです。 一方、万太郎はこれをキッカケに、新必殺技がおぼろげながら見えてきた様子。 そして、スカーの背中めがけて、ヘッドバッド。 しかし、さっぱり効きません。 ダメすぎ。 まわりからはため息が漏れますが、万太郎は諦めず、新必殺技を考えようとします。 しかし、そんなところに、スカーの猛攻が。 エルボードロップの乱れ打ちをはなつスカー。 「タイミングとスピードに難ありか…」 スカーの攻撃を全く無視して、平気な顔で必殺技を考える万太郎。 なんか、必死にエルボーを放っているスカーがかわいそうになってきました。 そして、再びスカーの背中めがけて頭から突進する万太郎。 ですが、やっぱり効きません。 「アホのひとつおぼえみたいなことしやがって!!」 スカー、万太郎の前髪をつかんで、リング内をひきずりまわします。 そして、フランケンシュタイナーを決められ、さらにスワロウテールを食らってしまう万太郎。 スカーの攻撃を食らいつづけるばかりで、さすがにめげそうになってきちゃいます。 そして、気が遠くなった万太郎。 過去に聞いたスグルの話を思い出します。 いざとなったら親父の話を思い出してパワーアップです。 リングは狭いものだが、コーナーもポストもロープもあり、それらを使っても合法だ、と話すスグル。 回想シーンでは、悪魔将軍相手に猛攻をくわえるスグルの勇姿が。 悪魔将軍、鉄柱に頭をぶつけられ、思わず頭をおさえつけて痛がってます。 ええ、痛がってます、悪魔将軍が。 悪魔将軍は痛みを感じないはずですけど、まぁキン肉バスターがカンペキな技と言ってるスグルの戯言なので、どうでもいいかもしれません。 にしても、頭をおさえつけて痛がる将軍様、めちゃくちゃ情けないです。 もう、その場で六騎士に見放されそうなくらい。 ともかく。リングはロープや鉄柱を使えると考えると、リングが無限の宇宙に思えてくると話すスグル。 スグルのことを思い出していた万太郎、なんとか気を取り戻しますが、スカーは容赦なくアルティメットスカーバスターの体勢に。 例の核爆発を起こす超必殺技です。 スカー、万太郎をつかんで空高くとびあがりますが、万太郎は鉄柱をつかんでスカーのジャンプを防ごうとします。 しかし、スカーのパワーでひきちぎられる鉄柱。 そして、アルティメットスカーバスターの体勢にもっていくスカーですが、スカーが頭を三角締めにしようとするところに、ひきちぎられた鉄柱をはさみ、スカーバスターを防ぎます。 予想外の行動に、技を解いてしまうスカー。 そして、今度は万太郎、空中で反撃です。 キン肉バスターの体勢にもちこんだ万太郎。 キン肉バスター対策は万全で余裕のスカーですが、万太郎、キン肉バスターに極めているスカーの体を前後逆に向けてしまいます。 万太郎の意外な行動に、またもやなすすべのないスカー。 「ターンオーバー・キン肉バスター!!」 万太郎の新必殺技・ターンオーバー・キン肉バスターが見事にきまります。 キン肉バスターをくらい、さすがに悲鳴をあげるスカー。 再び背中の古傷がざっくりとひらきます。 苦しむスカーを見て、今こそチャンスとばかりに、再び新必殺技をはなつべく、頭からつっこんでいく万太郎。 しかし、スカーはこれをスワロウテールで撃退。 やはりダメなのか、と諦めかける万太郎を凛子が激励。 「万太郎のためにたおれていった、セイウチンやガゼルマンはどうなるの!?」 でも、あのヒトたち、クソの役にも立たなかったんですけど。 ともかく、ガゼルマンとセイウチンのことを思いだし、気力をふりしぼって立ちあがります。 そして、額に肉マークが。 「見せてやる…僕のはじめての、オリジナルの必殺技!!」 火事場のクソ力も発動し、気合満々の万太郎。 でも、イロハ地獄めぐりはダメなんですか? 何度もいいますが、イロハ地獄めぐりを無視しちゃうと、散っていったクリオネマンの立場はどうなっちゃうんでしょうか。 今ごろ、あまりの悔しさに血の涙を流していることでしょう。 ともかく。両者、息が上がってるなか、スカーは力を振り絞って万太郎に攻撃をしかけます。 しかし、これを投げ飛ばす万太郎。 そして、ロープめがけてはしり、ロープの反動で矢のようにスカーめがけてつっこんでいきます。 きっと、いつもの2倍のスピードで超人強度が2倍、すなわち火事場のクソ力も2倍に増幅しちゃうんでしょう。 まさに、超必殺技です。 絶対嘘ですけど。 ともかく、スカーの背中に頭からつっこんだ万太郎、そのまま矢のようにロープめがけて突進。 そして、スカーの顔面と太ももにロープが激突。 「マッスル・ミレニアム!!!」 ロープの反動でスカーの顔面と足の骨は粉々に。 万太郎のオリジナルホールド、見事に決まり、スカーはたまらずダウン。 でも残念ながら万太郎さん… その技は既にがいしゅつです。 もう散々言われていて、突っ込む気すらしないのですが、マッスルミレニアム…直訳すると「筋肉の千年紀」は、ロビンマスクがマンモスマンに決めたロープワークタワーブリッジとそっくりです。 それなのに、原作では1000年に一度のスペシャルホールドといったことを言われていて、なんだかもう1000年に1人あらわれる超サイヤ人並にありがたみがない状態です。 これじゃ、スペシャルホールドのバーゲンセールです。 まぁ、ウルフマンが100万年に1人の大器な世界ですし、ゆでが忘れてるんだから、この世界の住人は誰も覚えちゃいないんでしょうけど。 ちなみに、アニメでは「1000年に一度の必殺技」というフレーズはカットされてます。 さすがにアニメスタッフも呆れたんでしょうか? ともかく。 マッスルミレニアムをくらっても、なんとか立ちあがるスカー。 「くっくっく…面白かったぜ、お前との戦い…もっと…もっとお前と戦いたかったぜ… だが…オレの体力もこれが限界のようだ…」 そして、スカーフェイスことマルス、完全にダウン。 この瞬間、入れ替え戦の1期生の勝利が決定したのでした。 この様子をテレビで見ていたキッド、ガゼルマン、セイウチン、当然おおよろこび。 ガゼルマンは、なんだかものすごい顔で涙を流して喜んでいます。 完全にアホ役。 「アーホ!!アーホ!!アーホ!!アーホ!!アーホ!!」 チームAHOの勝利を祝い、会場からはアホコール。 全然嬉しくないどころか、バカにされているとしか思えません。 一方、担架で運ばれるスカーを見守るケビン。 「マルス…お前もこれを機に悪行超人の世界から足をあらい、オレのように何の旗印も持たず、正当でフェアな方法でマン太郎の首を狙うんだ…」 なんかカッコいいこといってますが、原作ではこの後どんどんDQN化していくケビンマスクでした。 結局、入れ替え戦で勝った1期生4人は、今までどおりの場所で駐屯。 とうぜん、万太郎はビバリー公園。 これに不満の万太郎、アメリカ西海岸とかで水着のギャルと遊びたい、と抗議。 これに呆れ果てた凛子は「リンコ・ミレニアム」といって、中野さんを大砲から発射。 中野さん、とばっちり。 「すぐに入れ替え戦・第二弾をやって!!」 「は、反省してマッスル…許して…」 空に呆れ顔のスグルが浮かび上がって終了です。 今回は、目玉の新必殺技・マッスルミレニアムが登場しました。 マッスルミレニアムはいまいちカッコよくないと良く言われていますが、やはりキン肉バスターで決めるのに比べるとイマイチです。 まぁ、こればっかりは仕方ないのかもしれませんが、やはり主人公の決め技はカッコよくしてもらいたいものです。 ちなみに、ここ数回は、作画がかなり乱れていました。 せっかくのスカー戦なのに、少々残念です。 まぁ、劇場版との並行作業だったみたいなので、仕方ないのかもしれませんが。 次回からは新シリーズ、火事場のクソ力チャレンジ編がはじまります。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |