さて、久々のピッチレビューです。
正直、レビューはどうしようかと悩んでいたのですが、今回のはすごすぎてこれをレビューしない手は無いと思いましたので、21話〜25話は飛ばして、今週放送された26話をお届けします。
というわけで、今回は第26話「かれんの歌」。
さて、海斗は南の島という無茶苦茶テキトーな場所で開催されるサーフィンの全国大会に出場することに。
で、るちあたちはというと。
商店街の福引でちょうどその島の旅行ツアーが当選、3人+ヒッポ揃って南の島に到着です。
きっと海斗を思う気持ちがアクアレジーナ様に通じたんだとか言い出するちあ。
相変わらずご都合主義も甚だしいですが、「引力、即ち愛(ラブ)!!」ということでしょうか。
この物語は引力によって成立しています。
どうでもいいけど、南の島ってドコ?
さて、4バカダークラヴァーズは4人で話し合い。
先週、人間の姿となった美少年ヒッポに惚れてしまったユーリは、ひとり色ボケ状態でしたけど。
エリル「なぜ、わたしたちがあんなオマヌケなマーメイドプリンセスたちを相手に失敗しつづけたのか、ちょっとは考えたことある!?」
それは、お前等の学習能力がクリフト以下だからだ。
エリル「それはね!!いざとなると手柄を焦ってスキを作っちゃったからさ!!」
いや、それ以前の問題だと思うのだが。
だって、お前等いざとなるとこまで行ってないし。
お前等、いつもいつも…
「マーメイドプリンセス!見つけたわよ!!今日こそは!!」
↓
「しつこいわね!ぴちぴちボイスでライブスタート!!」
↓
なないろの〜 かぜにふかれて〜♪
. . __
.,--'-、 ,--'-、 ,-‐‐-、
. ((/メヽ)) (___ノ^8(ハルリハ)ヽ、__). 川ルルルリ
. 从゚ ヮ゚ノ) . リ ^ヮ゚ノj . 川 ゚ ヮ゚ノ
(⊂l_Yjつ† . ⊂l_8jつ† l⊂Y_,、)つ†
(リ く/_|.>リ) く/_|.> 川 | ( ヽ
(リリリ UU リリ) Uソ | l | | l、_ム
<●>
■
/\
↓
「おぼえてなさいっ!」
そりゃ勝てないわ。
ともかく。4人で力を合わせて闘おうと決意する3人でした。
ちなみにユーリは最後まで色ボケしてました、大丈夫なんだろうか。
しかし、なんだかんだで1番アホそうなエリルが1番頭いいという事実。
さて。るちあは以前出てきたDQN西日本チャンプに遭遇、勝手に「優勝したらキスをしようね」と約束されちゃったのでした。
その後、海斗に遭遇したるちあに滅茶苦茶不自然なところにあったアタッシュケースが落ちてきて、それをかばった海斗の足に当たるハプニングが。
海斗は足を痛めてしまいます。
ともかく、夕方になって。るちあは西日本チャンプに告白されたり、ご都合主義引力にひっぱられてここに来た太郎ちゃんの単調で退屈なピアノを聞いたりで。
そんな中、るちあは西日本チャンプが海斗に「優勝した方がるちあとのキスを貰う」という、わけのわからない勝負を持ちかけているのを目撃。
「いいぜ、その勝負、のった!!」
本人の意志を確かめることなく、勝手に勝負成立。
おまえら、人のことをなんだと思ってるんだと。
そんなこと言う人には、ラブシャワーピッチしちゃうぞ☆
そして、リナはここ最近何度かみかけた謎の紫髪の少女を発見。
様子を見にいったリナ、彼女がマーメイドであることを目撃。
「マーメイド…もしかして…ノエル!?」
自分をかばってガイトにつかまったブルーパールのマーメイドのノエルじゃないかと思うリナ。
でも、ノエルは青髪でこいつは紫髪なんですけど、どーやったら間違えるんだろう。
まぁ、ピッチだから仕方ないのかも。
その夜。ヒッポはプリンセスの真珠の反応をみつけ、4人目のマーメイドプリンセスの存在を確認します。
それを聞いたリナ、やっぱりあれはノエルなんじゃないかと思いこみます、髪の色のことは無かったことにして。
リナ姐さん、何かあるたび水妖の仕業といったり、思いこみが激しい人です。
次の日。医者から止められるほどの海斗のケガを心配するるちあですが、海斗は平気だと言って強行出場。
そして結局、足を痛めながらもあっさり優勝。
弱すぎるぞ、西日本チャンプ。
ちなみにこの大会、審査も何も無く、海斗の演義の実況をしながら、
「おーっと!すごい大技を決めた!今年の全日本チャンプの座は堂本海斗、その人に決まった!!」
とか言って、ほんとにそのまま優勝しちゃってるんですけど。
そんな適当でいいのか、全国大会。
そのころ、リナは海に潜ってさっきのマーメイドを探していました。
しかし、エリルの放った熱帯魚に見つかってしまい、4人に囲まれてしまいます。
今までのはなんだったんだというくらいのコンビネーションでリナに襲いかかる4人。
そして、3匹まとめてつかまえるために、他の2人が来るのを待つのでした。
いちいち敵が増えるのを待つのは作戦上ビミョーな気がしますが、よく考えると今までは…
1人見つける→つかまえるのに必死→その間に後から2人が出てきて歌い出す→終了
というパターンばっかりだったので、3人揃ってから戦うのは正しいのかもしれません。
ようやっと学習したらしい。
さて、海斗の優勝に感動したるちあですが、リナの危険を察知して祝福のキスを待たずに救援に。
変身してぴちぴちボイスでライブスタート。
相変わらず変身を黙って見てる4バカですが、ライブ中に出来るバリアー「ライブステージ」を4人の力を合わせて破壊。
こんなことできるんだったら最初から(以下略
ともかく、やる気満々の4人、今までの汚名返上する勢いです。
ユーリ「歌が歌えなければ少しも怖くありませんわ」
エリル「まだまだわたしたちの連携プレイは終わってないよ!」
イズール「名づけて!!」
マリア「ダークラヴァーズ・ブリリアント・コンビネーション!!」
今考えただろ、それ。
順番的に、マリアはボケるとこだったわけですが、なんかすごい中途半端。
ともかく、ブリリアントコンビネーションに反撃が出来ない3人。
そこに、謎の声が。
「パープル・パールボイス!!」
新キャラの紫マーメイドのかれんが登場。
驚いて何もできない4バカと、作画が崩れてものすごい顔でそれを見つめる3人。
リナ「…あれは…ノエルじゃない…」
最初から髪の色で気付きなさいって。
ともかく。新キャラかれん、ぴちぴちボイスでライブスタートです。
4人目はどんな歌声を聞かせてくれるのか。
「なないーろのーかぜにふかーれてぇーー」
ΣΣ(゜Д゜;)
……(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
……ナンデスカコレハ?
「とおいーみーさぎーをー」
……すげぇ、るちあなんか比べ物にならないくらいヘタクソだ。
ここまで聞いた時点で、すでに笑いすぎでおなか痛いです。
なんというか、るちあが上手くなってきて視聴者も耐性ついてきたところだったわけで。
歌そのものにはどーしてもマンネリ感がただよっていたところなわけで。
そんなところに、ものすごい爆弾落としてくれました。
さすがはぴちぴちピッチ、視聴者を飽きさせません。
原点回帰。いや、そんな生半可なもんじゃないです。
わざわざこんなに物凄いぴちぴちヴォイスの声優を連れてくるなんて、すごいや!
そして、真・ぴちぴちヴォイスに苦しむ4バカと、ものすごい微妙な表情でそれを見る3人。
「るちあより下手だね…」
「下には下がいるもんだね…」
「水妖じゃなくても、これはちょっと…」
「わたし…眩暈を起こしそうなんだけど…」
「ごめん、わたしもだよ…」
「おはなばたけ、キレイ…」
「よあけーまえーきこえためーどでぃいー」
こんな下手な歌聴いたこと無いです、ええ。
絶対、これはわざとこんなん連れて来たとしか思えないです。
るちあたち3人たばになってもかなわない歌唱力。
物語終盤になると、強さのインフレを起こす作品が多いですが、ピッチに限っては歌の威力がインフレしそうです。
リアルで体感できてしまう分、まさに新感覚アニメです。
そして、最初は爆笑しながら聞いていたのですが、気がつけば水妖と一緒に耳を抑えている自分がそこにいました。
「うわぁああ!!やめてぇええ!!・゚・(ノД`)・゚・」
というか、ビデオを見ながらレビューしてる今も、すでに咳き込んでます。
るちあたちの歌になれてきたっぽい水妖たちも、さすがに命の危険を察知したのか、諦めて逃げて行くのでした。
こんなんが相手じゃ、勝ち目ないよ。
そして、るちあたち3人はさっきの、この世のものとは思えないものを見てしまったような目つきで4人目のマーメイドを見つめるのでした。
今回はこれにて終了、すごかったです。
ちなみに作画も最悪でした。
ただ、なぜかエリルの作画だけはやけに気合が入ってような。謎です。
次回は、新しい水妖2人が出てきてそいつらも歌うらしいとか、次回予告のるちあの顔がすごかったとか、色んな意味で楽しみです。
あまりの歌声にこいつらの意識も飛んでしまったらしい
上の人たちみたくなっちゃいますので、かれんの歌の聴きすぎには注意。
といったところで次回へ続きます。
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