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     デルタ!(香織)
作者:鏡裏さん

「もちろん香織だよ」
「そうだよね。
 じゃあ、わたしの部屋に行こっ」


「お兄ちゃん、また舐めたげる」
 香織は誠のものをくわえる。
「俺もしてあげるよ」
 誠は香織の足を引き寄せると、腰に手をまわして縦筋を舐め始めた。

「もっとしてぇ」
 香織は誠の顔に押しつけてくる。
 誠は縦筋に沿って舌を這わせた。

「ねえ、気持ちいい?」
 香織も誠の先に舌を絡ませる。

 指で少し開いて香織の中に舌を差し入れた。
 その部分からは女の溶液が絶えず溢れ出している。

「お兄ちゃん…もう、欲しい…」

 誠は先端をぬるついた膣口に当てた。
 秘肉が肉棒の硬さに押し広げられる。
 すぐに心地よい締め付けが始まった。

 誠は動けなかった。
 少しでも動いたら、簡単に終わりを迎えるのがわかっていた。
 身体をピタリと密着させ、こわばりから伝わってくる快感に耐える。

 しかし香織の方から動き出した。
 誠の体重を受け止めていながら、もごもごと腰を揺さぶる。
 必然的に膣道に収まっている肉棒を刺激する。
 香織は無意識にそういう動きをしているようだった。
 強い興奮が少女を包み込んでいるのは間違いなかった。

 耐えに耐えながら、誠は下の香織の動きに合わせて恥骨を肉芽に押しつける。
「ああっ…あああ……」
 香織が悦びの声をあげ、誠の動きに合わせて激しく腰を振った。
 その仕草が誠を興奮の局地へと導く。

「ううっ…」
 二人が寸分の隙もなく密着したとき、一気に快感の奔流が溢れ出した。
 香織も誠の首にしがみつき、のけ反った。

 香織との日々はまだ始まったばかり…

END




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