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2006/02/09 【イタリア旅行記】最終日・バチカン市国〜帰国


2006/02/09 【イタリア旅行記】最終日・バチカン市国〜帰国


【イタリア旅行記】最終日・バチカン市国〜帰国


 ずいぶん間が空きましたが、とりあえずなんとか片付きそうです、イタリア旅行記。
 というわけで、本日は最終日の8日目でございます。

第8日目 2005年12月03日(土)

 本来なら、起きて昼間でぼけーっとして帰るだけの日。
 基本的に昼まで時間があいてるということで、バチカン市国まで行きたいという人が多く。
 自分のそうだったのですが、昼間では自由行動なので、その間にタクシーにのって行くということも考えてたのですが、かなりキツそうで断念。
 だったのですが、同じことを考えている人が多かったらしく、添乗員とバスの運転手さんが上手く予定を組んでくれて、1人500円ほどでバスで送迎してくれるということに。
 運転手さんも小遣い稼ぎになって、自分たちもぼけーっとしてるだけの時間を有効活用できることになって、とってもラッキーでした。
 というわけで、オマケでローマ内にあるキリスト教の総本山・バチカン市国を観光することができましたヽ(´▽`)ノ

 しかし、この日は、朝っぱらから不吉な兆候があった日でもあったのです。
 目が覚めて時計を見てみると、そこに表示されていた数字は、なんと「4:44:44」
 嘘のようなほんとの話でして、ほんとに4時44分44秒でした、ありえません。
 イタリアで4といったらミスタなわけで、朝からまったくもって不吉極まりないです。
 日本で4時44分44秒よりキツイです、冗談じゃないです。
 正直、案外死ぬときってこーいうもんなのかもしれないと、少し思いました。
 というか、こんなところでジョジョネタいらないから!

 ともかく、当日はあいにくの雨の中、バチカンを観光。


 イタリアとバチカンとの国境は、この柵だけ。
 向かって右側がイタリア、向かって左側がバチカンです。


 出来れば、ミケランジェロのフレスコ画で有名なシスティーナ礼拝堂を見たかったのですが、美術館が長蛇の列で間に合わないので断念。
 というわけで、カトリックの総本山サンピエトロ大聖堂を見学。
 こっちは、入るときはすんなり入れたのですが、後ろを見るとすごい列になってました。



サンピエトロ大聖堂。
タダで入れて見所いっぱいでお得。


 サンピエトロ大聖堂では、普通に入れば大きな大聖堂を見れたのですが、なにやら迷子になってしまって、いきなり地下に降りてしまいまして。
 結果として、普通に行ってたら気づかなかった、歴代ローマ法王の石棺がならんでる地下室に来ることができました、ちょっとラッキー。

 石棺は、法王の形をしていて、どんな人が中にいるのか大変わかりやすくなっておりました。
 なお、去年崩御された前ローマ法王のヨハネ・パウロ二世のお墓もありました。
 ただし、こちらはさすがに、まだヨハネ・パウロ二世の形の石棺が完成されていないらしく、墓標だけでした。
 参拝者が置いていった花が飾られていたのが印象的でした。
 この辺は、ちょうど最近ローマ法王が交代してタイムリーで良かったです。

 あと、歴代ローマ法皇の名前が載っている石版もありました。
 縮小しすぎると字が読めなくなるので、比較的大きい写真を置いておきますね。

 で、地下からなんとか出ることが出来まして。
 大聖堂の中をみて驚愕。
 だだっ広いわ、1つ1つがものすごく高そうなでっかい彫刻がたくさんあるわ、礼拝堂や絵画がたくさんだわで。







 1つ1つが素晴らしい彫刻や絵画などがたくさんな上に、上を見ればフレスコ画があったりと、見ごたえ十分。
 特に細部まで美しく彫られている彫刻を見るのが楽しくて、見ていて飽きませんでした。

 
 と、こんなカンジでバチカンの観光は終了。
 すべての観光を終えて、あとは帰るだけ…なのですが、ここに来て4の呪いが発動。

 雨の中、ホテルについたのですが、添乗員がものすごくあせっておりまして。
 なんだろうと思ったら、雨で飛行機がキャンセルされたとか。
 ローマ→ロンドン→日本 という経由で帰るのですが、ローマ→ロンドンがキャンセルされてしまった模様。
 ロンドン→日本の飛行機は普通に出航されるので、それに間に合うような飛行機を新たに予約してくれたらしく。
 ですが、それが結構早めの飛行機なので、急がないといけない模様。
 しかし、グダグダになった関係上、新たに呼んだ運転手が英語が通じない人らしく。
 なんか、「雨が降ってて濡れるから荷物入れたくない」という主旨の駄々をこねてて、英語で「急いでくれ」といっても通じないという始末。
 頼むから仕事してください・゚・(ノД`)・゚・

 無理やり荷物をつめこんで、とにかく無理やり走らせたのですが、何せ無理やり。
 しかも、添乗員が急げ急げというので、なんか大雨の中、ものすごいスピードで走行。
 「ああ、これは事故って死ぬのかも」とか思いましたが、なんとか無事に到着。
 ローマでもロンドンでも、かなり忙しくて大変でしたが、4の呪いを超えて、なんとか無事に帰国できたのでした。
 しかし、ローマからロンドンの飛行機とれなかったら、どうなってたことやら。



 せっかくだから、ついでにロンドン。
 緑が多い街並みですねー


 こうして、事故もなく、無事に日本に帰ることができたのでした。

総括

 ゆっくり出来る時間がなく、めちゃくちゃ忙しい旅行だったのですが、その分すごく充実していて楽しかったです。
 大聖堂やコロッセオなどの世界遺産だけでなく、中世そのままの美しい街並みの街を歩けたり、アマルフィー海岸やカプリ島などの自然の絶景も見れて、バラエティに富んでました。
 もちろん、ジョジョを感じることも出来ましたし、とても楽しい旅行でした。
 見所たくさんの国ですので、オススメでございます。

 というわけで、大変長らくの間、お付き合いありがとうございました。
 画像を選んだり、テキストをジョジョにからめたりとかで、結構めんどくさい日記でしたので、だいぶ時間がかかってしまいましたが、これにてイタリア旅行記完結でございます。
 詳しく書けましたので、自分が旅行でどんなふうに感じたかも詳しく書いていて、自分のための備忘録としても活躍しそうです。
 そして、読んでいただけた方にも楽しんでいただけたのなら幸いでございます。

ゆきの奇妙な冒険・イタリア編 完



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