先日、ゆきコンテストの優勝者の苺祭さんと、原宿でデートしてまいりました。 覚えておられる方も多いと思います、優勝賞品のデート券でのデートでございます。 61000円の方ではありません、あちらのレポートはまったりとお待ちください。
こういうのは、なかなか日程が難しいものなのですが、無事にデート券1枚目のデートを完遂することができました。 というわけで、本日はそのデートのレポートでございます。
まず、デートのおおまかな内容はメールにて打ち合わせいたしました。 苺祭さんの作品コメントに「ロリータ合わせでデートしてみたいです」とありましたし、「やっぱり原宿をロリータで練り歩こう」ということに。
とりあえず、荷物がアフォみたいに多いので、苺祭さんにお願いして、彼女(苺祭さんは女性の方)のおうちに置かせてもらうことになりまして。 まずは、苺祭さんのお宅に訪問。 お互いロリータで会おうかという話もあったんですが、さすがに1人でそれはつらすぎるというか、何の罰ゲームなんだと思えてくるので、普通の格好で待ち合わせ。 いや、ゆきは女装してましたけど。
そして、荷物を置いた後、ご飯を食べながらお話をしたり、お絵描きをしたりと、まったりしてお互い緊張をほぐしたりで。 しばらくしてから、本番のデートです。 お互い、戦闘服ロリータ服に着替えて、意を決して外の世界へ。
…わかってることではあるんですが、ロリ服で練り歩く場合、原宿で歩く分にはいいんです。 仲間がたくさんいますし、そーいう街ですし。
でも、そこまでに行くのが痛すぎます。 なにせ、まずは電車に乗るまでは普通に住宅街。 その辺の住宅街を練り歩くロリータ2人。 しかも、苺祭さんにとっては地元。 もはや狂気の沙汰です。
しかも、駅までがまた遠く、10分以上は歩かなければなりません。 なんか、お菓子屋のおじさんがこっち向いて指差してるし。 本人たちの前で指をさすなー・゚・(ノД`)・゚・ 「2人でよかった、1人なら絶対無理だった」と心から思う瞬間です。
もちろん、駅についても電車に乗るという試練が待ち受けています。 脳裏によぎる「なんでこんなことしてるんだろう」「なんの罰ゲームなんだコレ」という思い。
よく考えると、ゆきのページの400万ヒットのお祝いと、苺祭さんの優勝のお祝いのはず。 それなのに、なんで2人してこんなつらい思いをしているんだろうと。 窓から景色を見て「お日様の光って覆い焼きで塗ればいいのかな?」と2人で現実逃避しつつ、なんとか原宿に。
ここまで来れば、仲間がたくさんいるはずです。 ロリータさん、いっしょに痛さをわかちあいましょう!
……1人もいませんでした(;´Д`)
ロリータ服がたくさん売っている「ラフォーレ原宿」でさえ、1人も見つけられず。 結局痛いのは自分たちだけなのかというやるせなさを感じつつも、気がつけば感覚はマヒしてしまったようで。 ロリータ姿で2人で楽しくショッピング。
そして、お約束のごとく声をかけられまして。 外人に写真を撮っていいかお願いされてしまいました。 「ああ、またネタが出来てしまった」と思いつつ、快く承諾。 そしてポーズをとろうとしたんですが、いつのかにかシャッターを押され、そのまま終了。 ポーズくらいとらせて(つд`;) きっと、あのカメラにはポーズを撮る前のマヌケなゆきの顔が写されているのでしょう(;´Д`)
とにもかくにも。 ショッピングの後は、これまたお約束のプリクラ。
プリクラって、色々な機種があるんですけど、なにがなにやらさっぱりわかりません。 とりあえず、一番痛そうなのということで「華恋 for lady」を選択。 ゆきの場合、「for lady」という時点で痛すぎます。
このプリクラ。写り方のジャンルを2つから選べまして。 1つは「華やかな写り」で、もう1つは「恋する写り」 恋する写りってどんな写りなんだと小一時間。
これはもう、当然のごとく「恋する写り」で決行。 すると、明るさのレベルを4つから選ぶ画面に。 「ふつう」「美白」「恋美白」「超美白」 恋美白てなんだ、恋美白て。
あまりのバカバカしさに、やっぱり「恋美白」を選択。 3回選べたんですが、アフォのひとつおぼえのごとく3回とも恋美白。
その結果、まさに恋する写りに仕上がりました。
ゆきはちょっとアイメイクが足りなかったらしく、写りがイマイチでした、ごめんなさい。 しかし、結局「恋美白」て、何が恋する写りなのかさっぱりです。
で。プリクラを撮って、とりあえず原宿からは帰還しようとしたんですが、帰りにまた写真撮られちゃいました。 今回は、日本人といっしょにいたフランス人男性の方。 思わず「ボンジュール」とかいってしまいました、アフォだ。
いっしょに撮影を希望されたので、彼を真ん中に両手に花で撮影。 片方は男ですけど。 さら、せっかくだったので腕組んで撮ってあげました。 プリクラで散々バカやった後だったので、ついついノリノリになってしまっていたのです(;´Д`) お兄さん、男と気付いたのかなぁ…気付かなかったらかわいそうに。 いや、腕組まれたから、気付かない方が幸せか。
その後は、渋谷でHMVに寄り道したりしまして。 そこのマンガ本コーナーの品揃えがわけがわからなくて、2人で「この品揃えおかしい!」とわめいていたんですが、後から考えるとおかしいのは自分の頭の方です。 すでに、出発した頃の恥じらいは完全に消え去り、どんとこい状態です。 人はこうして痛くなっていくんですね。
なお、どのようにおかしな品揃えだったかというと…
1段目;普通に人気作 2段目以下:誰も知らないようなマニアックなマンガを作者でそろえていて、中身を見ると「平成12年初版」とかがたくさん。全く売れてない。むしろ売る気が無い。
きっと店長の趣味なんでしょうね。 2段目以降がこだわりだらけな分、1段目が人気作というのに投げやりさが感じられました(;´Д`)
また、渋谷では、前髪だけ金髪で残りは黒髪という、碁が強そうなお兄ちゃんがいました。 リアルでいたんですね、進藤ヒカルの髪型(;´Д`)
なお、その後はもう怖いものなしになってしまい、ロリ服のままカラオケにいったり、コンビニでお買い物をしたりしていました。 慣れっておそろしい(;´Д`)
とまぁ、こんなカンジでロリータ合わせデートは無事終了いたしました。 お互いとても楽しめて、有意義な時間がすごせました。 最初は、お互いなんでこんなことしてるんだろうと思いましたが。
ともかく、改めてコンテストに参加してくださった皆さん、投票してくださったみなさん、ありがとうございました。 500万になったらまたしようかなと思いつつ、500万ていつの話だとか、計算の結果、今のペースだと2006年6月とか出て来て気が遠くなって終了。
それにしても、前代未聞の賞品「デート券」、上手くいってほっとしました。
(200503)
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