ゆき望で「女装で色んな所へ逝く企画連載」が135票で2位、主意争いをしております。 正直、女装でいったからといってそんな変化あるもんでもないと思っていたんですが、実際のところ、女装で歩くと高確率でネタに遭遇してしまうようです。
今回は、ただ大阪の心斎橋に買い物に行っただけです。 写真をみている方はよくわかると思いますけど、ゆきは女性もの下着をたくさん持っています。 しかも、自分で好んで着けて写真まで撮って公開してる時点で、もうすさまじく変態さんなわけですが。 そんなゆきでも、素で下着屋さんに入るのは無理。
というわけで、エロい下着が欲しいと思ったときは、女装して買いに行かないといけません。 女装とばれても、オカマが買いにきてるだけと思われるんで、男のまま入るよりよっぽど気が楽なのです。
まぁ、そんなわけで、女装して下着や衣装を物色にでかけたわけですけど。 きっちりネタになるような出来事に遭遇しちゃいました。
☆その1
心斎橋筋を歩いていると、道にいた、軽めのお兄ちゃんに声をかけられちゃいました。 「なぁなぁ、どこ行くん?」 えーと、ナンパですか?
心の中で「ナンパ!?Σ(゚Д゚)」と思いつつも、時間が遅かったせいもあって、余り相手をする精神的余裕もなかったので、目も合わさずに無視してしまいました。
で。帰りにもまたその道をとおったんですが、そのお兄ちゃんは、まだそこにいて。 また声をかけられちゃいました。
「なぁー、だからどこにいくんさー?(半笑い)」 兄ちゃん、覚えてたのか…そりゃ、ピンクの帽子にピンクのコート、ピンクのミニスカという、かなりアレな格好だったんで、すぐわかるか(;´Д`)
やっぱり、もう時間が遅いんで、相手をする気にはなれませんし、正直歩き疲れていましたんで…、「いや…帰りますんで…」と歩きながら小声でこたえたんですけど。 兄ちゃん、どうも諦めきれない様子で、ついにはこんなセリフが飛び出しちゃいました。
「えー。好きやってー。」
見知らぬお兄ちゃんに、いきなり好きといわれちゃいました。 ごめんね、好きといってくれて悪いけど、男なんです。 いきなり好きといってくれたわけですが… ちょっとかわいそうと思いながらも、お互いのために無視して帰ってしまいました。
いや、だって。 そのまま食事に誘われて、ホテルにつれこまれてベッドインとかなったら困るし。 あまつさえ、そこで男とばれたら、どえらいことになりそうですし。 まぁ、「男でも好き?」と聞いてあげればよかったんですけど、ごめん、無理。
いくらなんでも無視はあんまりなんで、もうちょっと言葉をかわしてあげても良かったかも、と思わなくもないですけど…喋りすぎると声でばれますし。
ちなみに、ゆきの声は女性からは「別に気にならない、普通に話しても大丈夫」といわれて、男からは「やっぱり声は男」といわれてる感じです。 …普通に話して大丈夫なのか、判断に苦しみます(;´Д`)
でも、ちょっと相手して上げたら、「一体どんなことを話してきたんだろう」と思わなくもないんで、もし次にナンパされる機会があれば、勇気を出して30秒ほどお話してあげようかなと思います。 いいネタが転がり込んできそうですし。 しかし、そのお兄ちゃんも、何人も女性が歩いてる中で声をかけた相手が、よりによって男だったとは思っていないでしょう。 かわいそうに。
まぁ、なんだかんだいいつつ、「完全に女と思われている、やったー☆」という気分です(笑
☆その2
その後、駅をうろうろしてたら、また見知らぬお兄ちゃんに声をかけられました。 「すいません、夜の仕事探してません?」
ナンパの次は、風俗のスカウトかよ。 半笑いで拒否して立ち去っちゃいましたが、いっそ「どんな仕事です?」と聞いてみたらよかったかも。
ちなみに、その後。 鏡をみて、つけていた帽子が脱げてしまって落としたことに気付きまして。 「うわ、どこで脱げたんだろう!?」と思って、確認のために、その兄ちゃんに「あの…わたし、さっき話したとき、帽子つけてましたっけ?」というトンチンカンな質問をするハメになってしまいました。 カツラかぶってたせいで、気がつかなかったんですね(;´Д`)
結局、そのあと、帽子は見つからずじまいでした_| ̄|○ まぁ、似たような帽子が1000円で売ってたんで、それを購入しましたけどね・゚・(ノД`)・゚・
ともかく。 テキストサイト管理人はネタ探しに苦労する昨今ですが、女装で歩くだけで、どんどんネタの方から転がってきてくれるというのは、なかなか楽しくていいです。 また機会があれば、女装でショッピングなどして、ネタが出来ることを期待してみます。
こうして、どんどん痛い子になっていく。
(200502)
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