このところ、更新が死ぬほど遅れていて…というか、放置中で申し訳ありませんでした。 一度さぼりだすとずるずる逝ってしまう…典型的ダメ人間です。逝ってきます。
さて、更新をほったらかして何をしていたかといいますと…
・北海道へ旅行
思ったほど寒くなくて助かりました。 アイヌの一族の方たちともお話して、彼らはアイヌ語も話せるとしって感心。 思わず「アンヌ・ムツベってどういう意味ですか?」とか聞きそうになりましたが、SNKがいい加減だったら通じないのでやめました。
・女装の練習をしてた
なかなか上手く写真がとれなくてしょんぼりです。 (´・ω・`)ショボーン
・ソロモンの鍵にハマっていた
急にやりたくなり、FCの名作アクションパズルゲーム「ソロモンの鍵」にはまっておりました。 典型的現実逃避です。 ネットで攻略を見て、ノーコンティニューで真のエンディングに到達。やったね☆
・真・女神転生2とifをクリア
ソロモンの鍵をプレイした流れで、積みゲーほったらかしで懐ゲーにはまってしまうという状態に。 真・女神転生2はPS版でも出ているのですが、SFCでもあったバグに更に磨きがかかっています。
さて。そんなわけで、今日の話題は今更すぎですが、PS版真・女神転生2です。
真・女神転生は、もともとは小説やアニメで発表された作品「デジタルデビル物語 女神転生」を、ナムコが1987年にFCソフトとして発売したのが起源となります。 その後、独特の路線をつきすすみ、アトラスからSFCで「真・女神転生」が発売され、悪魔合体や背徳的なストーリーで多くのファンを獲得しました。
そんな女神転生も、FC版1が発売してから既に15年。 真・女神転生になってからも既に10年近くがたち、「カセットのバッテリーも切れる頃だから」という理由もあり、「真・女神転生」「真・女神転生2」「真・女神転生if...」の3作がPSでリメイクされることとなりました。
「真・女神転生」は、すでに去年の5月に発売され、このシリーズに思い入れの深いゆきも期待していたのですが、結局はたいした追加要素はなし。 せいぜい、グラフィックが描きなおされたのと、エンカウント率が低いモードが追加された程度でした。 過去に移植されたメガCD版では、追加悪魔がいたり、悪魔のグラフィックも増えてたりしており、せめてグラフィックはこちらの方をベースにしてもらいたかったのですが。 あとは、個人的には、御魂合体や魔法継承なども追加されていれば、と思ったのですが。
さて、そんなPS版真・女神転生が発売されてから約10ヶ月の2002年3月20日。 移植作のクセにえらい延期を経て、ようやっと真・女神転生2がPSに移植されました。
この真・女神転生2。 SFC版では、実はバグで有名です。
というのも、カセットを買ってきて箱の中を見ると、不具合に関する注意とお詫びが書いた紙キレが入ってたのです。 中には、「1回の戦闘中に、7回以上COMP→仲魔を呼ぶとバグるので、しないでください」というようなことが書いていました。
最初は誰もが、「そんな、1回の戦闘中に7回も仲間呼ばないってば」と思うのですが、忘れた頃に悲劇はやってきます。 順調に進み、ラスボスまで到達したそのときです。 ラスボスの技の中に、仲魔を即死させる技があり、見事に昇天していく仲魔たち。 生き返らせて、COMPから呼び出すも、仲魔たちは次々に昇天。 警告にあった7回というリミットではとても足りず、やむを得ずバグを覚悟で仲魔を呼び出すと、やっぱり注意書き通りにバグ直行。
このバグとあわせて、本当に恐ろしいラスボスだったものです。 慣れれば楽勝なので、許せる範囲だったのですが。
他には、「攻撃力アップの魔法をかけすぎると、攻撃力がループして相手にほとんどダメージを与えられなくなる」といったバグもありました。 これも、ほどほどにすることで回避。
あとは、アイテム増殖などの、むしろ嬉しいバグなどもあったりしたのですが、ともかく、これらのバグを無くした完全版ともいえる真・女神転生2を待ち望んでいたユーザーは少なくないはずです。
しかし、蓋をあけてみると、そこには余計酷くなった粗悪品が。 以下、魔人の小部屋さんの真・女神転生II(ドミネーター版)の部屋から一部転載です。
★主人公だけ、全体攻撃・全体魔法を必ず2回食らう。 ★対ダレス戦で、体調が万全でも「その体では無理だ」と追い返されてしまう場合がある。 ★通常アイテムを拾っても、買っても、装備を外したりしても、そのアイテムがリストから消滅。 もちろん武器なども入手できないので、先に進むほど辛くなるのは必至。 ★悪魔と会話中にフリーズ。 『ホークは ”ドミネーター”を 手に入れたドミネーター』と出て、フリーズしたとの報告もあり。 ★セーブ後、所持魔貨が消滅。 ★マグネタイトがボス戦終了時にしか手に入らない。 ★こちらの能力を低下させる敵の「〜ンダ」系魔法は味方パーティーの人数分だけ食らう。 「〜ンダ」系魔法は5回まで重複可能なので、パーティー人数が5人以上だと1回食らっただけで能力値を極限まで下げられることに。
すごすぎます。 これらのバグはごく一部のようで、全部転載しちゃうとえらい量になっちゃいます。 とにかくもうバグだらけで、デフォルトバグだけで済んだら幸運という話。 まさにバグの宝庫。ユーザーにデバッグさせているようなものです。 なにやら、正常にプレイできるような改造コードすら作られている現状。
検索してみると、2ちゃんねるで以下のような書きこみが。
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【ドミネーター】 さんざん発売日延期しまくった癖に結局バグ盛りだくさんで発売されたPS版真・女神転生2。 その数あるバグの中のひとつ 「アレフはドミネーターを手に入れたドミネーター」。 このシュールな文章が家ゲー板住人にウケ、語尾にドミネーターと付けるのがメガテンスレ以外でも流行した。
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嫌すぎですドミネーター。 ゆきは、様子見だったおかげで買わずに済んで助かりましたドミネーター。
そんなPS版真・女神転生2ですが、あまりにひどかったため、3月29日にアトラス側はバグを解消して交換するとの発表。 更に、4月30日には5月28日に交換対応についてお知らせするという発表が。 その5月28日までもうすぐです。 祭の予感。
もはや直せるレベルのバグでは無いそうで、最初から無かったことになるんじゃないかという雰囲気すらしますが、一体どうなるのでしょうか。 真・女神転生ifも発売予定ですが、ifは2のシステムの使いまわしだったので、2がバグだらけだとどうにもなりません。 発売されるかどうかも怪しいです。
真・女神転生3が開発中との話があったり、XBOXでオンライン版の「真・女神転生NINE」が発表されてたりしますが、真2の移植がこんな状況だと、もう不安でたまりません。 はたして、どうなることやら。
ネカマアイドルゆきは、ドミネーター版女神転生をつかまされたメガテニストのみなさんを応援しています☆
(200205)
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